9/19/2025

富士カントリークラブ

MyGolfSpy.com にとても興味深い記事が載っていました。


What Makes A Golf Ball Good For You (5 Things To Look For)

あなたに合うゴルフボール選び(見るべき5つの項目)
と題して、ボールの弾道やスピン量など、そしてどの特性が自分のゴルフゲームには重要なのかを見極めていって選ぼう、という具合な記事でした。

その中の3つ目の項目に、カバーの素材の違いという項目がありました。

  • Urethane: Provides consistent short-game spin and far better performance in moisture. In wet/dry testing, urethane balls lost only about 6.5 percent of spin on average.
  • Ionomer: Durable and affordable, but dropped nearly 44.6 percent of spin in the same test. That’s the difference between checking up on a dewy morning and skidding into the rough.
ウレタンカバーのボールは、ウエット/ドライ テストという、ボールが濡れた状態と乾いた状態での比較をした数値で、平均約 6.5%スピン量が減ったのに対し、
アイオノマーカバーのボールは、同じウエット/ドライ テストにおいて、ほぼ44.6%もスピン量が激減してしまったそうです。

朝露の多い早朝や、スプリンクラーを撒いたあとのグリーン周りなどの中プレーすることの多い私にとってはウレタンカバーのボールを選ぶ必要がありますね。(TrustのPantherにしています。)

syoballさんも抜群の雨率の関係で、ウレタンカバーのボールを選ばざるを得ませんですね。
D1 SPINでプレーされているそうです。


ーーー


さて今回は富士カントリークラブをラウンドしてきました。

こちらは昭和33年会場と御殿場でも一番古い由緒あるゴルフ場です。
日本でも古い方から10番目以内ぐらいには入るんじゃないでしょうか?(調べてません、すみません。)
会場当時は秩父宮妃殿下をお招きして鋏入れ式(いわゆるテープカット)をしたそうですし、コースの設計も日本で初期の数々のゴルフ場を設計している赤星四郎氏です。


昭和33年8月16日開場式当日の3番ホール
(コースウエブサイトの歴史のページにリンクしてます)

主な赤星四郎の設計コース
程ヶ谷CC(大正12年)
霞ヶ関CC東コース(昭和4年)
函館GC(昭和11年)
熱海GC(昭和14年)
箱根CC(昭和29年)
富士CC(昭和33年)
葉山国際CC(昭和38年)
芥屋GC(昭和39年)
阿蘇GC(昭和41年)


クラブハウス前に、赤星四郎氏の設計であることと開場年を記載した石碑のプレートが飾ってありました。


会場当時は全部手造りでコースを造成したのだそうです。
フェアウエーはそれほど広くはありません。

この日は曇っていましたので、一日中富士山は見えませんでした。


コースウエブサイトのコースガイドのページにリンクしてます


この日はコンペで、写真と動画はほとんど撮りませんでした。

こちらスタートの1番ホールです。



さすがに古いコースです。
遠方に見える建物はホテルなのですがあちらが後に建っていますのでね、全然ティーショットの目標にはなりません、ズレています。

そのせいかもしくはティーインググラウンドがやや左を向いているせいか定かではありませんが、ティーショットが左に行ってしまう人が多かったように思いました。


どのホールもFWが狭くはありませんでしたが、広々しているという印象でもなかったです。
刻んだホールは私は1つだけでしたが、飛ぶ人はもう何ホールかドライバーを打たない選択をしていたと思います。


今回は先にスコアカードです。


42 (15)  39 (15) = 81 (30) となりました。
バーディが取れませんでしたねー。 カップ周りで微妙に切れるグリーンだったように思います。ベントグリーンでしたけれどね。
夏だからというのはあるかもしれませんが、やや遅め。

コースレート/スロープレートが、白のレギュラーティーからは 69.6/124ですので、今回のディファレンシャルは、10.4でした。


OUTコースからラウンドしまして、1番ホールは無難にグリーンエッジ近くから寄せてパー取ってスタートしたのですが、

2番ホールは右ドッグレッグなのにドライバーのティーショットがやや右に逸れまして、そしたらフェアウエー右の木々に阻まれまして、しかもグリーンの手前100yぐらいのところにクリークが横切っていて左手前130yぐらいにほぼ横出しでレイアップせざるを得ず、そこからの3打目が右手前にショート、アプローチは3歩弱(約2m)に寄せたのですがカップインできずダブルボギー。

7番のパー3はニアピンゲットしました。

8番のパー5でOBを打ってしまいました。
このホールはえらい待たされまして、オナーだったのですがゾンビ立ちを忘れてしまい所謂待ちチョロですぐ目の前の川にかかっている網のカバーのところに転がってOB。
前4の特設ティーはありませんでしたので、暫定球を打って行って1パットでなんとかダブルボギーでした。

前半のダボ2つはちょっと痛いです。


後半の13番は、「何打でもニアピン」というこのコンペ特有のニアピンを初めていただきました。
グリーンの外からなら何打目でもいいけどカップの近くにつける距離で賞をもらえます。
大体グリーンエッジのカラーから打ったとかいろいろで30cm以内の決着が多いです。
実は2打目をFWのブラインドの位置から打ちまして、どうみてもこの辺りのショートカットのラフじゃないかな、という場所でボールをロストしまして、ないと思わなくて暫定球を打っていなかったのでそのへんから5打目で打ちました。
実はこのショットがまだ140yある位置から打ったのですが、カップから20cmぐらいのところにくっ付いてくれました。ボギー・セーブです。

今回バーディ取れなかったのが心残りです。(ロストからボギーはありますが。)
惜しいパットがいくつかあったんですけどねー、最短が約2mぐらいでした。
入って欲しかったなー。


次回また頑張ります!


