5/26/2023

Navyコースのチッピングエリアでグリーン周りの寄せの練習

Navy Golf CourseのDestroyer Courseを久しぶりにプレーしてきました。


ここは練習場の後ろですが、海軍(Navy)所有のコースならではのディスプレイです。

息子のホームステイ先を探していて海軍の退役軍人の方と知り合いまして、ご一緒させていただいたのですが、非常に上手な方でした。リタイヤして、週に3-4日ゴルフ場でアルバイトしている、っていうことでした。良いですね。


こちらが1番ホールのティーです。


ことしは雨が多かったので、フェアウエーの状態も良いですしグリーンの状態もとても良いです。

その方のお友達のベトナム系のご婦人お二人ともご一緒させていただいたのですが色んな意味で、すごかったです。


2セットずらりとMajestyの金色に光るクラブが揃っていて。
1セットあたり、$15,000〜20,000はするんじゃないでしょうか?私のクラブセットは約1/10くらいの価格です。
しかも全員がローシングルのハンディキャップ。
序盤はなかなかに緊張しました。みなさんいい人で、途中からはリラックスできましたが、出だしは緊張しましたねー。みなさんほとんど確実にパー拾っていきますから。時々ボギーが出るくらい。
しかもこのコースは、コースレート/スロープレートが 72.6/129ですから、なかなかの難コースです。

私自身はボギーのスタートで、その後パー、パー、パー、パー、パー、ボギー、パー、パー、って行って前半+2。後半はちょっとボギーが増えてしまって+4でした。トータル +6。(ディファレンシャルで4.7になります。)

良い経験でした。


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チッピングエリアに人があまりいない隙間時間に、動画を撮ることができました。
画像内では小さくて見えにくいですが、左から右に、赤旗、白旗、青旗のピンが立っています。


それぞれ、22y、30y、35yの距離で、グリーン手前のカラーまで約16yありまして転がしはちょっと難しい状況です。なんでもないようでいて確実に2回でいくのは決して簡単ではない状況。

打っている場所のライはちょっと荒っぽいラフで、芝の濃さがまちまちに斑で決して打ちやすいライではありませんが、KIKUYA芝の逆目のような大変に厄介なライな訳ではありません。

一番近くの赤旗から始めまして、白旗、青旗と順に狙って打ちまして、2回目も赤旗、白旗、青旗ともう一度づつ打ちました。


赤旗のピンにはグリーンの手前エッジから 6yしかありませんので、最初の赤旗のカップに寄せるのが実は一番難しいです。グリーン上も平らで左へ切れていく傾斜があります。
私はクロ狙い2.3で打っています。

仮に止まってしまっても仕方ない覚悟で、グリーンの少しだけ手前にファーストバウンスし、グリーンに転がり上がってなるべく止まってくれるようにイメージして打ちました。
(ロブショットなどをせず) 私の打ち方ですと、ワンバウンド目をグリーン上に打ってしまうと、5-8歩ぐらいカップを通り過ぎてしまいます。

いずれのショットも、足を使って歩くように打つ、右膝が前に出る感じのストロークで打っています。


最初の1球目は22yの赤旗狙いでクロ狙い2.3
グリーンのギリギリ手前に落ちて転がり上がり、カップを過ぎて左へ垂れて転がっていき、約4歩の位置で止まりました。登りの4歩が残りましたので、まずまずのショットだと思います。


2球目は30yの白旗狙いで、これは 58°のQF (58QF27) でちょうど良い距離です。
グリーンも受けていまして、カップの辺りでやや上りになっています。
このショットはほぼオートマチックに打つだけです。芝と地面のライの状態によってボールの出球の高さが違ったりはしますが、概ね良い距離感で打てる算段がありますから、草摺りも芝の抵抗とウエッジのバンスの反応の確認の意味合いが強くて、クロ狙い2.3のように弾道のイメージを強く意識して作らなくても、リラックスして普段練習しているテンポを守って打ち急がずに、でもしっかり窮屈なテークバックからフルショットをする感覚で打っています。
カップの左後ろ1歩の位置に付きました。
1球目のショットと比べますと難易度が高くないこと段違いです。


