サンディエゴの友達に誘われまして、11年ぶりに Cross Creek Golf Clubをプレーしてきました。
車で1時間20分ぐらいの山奥にありまして、アップダウンが結構あって、芝ももこもこして粘っこい厄介なRye Grass、グリーンは横や手前や奥など切り落として砲台(厳密には放題ではありませんが。)になっていますし、ティーによっては距離もあって、とても難しいコースです。
入り口のゲート
山奥すぎて、ここから先はスマホの電波がアンテナ0本になってしまいます。
でも繋がらないと実際には結構不便ですねー。
この日は、黒ティーと青ティーのコンビネーション・ティーの、プレイヤーズ・ティーからプレーしました。
コースレートとスロープが、71.9/136 です。パーは36・35の71ですから、この数字は相当に難しいことを表しています。130超えるスロープは近隣のコースではあまり見ませんから。
例えばこの2番ホール。
黒ティーからですと、キャリーで210yきっちり打たないと向こう側のフェアウエーに届きません。この日のティーは青でしたから、175yをきっちりキャリーすれば左サイド側は大丈夫ですが(右サイドは遠くなっててヤバいです。)、風がアゲンストでしたのでやや緊張しました。
私は普段、腰痛とか膝痛とか幸いなことにほぼ無縁で生活していますが、背中を寝違えたりとか、いきなりぎっくり腰になったりとかがごく稀にありまして、この日は朝起きたら右側の腰に痛みがあったんです。
クラブを振れなかったらキャンセルさせてもらおうと思いつつ、車の冷房は全開に入れつつこの暑いのにシートヒーターをONにして温めながらコースへ向かいました。
結局スタート前に練習場で5球くらい打ってみて、なんとかイケそうでしたのでプレーしました。
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ということで、ラウンド記録です。
1番ホール 370yのパー4
朝一のやや不安なティーショットは低い当たりでややドローがきつめ、左サイドのラフに。セカンドは165yを4Uで打ちましたがトップに入って大きくショート。3打目は50yから50°で。
5歩に乗せましたがパーパットは入らずボギー。
2番ホール 365yのパー4
上の写真のティーからですが、DRはまずまずの当たりでフェアウエー左サイド。2打目は135yでしたが登りと風の影響を考えて6番アイアンでうってグリーン右に外し、3打目は22y。ラフからグリーンに打ち上げるチップショットは Rye芝に喰われてショート、7歩のパットを残してこれも入らずボギー。
3番ホール 171yのパー3
やや打ち下ろしですがいつもアゲンストの風でショートしがちだといぇーでーじブックに書いてあります。大きめということで5Wで打っていきましたが、左にちょっと巻いてグリーン左の斜面下に。38yを54°で打ち上げていって、これは上手く打てたのですがカップ右に4歩残していて、このパットが惜しくも入らず、ボギー。
4番ホール 331yのパー4
短いパー4ですが、FW左サイドの隠れバンカーを避けつつ、2打目はかなりの打ち上げでグリーンに止めます。ちょい手前やちょい奥はグリーンを転がり落ちます。
2打目は91yだったのですが、9番アイアンのコントロールで打ってグリーン左サイドにオン。
12歩のパットを無事に2パットでパー。
しかしここのグリーンはどっちに傾いているのか本当に読みにくい。
アンジュレーションとグリーンそのものの傾きとで、どっちが効いてるのかホントに見えませんでした。
5番ホール 502yのパー5
左ドッグレッグで、2打目を打つ時に川が横切っていて手前に刻むか向こうのグリーン側に打つか選択するホールです。
DRはフェースのトゥ側に当たって打って低く右に出てフックして左サイドのラフに。
2打目には 5Wを選んで川の手前側でできるだけ川に近くまで行くようにレイアップ。
3打目は125yですが川越えの打ち上げ、これはまぁまぁ上手く打てまして、カップの右手前8歩にオン。これも 2パットで、パー。
6番ホール 390yのパー4
