8/04/2016

カリフォルニア人気コースベスト10 (Top 10 Golf Courses in California) - by MyGolfSpy.com


いやー、このニュースには驚きましたねー。


ナイキがゴルフクラブなどのビジネスから手を引いてシューズ中心に戻す、となると、タイガーやローリーのクラブはどうなるのか?ってことですが。 やっぱり PXG だったりしますでしょうか??!

要注目ですね!


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こっちのニュースも驚きました...。


Golfsmith is considering filing for bankruptcy


ゴルフショップ (小売店) チェーンの大手で、私もよくお世話になってます。
記事の中にあります、Chapter 11というのは、日本で言う和議申請にあたる措置です。


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いつも拝見しているMy Golf Spy.comにカリフォルニア州でプレーしたいゴルフ場トップ10という企画がありました。




残念ながら私は第1位に輝いたサクラメント郊外のコースはまだプレーしたことがありませんのですが (←かなりな片手落ち(笑) )、 超個人的な感想を書き留めておきたいと思います。

ちなみにこのランキングは、一般ゴルファーのリビューなどを総計して作った模様で、点数は「ラウンドした時の楽しさ」と「コースコンディションの良さ」の2点を総合したもののようです。

そういう訳で、一般ゴルファーには敷居の高い完全プライベートのコースはランキングに入らないものと思われます。


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それぞれ、一応参考までに典型的なグリーンフィーを書き添えました。
すごい私的に自分家からの距離も。(笑)

季節によって値段が変わるコースもありますし、リゾートに2泊宿泊しないと予約が取れないペブルビーチリゾートの2コースも入っていますし、原則キャディさんを付けるのが決まりでその分追加費用がかかったりするコース(高いコースは大抵そうです) もありますし、
一方で、インターネットで割引の予約をとれる場合もありますし、トワイライトで午後3時頃とかに行くと安くプレーできたりもしますので、あくまでも目安と思ってください。


クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$107、  (車で約8時間)

第1位のこのコース、いままで南カリフォルニアのゴルフ仲間からは聞いたことありませんでした。
グリーンフィーも高くなさそうですし、サクラメント付近に行く機会がありましたら、是非ともプレーしてみたいです。

特にオーシャンビューという訳でもないですし、有名設計家の手によるというわけでも、PGAのトーナメントコースという訳でもなさそうなのに第1位?って思ったのですが、カジノが持っているホテル付きのリゾートコースで、ワイン畑に隣接しているようです。
予約は宿泊客限定のスタイルでしょうか? (よく分かりません。)

どうやら、コースの手入れもよく、各組の間隔も詰め込まずに 12分と広めに開けていて、スタッフの対応もすごく良いという感じで、ゴルフコースのオペレーションがすごく良さそうです。



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$495 +、 (車で約7時間)


こちらは言わずと知れたペブルビーチです。
パブリックコースでありながら、PGAのトーナメントコースですし、メジャーも開催されますし、コースの手入れも良いですし、コースもオーシャンビューでまさに海際にあり、ホール設計も海のクリフ越えがあったりとてもダイナミックで素晴らしいコースですよね。

ペブルビーチリゾートでの宿泊が必要で、リゾート内のコテージは安くても$580しまして2泊しなければなりませんから、4つのコースのうち2つに予約を入れて2日間、大体$2,000コースですね。

個人的には、遊園地に行ったような気分でした。
コースの歴史にも圧倒されますし、景観のダイナミックさにも圧倒されました。

ビデオゲームで何度もプレーしたことあったのですが(笑)、ほぼそのまんまでしたのでその点は助かりました。  我々は比較的空いている時期に行って特別にフォアキャディーさん無しでラウンドしましたので。 友人たちはキャディーさん頼まなかったことを後悔していました。


クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$395 +、 (車で約7時間)


第3位のこちらも、ペブルビーチ・リゾート内のコースの一つです。
すぐ隣同士なのにペブルビーチとは芝の種類も違っていまして、色が濃くて絨毯のようなフェアウエーでした。
アイアンショットを打ちますと、まるで草履のような長いディボットがバーンと剥がれて飛んでいきます。 (もちろんちゃんと全部戻しました。)