3球目は青旗狙いでトータルで35yありますので 54°に持ち替えまして、この54QF36 ショットのキャリーが約36yですから、距離を-5yアジャストするためにフェースを2.5秒(15°)だけ開いて構えまして打ちました。
ピンの右に飛んでいって落ちて比較的短い距離でカップの右のピンハイの位置で止まりました。2歩の位置に付きました。こちらのショットも距離に関してはオートマチックです。


4球目は、22yの赤旗狙いに戻りまして、クラブも58°に戻しまして、クロ狙い2.3
先程打った感触で自動的にアジャストされたのかなと思いますが、さっきより少し手前にファーストバウンドが落ちまして、カップから2歩の位置に寄ってくれました。
このカップはぴったりに寄せるのは私には難しく、これが精一杯のベストだと思います。
この悪いライからロブショットを打つ技量は持ち合わせておりません。

22yですが、動画を見ますと自分で思っていたよりも大きく振っています。
おそらくですが、subconscious的に芝の抵抗とかバンスの効き方でボールが案外高く上がる様子などを組み込んでくれているのだと思います。ボールの音の他に、ソールのバンスが地面を叩いている音が聞こえます。

こういう寄せのショットの練習は、転がしの寄せでもそうですけど、2球目は比較的上手くいきますね。やはり脳が1球目のボールの挙動を参照してアジャストしてくれるのでしょう。


5球目は、2球目の白旗狙いのときよりやや左に出ました。
グリーンにバウンスしてから、傾斜で右に転がってカップの方に少し寄っていっています。
行ってみましたら、約2歩の距離についていました。この旗だけ最初のラウンドの方がカップに近いです。どちらも満足なショットでした。
ちょうど良い距離ですので、距離感に対する不安感が全くない様子で打てています。


6球目は、青旗狙いの2ラウンド目。
今回は旗の左方向に飛んでいって、バウンドしてからはカップの方に少し寄って行って転がり、比較的短い距離で止まってカップに1歩の位置に付きました。
こちらは、フェースを2.5秒(15°)だけ開いている分、54°ながら少し高く出ていると思いますし、また距離に関する不安感のないストロークができています。

(まぁ全体的に、ただの練習ですのでリラックスしているから、というのはあるかと思います。)


ちょうど良い距離にお膳立てして設定しまして打っているため、安心感ある状態で打っている、という要因も上手く行っている理由かと思います。
ランダムな距離で、ランダムなライの状態や、あるいは傾斜地だったりしますとまた、精度が低くなったりしてくるかと思います。
基準の距離の練習としては良い練習ができているかなと思いました。


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さて、こちらの動画は、一通りチッピング(ピッチング)の練習をいたしまして、感覚もイメージも実感した中で、先程より場所を少し右方向に移動しまして、もう一度動画を撮ってみました。

練習する中では、多少ダフって入ってショートするショットとかも出ましたが、もこもこしたムラのある芝のライでソールが滑りきれなかった感じでした。なかなか難しいグラウンドだったと思います。意識してハイバンスのソールを使っていくイメージで打ちましたのでトップは全然ありませんでした。

こちらはそれぞれ、23y、31y、36yの距離で、グリーン手前のカラーまで約17yありました。
ほぼ全く同じ状況ですね。


打球位置もですが、カメラの位置・角度も少し変わりました。

1球目は赤旗狙いで クロ狙い2.3  (これはちょっと上手く行きすぎています)
2球目は白旗狙いで 58°のQF (58QF27)ショット 
3球目は青旗狙いで 54°に持ち替えて 54QF36 ショット

3つともワンクラブ以内にくっ付いてくれました。
1球目は上手く行きすぎています。実際にラウンドしている最中でしたら、おそらくワンバウンド目がぎりぎりグリーンに届き(イメージはグリーンちょい手前でワンバン、って思っていてそれでもちょっと飛んでしまうパターン)、おそらく殆どの場合に5-6歩もオーバーすることでしょう。
2球目、3球目も、両方とも緩やかな受けグリーンで、3球目の青旗の方ではカップの手前でさらに少し上りになっている旗の位置ですので、ボールが止まりやすく比較的寄せやすい条件になっていたと思います。


こういった、自分の中での基準のショットができていますとフィードバックもかけやすいですし、ライの状態やグリーンのアンジュレーションなど、実践では想像力を使ってアジャストして打っていくという変化に対応しやすくなります。

いつでも基準に立ち返れます。


5/20/2023

ハザードのダメージ打数換算

すごく久しぶりに、San Clemente Muni GCをプレーした時の写真です。

こちらはティーショットを乗せた後に獣道を降りていくところ。


左のバンカーより左に外しますと、どんどん転がり落ちていって...