ーーー


御殿場方面ゴルフシリーズ、まだまだ続きます。
沢山あるなぁ。



9/11/2025

ラウンドのスコアに関していまさらながら思うこと vol.1

こちらの記事は興味深かったです。



データを分析して分かること

  • Bag composition shifts with ability:
    • Higher handicaps often carry a 56 and a 60, leaning heavily on the 56 for short shots.
    • Better players gravitate to a 50/54/58 setup, spreading gapping more evenly.
  • Inside 50 yards: Scratch golfers hit a large share of their short shots with the 58, showing confidence in higher-lofted, spin-control plays.
  • 48-degree wedge is the least-used across all groups: Only about 10–13 percent of golfers in any handicap carry it, suggesting most players rely on their pitching wedge (often 44 to 46 degrees) instead of adding a dedicated 48.
・ハンディキャップの多い人ほど56°と60°の組み合わせが多く、56°を多用する傾向にある。
・ローハンディキャッパーになるにつれ、50/54/58のセットアップで、ウエッジ間のギャップを一定にする傾向がみられる。
・50ヤード以内において、スクラッチゴルファーはほとんどのショートショットに58°を使ってスピンコントロールした高弾道ショットに自信を見せる。
・48°のウエッジは、どのハンディキャップグループにおいても10-13%と、あまりバッグに入らない傾向にある。セットの 44-46°のPWを使い48°を敢えて追加はしない。


こちらの統計は、米国で取られたものですので、日本とは違う傾向にあるかもしれません。
私の感覚では、日本では上級者には52°と58°の組み合わせが多いように思います。
(統計はとっていませんので、定かではありません。)
50/54/58のセットアップはハンディキャップに関わらず日本ではあまり見かけないイメージです。


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さて、お友達の syoballさんがスコアを気にせずゴルフ探究者としての側面を強くしたゴルファーに変貌されつつあります。(とはいえシングルハンディでゴルフ歴45年以上の経験豊富なゴルファーさんです。)

私も基本的にはスコアは良くても悪くてもゴルフ場に行ってコースをプレーするだけで楽しいゴルファーで、精神的なメディテーションの意味合いが大きいです。
脳からアルファ波が出て、ストレスが解放されます。
これは私の人生においてものすごく大きいです。

安くないお金を払って、仕事のスケジュール調整とか、家族の予定とか、いろいろな犠牲を払って、そしてしかもゴルフ場を探して予約を入れたりとか、天候やら移動距離やら、コンペの場合ですと幹事さんの準備期間やらその後の反省会やら、ゴルフ場に行ってラウンドするっていうのは、数々のものすごく面倒くさいことを全部こなしてからようやくプレーできるわけで、それだけのことをやってのける価値があるとジャッジしているのですから、ゴルフ好き同士が友達になりやすいということにも合点がいきます、って思います。


お友達のPING芸人さんさすらいさんも、このところスコアがぐんぐん良くなっていて、ゴルフ内容が良くなって、スコアが減って、私から見ましても、いいなぁ、楽しいよなぁ、って思ったりしています。

いつものようにコメント欄で談義しておりまして、ラウンドのスコアに関して思うところがありましたので、メモしておきます。

(私が感じた一つの考え方でありまして、正しいかどうか分かりませんし、そして万人に当てはまる訳もないと思います。)


私がこの十数年、そして特に新型コロナ禍以降のこの6年ほど目指してきたゴルフスタイルは、「DRは大して飛ばないし、アイアンショットも切れないし、アプローチもビシビシ寄る訳でもないし、パットもボコボコ入る訳でもないけど、スコアはなぜかまぁまぁ少ない。」っていうプレースタイルです。

猛練習や、筋トレで体作りとかは (私の場合は)ストレスになっちゃうかも知れませんししません。 

ゴルフルールには競技委員ができる程度には相当詳しい方だと思いますが、競技には出ていません。
せっかくメンバーシップ持ったし、ホームコースのhdcpも多目にいただきましたし、出てみても楽しいかな?と思ったりはしますが、私にとってのゴルフは、リラックスして楽しく過ごすのが主目的ですので、場合によっては、暫定球なんて打つわけないじゃん的な(ボールが)あるはずのエリアなのにボールが見つかんなくて戻って行って打ち直したりしなくてはならないこと考えちゃうと足が遠のきます。

それはそれとして、ベストスコア更新出来たら嬉しいですし、ホールインワンしたら興奮しますし、常にある程度自分で満足のいくスコアでラウンド出来たら嬉しいです。
私の場合は「いろんなコースを体験したい欲」がありますので、初体験コースで80切れたら満足感が倍増します。

ラウンドは毎回、オールドマン・パーとの闘いと、コース設計家の意図を汲もうという意識とで楽しもうとしていますが、オールドマン・パーにはほとんどいつも負け続けています。