特徴的なのは、ほぼ18ホール全部に近かったと思いますが、グリーンが受けていなくて(deceptive) 奥へ向かって受けている傾斜になっていて、ことごとくボールがグリーンの奥へと転がっていくんですよね。
ティーショットをよく飛ばせる人が2打目を短いアイアンで打ってしっかりスピンで止めて攻めないと良いスコアが出にくいコースです。

コースの人たちは、「明日ペブルビーチラウンドするの? ああ、“簡単な方”のコースね!」っていう軽口を常套フレーズにしているようでした。(^^)



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$119、 (車で約2時間弱)


他にも2つ入っていますが、ロサンゼルスのセレブ御用達の別荘地であるパームスプリングズにあるリゾートコースです。
インディアンウエルズにはたくさんのコースが有りますが、その中のインディアンウエルズの名前で経営されている2コースの中の一つで、その名もセレブリティ・コース。

パームスプリングズは砂漠地帯の中にあるオアシスがベースで街が出来ていますが、水が沸くので豊富に使えて砂漠で暑いにもかかわらずコースが綺麗に保てるみたいですね。
いつ行っても芝が青々しています。

夏場は摂氏40度以上とかまで上がって死ねるほど暑いので、グリーンフィーは驚くほど安くなります。

この地域は、日によってすごく風が強く吹きます。
山の上に風力発電の風車がたくさん立ち並んでいるくらいですので。



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$139、 (車で約1時間半)


こちらは、ロサンゼルスからサンディエゴに向かう途中に位置している場所にあります、カジノ付きリゾートの所有しているコースです。
ここは宿泊関係なくティータイムが予約できます。 (宿泊者には割引があるようです。)

コース内に、ネイティブアメリカンの部族の模造小屋が建てられていたり、わざとカートで小川を渡るように仕掛けてあったり、楽しめるようにしてあるコースで、けっこうな高低差もあって戦略的なレイアウトになっています。
18番ホールのグリーンは、真ん中がU字型に凹んでいて、カップとは向こう側に乗せてしまうと、そのU字の底を通って向こう側に打つパット、なんていう体験も出来ます。 ちょっと打ってみたいでしょ?

カジノのブッフェでみんなで食事してから帰るのも良いですね。



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$179、 (車で約2時間弱)


こちらはたくさんあるジャック・ニクラスのグループの設計のコースの一つです。
私はジャックのデザインのコースがとても好きです。 いつも返り討ちに合いますが。(笑)

このコースは、PGAWestという3つのプライベートコースと3つのパブリックコースと全部で6つのコースを一同に持っているコースにあります。
次の次に出てきますピート・ダイの設計のスタジアム・コースに多少なりとも影響を受けた作りになっているところが他のジャック設計コースとは違う特徴でしょうか。
上の写真にも木の板の壁で作られた護岸を持つ池が写っていますが、これなんかはピート・ダイの手法ですよね。

身長の2倍はあろうかというグリーンとの高低差のあるバンカーとか、とにかくスケールの大きい造りになっていて、とても魅力的なコースです。



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$85、 (車で約50分)


ここはもう Hidden Gen (秘境の宝石) と呼ばれるとおり、とてもよく整備されていてとてもよい設計のコースが、なんでもないところに造られていまして、敷居も高くなく値段もリーズナブルで、本当に良いコースです。
クラブハウスもゴージャスさの全くない簡素な田舎の農場の納屋みたいな建物で、飾り気がありませんがコースは美しいです。

とても難しい18番ホールが印象的です。
大きな池を左から右に回り込むデザインで、レギュラーより一つ後方の (私がよくプレーする) 青ティーからで466yあります。  完全にフラットなホールでこれだけ距離がありますと、私には長いですねー。 最後にパーが取れるとすごく嬉しいコースです。

USオープンのクオリファイアーのトーナメントが行われたこともありますし、アマチュアを含めた様々なトーナメントの開催に積極的なコースでもあります。



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$179、 (車で約2時間弱)


第6位のジャック・ニクラス・トーナメント・コースと同じ、PGA Westの中にあります。
上の写真に写っていますのは、11番ホールのパー3、アイランドグリーンになっているホールだと思います。
フロリダのTPCソーグラスの17番ほどシビアではありませんが、グリーンがアイランド型になっていて水に囲まれています。 ここでのティーショットは緊張しますねー。
今まで4回ほどプレーしていますが、幸いにもこのホールではまだ池に入れていません。(^^)

