GreenKeepers.org主催のトーナメント (というかカジュアルなOutingです)に参加しまして、San Vicente Golf Resortをプレーしてきました。
ここは初めてプレーします。
昨年数か月間休場してコースをリノベーションしたそうで、とても楽しみでした。申し込んだのは約2か月前です。
車で2時間ぐらいかかるサンディエゴ近郊の山奥にありまして、友達と乗り合いで遠征してきました。
グリーンがすごく綺麗でアンジュレーションが付けてありまして読みにくい! コースにはアップダウンや綺麗なウォーターハザードもありました。
芝はフェアウエーもグリーンもバミューダ芝でした。
3番ホールのグリーン (と、向こう側は1番ホール)
グリーン上のバミューダ芝は、普通のバミューダよりも葉っぱは柔らかい感じがしました。 そしてグリーン面はパンパンに硬くて、自分のピッチマークは1回も直す機会がなかったくらいでした。
フェアウエーはバミューダ芝をオーバーシードしてありました。ラフとかを見ますと、ここもずっと以前はKIKUYU芝だった様子で、全体に特に端の方にはKIKUYUが残っていました。
8番ホール
綺麗なコースの写真ですねー。
この二つの写真は、コースのウエブサイトのものです。(画像をクリックでリンクしてます。)
グリーンは横や手前や奥など切り落としてある意味での砲台になっていまして、距離もあって、とても難しいコースです。
この日は、黒ティーからプレーしました。6,704y、パー72。
コースレートとスロープが、73.0/133 ですから、難しさがうかがえます。またもや130超えるスロープのコースのラウンドです。
こちらがコースレイアウトです。
周辺環境にはなんにもないこんなところなのに。
オリジナルのデザインがTed Robinson、今回のリノベーションは Andy Staples の設計だそうです。
とても良いコースでした。
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ということで、ラウンド記録です。
1番ホール 540yのパー5
いきなり540yと距離が長目のパー5で、まぁまぁのアゲンスト。
ティーショットは力まないように気を付けて打ちました。私の距離だと左サイドの池には届かないだろうと思いましたが、まともに330y飛ばせる友達のCJはすごい良い当たりで300yぐらい先の位置で池に入れていました。(いつもながらすごい)
2打目を3Wで逆風に偶然都合よく低めのボール、3打目をハイブリッドの4番で打ってなんとかグリーンに届き、16歩のパットでしたが練習グリーンよりもかなり速い感触で4歩オーバー。下り傾斜をちゃんと見えていなかったかも。3パットでボギーのスタート。
2番ホール 167yのパー3
右から左のややアゲンストでしたので、4Uで打ちましてグリーン右サイド奥側に乗って12歩の距離。さっき3パットでしたから慎重に読んで軽い下りとジャッジしましてストローク。カップにはかすりもしませんで30㎝はズレていましたが距離が合っていたので2パットでパー。
3番ホール 354yのパー4
短いパー4ですが、右の池を回り込んでグリーンへアプローチするレイアウト、しかもグリーン左から奥には別の池が。冒頭の2枚目の写真の綺麗なグリーンがこのホールです。
ティーショットを左サイドに打っていって、2打目はグリーン左の池がかかる位置から約110y。ここはフォロー気味の風向きになりますが9番アイアンがとても上手く打てて3歩のバーディーチャンスに。このパットは思ったより曲がらずカップ右に3インチも外れて、パー。
写真からご覧いただけますとおり、このホールはちょっと間違うと大叩きしそうなグリーン周りでしたので助かりました。(チャンス逃しは少しもったいなかったですが。)
4番ホール 502yのパー5
パー5がこのくらいの距離でフォローですと助かります。 (件の友達のCJはどえらいドライバーショットを打ってて、2打目は7番アイアンでした。パー5ですよ? 笑)
私はDR、5Wと打って、3打目は50°のコントロールショット。再び3歩のバーディーチャンスに付きまして、下りのフックラインをここは上手く読めてカップインして、バーディー。
5番ホール 420yのパー4
向きが変わってこのホールはすでに長いっていうのに向かい風です。
ドライバーは良い当たりだったのですが、2打目に3Wを良い当たりしてもグリーンにはショート。
やや左サイドからピンまで31yの寄せは、芝に喰われて思った弾道で打てず、カップの右手前9歩にオン。2パットでボギー。
6番ホール 357yのパー4
このホールは長くはないのですが、やや左ドッグレッグでティーショットは登り、セカンドは打って変わってグリーンに打ち降ろしていくホールです。
こちらの写真は、別の友人Tonyのセカンドの位置。
私のボールは右の方に写っている白黒のターゲット杭の先の辺りに行っています。
私のセカンドショットは7番アイアンのコントロールショットで打ったのが若干噛み気味でグリーンギリギリ右手前のカラーに。左サイドのバンカーを警戒して打っていて良かった。
20歩もありましたが慎重に距離を合わせたのが上手く行って2パットでパー。
7番ホール 390yのパー4
