5/30/2009

ジェリー・ウエスト


この方をご存知でしょうか?↓


NBA(National Basketball Association)のロゴマークですが、ロサンゼルス・レイカーズ伝説のプレイヤー(及びGMとしてもレジェンドです)、ジェリー・ウエスト氏がモデルになっています。


ミスター“クラッチ(勝負どころに強い)”として有名で、レイカーズでも永久欠番になっています。



つい先日、こんなニュースが流れました。

『ジェリー・ウエスト氏が、ノーザン・トラスト・オープンの理事に就任』
・PGAの記事(May 28, 2009)




ウエスト氏は、(ロサンゼルスのリビエラ・カントリーで行われる)ノーザン・トラスト・オープンを単なるゴルフ・トーナメントとしてだけではなく、このイベントを通じたプログラムの数々を含めて地域社会に貢献することによって、ロサンゼルスというコミュニティにとっても力をあわせてよりよい社会にしていくよい機会にできると考えている、とコメントしています。

チャリティーなども含めて、このトーナメントをもっと盛り上げていこう、という趣旨のようです。

ジェリー・ウエスト氏のロサンゼルスでの人気は、非常によい効果をもたらしてくれそうです。


ご参考までに、こんな人です。

ジェリー・ウエスト(wikipediaの記述)


上のリンクには書かれて居ませんが、ご自身は、ベル・エアー・カントリー・クラブでの63がベストスコアという、スクラッチ・プレイヤー(かそれ以上)の腕前だそうです。

・Golf.comの記事に、面白いことが書いてあります。

ゴルフを始めたのは23歳のとき、NBAのオールスターに出場した全員にゴルフクラブのセットが配られたからで、ウエスト・バージニア出身のウエスト氏はグリーンブリアーのコースに持ち込んで練習をした。その時に魅せられたのがサム・スニードで、それは簡単そうに見えたのだけれど、もちろん実は難しいってことがすぐに分かった。ということです。

今後PGAツアーのロゴマークになるチャンスはありますでしょうかね?と聞かれてウエスト氏は、「チャールズ・バークリーの方がいいんじゃないかな?」って笑って答えたそうです。


***

ご参考過去ログ:

(ノーザン・トラスト・オープンの時の記事)→遼くん「ホーガンズ・アレイ」へ


5/29/2009

誤球のプレー、最近のニアミス編 (裁定集から-4)


誤球のプレーをやってしまった思い出という記事の続きです。(^^;


前回の記事で、「この(誤球の)経験がありまして以降、二度と誤球の間違いはしなくなりました。」と書きました。


ところがつい最近、10数年の月日が経って痛みを忘れてしまったのかどうか判りませんが、あわや誤球のプレー、という場面が2度ほどあったのです。
(結果的には回避したんですが。)



1回は、アップダウンのきついコースでラウンドした日。

ティーショットを左のカート道近くに打ったホールで、2打め地点に行ってみますと、カート道の2yほど右に私のボールがありましたので、打とうと思って構えたところ、数ヤード先にもボールがあるじゃないですか。

“念のため”に確認に行くと、ありえないことにこれも私のボールです。

上の写真にありますような、タイトリストのロゴの上のディンプルのひとつを赤いマジックで塗り入れたマーキングのボールです。


数ホール前にOBにぶっ放したと思ったボールが、実は林を越えて崖下のこのホールまで来たんじゃないかと思うのですが、コースのレイアウトを覚えていませんので、真相は判りません。

幸いに番号が違いましたので、後から見つけたボールが本当の私のボールだと確認できました。
でもね、ティーショットを打ったときには打ったボールの番号を覚えていませんでしたから、ポケットに残っている他のボールの番号を確認して、消去法で確認したのです。

この時に打ったのは2番(もちろん赤いマーキング)で、初めに打とうと思った誤球は3番(これももちろん赤いマーキング)のボールでした。

完全にOBだと思って補充したボールが同じ番号だったら、そして打ったボールも同じ番号だったら即死でした。

自分のボールがグリーンを狙える位置に2つもあるのに、「紛失球扱い」という悲惨な状況に直面するところでした。(笑)


・・・いまだに真相は判りません。

自分のボールだったのか?
それともたまたま偶然に、赤の他人がまるで同じ銘柄の同じボールに同じ色で同じ位置にマーキングしたボールだったのか?