このホールも長いです。DRはまずまずの当たり、2打目は175y残していました。風と傾斜を考えて3Wで195y目安で打っていきました。少しショートでグリーン花道の右手前。ピンまで18yのチップショットは54°で低めに打っていきまして、カップをすぎて2歩につきました。このパットを入れて、パー。
7番ホール 537yのパー5
このホールのドライバーもミスりましてフェースの下目に当たって低いボールで芝に喰われてあまり転がらず、180yにとどまりまして。2打目は3Wで行きたいところですがライがあまり良くなかったので5Wで行ったのですが、ほぼシャンクでど右に飛んでカート道右のべアグラウンドに。もう一度5Wで今度は枯れブッシュに阻まれながらもナイスショット。それでも距離が全然足りず、3打目に今度はフェアウエーから3Wで目一杯打っていきましたが、ちょっと左へ行ってグリーン手前のこの位置。↓
ここから24yくらいでしたが、この半分Rye芝に埋まっているチップショットをトップしまして、グリーンの向こう側に。すでに2打目でトラブっているのに状況を悪くしてしまっています...。写真では何でもなさそうに見えますが、Rye芝慣れ、をしていないとなかなかに厄介です。
戻しの18yのチップショットは頑張りまして1歩に寄りまして、なんとかダボを確保。
8番ホール 201yのパー3
グリーンの右側に池が配置されているホールで、3Wで打っていきましたがフック回転のボールで右から左の風にも煽られてグリーン左の傾斜を転がり落ちて29yのちょい打ち上げのアプローチ。これも頑張りまして、2歩につけたので、このパットを入れてパー。
9番ホール 422yのパー4
DRはまずまずの当たりでフェアウエー左サイド。グリーン左サイドには池があります。
左に行かないように注意しつつ 2打目を3Wで打ったのですが、ややヒール気味に当たり、グリーンの手前40-60yくらいの位置にある入れたくないFWバンカーにつかまりました。
バンカーからピンまで50y、50°のチップショットを打っていきましてこれは結構上手く打てました。それでもカップまでは8歩のパットが残っていまして、惜しいパットでしたが入らず、ボギー。
前半は3連続ボギーで始まり7番のダボもあり、+6の 42 (15)でした。
10番ホール 336yのパー4
短いホールですが、左のフェアウエーバンカーに入れないようにティーショットを打ちます。
この日はアゲンストがかなり吹いていたのでDRで、FWBの手前に。そこから113yでしたがけっこう打ち上げていまして、8番アイアンで打ってグリーンの奥に。カップまで15歩のくだりのパットを慎重に打って2パットで、パー。
11番ホール 387yパー4
DRはフェアウエー左サイド。2打目は150yくらいを5番アイアンで打ちましてちょい右手前に外しまして、ピンまで15y。ここから58°でチップショットを打ってピッタリOKに打ててパー。
12番ホール 156yのパー3
長くはないのですが、打ち下ろしているので距離のジャッジが難しいホールです。左から右の横風でややアゲンスト。
5番アイアンで打って、グリーン左手前に2つある深いバンカーを避けるように右側の花道にちょいショート。ピンまで12yをPWの転がしで打って、これもOKにつけて、パー。
13番ホール 409yパー4
このホールは長いですけど打ち下ろしていて、右ドッグレッグ。ティーショットも230yピンポイントで打って、セカンドも谷越えでピンポイントで打たなければならない、パー3を2回プレーするような感じのホールで、しかも長い。
DRはすごく良い感じで打てたのですが、FW右側の斜面で右にキックしてしまったらしく右サイドのウエイストエリア(バンカー風)に。そこから谷越えで小さな木の右を抜いて狙っていきましたが、5Wの良い当たりが木の枝に当たってしまい角度が変わって左サイドのWHエリアに飛び込んでしまいました。1ペナでドロップしまして、ピンまで38yの打ち上げのチップショットをグリーンで止めるべく58°で少し開いて打っていきまして、非常に上手く行ってグリーンに乗りましたが、カップまではまだ8歩ありました。これを2パットで、ダボ。