ここも割と長いのにアゲンストの風でした。セットアップのせいかドライバーがやや右に逸れて出てドロー、右サイドいっぱいでカート道近くで左にキックして戻り、よく飛んでいました。セカンドは155yの残り距離でしたが目の前の柳風の細い枝が下がった木でスタイミー、グリーンの左サイドのバンカー方向にしか打てません。ここで1DKJを考えましたが、インテンショナルスライスで打っていくオプションを考慮しました。仮に木の枝というか葉っぱにボールが触っても真下か少し先に落ちれば3打目は打てるし、曲がらずに真っすぐ行けば、むしろバンカーの左に。いずれにしても3打目のチャンスはあるので打ってみよう、ということでギャンブルしたショットが見事にはまり、上手く行きすぎてカップから2歩の位置にオン。
このバーディーパットは2歩ですし、本当に入れたかったのですがわずかにフックラインと読んで打ったパットはカップの右淵を少し過ぎたところに止まって惜しくも入らず、パーでした。
8番ホール 200yのパー3
200yですがフォローの風。3Wで打ちまして、ドロー気味に花道に向かいまして、グリーンに転がり上がってカップの右サイド9歩にオン。2パットでパー。
グリーン読むの難しい。
(このホール、近くはなかったのですが一応乗ったのでニアピンに名前連ねましたけど、どうなったかな?多分抜かれてますね。)
9番ホール 393yのパー4
このホールは左から右の斜めにアゲンストになります。
ティーショットの落としどころが狭く見えるホールですが、意外と左側は開けているのでは?と思い、Google Mapで確認して左サイドへ打ちました。(どうも以前あったらしきフェアウエセンターの木は伐採したようでした。)
セカンドは5番アイアンで打って、カップの右手前6歩にオン。バーディーパットは外して、パーでした。
前半は良いリズムでショットが安定してくれていて自分でも驚きの8ホールにGIR(パーオン)しての、+1で 37 (18)でした。(パット数は苦戦しています。)
10番ホール 390yのパー4
10番も左から右のアゲンスト。フェアウエー中ごろからグリーンの左サイドにかけて池があるホールです。私の前に打った二人が右のOBゾーンに打ってしまいました影響かどうか、私のティーショットは左サイドの木に当たりすぐ下に落ちて280y近く残しました。セカンドショットはラフからでしたのでハイブリッドの4Uで打ってレイアップ(1DKJで慎重にフェアウエーへ)、3打目は88yでした。9番アイアンの3/4で打ちましたがやや大きくてグリーン奥のカップまで9歩の位置にオン。このやや下りのパットがスルスルーっといって入ってくれて、パーをセーブ。
これはラッキーでした。
11番ホール 535yのパー5
このパー5も左から右のアゲンストですし長いです。ドライバーはまずまずの良い当たりで、2打目地点がこちらになります。
右から左へブッシュ地帯が斜めに横切っているのが見えます。レンジファインダーで測ってみると向こう側は220y近辺になっていて、おそらくキャリーで185y打っておかないと危ないと思いました。見えている手前側に140-150y程度のレイアップを打って、3打目に170-180y打っていくオプションもありましたが、3Wはこの日は安定していましたし写真のようなフェアウエーの良いライでしたので、向こう側へ打っていきました。
3打目は110yくらいだったのですがセットアップのミスかどうかヒールに当たり大きく右ショート目に外しましてグリーン右サイド手前のバンカーに。ピンまで40yほどの距離の長い難しいバンカーショット、砂を薄くとってチップショット気味に打って飛ばしていきましたが、転がってグリーンオーバー。8yの返しの寄せを1歩に寄せて、なんとかボギーをセーブ。
12番ホール 167yのパー3
長くはないのですが、グリーンまで丸々池越えのパー3です。
左手前には少し陸地がありますのでフェードで打っていけると良いのですが、私は左曲がり系なので、キャリーで必ず池を越えるクラブをチョイス。
6番アイアンでも行けるかなー、と思いつつ5番アイアンで行きました。グリーン右奥にもスペースがありましたし、そこでも池ポチャより良いかな、という選択で。
ところがこれがすっ飛びまして、グリーン奥をガードしているバンカーの右の端のところまで行ってしまいました。下り斜面の難しいバンカーショットになりまして、ダボピンチ。
割と上手く打ったとは思いますが、グリーン上を転がってそのままグリーン向こう側まで転がり出ました。返しの寄せを頑張って1歩に付けて、ここもなんとかワンパットのボギー。
13番ホール 378yのパー4
このホールはティーショットがとても狭く見えました。
私は380yもあると刻む余裕がありませんのでドライバーで。勘で左サイドの木の向こうは若干広くなっていると踏みまして、やや左サイドへエイミングして打っていきました。
2打目は5Wでドロー気味に打っていってグリーンに転がし上げて手前にオン。カップまでは14歩ありましたが、距離を合わせてパットして無事に2パットで、パーでした。
14番ホール 367yのパー4
このホールはフェアウエー左サイドに池があります。私のドライバーは多分滅多に届きませんので、気楽にフェアウエー中央に接地されている奇妙な2連バンカーをターゲットラインに打っていきました。 左右に向いて背中合わせになっているバンカーで、とても入れたくありませんが、黒ティーからですと280yくらいの位置でしたので気にならず。
グリーン周りにバンカーが5つもあるセカンドショット、グリーン右サイドに外してしまいましたがバンカーには入らず、ピンまで20yの寄せを上手く打てて2歩に付けまして、パーをセーブ。
15番ホール 194yのパー3
縦に長いグリーンのパー3です。ティーからは左右両側手前の2つのバンカーでグリーンの様子は見えませんでした。Google Mapで上方から確認すればよかったかも?