ここまでが前提で、今回あらためて考えたこと、というのをメモしておこうと思います。

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お友達の方々とのやり取りで私が考えていたことの本位というか、もっと詳細を表現してみたいと思いますが、自分でも漠然としていてはっきり分からない部分はあります。


1.ドライバーの飛距離

ドライバーは飛ぶに越したことはないのですが、仮に平均飛距離が10y伸びたとして、ラウンドあたりにして削減できるスコアの期待値は、おそらく年間平均で -0.2打も減ったら御の字ではないか?
(飛距離が仮に50yも伸びたら、それはもう2打目から何から色々変わってくるかもしれませんが、この年齢でこのゴルフ歴の私としては、現実的ではありません。)

10y程度伸びますと、現在は最初から3打目勝負になる420-430yのパー4を、2つで届く可能性が出てきます。しかしグリーンに乗せられる期待値は、5回に1回乗れば良い方なのでは?
そして420-430y級のパー4は、18ホールに1つあるかないか、長いコースでも2つあるかどうかでしょう。(フルバックからのプレーのお話は別にしておきます。)

そういった長いホールは、あまりグリーン手前に深いバンカーが設えてあったりはしません。下手に届く距離で打って左右や奥にこぼれるよりは、手前にショートした方が次が寄せやすい。
仮に手前にバンカーがあった場合でも、むしろバンカー手前に刻む結果になった方がスコアまとめやすいまでありますから、10y伸びたアドバンテージをスコアに落とし込んで減らすのはなかなか大変です。

期待値的には、 -0.2打としておきます。


2.グリーン周りの寄せ

4本のウエッジとか 9番アイアンとか、いろいろ含めて50y以内ぐらいのショートゲームで、仮に腕を上げて寄せワンを増やし、スコアを減らすことができたとしましょう。
私のZ版頑張り率が、50%前後です。

PGAツアーでいうところのSCRAMBLINGというスタッツに似ていますが、スクランブルにはGIRを外した全てのホールが含まれています。
09年はタイガーがトップで、68.18%です。 
昨年のデータでも、ツアーの70位前後のプレイヤーまでが60%、200位前後のプレイヤーで約50%です。

私のZ版頑張り率のデータの方は、ボギー・オンのホールだけの統計ですから、スクランブルよりももっとずっとゆるい分母です。

ですから、相当練習したとして、何らかの練習成果でかなりの上達をして寄せてワンパットでパーをセーブできる回数が増えたとして、仮に10%改善したとしましょう。そうしますと18ホール中の8ホールくらいのボギー・オン機会で10%改善ですから、-0.8打スコアの削減がのぞめます。
いままでの記録を辿りますと、寄せワン率を10%改善するというのは至難の業で、相当量の練習が必要かもしれません。(達成できていませんので分かりませんが。)

期待値的には、 -0.8打としておきます。


3.2mのパットを決める

私は5フィート(約1.5m)以下をショートパットと認識していますので、2mはミドルレンジのパットの短い方という位置づけです。
1.5m以下は80%以上カップインできますが、2mとなると50%入れば良い方です。
ここの差は非常に大きい。

そして大多数の方が家のパッティング練習でマットで転がす距離が2mくらいの場合が多いです。2mの練習を熱心に行っているゴルファーがとても多い印象です。

猛練習に猛練習を重ねて、仮に2mが70%入るようになったと仮定します。(もちろん家のマットではラインが決まってますからもっと入るかもしれませんが、コースのラウンド中のお話です。)
実際にはそんなに確率上がらないと思いますし、そこまで上げるのは本当に至難の業だと思います。でも上がったとします。

2mのパットがラウンド中に現れるのは2ホールくらいでしょうか。
百歩譲って、3mのパットも10%くらいカップイン率が上がるとしましょう。現実には無理ですけど。それを入れてもせいぜい4ホールくらいでしょう、年間平均で考えますと。
パットはスコア直結ですから大きいですが、ものすごく上達しても、ワンピン(約2.8m)以上のパットはなかなか入りませんし、3.6m(約12フィート)以上のパットが4%を上回って改善することはまずありません。

期待値的には、最大でも -0.3打としておきます。


4.アイアンの精度の練習

これは非常に評価しにくいのですが、グリーンオンしたホールのうちのいくつかのホールでカップからワンクラブ以内に付けることができて、バーディなり、遠くからセーブするパーなりを獲れるショットがラウンドにどれくらいあるか?という観点で考えてみます。
18ホール中の7-8ホールでパーオンできている中の、ひとホールでワンクラブ以内に付けることができたら万々歳です。

私の場合ですと、ワンピンに付けてもカップイン率は30%くらいしかないと思いますが、こういったホールもひとホールくらい増えるかもしれません。
精度が上がればパーオンのホールの数自体が増えるかもしれませんね。

ワンピンより外の距離に乗ったパーオンは、どう頑張っても基本2パットです。
たまにまぐれで長いのがカップに飛び込みますが、そこは練習で増やせる類の減少ではないです。
(私の場合 個人的には、アイアンの精度を上げる方法論が分かりませんので、この部分には正直期待をしていません。これからプロテストを目指す研修生とかならいざ知らず、40年もプレーしてきてアイアンの精度が目覚ましく上がるということは考えにくいです。)

期待値的には、 -0.2打としておきます。


この4つの項目を、自分によりマッチした道具、ハイテクの道具に買い替えたりしたとして、そしてある種の猛練習を積んだとして、4項目の期待値分の改善を達成したとしてみましょう。
これ全部達成したら、かなりの上達だと思います。ホントに4つとも実現したらスクラッチプレイヤーになれちゃうんじゃないの?って思いますが...

