雷雨89%の予報の中、とりあえずにコースに行きますと晴れ間も見えるお天気雨がほんの少々といった感じで、コースの方もスタートさせてくれました。
こちらとしては雨の準備もしてきまして、久々にレイングローブを使う機会!ってこともありまして、願ったり叶ったり。
5番ホールを終えたあたりで土砂降りが来まして、しばし木の下に避難。
しばらくして小ぶりになったので6番ホールのティーに来ましたところ、突然に雹が降り出しました。
こちらが動画です。
スマホ持ってる素手に雹が当たるとけっこう痛かったです。
こちらが友達のティーショット。
飛んでいる黄色いボールが写っています。白いのが雹でどれがボールか分かりにくいです。
長年ゴルフやってますが、ラウンド中に雹に見舞われたのは初めてかも知れません。
右サイドの池を越えて打っていきますが、越えた向こうにもカジュアルウォーターの水溜りがいくつか。笑
こういうの、楽しくて仕方なくて。
もうそこかしこが池みたいなカジュアルウォーターになっていまして、ボールを動かしてのプレーになりまして、この日のスコアは 37・38 = 75 (パー71)でした。
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題記のとおりなのですが、
4フィート程度のショートパットのときに、そして右に曲がるライン(いわゆるスライスライン)の時に、(私の場合) 特に起きやすい現象で、ちょっと弱めにすすーっと右に流れてカップを外れてそれていってしまう、っていうもったいない外し方のパットがちょいちょい起きてしまいます。
このようなラインで、さほど切れるように見えないのですが、4フィート(約1.2m)程度の短い距離なのに カップひとつ半も切れてしまう傾斜もしくは芝目があります。すすすーっと。
カップを外して狙いたくはない短い距離ですが、曲がりがキツいのであまり大きくオーバーするような強さでは打ちたくないので、ぴったり目のスピードで打ちたいとなるとしっかりカップから外れた狙いで打たざるを得ません。
こういうラインでヘラヘラーと谷側に外してしまう現象はほぼ原因が分かっていまして、右に曲がるラインということはスタンスがつま先下がりの傾斜になっているんですよね。それで、そもそもパターフェースがロフト分というかナチュラルに若干右に向いている。加えて、ストロークの振り子もつま先の方に傾いている。その上にストローク中に体の重心がつま先方向に流れがち。ということがあります。
意識して防ごうとはしますが、自然に右に押し出したような格好で(押し出していないのですが) すすーっと右に流れて外れます。
この逆の、右利きの左へ切れるラインの場合は実はこの現象が起きにくく、軽く左へ曲がるライン(そして特に軽い上り)のパットは安定してカップインできるゴルファーが多いです。
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そこで、ひと工夫講じてみることにしました。
(効果の程はよく分かりません。今後の検証が必要です。)
いつもの構えを取った後に、スタンスを若干のクローズドにして、右に流さないでインパクトしてストロークする工夫です。
(先月、「2歩(5フィート弱)のパットを押し球で直進性良くストロークするトライアル」という記事でショートパットをマイナスロフトでストロークする試みをしましたが、こちらの方法はスピードの調整や方向性がうまく行っていません。失敗でした。)
まずはこちらの写真のようにいつものままのセットアップをします。
私の場合は少々変則でボール位置は左足寄り、左脇の延長線上です。
写真で伺えますとおり、このラインは短いのに距離を合わせて打った場合にはカップの左にカップひとつ半程度も外に狙うくらい切れるラインです。
一旦この様にいつものセットアップで構えます。
そしてそのままの位置で、右足だけをまっすぐ後ろに下げます。↓
パターフェースの向きを変えないように注意しています。
こうしてスタンスを取りますと、体の自然な反応でフェースを緩めてオープンに入れることなくしっかりとストロークできる感じがあります。
左右の足が揃っていませんから、つま先下がりの傾斜にもどっしり構えて対応しやすい(つまりは傾斜があっても体の前後に体重がブレにくい) 体勢が無理なく作れます。
実際のラウンドにおいて忘れずにこの構えができるかどうか、実際のラウンドのグリーンでパットして効果があるのかないのか、検証していきたいと思います。
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追記:
このセットアップ、私の場合は左に曲がるラインにも有効だということが分かりました。
(左脇が支点で左腕パターを一体化して考えているので、右サイドはあんまり関係ないと思っていましたが、どうもそこがミソではないようです。)
パッティングの時、ラインの傾斜は注視して読んでいる人が多いと思いますが、スタンスの傾斜には案外気を使っていないプレイヤーも多いのでは?私がそうだったのですが。グリーンはきつい傾斜でもせいぜい3%ぐらいですからね。傾斜地からのショットほどセットアップを変えたりしないでしょう。
ただ振り返ってみますと、パターでダフったりはロングパットの登り傾斜で起きがちですし、今回の題材の右に曲がるショートパットで、フラーっと力なく右に逸れていってしまうミスもすごく多いと思います。どちらもスタンス位置の傾斜で体の重心が僅かに流れていることに気がついたんです。
今回のスタンスを取ると、体の前後方向に安定します。両足が平行に揃っていませんので、踏み込んで前後方向を安定させられるんです。
これはちょっとした発見かもしれません。
体の重心の安定という観点で、傾斜からのロングパットとかも含めて検証していってみたいと思います。
ひょっとするとひょっとするなぁ、これ。