14番ホール 501yパー5
このパー5はティーショットもフェアウエー、2打目も5Wで打ってフェアウエー、3打目にお膳立てしたのですが、打ち上げの100yを9番アイアンで打った3打目が左に巻き風に押されてグリーン左の斜面を落ちてピンまで28y。これを58°で打ってカップまで2歩につけ、パットが入って、パー。
やけにグリーンに打ち上げのホールが多いような印象。
15番ホール 398yのパー4
ここも長いです。だらだらとグリーンまでずっと登るホールです。
DRをしっかり打ちまして、それでも私には3Wの距離が残っています。思い切って振り切りましたが、グリーン左に外しました。
グリーンへの傾斜を打ち上げる41y、これをフェースを2.5秒開くショットを使って打ちまして、カップまで3歩。このパットをしっかり入れまして、パー。
このコースは普通のコースと作りが逆で、傾斜を利用したレイアウトは登りのホールが多くてグリーン終わったら下っていってまた打ち上げる、みたいなのが多いような気がする。
16番ホール 365yのパー4
DRを打って残り135yのセカンドは川越えでミスヒットしないように注意して打ちました。ここもティーショットはやや打ち下ろしですがグリーンへは打ち上げです。
このグリーンは広くなっている方のグリーン右へ外しました。29yは得意距離のはずでしたが、58°で打ったもののRye芝に取られてショート。13歩も残しました。このパットはちょっと入れに行ったかどうか読みがあっていませんで、通り過ぎて左へ流れ3歩もオーバー。この返しをカップの縁に外して、3パットの素ダボ。
17番ホール 168yのパー3
グリーンの手前に左から右奥に川が流れていまして、確実にキャリーで運びたいパー3です。
打ち下ろしているのですが、距離のジャッジも難しいですし、真っ直ぐ狙うのがやりにくいレイアウト。(ヤーデージブックには打ち下ろしだけど距離どおり打った方が良い、って書いてあります。)
全員が、安全なグリーン左サイドのカラー付近に。17yの転がしの寄せだったのですが、グリーンの下りがカップをすぎてから速くて、6歩もオーバー。返しを外して、ボギー。
18番ホール 417yのパー4
右ドッグレッグで、ティーショットは150yの杭を狙って打ち下ろして打つホール。右サイドへ打ってしまうとグリーンへは木々でブラインドになってしまいます。2打目は川のある谷越えでグリーンにやや打ち上げていきます。
ティーショットはFW左サイドへ狙い通り。2打目を3Wで打っていきましたが、グリーンの右サイドにわずかにこぼれました。20yのチップショットはちょっと盛り上がった丘の上からで、まずまず上手く打ったのですがカップまで4歩に。このパットが惜しくもひと転がり足りずに入らず、ボギー。
後半もダボが2つありまして、+6の 41 (15) でした。
42 41 = 83 (パー 36 35 = 71) のスコアで、コースレート/スロープが71.9/136ですから、このラウンドのHDCPディファレンシャルは 9.4でした。
今回のラウンドはダブルボギーが3つ、むしろダボでよく凌いだ感があるのが2ホールですから、やはりスロープレートが136と高いコースは、スコア的には厳しいです。
ねっとり絡むというよりは、なにかこう、モフッとウエッジを掴んでくる感じのRye芝のラフは、Kikuyu芝とはまた違った厄介さがありました。
しかもこのコース、ずっと以前はKikuyu芝で、Rye芝を長年かけてオーバーシードしてきていて、なにか他の種類の芝の部分も見かけますし、そのへんをよく観察してチップショット打たないと、わずか 6インチ横にズレただけで打ちやすさがぜんぜん違うライだったりします。
あとやはり、上の方にちょっと書きましたがやけにグリーンへの打ち上げが多いんです。
グリーン面を見て打てるホールがずいぶん少なく感じて、この辺りも結構負担でした。
ここはリベンジに行っても、良いスコアが出せそうな気がしません。
技術力あるいは飛距離不足というべきか...。