合計のスコア削減の期待値としては、-1.5打程度です。
(全て最大限改善できたとしての期待値です。)

ええ?ってなりますよね。たったのそれっぽっち?
私もそう思いました。
でも、ここまでの計算と見積もりはそんなにおかしくないと思います。

じゃぁ、だとすれば、 ...ゴルフのスコアって、実はこの4つの項目以外のところで大きく増えちゃうんじゃないの?っていう結論がおのずから導き出されます。

その、4つの項目以外のところでスコア減らせば効率的なんだよね、ってことになりますね。

それはそれで朗報ではないでしょうか?

ーーー

以上の事実を意識して、そういった目で自分のラウンド内容をあらためて振り返って見てみますと...、

ラウンド中の大きなショットミスや小さなミス、さらにスイングだけではなくてクラブ選択ミス、距離の見積もりのミス、ラインの読みの間違い、風の読み間違い、自分の飛距離の認識の間違い、思っている弾道と実際の弾道の違いによる結果の違い、ライの観察不足、傾斜度合いの見積もりや認識の間違い、セットアップのズレ、スイングは狂っていないのにスイングを直そうとしてのショットの悪化、こうやって挙げて行けば、どんどんどんどん出てくると思います。

さらに心理面での不安さの暴露や、心理面からのショットミスも出ます。

ちょっと噛んだとか、薄く入ったとか、あるいは完璧に打ったと思ったのに手前のバンカーに捕まったとか、ショットはとても上手く打ったけどオーバーしたとか、いくらでもありますよね。シャンクしたとかも。

スコアって、実はそういうところで落としていると思うのです。

じゃぁどうすれば良いのか?

...そこを考えて、ゲームとしてのゴルフを耳と耳の間ですることこそが、ゴルフの醍醐味だと思うんですよね。

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逆説的に言いますと、上の4つの項目を練習で改善できて年間平均で -1.5打縮めることができるゴルファーは、その他の部分で挙げた大きいミス、小さいミス、いろんなジャッジメントも同時に上達するので、特にそこだけ改善しようっていう取り組みをしなくても自然に改善出来て行ってしまうんだと思います。

PING芸人さんが近々6ラウンド中で5ラウンドを70台で回っていらして、大幅にスコア改善なさっているのは、そこが自然にできていた証拠なのだろうと思っています。


一旦終了。
(具体的にスコアを効果的に減らす取り組みのアイディアに付きましては、思いついたときにvol.2、vol3として記事にしていけたらと思います。)


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私個人的には、もはや練習や鍛錬をしてゴルフ上手くなろうとしてはおりません。
年齢的なところもありますし、練習熱心でもありませんし、いまさら大幅なスイング改造とかしたら、ガタガタに崩れるだろうという予想ができます。
(現にうちのクラブの50歳代の研修会に入っている方で、大幅なスイング改造に突っ込んでしまって、スコア70台だったのが110ぐらい叩いたりするようになってしまってガタガタで建て直せない方も中にはいらっしゃいます。)

道具に関しましては、いきなり上手く使える道具を導入して使うようにしています 。

SIM Maxのウッド類とハイブリッド、アイアン類は(PXGには珍しい中空にもなってない)小ぶりのマッスルバックのアイアン、PW以外のウエッジ3本はEdelのウエッジで50、54、58°、パターはキャメロンのニューポート(PING Anser型)、っていう具合で、いわば平々凡々オーソドックスなラインナップになっています。

歩幅も普段通りで一定させて数字は中途半端なまま計算で対処、スイングやストロークのテンポも歩くテンポで一定させて飛ぶ飛ばないは出たボール任せにしてます。
つまり練習量は少ないままで、出来ることだけやって安定化を図る。 

現状持てるショットでラウンドして、どうやってコース攻略してスコア減らそうか?ということろの工夫に終始しています。
ですのでゴルフの腕は上手くなりません。
40年もゴルフやっていて、リフティングもできませんし、ロブショットをラウンドで使うことも全然ありません。

ラウンド中は、出来るショットで工夫してプレーしますが、安全策に徹するという訳でもなく時にはギャンブルして攻めてみたり、必要な時にはグッと抑えて1DKJしたり、ゲーム感覚で工夫を凝らして攻略法を探す、という楽しみ方です。

トップアマやプロになれるわけではないですが、現状できるショットやパットで楽しくラウンドできて変な脳内物質が出るのかアルファ波が出るのか分かりませんが、このいわばメディテーション効果によってストレスが解放されますので、ゴルフが私の生活のメンタル面の健康にとっては欠かせない存在です。
ヨガに似た効果じゃないかな、と思います。


私はスイングに関しましては、レッスンを受けたこともなければ、スイング理論を持っているわけでもなく、ただ単純に(特に練習が少なくても安定させるためには)自然体が一番と考えています。