こんなところからの大変に距離感が難しい打ち上げのアプローチが残ってしまいます。しかもグリーン手前のバンカー超え。
(前前回はここに来ました。笑)

オーシャンビューで、ものすごく楽しいコースです。真夏でもいつでも涼しい恵まれたムニシパル(市営)のコースです。


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お友達のブログを拝見していて、ハザードに関して取り上げられていたものが大変参考になりまして、ちょっと簡単に私なりの考えを整理しておきたいと思いました。


* さすらいさんのブログ「シングルへの忘備録」の記事、『傾斜の動画』

こちらのコメント欄でさすらいさんは、「(急斜面に行ってしまった場合は) ハザードと認識します!」と。


* syoballさんのブログ「しょぼ」の記事、『HZDをきっちり避けていけば崩れない』

こちらの記事でsyoballさんは「HZDを避けていくことが、太田滝を回避することだけでなく、ゲームそのものの楽しみの本質なんだろうな。」と仰っていまして。


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そこで私が思いましたことは、ハザードの危険度、ダメージ度を、打数換算で認識し、ラウンドのゲームプラン、マネージメントに活かしていってはどうだろうか?ということです。
(なんでも数値化したいゴルファーですみません。)


例えばですが、右サイドがOBで左サイドに池があるホールに来たとします。
右サイドのOB区域は打数にして2打のダメージ。
左サイドの池は打数にして1打のダメージ。

どうせ打つなら左サイド寄りに打ちますね。

いっそ池まで届かせないハイブリッドとか5番アイアンでレイアップするとしましょう。短いホールなら良いですが、380y〜400y程度あるホールで私がこれをやりますと、セカンドショットにたとえば190-230yも残ってしまって、今度は距離がハザードになり+0.5打のダメージ。

この辺りの数値をベースに、狙う場所を吟味します。


フェアウエー・バンカーに打ってしまった場合は、パーセーブ率から鑑みて、+0.75打程度のダメージと評価。


別の例で言いますと、セカンドショットがまともに打てないほどの右サイド(もしくは左サイド)の急斜面に打ってしまい、セカンドでFWに戻すショットを打たざるを得ないという、さすらいさんの仰ってるケースでは、+1打のダメージ。


林の中に打ち込んでしまい、フェアウエーに出すだけ、のショットも簡単ではないような状況では+1.5打のダメージ。

といった具合です。


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もう少し掘り下げてみます。

先日たまたま見た動画で石川遼くんプロが言っていたのですが、TPCソーグラスの18番ホールで、タイガーは4日間ともティーショットを大きなフックを打って徹底して保険をかけて打っていたことに感心をした、というお話でした。

こんなレイアウトのホールです。↓


このホール、各プロの飛距離に合わせてティーショットを運ぶ位置を選んで打っていくわけですが、それだけではないんですね。

フェードヒッターのプロが自信を持ってフェードボールで自分の飛距離の位置に打っていく攻め方もアリではありますが、その場合万が一風などの影響で池ポチャしてしまった場合にティーインググラウンドのすぐそこにドロップしなければならないわけです。距離と打数のペナルティーでほぼほぼ+2打のダメージになります。
ところがこのティーショットを大きく右からフックで回して打って池に入れてしまった場合は、最後に池を横切った地点ということで、1打のペナルティーは付きますが距離的にはずっと先の方で3打目が打てますから、+1打のダメージで済むわけです。
これを称して、「保険をかけて打つ」と言っている訳ですね。


私は日頃のラウンドで友達にも常々話していて、時々呆れられているのですが、例えばこういうホールに来たときに考えることがあります。

こちらはJurupa Hillsの15番ホールかな?