ピート・ダイの設計のコースは、一見ハードルが高くてすごく難しいのですが、打つ場所をきちんと把握して安全策を取ってプレーすれば、時には良いスコアで回れます。 叩くと果てしないのですが。(笑)

私はPGA Westはニクラスのコースの方が難しいと感じます。



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$320、 (車で約30分)


このコースは、ニューポートビーチというセレブの住む超高級住宅地の中の海際の山の一角に造られていまして、ノース・コースとサウス・コースと2つのコースがあって全部で36ホールのリゾートコースです。
オーシャンビューの景観が本当にこれ以上ないくらいに素晴らしいですし、コースの設計も自然の造形を活かしてデザインするかの有名なトム・ファジオの設計で、ラウンドの楽しさも本当に申し分ないです。

ノース・コースが上の写真の17番ホールのお陰で選ばれたようですが、私はサウス・コースもほぼ同様に素晴らしいと思いますし、かえってサウス・コースの方が好きかもしれません。 どちらも素晴らしいですが。

ただちょっと私にはグリーンフィーが高いので、距離は近いのですが頻繁にプレーするというわけには行きません。 スクランブルフォーマットのコンペとかも合わせますと、両方のコース合わせて10回くらいはプレーしたと思います。



クリックでコースのサイトにリンクしてます。
$95、 (車で約50分)


そして最後の第10位のコース。 大好きです。

上の写真に写っています、大きな白い岩が印象的な荘厳な感じのする美しいコースです。
白い石を切り出していた石切り場の跡地に造成されました。

巨大な白い岩のすぐ麓のティーからのティーショットもありますし、大きな建物のような岩の壁をバックに深い渓谷の底にある池を望みながら打つシグニチャーホールのパー3もあります。14番ホールなのですが、青ティーからで195yありまして、ものすごく難しいホールですが、美しさとダイナミックさに圧倒されます。

半分の9ホールはフラットな平地に、残りの半分は高低差のたっぷりある傾斜地に造られていて、コース内で変化に飛んでいてフェアウエーの芝もいつも濃い緑色に青々と整備されていて、もう本当に文句の付け様がない素晴らしいコースです。


私のブログのトップ画像は、実はこのコースの6番ホールでの写真です。
とても懐かしいですが、私が乗っかっている岩はもう6番ホールにはありません。

馬の背のようになっているフェアウエーの左側が若干崩れまして、造り直されたからなんですけどね。


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以上、簡単に超個人的な感想をつらつらと書いてみました。
ご参考になれば幸いです。

なお、ラウンドしたコースのラウンド記などの記事が当ブログにございますので、気が向きましたらサイドバーのブログ内検索にて検索してご覧になっていただけますと、もう少し追加情報が得られます。(^^)

(今回は、各コースのサイトへのリンクを優先いたしました。)




7/26/2016

PRESS GRIPS (プレス・グリップ) その2


一つ前の記事のフォローアップです。


前記事の写真のこれを、

画像をクリックで拡大します。


20数年前に買って持っていましたパター、ティアドロップ社の TD-21 というパターにセットしてみました。

現在のエースパターに試してみたかったのですが、せっかくバランスもとってあって調子も良いですからグリップも何も変えたくなかったのと、もう 1本買うにはキャメロンはちと高いので、TD-21 にはめてみることにしました。

とりあえず、こんなかんじです。

画像をクリックで拡大します。


TD-21 というパターは、その昔にビンテージのオールド・ピンANSERを愛用していたフレッド・カプルスが一時期使っていたパターなんです。

基本スペックは、PING ANSERとほぼ同じスペックで、フェースの縦方向に緩いバルジが付いています。  パター・フェースの上の方で打っても下の方で打っても、安定したボールが出るようになっているというコンセプトのほんの少し変わり種のパターです。
ヘッドはニッケル製で磁石によく付きます。

感触も良いですし、ANSER型で構えやすいですし、コンセプトが気に入っていて、ずーっと持っていました。 (たまの室内練習ぐらいにしか使っていませんでしたが。)