スイングテンポは歩くテンポで打つのが一番安定すると思っています。歩測はいつも歩く歩幅で、たとえばショットに向けて構える時にもちょっとジャンプして着地したくらいの自分にとって自然な歩幅でスタンスします。

グリップは両手をだらんと垂らした時の手のひらの角度で緩くグリップして自分にとって自然な位置を決めます。

アプローチはボールを真ん中に据えて、足を揃えてそもそも体重移動できないようにして構え、結果として大きなダフリやトップを減らそうとしています。

スコアにこだわる必要性はないと思っていますが、上手くいって70台で回れますと、オールドマン・パーと戦ってる気がする(いつも負けてますが)のと、コース設計家と対話してる気持ちがしますので、毎回目指すところは+9打以内、一桁オーバーまでの81以下を目標にプレーします。やらかして80台後半になっちゃったりもしてしまうこともありますが。




9/05/2025

(シミュレータ) セントアンドリュースをラウンド

今回のドライバーショット練習は、1球目ではありません。(朝イチではありますが。)


ヘッドが下から煽って入ると右へも左へも散ってしまいますので、いつもより低いティーアップで打ってみようという取り組みをしました。

同時に、朝一の1発目のティーショットは逆に高めのティーショットで距離を抑えめに打つと良い、っていう取り組みも試し始めました。

3Wを打つような気持ちで打つと、DRだと打ち込みすぎになるかなと思っていましたがそうでもなさそうでした。

ドライバーがもう少し安定できたら、2打目以降がグッと楽になります。
スコアにおいてはドライバーの出来は少なからぬ影響があることが検証されていますので、あまり多くの練習量を要さない工夫があればやってみたいと思うところです。


ーーー


普段はシミュレータを使って、グリーン周りの練習やパッティングの練習を中心に練習しています。

また別な使い方として、バーチャル・ラウンドをプレーすることもゲームの流れとか、がっかりしたり喜んだりのコントロールとか、いろいろな面で役に立ちますし、傾斜や悪ライ、強風などがない中、比較的良いスコアを出し慣れていくことも、実ラウンドのときの心構えに良い影響があると信じています。

これだけ条件が良くても、コースの難易度によってスコアはかなり違いますし、なかなかアンダーパーなどのスコアは簡単には出せません。


人によっては、練習場モードにして、自分のスイングを後ろからと正面からの2方向から撮影された映像を確認したり、ヘッドスピードやスピン量、ボールスピード、ランチアングル、スマッシュファクターなどのデータを確認しながら、スイングの分析・改善したりという使い方もされているようです。

そういう使い方をするゴルファーの方が多いのかな?


こちらが町田旭町店の4打席全貌です。
手前から、A、B、C、Dと奥へ並んでいます。


私はシステムのカメラではなくて、自分のスマホを後ろに置いて撮影することが多いですから、AとかDとかの端の席が好きです。

ボールもレンタルクラブも用意されていて置いてありますが、自分のクラブを持っていって自分のボールを使って打つようにしています。



という訳で今回はオールドコースと呼ばれているセントアンドリュースをラウンドしました。

このシミュレーション・システムにはたくさんの中韓のコースと、いくつか日米の有名コースもどきが入っておりまして、ラウンド体験できますが、有名コースは難易度が高い設定になっておりまして、シミュレータといえどもなかなか良いスコアが出にくくて難しいです。


難易度評価の☆は...


コースレベル ☆☆☆    パター ☆☆☆☆  となっています。 星は5段階表示☆☆☆☆☆です。
二つ下のTPCソーグラスが、コースレベル ☆☆☆☆    パター ☆☆☆☆  でかなり難しい設定です。
この画面では一番下に出ているペブルビーチが、コースレベル ☆☆☆☆    パター ☆☆  です。


1番ホールのティーからの風景
見えないところにバーンが走っています。


まっ平らなリンクスコースっていう感じですね。
コースを走っているバーン(クリークのこと)と、ところどころに配置されているポットバンカーを避けてラウンド出来れば、といったマネージメントになろうかと思います。

実際にリンクスコースに行くと、すごく目標が取りにくくてエイミングしずらいことに気が付きます。
もう一つは、バーンやぽポットバンカーなどのハザードが視認しにくいこと。まっ平らなので視認性が良くないんですよね。シミュレータだと、その辺りが良く表現されていると思いました。(むしろアップダウンに関しましてはTV同様画面だと臨場感持って感じにくいです。)


