7/29/2009

マック・オグレイディ


この人の名前は日本でも、聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんし、聞いたことがない方も多いかと思います。
稀代のボールストライカーと呼ばれている人です。

独特のスイング理論を持ったかつてのPGAのツアープロで、86年、87年には、ツアーでの優勝もひとつずつ、通算2勝をt達成しています。

’86年のキャノン・サミー・デイビスJr.(現ハートフォード・オープン)と、’87年のMONYトーナメント・オブ・チャンピオンズ(現メルセデス・ベンツ・チャンピオンシップ)です。



wikipediaのページを参考リンクとして貼っておきますが、相当な変わり者だったようです。



Mac O’Grady
http://en.wikipedia.org/wiki/Mac_O'Grady


72年に21歳でプロ転向した後、クォリファイに17回も挑戦してようやくツアー・カードを手にしたと書いてあります。

非常に上手いプレイヤーで、理論派、トレビノのフォームでフェードを打ったり、当時強烈に強かったジョニー・ミラーのスイングや、ジャック・二クラスのスイングを再現できてしかもゲームで使うようなゴルファーだったそうなんですが、メンタルに感情をコントロールし切れない面がたたって、16回も失敗してしまったようですね。



ツアープロを引退した後に、豊富なスイング理論知識を活かしレッスン・プロとしても、とても有名な存在になりました。


このゴルフ・ダイジェストのスタック&ティルトのスイング理論について書かれている記事中で、ブッチ・ハーモンもマック・オグレイディが教えていたモラッド打法というスイング理論がベースになっていると証言しています。
  ↓
スタック&ティルト打法


日本語でもこんなことを書いている方が居らっしゃいました。
スイング論(99)~ メジャーの打法


ゴルフ・スイングには60,000点以上の変数がある、という彼の理論ですが、有名なところでは、スランプから立ち直ろうとしていたセべ・バレステロスがオグレイディの理論に心酔し、教えを請いました。二人の友人関係は非常に強いものになったそうです。
他にも、ビジェイ・シン、スティーブ・エルキントン、チップ・ベックといったところが、オグレイディのコーチを受けているそうです。

もっとも、例えばセベとは大きな穴を掘って胸まで埋まり、悪いものを埋め去る儀式をやったり、「ボールは生きている。それぞれボールごとに性格も違うし、意識もあるし、魂も宿っているんだ。」と言ってみたり、かなりオカルトチックな面も持ち合わせていたようですが。


自分が思ったままを口にするのも有名で、当時のコミッショナーとずいぶんやりあった逸話がいくつも残っています。



元々の本名は、フィル・マッグレノだったのを、フィリップ・マクリーランド・オグレイディと正式に改名し、後にマック・オグレイディと改名したのだそうです。

本人の説明では、自分には多分に多重人格的なところがあり、その人格に合わせて変えたのだ、ということなのだそうです。

オグレイディはいわゆる両手利きで、主に右でプロとしてプレーして居ましたが、左打ちでもスクラッチ・プレイヤーの腕前だったということで、ある時にUSGAに対して、右打ちのマック・オグレイディ I の他に、左打ちのマック・オグレイディ II をアマチュア・ゴルファーとして登録するように要請したのだそうです。

ツアーに出場している最中にはよく、右打ちでプレーしていてグリーン上でパットするときには左打ち、ということをやっていたらしいです。
本人いわく、左で打つと、カッとしやすい人格が穏やかになって冷静にプレーできるらしい。

これからマック・オグレイディ II として全部左でプレーするからクオリファイに再挑戦させて欲しい、ということだったらしいのですが、いまだに正式には返答をもらっていない、と主張しています。


そんなオグレイディが、58歳になった今年、レギュラーツアー復帰に向けて動き出した、という記事が今年になって書かれていました。
まずはシニアツアーに出ている友人のバッグを担いでキャディーとして姿を現したらしいです。

「O’Grady carries the bag but dreams of swinging the clubs」



マック・オグレイディのスイング写真

別ウインドウが開いてからさらに写真をクリックしてください。



14 comments:

Anonymous said...

日本はですが、こんばんわです、、、

オグレイディのスイング、懐かしいですね

コンパクト且つ、タメが効いていて好きで~す

最近は、なにかタメちゃいけないみたいな風潮が
ありますが、形的にこうならないと飛ばないと思うのは
私だけなのでしょうか!?


Posted by:char at 2009年07月29日(水) 19:59

Anonymous said...