パターのことはさておき出来上がりですが、上の写真でみましてもグリップの向きとは違う向きにシャフトが斜めに出ているのが見えるかと思います。


グリップの中のシャフトの内部には、私のエース・パターと同様に、100gのカウンター・ウエイトを仕込んであります。

クリックで過去ログの記事にリンクしています。


グリップ自体が普通よりも約40-50g程度重いのでちょっと重すぎかな? とも思いましたが、使ってみたら大丈夫でした。 ヘッドのウエイトではありませんでグリップの中ですからね。



構えた時、上から見た感じはこういう風になります。

画像をクリックで拡大します。


ちょっと写真のとり方の角度が難しくて、ちょっと見えにくいかもしれません。
無理矢理にグリップを写真に入れましたのでね。

実際に自分が構える分には、グリップは殆ど視界に入らず、パター・ヘッド、ボール、そしてカップが視界に入っていて、目の焦点は地面の高さですので余計にグリップは目に入りません。

そういう訳でシャフトが斜めに入っていてもストロークの際には特に違和感は感じません。


一方、パターそのものを外観としてみますと、けっこうな違和感があります。

これも見る角度によるのですが、例えばグリップがパターフェースとちゃんと垂直に入っているかを見てみようとしますと、

画像をクリックで拡大します。


グリップ基準で眺めますと、こんなに曲がって見えます。

グリップの楕円の比較的平らな面とパター・フェースはどうやらオフセットの位置でですが垂直に入っている模様。(確認しにくいです。)


シャフト基準の位置に近づけて見ますとこんなかんじに見えます。

画像をクリックで拡大します。


まぁいずれにしましても、パッティングで構えた際にはグリップは視界に入りません。

グリップ上面に平らな面もありませんしね。


それから、肝心のストロークの際ですが、手に伝わる感触は悪くないです。

通常のグリップは、むしろ楕円部分が縦に来ると思うのですが、こちらのグリップは楕円が横です。
この部分に最大の違和感があるかな? と考えていましたが、そうでもありませんでした。

むしろ、右手の感覚としては開いたり閉じたりせずに操作しやすい感じ。
左手のグリップにもう少しリストをロックした感覚が欲しいな、とは思いましたが、許容範囲でした。 かえって左手でもこねくり回せなくて良いかもしれません。

フォワード・プレスをした形に構えることになるわけですけれども、私の場合は既に元々かなりフォワード・プレスした位置でグリップを構えています。
このグリップにしますと、グリップの位置がちょっと中に入って体の中心に寄りますので、少しばかり動きに自由度が出ますので、その分が「もう少しリストをロックした感覚が欲しいな」という感覚になったのかもしれません。

でも、自由度が出る割には押し出したり引っ掛けたりはしにくいようだと感じました。


結論的に言いますと、非常に気に入りました。


エース・パターのキャメロンのピストル・グリップを入れ替えるほどかといいますと、プレーしたのがまだ 1ラウンドではそこまでのジャッジは出来ませんですね。

基本的には現在のグリップの方も非常に気に入っていまして変えるつもりがないのに、新しい道具に対する興味が先立っての体験・実験ですので、まぁ変えないとは思います。

ショートパットに悩んでいるわけでも、ロングパットに悩んでいるわけでもありませんので、こういった感想になってしまいましたが、このグリップをとても良いと感じるゴルファーも数多くいらっしゃるんじゃないかな、と感じました。 とても良いと思います。

Edel パターのグリップも断面が円形だそうですけれども、グリップ上面の平らな面は要らないような気がします。


すこし違った状態のグリーンでも試してみたいと思いますので、しばらく併用して使ってみようかと思います。

それと、友人たちにもちょっと打ってみてもらって感想を聞いてみようかと思います。 (^^)



7/20/2016

PRESS GRIPS (プレス・グリップ)


いやー、第145回 Royal Troonでの 「The Open」、見応えありましたねー。

かねてより素晴らしいボール・ストライカーとしてツアー仲間からも定評のあったヘンリック・ステンソン。

画像をクリックでリンクしてます。


帽子の黒いリボンは癌と闘って亡くなってしまった友人を悼んでのものだそうです。

どのショットも気迫がこもっていて、特に最終日のパッティングは神がかっていました。
18番のバーディーなんか、カップの後ろから入りましたもんね。


でもって最終日をステンソンとの一騎打ち、ふたり旅で戦い抜いたフィル・ミケルソン。

画像をクリックでリンク先のゴルフダイジェストの記事に。


帽子をバインダークリップで止めていました。
写真で見えますでしょうかねー。 こんなやつ。(笑)  ↓

画像をクリックでリンク先のゴルフダイジェストの記事に。


こちらGolf Digest にわざわざ記事が書かれていました。

Why in the world does Phil Mickelson have a binder clip on his hat at the British Open?