14番ホールです。
相変わらず多少のフェアウエイの起伏以外はほぼ平らに広がっているのですが、


白ティーの目の前には小さいブッシュがありました。
とはいえティーショットにはほとんど影響ありません。


セントアンドリュースのオールドコースですから、常に平らですし私にとっては各ホール毎の印象が特に記憶に残りやすいわけではありませんが、

さすがにThe Open (全英オープントーナメント)のときに、ツアープロたちがホテル越えで打って行く17番ホールは印象に深いです。


17番ホールの白ティー


白ティーの位置からですと、ホテルの壁を越えて打つ必要はない様子でしょうか?
全く行ったことがありませんのでそこら辺はよく分かりません。

17番ホールのバードビューです。


ドローンで撮影した映像っぽくコース上空をティーからグリーンまで。
TVで見ていたのは、だいたいこんな感じのレイアウトだったと思います。


有名なスウィルカン・ブリッジは18番ティーからバーンを越えて18番のフェアウエーに向かう途中にあるんだったと思います。



ちょっと向きが違いますけど。

18番のバードビュー。


最初にちらっとスウィルカン・ブリッジが映ってましたね。
こちらです。↓



18番ホールセカンドショット


だいぶ左に乗りましたが、このロングパットがカップインして最後の最後にバーディ。


スコアカードです。


だいぶシミュレータ慣れして来まして、難しい設定のコースでもそこそこスコア出せるようになってきました。
もうちょっとバーディパット入れないとなー

これだけライが良くて、グリーンのラインがだいたい分かっていてもアンダーパーを出すのは今のところ大変です。
簡単な設定のコース、仙台ヒルズで68は既に出ていますので、今後シミュレータでたとえ難コースでもパープレーに近いラウンドができるようにしていけば、実際のラウンドでもロースコアを出すマネージメントにつながるんじゃないかと思っていますので、その観点で楽しく頑張ろうと思います。



8/30/2025

スコティキャメロン・パター CAMERON/TITLEIST 1997 Project C.L.N. U.S. PROTOTYPE No. 2

お友だちのかわせみ!さんが、2番アイアンから入れたセッティングをやっていらっしゃいます。
1番アイアンも用意されています。

私も1番アイアンからの古いセットでラウンドしたことがあります。
年代も80年代半ばですので、かわせみ!さんのPINGのアイアン群と同じころのクラブです。
あの頃は2番アイアンも結構普通に売ってたんですけどねー。

っていっても、パーシモンのドライバー1本入ってます。

揃えて並べて撮った写真 ↓

今度またコースで使ってみようかな。
アイアン縛りのある9ホール歩きコース茅ヶ崎GLが良いかな。


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パターを変える予定は全然まったく皆無なのですが、買ってしまいました。

ジモティーで「父が使っていたものを譲り受けたパターだけど自分にとっては左に外れてしまうので手放します」ということで売りに出された方がいらっしゃいまして、前から気になっていた機種でしたので即ご連絡させていただいて、入手しました。




お父様がご自分で黒染め加工を工房にお願いして愛用されていたのだそうです。


黒染めが少し落ちていますが、目立った傷のようなものは見受けられません。


非常に良い状態の使用感で大切に使われていた様子がうかがえます。


タイトリスト時代のスコティ・キャメロンのパターです。
このロングネックはなにかと物議をかもしましたが、私としてはそのロングネックの感触を味わってみたいといいますか、なんで禁止になったんだろう?っていう興味があるといいますか、そういう観点で注目していましたし、そもそもニューポートというモデルが好きですので躊躇なく。


ヘッドカバーもオリジナルで良い状態です。
これだけでも万円単位することもあります。


グリップもオリジナルのコード入りグリップです。
97年の発売の当時はこのグリップが主流でしたが、タイガーはずっとPINGのグリップでしたね。


構えた感じは、Old PING Anserにとても近いです。



このパターは34インチです。


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タイガーのプロデビューが1966年で、デビュー後しばらくはスコティキャメロンがタイトリストから出したプロトタイプのパターをしばらく使っていたのですが、そのパターを原型に市販されたのがこのパターです。

1997 Project C.L.N.という名前は、「Cameron Long Neck」から来ているという説と、キャメロンがオーランドの有名なクラブで知人たちとラウンドしているときに「Committee at Lake Nona」って意味づけるのもいいかもしれないな、って話していたという説と両方の説があります。


