前回このコースをご紹介しました時は、昨年の7月でまだブログを始めて
2ヶ月ぐらいの時でして、自分で撮った写真もふんだんにありませんでしたので、今回改めてご紹介しようと思います。
いつもは2回目以降のラウンドは「その他のラウンド記録」カテゴリーに分類するのですが、まぁ久しぶりでもありますし、「ゴルフコース」カテゴリーにしようと思います。
日本からいらっしゃったお取引先の方々とご一緒しました。
サンクスギビングの4連休中ってことで、家族にお願いして1日だけゴルフに使わせてもらいました。(^^)
Coyote Hills Golf Club
http://www.coyotehillsgc.com/golf.cfm
私そういえば、USGAのハンディキャップ申請登録で、ここをホームコースに指定したのだったのでした。
そうは言っても、メンバーシップを持ってるわけでもなんでもなく、好きなコース選べばいいのですけどね。
1年に一回行くか行かないかのホームってのも・・・。
このコースは距離はさほど無いのですが、すごいアップダウンがあってグリーンもよく切れますし、なかなか難しいコースです。
特にドライバーの精度が要求されるホールが多数あって、全体を通して飛距離よりもコントロールが重要視される、いわばペイン・スチュワートらしいコースと言えるかもしれません。
短いということで、この日は青ティーではなく黒ティーを選択しました。
パー70でコースレート/スロープが69.4/128ですから、私のハンディキャップにも合いますし。
そうなんですね、ペイン・スチュワートがカル・オルソン氏と共同設計した
コースでして、クラブハウスの目の前、18番ホールの脇にペインの銅像が立っています。
で、その銅像の写真は大概、18番ホールのグリーンや滝を後方に撮られたアングルの写真がほとんどだと思いますから、ちょっと珍しい斜め後ろから撮った写真を掲載してみましょう。
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写真後方の小屋の向こう側に隠れてなにやら緑色の大型機械の一部が写っていますが、これが前回の記事でご紹介しました、コースの周辺あちこちで現役で活動している原油の汲上げ機です。
これが例えば、2番ホールから3番ホールへ向かう途中にまたドーンと在ったりするんですよね。
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初めての方はこれにびっくりなさいますね。
手前の表示には、「#3 TEE ↑」って書いてありますでしょ?(笑)
そしてその3番ではグリーンのピンフラッグの周りに、半径8フィート(ピンの長さぐらい)のサークルが書かれていました。
ティーイング・グラウンドで$5を払ってチャリティーに参加するとなんか商品をもらえるイベントです。
こういうキャンペーン、時々やってるコースを見ますね。
(グリーン面が見えやすいように)大抵、打ち降ろしのパー3で行われます。
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写真で見えますでしょうかねー。私のボールはサークルに見事に入ってしまいました。40cmぐらいでした。
キャンペーンには参加しませんでしたけど。(だから入ったとも言う。(笑))
146yの短めのパー3で、打ち下ろし、軽いhead wind (アゲンスト)。
ご覧のとおりこの日は2段グリーンの向こう側下の段にカップが切ってありました。
豪快な打ち下ろしでありながら、心理的に難しいのが、こちらの7番381yのパー4です。
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写真を少しズームして撮りましたのでまだマシな感じに見えますが、ティーからはすごく的が小さく見えて、特に風がありますとフェアウエイに落とすのは至難の業、とティーショットのときに感じます。
グリーン手前の谷には260yで届いてしまいますから届いてしまうドライバーを打つ訳には行きません。
私はスプーンでとてもいいボールを打てたのですが、良過ぎて谷ぎりぎり、フェアウエー先端のところまで行ってしまいました。危ない危ない。(笑)
次もとても見晴らしのいい豪快な打ち下ろしの9番ホール、377yパー4です。
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この写真も少しズームして撮りました。前の組の人がちっちゃく写ってますでしょう?