あるいは私がロストしたボールをたまたま拾い、それを使ってプレーしていた人がたまたまこんなセーフの位置でそのボールをロストしたのか?(笑)


~~~

もう1回は、ルールどおりにやるグループでのコンペ中でした。

3番ホールの私のティーショットはフェアウエーの左にグッド・ドライブでした。

2打め地点に行きますと、隣のホールから打ち込んできた人のボールが5yほどしか離れていない位置にありまして。
見ると、ボールは全く同じタイトリストのPro V1xで、同じ位置に赤いマーキングが入っています。

番号も同じ3番。


で、この人がこちらのフェアウエーにやって来て、私のボールを自分のだと主張する訳です。
その自信はいったいどこから来るのかアメリカ人?(笑)

私の方は、見通しのいいフェアウエーで打ったボールが見えていますから、どっちかは判っていました。

結局、私の方のボールには、少しこすり傷がありましたので、それを見てもらって納得してもらいました。(納得してませんでしたけどね。)

こちらはどっちのボールで打ってもグリーンへは開けていますが、あちらは木を越えてか抜いてかどうかして隣のホールに戻んなくちゃなりませんから、多分こっちのボールの方が良かったんでしょう、きっと。
彼の飛球線方向は見ませんでしたけど。


言い訳しますが、このマーキングのボールを使っているのを見るのは、私がこのマーキングにしてからの10数年間で、たったの2度目だけなんです。 それも両方今年のこと。

大抵は黒とか青のマジックでのマーキングが多いのと、タイトリストを使う人に多いのは、タイトリスのロゴとボール番号の間の位置にマジックでマーキングする人が多いんですよね。
たぶん、ロゴと番号の間だと、全体として目立たないので、視覚的に邪魔にならないのでしょう。

今回の人も、“もしかしたら”このコースで私が以前ラウンドしたときにロストしたボールを見つけて使ってたのかも知れませんし。(ここは癒し系で、池以外ではロストしたことほとんど無いんですけど。)

なんか、ちゃんとマーキングしたボールを使いそうも無いような人に見えましたので。


でもね、3月にぺブルビーチ・リゾートに行った時に、スパイグラス・ヒルで、私と同じマーキングをした同じpro V1xのボールがファーストカットのラフにロストされていたのを見たりもしました。

ちょっと、マーキングを工夫する時期に来ているかも知れません。


『ラウンド中にマーキングを書き直すのはルールに違反(2打罰)する』と書かれて居りますので、私は、こすれても消えにくいようにディンプルの中を塗るようにしています。
(追記していますが、これは塗りなおしてOKになっています。)

で、2箇所も3箇所も塗るのは面倒なので、あまりポピュラーに使われていない(けどどこに行っても入手しやすい)赤を使ってロゴの上方の位置にあるディンプルを塗っている訳でして、そうなるとあんまりバリエーションは無いんですよね・・・。


追記します。

JGAのFAQ、項目の+5は、

「球に矢印や線をマジックで書いて使用してもいいのですか?」
『ラウンドの前にマジックで一周ぐるっと線を引いたり、矢印書いて使用することができます。』
『ただし、正規のラウンド中に書き入れると規則4-2「性能の変更」の違反となりますのでご注意ください。』

と書かれていたのですが、...まさかこの回答がクラブに関してのものだったとは...。



ノリさんからの問い合わせにより、+5.5が追加され、

+5:「球に矢印や線をマジックなどで書き入れて使用してもいいのですか?」

+5.5:「クラブヘッドやシャフトに矢印や線をマジックなどで書き入れて使用してもいいのですか?」

と、混乱が起きないように書き換えられました。

ちなみに、USGAの方には元々こうした記述自体がありません。


クラブヘッドにぐるっと一周線を引いたり矢印を入れる人が居らっしゃるとは思ってもみませんでした。





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追記:

ちょっと面白い事例がJGA裁定に載っていまして、

どちらが自分のボールマーカーか識別できないという事例(JGA1-4/1)なんですが、『二人の競技者が同型のボールマーカーを使用していて、双方とも同じ一つのボールマーカーが自分のものであると主張して譲らなかった場合、“公正の理念に従って、罰なしに、ホールから遠い方のボールマーカーの所からプレーするよう両人に求めるべきである。”』とされています。

・・・でも、どっちの人が先に打つんだろう?
公正になんないような気が・・・。(笑)


スルー・ザ・グリーンのボールの場合、こういう理念で解決することは許されていないと思うのですが、グリ-ン上のボールマーカーについては、やたらにルールが緩いような気がしますね。(^^)



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シリーズの過去ログ

バンブル・ビー(裁定集から-1)
ルース・インペディメント(裁定集から-2)
ボールはあるがままにプレーすればいいってもんじゃないんだよ?!(裁定集から-3)
池の方に打ったとき(裁定集から-3の2)
誤球のプレーをやってしまった思い出


5/27/2009

114m打ち下ろしの230y in サンディエゴ


P.F. Chang’sという、チェーンの中華料理屋さんの企画で、サンディエゴのダウンタウンの真ん中、オムニ・ホテルの屋上から、メジャーリーグのサンディエゴ・パドレスの外野に設けられたブルズ・アイ(的)に向かって、PGAツアー・プロのBriny Bairdがショットを放ちました。

10球打って、真ん中の一番小さいところにひとつ入ればOK、という企画だったようです。



高さは375フィートですから、約114m。
距離は230yということで、風もありますし非常にジャッジは難しいと思うのですが、PWとか8Iで打ったようです。

滞空時間は、13秒ちょっとということですので、南アのExtreme 19thの約半分ぐらいですね。

まずは百聞は一見にしかずということで、リンク先の動画をご覧ください。

PGA tour pro Briny Baird, P.F. Chang’s China Bistro
http://www.pfchangs.com/briny/(P.F. Chang’sの企画のページ)

私ももうひとつ別のYouTubeの動画↓を貼り付けておきます。




サンディエゴ・トリビューン紙の動画も少し別角度になっていますので、貼っときますね。
http://video.signonsandiego.com/vmix_hosted_apps/p/media?id=4186541


ところで、野球場の方はこんなことに使われて怒ってないのか? なんて疑問も沸くのですが、心配は要らないようです。

ブライニーの横に写っていて、自分もショットを打っている水色のシャツを着たこの人 ↓



どうみても、パドレスのGM(ゼネラル・マネージャー)、K.T.ことケビン・タワーズさんですもん。(^^)


ブライニー・プロのショットの正確性を記念して、今ならメイン・エントリーをオーダーすると、名物のレタス・ラップが無料で付いてくるそうです。(笑)