1996年にラスベガス・ナショナルGCで行われたラスベガス・インビテーショナルで、当時のPGAとしては桁違いの飛距離と正確性で優勝するという鮮烈プロデビューを果たし、「Hello World, huh?」って会見をしたのを思い出します。


~~~

という訳で、どんないわれのパターなのかというところが載っているウエブサイトを、並べてみます。


Golf Todayの記事


このニューポートは、フェースインサートがないモデルでプロプラチナム仕上げです。 さらに1996年、プロ初優勝の時にはスコッツデールを使用。このモデルは、ロングネックでストロークがゆっくりできるメリットがあり話題になりました。 しかし、パターのネックは、長さ5インチを超えてはならないというルールにより、ネックの長さが修正されました。 タイトリストはリコールしましたが、逆にコレクターからはネックの長いスコッティデールは“レア物”として捉えられ、プレミアが付くほどの人気モデルとなりました。 スコッティデールの現在の中古販売相場は、5万9800円〜13万円です。 ヘッドカバーは、クラシックシリーズよりも厚手の革で、無骨な感じでレアです。 ヘッドカバーだけでも2万〜3万円ほどでほどで取引されています。



Golden Ageというコレクターのオークションサイト(販売済み)


Offered here is a 1997 Scotty Cameron Project CLN in black star finish. 1 of 10,000 made, patterned after the 1996 Japanese Scottydale Project X-SLC that Tiger used to capture his first two tour victories. "CLN" stands for Cameron Long Neck; our resident Cameron expert Bill Vogeney says the story on this was that Scotty was playing with some people close to him in Orlando and they came up with another meaning-"Committee at Lake Nona," the world-class club in Orlando. 35" long, plastic on grip, Cameron black flag headcover, condition is 9.0 out of 10 with minor shop wear on the sole and on face.
Offered here is a 1997 Scotty Cameron Project CLN in black star finish. 1 of 10,000 made, patterned after the 1996 Japanese Scottydale Project X-SLC that Tiger used to capture his first two tour victories. "CLN" stands for Cameron Long Neck; our resident Cameron expert Bill Vogeney says the story on this was that Scotty was playing with some people close to him in Orlando and they came up with another meaning-"Committee at Lake Nona," the world-class club in Orlando. 35" long, plastic on grip, Cameron black flag headcover, condition is 9.0 out of 10 with minor shop wear on the sole and on face.

1997年製スコッティ・キャメロン プロジェクトCLN(ブラックスター仕上げ)を出品します。10,000本生産されたうちの1本で、タイガーがツアー初優勝2回に使用した1996年製日本製スコッティデール プロジェクトX-SLCをモデルにしています。「CLN」はキャメロン・ロングネックの略です。キャメロンのエキスパートであるビル・ヴォーゲニー氏によると、このクラブの名前の由来は、スコッティがオーランドで親しい人たちとプレーしていた際に「オーランドにあるワールドクラスのクラブ、レイク・ノナの委員会」という意味の別の言葉を思いついたのだそうです。長さ35インチ、グリップはプラスチック製、キャメロンブラックフラッグヘッドカバー。ソールとフェースに若干のショップ使用感あり。コンディションは10点満点中9.0。
こちらは1997年製スコッティキャメロン プロジェクトCLN(ブラックスター仕上げ)です。10,000本生産のうちの1本で、タイガーがツアー初優勝と2勝を挙げた際に使用した1996年製日本製スコッティデール プロジェクトX-SLCをモデルにしています。「CLN」はキャメロン ロングネックの略です。当店のキャメロン専門家ビル・ヴォーゲニー氏によると、このクラブの由来は、スコッティがオーランドで親しい人たちとプレーしていた際に「オーランドにあるワールドクラスのクラブ、レイクノナの委員会」という意味の別の名前(の由来)を思いついたからだそうです。長さ35インチ、グリップはプラスチック製、キャメロンブラックフラッグヘッドカバー。コンディションは10点満点中9.0。ソールとフェースに若干のショップ使用感あり。



Linksloverさんのブログの、タイガーの歴代使用パターの記事

WITB|タイガー・ウッズが今まで使ってきたすべてのパター|GOLF.com by Linkslover

The controversial Scotty Cameron Scottydale

ツアー最初の2勝のとき,つまり1996年の Las Vegas Invitational と Disney World Oldsmobile Classic とで,ウッズは賛否両論ある Scotty Cameron Scottydale パターを使った。Sun Sentinel のレポートによる。ゴルフ規則によれば,パターのネックの長さは5インチを超えてはならないが,ルールオフィシャルたちはウッズのパターがこの規則に反しているのではないかと疑った。しかしウッズはツアー選手権を前にしてかすかに違うモデルに明らかに替えて,そこでそのパターが計測されて規制に適合している認められた。

(当該パターの部分を抜粋)


この事件の後に、5インチを超えるロングネックは姿を消しました。
それだけに、このロングネックのパターは入手しておきたい気持ちが湧きました。


余談ですが、先日 富士の杜GCをラウンドした時にご一緒した方の一人がパターを持ってくるのを忘れまして「コースでレンタルする」とおっしゃったのですけれども、私がたまたま買ったばかりでキャディバッグに入れておりましたので、良かったら、ということでこのパターを使っていただきました。