肉眼ですともっとずっと遠く感じます。
池までは、左のほうですと250yで届いてしまいますので、ドライバーを打つには、前の組の赤いシャツ着ている人が立っている辺りの方向に打っていかなければなりません。
こういうホールに限って、ドライバーのトゥでボールを打ってしまい、ドワーッとフックしてしまいました。
でも芯を外れまくって居ましたので距離が出なくって左のバンカーに入って助かりました。
バンカーの向こうは木の中かスロープで池まで転がり込んでしまいます。
助かったって言っても、そこから池越えになったグリーンへのショットはやや右にミス。
寄せ切れずに6歩(約4m)のパットも入らずボギーに。
そして、今度の金曜日にGlowball Golfでプレーすることになっているバック9のホールもいくつかご紹介します。
今回はパー3が4つとも乗って調子よかったのですが、この写真は14番
パー3、188yです。
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軽くヘッド・ウインド(アゲンストの風)が吹いていましたが、U4でしっかり目に打ってみたところ非常にいいボールが打ててピン奥5歩(3m半)に付けました。
ティーからはもっと近く見えたんですけどね。
ボールのピッチマークからは50cmぐらいで止まっていました。
グリーン手前にクリークがありますから、もしテール・ウインド(フォローの風)だったら距離は助けてくれるかも知れないけど余計に難しくなってしまいますね、きっと。
バーディーパットは左に外してしまいました。
思ったラインに打てたのですが、このコースのグリーンの傾斜はどれも、グリーン全体の傾斜とグリーン上のマウンドとの兼ね合いでどっちに曲がるかを錯覚しやすいのです。
もうひとつのパー3は17番、143yです。
短い打ち下ろしですから、そんなに難しくはありませんが、手前のクリークと、グリーンの真ん中に食い込むようにしつらえてあるバンカーが、如何にも入れて頂戴ね、って感じですよね。(笑)
ここは7番アイアンで打って、ピンの左7歩(約5m)に付けました。
パットはカップ左淵ぐらいを狙って、少ーしスライスする予定だったのですが、すーっと真っ直ぐ行ってカップの淵にぴたっと止まってしまって入りませんでした。
この日はパットが実に入りませんでした。
いいパットは打っていたと思うんですけど、読みがちょっとずつ違ってたんだと思うのですよね。
そして最後の写真は18番のグリーン後方の練習グリーンから撮った写真です。
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写真でいうとちょうど真ん中の辺り、山の中腹に原油の汲上げ機械が3台見えますでしょう?
このホールもグリーンの手前はクリークなんですよね。
岩が見えますでしょうか。
登りで393yあるパー4のホールですから、写真に写っている右のカートの人は2打めではないと思います。
私は2打めをU4で打ったんですが、グリーンすぐ右脇に設置されていたスプリンクラーヘッドに跳ねたらしく、ボールがカーンッと高く跳ねるのが見えました。
こういうのは運が悪いですね。
グリーン後ろのクリークの近くまで行ってしまったところから、かなり上手く打って2歩(約1m半)に付けたんですがこれも外してボギー。
この日は2歩のパットを6回も外してしまいました。(^^;
今回はホームコースですから(笑)、写真を少し多めにして気合入れてご紹介しました。(^^)
***
それでは、いつものラウンド記録です。
黒ティーのコースレート/スロープは69.4/128、パーは変則の34・36=70。
前半はパー5がありません。
1 4 △ 0 7B① (ガード砂)
2 4 - 0 D15BL-U②
3 3 ◯ / ①
4 4 △ 1 2- (FW 砂)
5 4 △ 1 2AL (FW 砂)
6 4 - 1 D10BL-①
7 4 ◯ 0 U⑦
8 3 - / UU11B
9 4 △ 1 6B (FW 砂)
10 4 - 0 2A
11 5 - 0 6AL-①
12 4 △ 2 ④ (隣のホール)
13 4 □ 2 D14BL-2A- (3パット)
14 3 - / D5BL-①
15 5 △ 2 2AL-1A- (3パット)
16 4 - 0 6BL-①
17 3 - / 7A
18 4 △ 0 2A
36(16)・41(19)= 77(35)