こういったホールで私が強く意識するのは、「絶対に右サイドの木には当てたくない」ということなんです。
最近はまっすぐ系の球筋でドライバーを打っていますが、生来がドロー系ヒッターですので、この右の手前の方に張り出している木が常に気になります。
このときに頭の中で考えていますのは、「200y先の左サイドの木であれば当たっても構わないが、右サイドの近い木だけは絶対に駄目だ。」ということです。

先程の池のケースに共通しますが、右サイドの木に当ててしまいますと、距離がものすごく長くなります。+1.5打くらいのダメージになってしまいます。
左サイドの、例えば180y-200y先の木に当てたのであれば、+0.5打程度のダメージで済みます。下手すると0打のダメージで済むかも。

ですから、普段も左サイドにティーアップすることが多い私ですが、このような状況では、目一杯左側にティーアップしまして、自分のスタンスはティーボックスの外もいいところ、っていう位置にセットアップして右サイドの木からできるだけ離れます。

ちょっとトゥ側に当たってフックで戻るボールとか打つと、意外に気が付かずにこの近くにある木に当たっちゃうものなんですよ。ゴルファーなら経験あるんじゃないかと思います。
左サイドが近いっていうケースでもあり得ます。

この件は私はいつも本当に気をつけています。

友達に聞くと、「全然、目にも入ってなかったわ。」っていう返事が返ってくることが多いです。
イメージした弾道上に木の枝が入ってこないと、人間の脳は無視をして視界に入れない能力を持っています。


例えばこういう場面 ↓


同じですね。
左右の近い木々は当然ですが、100yぐらい先にある左サイドの木にも絶対当てないように、と考えます。その先が左ドッグレッグしていますから、もうラフでもいいから右サイドに持っていきたい場面です。

自ずと選択するショットが決まってきますね。
つま先上がりの左足下がりなのに、セットアップはFWのフェード打ちです。


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それともうひとつ。
ピンがグリーンの端の方に立っていたときにピン方向を狙い、少しズレてグリーンを外したとします。そうするとニアサイドの(大概の場合において) 難しいアプローチが残るんですね。

例えばですけど、グリーンの片側にバンカーがありますと私はバンカーを避ける方向に目標を取ります。でも...


こちらの写真は、レッド・ホークGCの14番ホールです。
このホールの場合はピンの位置がそこまで右端ではないかも知れませんが、例えば左のバンカーを避けたためにグリーン右サイドの深いラフに外したとしますと、ニアサイドの寄せが残ってしまいまして、ぴったり寄せるというのは、やさしくなくなります。

一般的に、グリーンのピンに対してニアサイドに外したときは、+0.5打のダメージになると言われています。
(このグリーンの場合はこの話の例としては良くはなくって、手前に外した場合も大きな傾斜の2段グリーンと対処しなければなりませんので、右に外すくらいなら手前の方が方が良い、まで言い切れない部分があります。)

しかしながら、ラウンドのマネージメントをする上で、グリーンのピンのニアサイドに外すのはヤバいよ、+0.5打のダメージよ。ということは頭に入れておいた方が良いと思います。
我々はプロではありませんから下手したら+0.75打くらいかも。(たいてい+1打増えちゃうイメージ。)


私の場合は、例えばグリーン周りのガードバンカーの場合は、サンドセーブ率が25%くらいであまり高くないことから考えても、+1打以上のダメージを喰らうケースもあることを考えても、+1.2打のダメージ、くらいの評価にしています。


かくかくしかじか、はっきりとしたハザード以外にも、ちょっと気が付きにくいハザードや、ハザードとまでは言わないハザードも含めまして、「ダメージ打数」という評価軸を使って、ラウンドのマネージメントに活かす手法はとても有用なのではないだろうか?というのが、今回の記事の主旨です。


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追記: 

ホールの広さや距離、傾斜、左右の木の張り出し具合などにもよりますが、一般論としてたとえば右ドッグレッグのパー4の場合、私はフェアウエー左サイドを狙います。

飛ぶプレイヤーはコースなりに曲がるフェードで打つのもありかもしれませんが、初見のコースの場合など時に、ティーから見えているコーナー辺りの距離に打つと思うんですね。

ラフではなくフェアウエーであっても、右ドッグレッグのホールで右サイドへ行きますと、2打目が右側の木の枝などでスタイミーになって、大きくスライスで打っていかなければならない、なんていうことにしばしば陥ってしまいます。
これも+0.5打くらいのダメージになります。

ドロー系ヒッターはたとえセカンドが長くなってもかならず角度的には打ちやすくなる左サイドへ打っていき、仮に多少ミスをしてもっと左に行ったとしても、低いドローを打つことには苦労しませんので、ティーショットでコースなりのフェードボールを打つ必要は全くありません。