2/17/2011

ショートパットをオートマチックに決める


タイガーのスイング、この月曜日あたりからだいぶ戻ったらしいですね。



ベテランのジョン・クックがそう言ってるらしいです。

“[Tiger] now really has a great understanding. As of Monday, it finally clicked to him … where the face of the club needs to be at certain points, which really sounded to me like kind of old school Butch [Harmon] but with a better face angle on his backswing, which means, wow, that’s something really good.”
(「タイガーはようやく今ものすごくよく理解できたんだ。 月曜日にね、ついにビビッと来たんだよ。...クラブフェースがどの位置でどこを向くべきか、とかボクにとってはかつてのブッチ・ハーモンの古臭い言い方に聞こえるけどね、もっといいフェースの角度でバックスイングしている、ってことは、わぉ、すっげーイイ!ってことなんだよ。 」)


「click(クリック)」 って表現が使われていますが、何かがきっかけでバチっと切り替わったように上手くいく感じを表します。 あの、指パッチン鳴らす感じです。


3個前の記事とはぜんぜん違うこと書いてますが、ご容赦を。(^^;



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2つ前の記事で、ドバイの話題がありましたが・・・

これ、ドバイにあるモール内に出来た、かつてのNBAスーパー・スター、シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダン(←かなりのゴルフ好き)のStatue(彫像)らしいんですけれども。



・・・これは酷い。(笑)

どこかで我がレイカーズのレジェンド、アービン・“マジック”・ジョンソンと混ざっちゃったんですかね?
32は無いよなぁ。

シカゴ・カブス伝説の殿堂入り2塁手、ライン・サンバーグの息子さんがちっちゃい時オールスターのベンチに来ていて、胸に下げていた「背番号23」をあしらったペンダントを見たレポーターに、「お父さんの番号だね。」って言われて、『違うよ、マイケル・ジョーダンだよ。』って答えたぐらいなんですけどね。

そもそもボールはそんな持ち方してドリブルしちゃ反則だろ?!みたいな。


上のリンクの記事にも、この間の「幻のコースで55百万ドル」の記事にリンクしてありますね。
ドバイで起きた間違いはこれだけじゃないよ。ってキャプションが付いて。(笑)


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ここから本題です。(^^;


今このダスティン・ホフマンみたいな顔したおっさんが、いいこと教えてくれた!
(本当はGolf Magazine誌のトップ100ティーチャーに選ばれているKeith Lyfordというティーチング・プロです。)

・・・と思いましたので、ご紹介します。



まぁ、このゴルフマガジン誌の、「Make short putts automatic」というビデオを見ていただければ、ふむふむ、って判りますので私が書き加えることはなんにも無いんですが、なにはともあれ、画像かその下のURLをクリックして出てくる動画をご覧下さい。


要するに、ショートパットを外してしまう原因はボールを打つ直前後にフェースをあらぬ方向に向けてしまうから外れるのよ、ってことですね。

これを矯正し、カップにねじ込む意識を持って真っ直ぐストロークするイメージ作りに、このカップの上をストロークするドリルが非常に効果的だ、というレッスンです。


これはですね、実践してみますと思っていたよりずっと良いです。
イメージが物凄くシンプルになりますし、“カップの中”と仲良しになれるような錯覚があります。(笑)


なんだか知らないけど、とってもお薦めです。(^^)



2/14/2011

ボールと話そう (双眼ビジョン)


今日は St. ヴァレンタインズ・デイですね。(^^)

こちらは、むしろ男性から女性に薔薇贈ったりする感じなので日本のバレンタイン・デーとはずいぶん様相が違います。
別名、Loved one's Dayって言われていまして、まぁ子供とか友達とか家族とか、カードを贈り合ったりするのが学校でも主です。

我が家の場合には、うちの奥さんの誕生日が昨日でしたので、家族で食事に行き、プレゼントは奥さん向けのアクセサリーとか靴とかで、私は日本式にチョコを貰いました。(^^)


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こちらはとても興味深く、参考になるレッスンです。(たぶん。)
Bob Ackermanさんというレッスン・プロのワンポイント・アドバイスです。



「keep your eye on the ball(ボールから目を離さないように)」とはよく言われますが、これは本当は「両目をボールから離さないように」とアドバイスされるべきなのです。
双眼ビジョンと呼ばれます。


片方の目を、もしくは両方の目をボールから離してしまいますと、体がバランスを取り動くべき場所に動く能力を混乱させてしまいます。


・・・というような説明がされています。


瞳孔からの視界をまっすぐにボールに向けて、では打ってみましょう。

とか言って、ボカスカとボールを打っていますが、この撮影場所は一体どこなのでしょうか?(笑)

周りの建物はクラブハウスには見えませんし、コンクリートの駐車場みたいなところにマットを置いて居ますが、周りには雪が残っています。

なんかかろうじて練習場に向かって打っているような気配はしますが、おっさんが打つたんびに「おいおい、だいじょうぶかよ?!」って思ってしまって。(笑)


まるでボールと会話をしているかのような感じで、両方の目でボールを見て打つのです。

・・・というところが一番肝心な部分のようですね。


私自身はいままでほぼ左目でボールを見ていましたが、この binocular vision (双眼ビジョン)、ちょっと意識して取り組んでみようかと思っています。


かつての桑田投手みたいにボールに話しかけると、よりしっかり意識出来るかも知れませんね。(←ほんとかよ?)