先週のブラック・ゴールドに引き続き、比較的好調でした。(^^)
先週と全く違うのがショートパット。
これはかなり苦戦しました。
反省しきり(というよりはまだまだ課題山積といった感じ)で、何のために16フィート以下のパットに取り組んでいるのか、再認識いたしました。
2歩(約1m半)のパットが7回あって、入ったのが最初の折り返しのパットひとつだけ。(x_x;
アンジュレーションの大きいグリーンであっても、少なくとも半分は入れたい距離です。
特に10番、15番のバーディー・パットは入れたかったですねー。(^^;
どの2歩のパットも入れたいには変わりないのですが。
15番は、スライス・ラインだったんです。(・・・と思ったのです。) カップの左淵を狙って打ったですが、真っ直ぐにスーッとカップの淵を舐めつつ抜けてしまいました。
返しの1歩は、返しなのにまた同じところをスーッと30cm抜けてしまって。(x_x;
1歩は、カップの外に打ってはいけませんね。アンジュレーションのきついグリーンであっても、急斜面にカップを切ることはほぼありませんものね。
11番、14番、16番、17番の5歩-7歩(約3m半-5m)のバーディーパットも、せめてあとひとつ入れたかったです。
非常に惜しいパットもあったのですが。
今回は、GIRが平均のほぼ8ホールより多い11ホールでしたから、パットが少し決め切れなかったけれどもなんとか私としてはいいスコアになってくれました。
このコースで、ブッシュや谷やクリークに打ち込むことなく、ボール1個で
ラウンドできたことは、上出来だったと思います。(^^)
(実はひとつ13番でグリーン前のクリークに捉まったのですが、水が無い部分に止まりましたので、ソールせずにそのまま打ちました。)
ここは今度、黒ティーの後ろのコヨーテ・ティーでラウンドしてみてもいいかも知れないな、と思いました。(^^)
その場合は、コースレート/スロープが72.2/135になります。
無理って数字ではないですけど、一緒に回る人が居ないかも知れません。(^^;
さて、Glowball Golfはどんな按配になりますでしょうか?
無事にボール3つで9ホールを回ってこられるのか??(笑)
6 件のコメント:
Zさん、
このコースは短いですが、落とし所が限られて、距離の調節が必要なので、ショットメーカーでないと難しいコースのようですね。
記録を見ると、確かに2歩の距離が入ってないですが、それが入り始めたら3,4は縮まりそうですね。贅沢を言えばキリがないですが、もったいない気がします。
次回は是非ともフルバックから回って下さい。私のゴルフ仲間はM系が多く、どんなコンディションでも、どんな長いコースでもフルバックで回っています。アプローチとパットを磨く練習になります。でも、風が吹くと本当に辛いです。
それにしても、DAPスコアが悪い割には、スコアは良いですね。やはり、フェアウェーにさえあれば確実にパーが取れるということですね。
Posted by:trimetal@Chicago at 2009年11月29日(日) 12:05
trimetalさん、こんにちは。
今シカゴでいらっしゃいますか。
このコースは、ホントにおっしゃるような感じです。
私は割合に相性がいいコースだと思います。
7番ホールはそう言えば前回ここを回ったときもバーディーだったみたいで、やっぱりコースごと、そしてホールごとの相性ってあるような気がしますね。
>フェアウェーにさえあれば確実にパーが取れる
ってことは無いです。
ホントに。(^^;
ここ2ラウンドはちょっと調子いい方なのですが、パー3がことごとく4つとも乗らないとかのラウンドもけっこう在ったりしますし。
ただ、3パットはノリさんのお陰でグッと減りましたですね。普段は3パット少ないです。
今回2回もやっといて言うのもナンですが。
ここのフルバックでしたら、スロープが135ですから、なんとか私のハンディでも推奨してもらえますので、選択できます。
咎められるってこともありませんし。
普段は、別に距離のあるコース攻略に自信無い訳ではないんですが、ハンディキャップに合わせて推奨されているスロープ・レートのティーを選ぶようにしています。
コンペなど、時として白ティーからやらざるを得ないことも時にはありますが
今回のパット数35はやや多いです。
ファーストパットの距離から見て、GIRが普段より高かったからパット数が多かった、って言うのとはちょっと違うような。(^^;
