4/24/2021

ゴルフスイング ‐30 on the Course (パーオン狙いのショット編)

こちらのマーシャル・キャニオンGC にはいつも鹿のファミリーがいます。



この日は1番ホールのフェアウエー脇に集まっていました。
距離は比較的短めでSlopeレートも高くないのですが、グリーンがなかなか読みにくくて難しいコースです。
本当、場所によっては「あれあれ、ボールが傾斜を登って転がりあがってない?」って感じることもしばしば起きます。
コンパクションが硬いグリーンではありませんので、水撒きしてあってグリーンは止まります。ただ傾斜の読みを間違えてスピードのジャッジが合っていないと、パッティングでするするーっとグリーンを出てしまうなんてこともたびたび起きてしまいます。

とてもプレーして楽しいゴルフ場です。


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さて、「ゴルフスイング ‐29 on the Course (ラウンド中、グリーン周り編)」に続きまして、プッシュカートにスマホをセットする治具を活用しまして、ラウンド中の動画をいくつか撮ってみました。

今回は英語でいうところの Approach Shot (アプローチ・ショットと読みますがグリーンに向かって打つショットのことで、日本でいうパーオン狙いのパー4の 2打目、パー5の 3打目を挿します。) に焦点を当てて撮ってみました。

題して「(パーオン狙いのショット編) 」。

今回の撮影は、マーシャル・キャニオンGC です。
前が詰まっていたので、タイミングを見て撮りました。

(本人的には、最後に貼っておいたおまけ二つ、別コースでのトラブルショットの動画が面白いと思いました。友達としゃべりながら打ってますし。)


5番ホール、419yのセカンドショット。
軽い登りの、残り約 180yを、ハイブリッドの3番で。


ちょっと画面が左に傾いていまして、実際には左が高くて右が低いホールです。
150yの白いマーカーの真っ直ぐ後方にありますピンの位置に対して、少しだけ左に目標をとりわずかにドロー気味に打って行ってグリーンの左端のマウンドで右にキックしても良いくらいの気持ちでピンより左を狙って打ちました。 ...が、実際にはほぼ真っ直ぐに行ってピンの右に行って手前 16フィート (5m弱) ぐらいの位置にオンでした。
幸いにグリーンが良く止まる状態でしたので、ボールは落下地点からすぐそばにあって、右傾斜方向に流れて転がらずに済みました。

パットとしてはピンよりも右側から登りで打ちたいところではあります。
しかし残り距離の長さとか風とか傾斜とか自分のショットの精度とかを考え併せますと、エイミングとしてはグリーンの左寄り側を狙うのが良いかと思っています。

ちなみに友達は乗用カートに乗っていますが、私はプッシュカートで歩きです。(^^)


6番 319yの短いパー4のセカンド、約 118yを 9番アイアンのフルショットで。


グリーンの方が低いかな、というロケーションで、風はアゲンストです。
手前のバンカー群には入れたくない状況です。 特に今の状態はバンカーがカチカチに硬かったり、ときどき砂があって足跡だらけだったり、入れたくありません。しかし一方で、グリーンをオーバーすると奥は急激に下っていて木の中に行ってしまいますので、オーバーも警戒したい状況です。
そこで、大き目のクラブは持たずフルショットで行きました。
打つ段階では、「しっかり打ってバンカーをキャリーさせよう」っていう気持ちで打っています。ちょっとドロー気味に出まして、グリーンの左端ぐらいの位置に行きました。もう少しピンをデッドに打てたらよかったのですが。
このグリーンは全体には左へ傾いているのですが、グリーン上へ上がると右方向への傾斜があって、グリーンへ自分が乗ってしまうとものすごく読みにくいグリーンです。
ショットの狙いとしては、ある程度目的をクリアしたショットだったかと思っています。


9番ホール、打ち降ろし左ドッグレッグの 368yのセカンドショット、残り約 128yでさらに少し打ち下ろしている状況です。


このホールはティーショットを左のフェアウエーバンカー群越えで左サイドに打っていけると 80-90yしか残らない位置に行けるのですが、安全気味のルートですとこの辺りに来ます。
このショットは 8番アイアンだったかと思いますが、ドロー気味の高いボールで行く予定で狙っていました。しかしながらバンカーの土手につま先上がりでしかも左足下がりのライの影響かも知れませんが、かなり薄く入って低いボールになり、グリーンの右サイドのしかも奥に 14フィート (約4m) くらい外れた位置に行きました。
待ち時間が長かったこともありますし、こういう場合はやはり打つ直前に本気の素振りをして、ボール位置を再確認しないといけないな、と思いました。(いつも忘れていきなり打ってしまいます。)


10番ホール、482yの短いパー5の 3打目、残り約 78yを、PWのスリークォーター・ショットで。


これもちょっと画面が左に傾いていますが、足元は右に下がっていましてつま先下がりのライです。 距離のコントロールが重要な場面です。
グリーンまでは少し上がっていて、グリーン自体は砲台気味に少し持ち上がっています。右のバンカーの方は持ち上がりが大きくなっていて、左の方は持ち上がりが低くなっていますが、フェアウエーが右に傾いていてグリーンはレベルに作られているためです。
ピンに向かってラインを出すつもりで打っていますが、打ったボールはピンより左へ出ています。つま先下がりの左足上がりのライに上手くアジャストできていないのかどうか、検証の余地があると思います。
ショット自体はフェースも返さないで真っ直ぐフォローに抜いていますし、距離感も悪くはありませんでした。
このボールはピンハイの距離、グリーン左のカラーくらいに行きました。