3Wで打って若干右にグリーンを外しました。バンカーには捕まりませんでしたが、24yの寄せは無理目なグリーンまで登りでグリーンはダウンヒルの JC(ローラーコースター)ライでエッジからピンまで近くて無理め。しかも芝は非常にタイトでボールのところのライは逆目ということで、4Uでの4RR-Chipで転がしを選択。しかしこれはグリーン外の芝の抵抗を読み違えました。逆目でもタイトなだけあってススーっとグリーンに乗ってしまいトゥルトゥルーっと下ってしまい18歩の返しの登りのパットを残しました。頑張ってラグパットで寄せて、2パットのボギー。
(失敗はしましたが、ウエッジだと突っかかってざっくりも十分以上にありえました。)
16番ホール 379yのパー4
右ドッグレッグのパー4です。(DRで打ったティーショットの動画を「続きを読む>>」に載せました。)
距離は長くなりますが、右へ攻めていかずに真っ直ぐ打ってフェアウエー左サイドへ行った方が得策と考えて思った通りに打つことができました。
セカンドは158y、5番アイアンで打ってグリーンには乗りましたがカップまで20歩。
なんとか2パットで収めて、パー。
17番ホール 539yのパー5
このコースのパー5、3つが540yくらいで私には長いです。リノベーションでパー4とパー5、距離を伸ばしたホールがいくつかある模様でした。
3打とも良いショットが打ててパーオン、カップまで6歩の好位置にバーディチャンスでしたが、あと1インチ転がりが足らずに入らなくて、パー。
18番ホール 432yのパー4
このホールもちょっと長い。フォローでしたけどね。
池越えのドライバーはフェアウエーセンターに良い当たりで打てました。セカンドはそれでも3Wのフルスイングです。当りとしてはしっかりストロークできましたが少し右に逸れていました。
グリーン右サイドのバンカーに入ったのですが、これがもうダボピンチ。バンカー内のグリーンと反対側の後ろの淵のすぐ近くでピン方向に向かって”普通には”打てません。後ろへ出して1DKJしようか迷いましたが、チャレンジしてみました。54°のウエッジを1時くらいにフェースを開いて、ボールの後ろに鋭角に振り下ろして打ってみました。
グリーン側の淵をギリギリの高さで越えて、グリーン面でかなりのスピンで減速、カップはこの方向から見てグリーンの下の段にあったのですが、スルスルーっと降りていってカップの右6歩に止まってくれました。このショットはもう一回やれって言われても多分10回に1回もできないと思われます。
せっかくなのでこの6歩のパーパットは是が非でも入れたかったのですが、曲がりが読めきれず谷側に外しました。ボギー、惜しい。
後半は打って変わってパーオンに苦労するラウンドで3個だけ、でも頑張ってボギーセーブを重ねて、+4の 40 (14) でした。
37 40 = 77 (パー 72) のスコアで、コースレート/スロープが73.0/133ですから、このラウンドのHDCPディファレンシャルは 3.8でした。出来すぎぐらい上出来だったと思います。
今回のラウンドは初めてのコースでしかも難しいコースでしたが、ショットの調子が良くて良い友達たちと一緒に、とても楽しくラウンドできました。
ラウンド中にギャンブルショットを2回ほど選択しましたが、しかし失敗しても次がある、ダブルボギーくらいには収めることができるだろうと踏んでのギャンブルでしたので、決して悪いマネージメントではなかったと思っています。