もっと詳しい情報をお願いします。この所気が抜けてます。刺激が欲しい!写真のスイング凄くカッコいい好きですねー。

Posted by:能楽師E at 2009年07月29日(水) 22:12

yspz said...

charさん、こんにちは。

オグレイディは、つい5-6年前に、トーナメントに旧式の軟鉄鍛造アイアンとパーシモン3本を持ち込んでプレーし、66を出したそうですから、charさんや能楽師Eさん、私などの好きなスイングなんじゃないかな、って思います。

58歳になって、ツアー復帰しようかと思っていたところへ、この間の全英OPで59歳のワトソンが復活。

タイミングいいと思いません?

Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月29日(水) 23:42

yspz said...

能楽師Eさん向けには、動画でしょうか。

オグレイディのドライバーショット
オグレイディの7番アイアン

それと、Historic Golf Potosの写真

こんなとこでいかがでしょう?

名言(迷言)集もすごい面白いんですけど、小難しいのでやめときます。


Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月29日(水) 23:48

Anonymous said...

有難う御座います。早速見ました、アドレスの雰囲気がセべによく似ているように感じました。

Posted by:能楽師E at 2009年07月30日(木) 00:03

yspz said...

この人は、タイガー嫌いで有名だったりもするんですが、そのタイガーもこの人のスイングには一目置いているそうです。

「1-10のスケールで評価すると、ジョニー・ミラーや二クラスのスイングは9.5だけど、タイガーのは1.5だ。」なんて、極端な物言いをする人なんだそうです。
まぁ、変わり者ですね。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月30日(木) 00:34

Anonymous said...

マック・オグレイディは
個性的な選手だったので
よく覚えています
レギュラーに復帰ですか・・
すごいな~

Posted by:ぱぱ at 2009年07月30日(木) 08:05

yspz said...

ぱぱさん、コメントありがとうございます。

ゴルフ暦の長い方は覚えていらっしゃいますよね。
でも私は、こんな変わり者だったとは知りませんでした。

みなが一目置くスイングの持ち主でパターも悪く無いけど、結果が思うように出ないって言うのは、これもまたゴルフ、という感じがしますよね。
(とは言え、ツアー2勝は並大抵の人に達成できる業績ではないですが。)


ホントにツアーカードを取得できるとなったら、ワクワクしちゃうんですけどねー。
マック・オグレイディ2って名前のレフティー登場!って。


Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月30日(木) 11:29

Anonymous said...

GGです。 拙ブログのコメント欄が表示されなくなっています。 コメントを頂いたのですがリコメできません。

基本230ydで叩けば260ydなら、爺はゴルフ止めてもいい位に思います。

Posted by:GG at 2009年07月30日(木) 17:48

yspz said...

GGさん、こんにちは。

GDOブログ、またちょっと調子悪いみたいですね。


私もノリさんぐらい飛んだらなー って思いますけど、そんだけ飛んだらゴルフやめられません!(笑)

そうじゃなくてもやめらんないですけど。(笑)

Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月30日(木) 23:18

Anonymous said...

おはようございます
私、ゴルフに嵌り込み始めたのが91年で、外国人選手のことを知るようになったのは、ケーブルTVのゴルフ専門チャンネルを見られるようになってからです。それ以前に活躍していた選手なので初耳でした。
・・・かなりオカルトチックな面も持ち合わせていたようですが。・・
興味湧いちゃいますね、こういった変わり種プロには。
写真では、オーソドックスなフォームで、飛ばしやでしかも大きく曲げないような雰囲気があるけど・・・・。
おっと、
動画を見ましたけど、コンパクトなトップでフィニッシュもコンパクト・・体にも優しそうな動きですね~。
今後注目して見ていきます。

Posted by:ノリさん at 2009年07月31日(金) 06:28

yspz said...

ノリさん、こんにちは。


この 2アイアンなんか良くないですか?
http://www.youtube.com/watch?v=D6F0PoBmwlU


すごくショットがいいからみんなに一目置かれるんですよね。
(頭が正常ならすごい勝ったんじゃないかと。)

08年のスイングなんかもYoutubeの関連動画にありますが、ワトソンみたいに年齢を感じさせるスイングではありません。
58歳ですけど、ほとんど変わってないです。

ちょっと期待してます。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月31日(金) 14:21

Anonymous said...

おはようございます
仰るように、ワトソンのような枯れてきた?フォームという印象はありませんね~。
ザックジョンソン、イメルマンのような現役バリバリって感じを受けました。
注目してみていきます。

Posted by:ノリさん at 2009年08月01日(土) 02:54

yspz said...

やっぱりノリさんもそうお感じになりますか。

でもまぁ、実際には58歳ですからツアーで活躍は難しいかも知れませんが、天才に期待したいと思います。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年08月01日(土) 10:33