2/11/2011

ドバイの Al Ruwaya ゴルフコース


現在、(ペブルビーチ・プロアマを蹴飛ばして?) ヨーロピアン・ツアーのドバイ・デザート・クラッシックに出場しているタイガー。

2日目を終わり、トップのローリー・マクロイに4打差の-7アンダーで5位タイ、先週のトーリー・パインズように決勝二日で失速すること無く、強いタイガーの復活を見せてもらいたいところです。


追記:

結局、3日目をトップとわずかに1打差の4位タイのグループで終了したんですが、最終日に75とまたもや失速してしまいました。

グリーン上で唾吐いてヨーロピアン・ツアーから罰金喰らったそうですし、復活にはまだまだですかね。


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そんな中、やっかんだのか足を引っ張ろうとしたのかそのへんの事情はよく判りませんが・・・、

アラビアン・ビジネス誌が昨日、タイガーが関わっていたけど開発が凍結されたリゾート建設で、すでに契約金として$55.4MM(5,540万ドル、約45億円)を手にしている。

と言う話を暴露して、ちょっとした話題になっています。↓

Revealed:  Tiger Woods paid $55.4m for failed Dubai golf resort
http://www.arabianbusiness.com/revealed-tiger-woods-paid-55-4m-for-failed-dubai-golf-resort-379679.html



先月、ドバイの開発グループの資金繰り悪化に拠る計画凍結が発表されていた、Al Ruwaya ゴルフコースはこちらです。
タイガーのドバイ・クラッシック出場に際して、タイガーからも凍結の話はアナウンスされました。




写真で見られますとおり、現時点では砂漠の真ん中に青々と6ホールが完成しています。
なんというシュールな光景。

(因みにわたし、このまんまでいいから「今のうちにこの6ホールをプレーしておきたい。」と思ってしまいました。維持費も相当でしょうから、このまま枯れて砂漠化していくのかなー、と。)


約1000億円をかけて建設される予定だったこのコースは2006年に計画が立てられ、100件のヴィラ(大邸宅)と、75件のマンション(大豪邸)と、22件のパレス(宮殿)と、バンケット(結婚式とかのできる)ホテルの中に造成され、

ここのリゾート全体しては大型ショッピングモールや、ユニバーサル・スタジオ、(うちの息子も大好きな)レゴ・ランド、それにローラーコースターがすごくて有名なシックス・フラッグズ遊園地なども建てられて、大規模な総合リゾート地になる予定だったそうなんですよね。

クリックでアラビアン・ビジネス誌の暴露記事にリンクしてます。


2006年の6月20日に、タイガー・ウッズ・ドバイ・リゾートを建設するという契約がサインされ、$26,250,000ドル(約21億円)が、10日以内にタイガーに振り込まれ、


さらに2008年の8月22日には、ゴルフコース・デザイン(設計)とライセンス合意の新たな契約がかわされて、

サインしてから10日以内には $26,166,177ドル(約21億円)が 支払われる。
・正式のゴルフ場のオープニングにタイガーが現れればさらに、14,583,333ドル(約12億円)、
・さらにもうひとつのリゾート建設にタイガーが合意した時点で、別口の契約ボーナスとして、$28,800,000ドル(約24億円)が支払われる。

と言う内容になっていた、と書かれています。


ここでとても面白いのは、2回目の約21億円が支払われたはずの契約の日付が、このリゾート計画棚上げの直接的な原因とも言えるリーマン・ブラザーズ・ショックのわずか24日前だった、というところです。

サインしてから10日以内の支払いですから、微妙なタイミングでタイガーは頓挫したリゾート計画にもかかわらず無事に大金を手にしていることになる、というわけです。



なんかね、どれとどれを足すと$5,540万ドルになるのか記事を読んでもよく判んないんですが、いろいろと細かい支払いもあったんでしょう。


この頃は、ドバイの金融バブルが弾けるとも、タイガーが不倫騒ぎでスランプに入るとも、全然想像できなかったんでしょうね。

(ってか、我々日本人としては経験者ですからバブルはどこかで弾けるぞ!っては思ってましたけど、タイガーのここまでの不調(ならびに不倫による評判悪化)は私も想像していませんでした。)



それにしてもアラビアン・ビジネス誌、Revieled:(暴露)て。
タイガーが不正したわけじゃないだろ? (ラッキーだったかも知んないケド。)