内容読みますと、「見た目が酷いのは分かってるけど、こうすると帽子落ちないんだよ。」っていうことらしいです。 フィルらしいといえばフィルらしいです。 散髪もしてないっぽいしね。 だから風吹くと脱げやすいんだと思うけどなー。 (笑)


フィルはここのところずーっとクロー・グリップでパットしていましたが、このジ・オープンの最終日、12-15番ホール、そして18番ホールでは、通常のグリップに戻してパットしていました。 
長いのも短いのも、です。

スパッとイメージとフィーリングで変えちゃうんでしょうね。

これも、とてもフィルらしいと思いました。


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さて、本題のグリップです。

今回試そうと思っているのはこちらのグリップです。 PRESS GRIPS (プレス・グリップ)。

画像をクリックで拡大します。


流行りの Super Stroke などと同様に、太さは上から下までテーパーが付いていなくってほぼ寸胴のストレート。
断面は楕円形です。

通常のパターグリップにある、グリップ上面の平らな部分が無いのが特徴の一つです。


でもって、下側から覗いてみますと、2つ目の特徴も見えてきます。

画像をクリックで拡大します。


シャフトの入る穴が、右側に寄って写っていますね。
断面はまさに楕円です。


そしてグリップエンド側。

画像をクリックで拡大します。


小さな空気抜きの穴が空いていますが、シャフトが入る側の穴と反対側にあります。
(ちなみにグリップの下にあるボールに見えているロゴは、2009年のBethpage Blackで行わました US Open のロゴボールです。)

PRESS GRIPSと刻印されているのが見えますでしょうか?

この向きでグリップに挿して使うんですよね。
ですから、普通のグリップとは違って、横に平べったい形をグリップすることになります。

通常のパターグリップのような上面の平らな面はないのですが、まぁ上側は (下側も、ですが) 平べったい感じですね。


穴の位置が反対側ですから、シャフトはこのように斜めに入ることになります。

画像をクリックで拡大します。


この3つ目の特徴がこのグリップの名前の由来で、フォワードプレスした形に傾斜してグリップにシャフトが入るという寸法です。

そして4つ目の特徴としましては、このグリップは通常のグリップと比べますと2倍近く重くて、約100g近く重量があります。 グリップだけでカウンター効果があるわけですね。



このグリップは実は、Dさんというお友達の方から以前教えていただいた、Directed Force Putter にデフォルトで使われているグリップです。



自然にフォワードプレスの形でインパクト出来るように作られています。


このパターがまたすごいんですよ。

こちらのビデオを見て頂ければ一目瞭然なのですが、ライ角バランスと言ってパターを打つように構えたライ角の角度でバランスするため、ストロークの際のパターヘッドの動きが自然にバランスしてくれて安定する、というシロモノです。



曰く、フェース・バランスのパターは振り子式のストロークに向いているというが、実際のところパターはフェースを上に上下に振るわけではない。
その上下の向きには安定しているものの、いざライ角に構えて振ってみると...、パターヘッドが面白いくらいぐるんぐるん暴れます。

しかしこのパターなら、極端な話グリップを持たなくてもヘッドが安定してストローク方向にパターヘッドが向き続けています。


と、言うわけですが、私自身はこのヘッドの形に馴染めそうもありませんで、目標を向いてパターをセットする、という大前提の時点で上手く行きそうもありませんでしたので、このパターはまだ買うつもりはありません。

でも、このグリップには沸々と興味がわきまして、オーダーし、待つこと約1ヶ月くらい。

開発者のクラッシーさんの奥様から直々にお電話をいただきまして、さらに待つこともう1ヶ月。
2ヶ月はかかりましたが、グリップだけの調達をしていただきました。


と、いうことでこのグリップを私のパターにセットしまして、効果の程を確かめてみたいと思います。