今年の平均値は今のところ32.27で、年頭の目標だった、昨年の33.53から1打減らす、という目的を達成しつつあります。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年11月29日(日) 15:23
Zさん、
いつも楽しく読ませていただいています。シカゴは3日滞在して月曜日の夜に帰る予定です。今年は暖かくて助かってます。
このコースのフルバックはSlopeが135って、凄いですね。この距離で135は、下手な人は来るなと言ってるのと同じ。曲がる人は厳しいでしょうね。でも、一度は回って欲しいです。
ただ、Zさんも仰るように、自分の実力に合ったコースの方が絶対にゴルフが楽しいので、超難しいコースは避けるべきですね。自分でも時々感じます。ですので、短いコースは難しくても良いのですが、超長いコースは飛ばない私は敬遠する方向です。
さて、平均パットを一打以上減らすのは凄いです。デジタルパットの成果なのでしょうね。私の今年は32.1でした。秋になって少々不調になりましたが、マズマズだと思っています。遅いグリーンの克服方法を検討中です。冬場の課題とします。
Posted by:trimetal@Chicago at 2009年11月29日(日) 22:57
trimetalさん、ありがとうございます。
デジタルパットの成果、徐々に徐々に出てきていると思います。
そのためにブログを始めてからですから、約1年半になります。
まだまだ改良すべきところ・課題が山積で、嬉しい悲鳴です。(笑)
trimetalさんは逆に、デジタルパットのような方法論を使わずに32.1平均というのはすごいですね。
やっぱり練習で距離感を磨ける方っていらっしゃるんですねー。
多くのプロもそうだと思いますけど。
昨日もゴルフ・チャンネルでマイク・ウイアーがワンポイント・レッスンしている番組の中でジョージ・ロペスにパットの距離感に付いて聞かれて、僕はフィーリングですね。感じるスピードでスムーズにストロークします。と答えていました。
trimetalさんはさすが、rating/slopeの見方が分かっていらっしゃる方ですね。
たまたま上手く行きましたが、距離のわりに難しいコースだと思います。
(でも逆に、スクラッチ・プレイヤーやプロは、こういうコースでばんばんアンダーを出してくるんですよね、短いですから。)
Posted by:やきそばパンZ at 2009年11月30日(月) 01:53
こんなコースをGlowballで回るんだったんですか?!
さすがアメリカ人、無茶なイベントを平気で企画するなぁ
何はともあれ楽しみつつ頑張ってください
↓Weirさんのこの番組見てました 録画し損ねた・・・
私も歩測はしますがあくまで自分モノサシでの距離を知るという事だけで、
実際の所ストロークの大きさや転がるスピードは完全フィーリング派
プロと自分はそもそも比べちゃいけないんですけど
左利きには右脳型人間が多いからイメージ優先がうまく行くのでしょうかね?
Posted by:ひゃっぽ at 2009年11月30日(月) 14:50
ひゃっぽさん、こんにちは。
なかなかいいところにお気づきになりましたね。(笑)
この無茶っぷりで笑わせるのは、こんなコースで飛距離の情報が「2クラブか15-20%飛ばない」だけなのはともかく、
2番目の写真でお分かりになりますように、ホール間のアクセスも結構インターバルが長かったりするし、アップダウンもかなりきついというのに、
“ショットガン・スタート”をやっちゃおう、ってところです。
しかも“歩き”で!(笑)
・・・って、笑ってらんないよ!寒いし!
5番Hスタートとかだったらやだなぁ。行きも帰りも。(笑)
プロも歩測する人は多いと思うんですよね。
「左利きには右脳型人間が多い」って言うのはおっしゃるとおりだと思います。
私も日常生活ではかなり右脳型寄りの人間(左手で字を書くと全部鏡字にひっくり返るとか、箸とか包丁とか左で使いますしね)なのですが、デジタルパットはものすごく改善につながりました。
てか、デジタルパットを実践してる人って、すごく少数派だとお思います、今のところ。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年11月30日(月) 15:59
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