15番ホール、385yのパー4、アゲンストで残り約 145yの状況です。


ライは、かなり極端なつま先上がりでやや左足上がりのライの位置にボールが止まっていました。手前には、排水用の浅いコンクリートのドレインがありますため、ここはかなりの傾斜になってしまいました。
ということで 打つ前に珍しく素振りをしていますが、ここはやはり地面を擦る本気の素振りを入れないとだめですね。
大き目のクラブ、5番アイアンを持って打ってはいますが、ライ通りに左へ小サソリ、左足上がりで上がり過ぎていてアゲンストの風にあおられて余計に左へ、しかも戻されています。
このボールはグリーンの左手前にショートでした。
ショットのボールコンタクトとしては悪くなかったと思いますが、こういう場面のクラブ選択、ショットの仕方にはもう少し工夫が必要です。


最後は 17番ホール、458yの短いパー5の3打目です。
ドライバーが会心の当たりなら、2オンも狙えるチャンスもありますが、軽い登りでもありまして今の私にはちょっときつい距離です。でもサービスホールですね。
この日は 2打でこの位置。 だいたい 25yくらいのチップショットが残りました。


これは画面がほんの少し右に傾いているようですが、グリーンはそこまで右傾斜しているわけではありません。グリーン上のボールは画面の右方向に流れる傾向ですが。
このチップショットは、54度のウエッジで、50-50の半分キャリーして半分転がすイメージのショットを選択しました。
ピンに向かって打ちまして、距離感を出して。カップの右ワンクラブくらいの位置に打てました。
理想的に登りのパットが残って、これが入ってこの日2個目のバーディ。
いつもこういう風にプレーできると良いのですけれど、そうそう上手く行きません。


こうして動画を撮ってみて、後で自分で振り返ると楽しいですね。
ちゃんと肝に銘じることができれば、次回に改善できるかも知れませんし。
この日はグリーン周りもパッティングも調子が良くて普段からは良い方のスコア 77であがれました。グリーンで苦戦する日はこのコースでは叩いてしまいます。

グリーンがある程度止まってくれる状態ですと、ラウンドしやすいです。
もっと硬いグリーンにも対応できないといけないので、そういうコースに行ったら大いにラウンド内で練習したいと思います。





こちらは、Indian Hills GCでのラウンド中に友達が録画してくれました、トラブルショットの動画です。
どちらもパー4の 2打目ではありますが(笑)、グリーンオンは難しい状況ですので、番外編。


16番ホール、409y打ち降ろしのパー4で、グリーンの右に池があります。


この状況ですとグリーン右の池も何も見えませんが、方向としては私のすぐ左にあります太い木のすぐ右の細い木と、その次の左から3本目のもっと細い木の間で、写真の中央からはちょっと左の方向になります。ちょっと打っていけません。
そこで、このショットはその右の 2本の木 (左から 3本目と 4本目の細く見える木) の空間を狙いまして、そこからフックして左へ曲がっていくイメージで狙いました。

写真中央にちょうど狙っている空間の真っ直ぐ後方に低くて緑色の濃い松の木があります。その方向へボールが出て行ってフックがかかってくれれば、というセットアップをするよ、とか友達としゃべりながら打っています。打ち出し目標の低くて緑色の濃い松の木の後ろ側が池になっています。

結果的には、狙っていたより少し高く出まして、枝 (というより葉っぱ?) に当たりつつ通り抜けてくれまして、しかも運よく左に曲がっていってくれまして、グリーン右手前10yくらいのところまで出てくれました。
ギャンブルした甲斐あってここはパーセーブ。


次は 17番ホール、389yですが、左右が狭くてティーショットにプレッシャーのかかるパー4です。


動画のアングルからも、馬の背気味のフェアウエーが狭い様子は見て取れるかと思います。
私のティーショットは、少しフック回転でフェアウエーにバウンドした後に左へキックして斜面を転がり、この、木の根元にほど近いちょっとしたブッシュの中にスタンスせざるを得ない場所に。
ちょっとお尻を突き出せば木の幹に触るくらい木に近いです。
バックスイングやストローク中にシャフトが細い植物に当たるので、ちょっと打ちにくいです。ボールはカメラのアングルからは見えていませんで、ラフに沈んで隠れている感じ。

横に出すだけですが、次を打つ時に左の先にある木の枝が邪魔にならない位置までは出したいところです。ガサガサっとボールがとにかく進んでほしいのでロフト的に 8番アイアンにしました。
終始笑っているのは、撮影してくれた友達が変なこと言って笑わせるからです。

出した後のグリーンへのショットは、リカバーしてパーパットを打てるようにマネージメントしたつもりでしたが、さらにグリーン左手前に外しました。4打目のチップショットがカップに入ってあわやパー・セーブ?!でしたが、カップの中に入っているスポンジの輪っかで跳ねだされてしまいまして、タップイン・ボギーでした。


2つとも、まぁまぁ上出来のリカバリーになってくれましたので、動画を撮ってくれていて、ありがたかったと思いました。(^^)



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