そうしたらこの方が絶好調で、ミドルパットをボコボコ入れる、ロングパットもピタッと寄せる、ご自分でも「これは魔法の杖ですねー。本当に銘器のパターだ。今日はこのパター様様です。」とおっしゃって軽く70台でラウンドされました。
いやー、ホントにお上手でした。
いくらパターが良くても腕がないとあそこまで寄る、入る、っていうのはできませんからね。

でも、その腕に応えるだけのパターなんだなぁ、としみじみ感心いたしました。



私が使いますとですね、こんな感じです。


普段は、ソールのウエイトとカウンターウエイトと仕込んであるずっしり重いパターを使っておりますので、打った軽さはかなり違います。
長さも普段は35インチ、こちらは34インチですのでこちらの方が構えが一見自然に見えるかも知れません。

距離感的にはそんなには変わりませんが、微妙なところでいつも使っているパターの方がコントロールしやすいと感じます。
普段はパターに任せてストロークしている感じが強いですが、こちらの場合は自分がストロークして打っている感覚が強くなります。
(私がラウンドに使う予定はありません。)

とても良いパターだと思います。



8/24/2025

シミュレーションゴルフでアプローチ練習と、パッティングの距離感を練習

発注から丸6ヶ月ちょっと、妻の車がようやく納車になりました。

色も車種も全部妻本人のチョイスです。
なかなか良い色。




記念写真撮りまして。

良かった、良かった。


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新潟産のコシヒカリが、税抜き3,980円のところタイムセール的な値下げで税抜き2,480円になっていましたので、家内の実家用と、私のうち用に2袋購入いたしました。


シャンプー買いに行ってたまたま通りがかったのですけど。
まだ魚沼産コシヒカリが丸5kgあるけど買い足してしまいました。

もうすぐ今年の新米が出てくるんですよね。
いったいいくらぐらいなんだろう?

ゆめぴりかとか、コシヒカリとか、ササニシキとかあきたこまちとかが、このぐらいの値段になってくれると嬉しいんですけどねー。


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あの時は Flat Modeで練習してキャリブレーションして距離を決めました。
その時に、Uphill とかDownhillの設定に切り替えられることに気が付きましたので、後日また練習に行って試してみました。

グリーン周りのUphill、前回のFlatと同じで、10y、15y、20y、25y、30yの設定があります。

今回は25yの設定でのアプローチショットを動画に撮ってみました。
こちらが設定状況です。


ピン位置はちょうど後方の白い四角い看板と重なっている位置で赤い旗が小さく見えます。
画面だとそう見えないかもしれませんが、6%ぐらいのまぁまぁきつい上りです。

右上のコーナーにグリーンの高低差が色分け付きで表現されています。
拡大してみます。


風は南風で0.6m/s、そよ風でほぼ影響無し。
ホール(カップ)まで 25.0y、高低差はカップがボールよりも1.51y高い位置にあります。
1.51y/25yですから、だいたい6/100の傾斜になります。という訳でほぼ6%くらいのきつい傾斜です。

グリーンは上っている領域(青色)の後に やや平らな領域(緑色)があって、その向こうは下って(赤色)いまして、ちょうど馬の背のようになっています。
そして全体に左にわりと大きく傾いています。


この状態で25yということは、30yくらいは打つことになります。

動画では3球打っています。


まず最初の1球目は、50°のウエッジでBump&Run的に低く打って傾斜にぶつけて転がりの球足を使っていく感じで。傾斜に蹴られて思ったよりもっと左に流れていますが、距離的にはまずまずでした。
前回Flat設定で練習した距離感をそのまま使っています。

2球目は、58°を使ってキャリーで22-23y程度運び、受けていますからあまりランを使わずキャリーで運んで寄せていくイメージで。
この設定ですと、このショットの方が距離感出しやすいです。

3球目は、50°のウエッジに戻って、しっかり距離出せずにうっかりFlatの25yぐらいの距離感で打ってしまうと、まず傾斜で左に持っていかれてそれから左手前にするすると戻ってきてしまって大きく転がり戻ってグリーンの外まで出てしまう様子です。馬の背おそるべし。



次に下りの設定もやってみました。

こちらも25yの設定を選んでみました。


全体に左に傾いています。
画面だとそんなに下って見えませんが、結構な傾斜で下っています。

高低差とかグリーンはどうでしょうか? 右上のグリーン情報を拡大してみます。


風は南風で0.6m/s、そよ風でほぼ影響無し。
ホール(カップ)まで 25.0y、高低差はカップがボールよりも-1.49y低い位置にあります。
1.49y/25yですから、こちらもだいたい6/100の傾斜になります。ほぼ6%くらいのきつい傾斜。

こちらは馬の背ではなくて、下って行ってカップ付近は一旦平らになるものの、カップを過ぎた先はまた急傾斜で後方に下って行っています。


下り傾斜がきついので打つ距離は1/3くらいで、だいぶ右に傾斜に落として傾斜に任せて転がり降りてカップまでで止まってくれれば御の字っていう打ち方になります。

動画では2球打っています。


1球目はキャリーで7-8yくらいのイメージで右の方に上げて落としています。
上げるといっても58°を使うだけで、特に打ち方は変えません。
何球か打ってみて転がりを確認してから撮っていますので、ほぼOKに寄ってくれています。

2球目は画面だけみて半分ぐらい(12⁻13yくらいの感じ)の距離で打つとどうなるかを打ってみました。
するするするするとカップに寄っていくかと思いきや、カップをオーバーした後はカップ後方の傾斜に持っていかれてグリーン奥のカラーの外まで転がり落ちてしまいました。
実際の場合でしたら、画面上の色分けでいうと緑色の領域に止まってさえくれればOKですね。


今回の25y設定は、本当、微妙な強弱が合っていないとカップに寄ってくれませんし、手痛い結果につながりますから、楽しんで練習ができます。


シミュレーションゴルフでの練習、なかなか有意義なものになってきました。


ーーー


さて、今度はパッティング練習です。

先日の練習ではパッティング練習のメニューは使いませんでしたが、パッティング練習にはFlatモードの他にUphillとDownhillモードがあり、それぞれに 5y、10y、15yの距離設定があります。


まずはUphillモードから。

5yのパットは、高低差 +0.19yで右にカップ2.5個分のフックラインとの表示です。


お友達のsyoballさんの情報によれば、高低差は大体10倍して足し引きすれば距離が合うとのこと。
5y +1.9y = 6.9yということで、2カップ半右に合わせてエイミングしまして打ちます。
シミュレーター画面ですので、実際にはマットからアバウトの目線で目途を付けなければなりませんので、スパットは見つけにくいです。


10yのパットは、高低差 +0.58yでフックラインとの表示ですが、「Over」となってまして、カップ6個を超える曲がり幅です。


曲がり幅に合わせたエイミング方向が表示されていますが、カップ何個分かもしくは何フィートというデータは判りません。
画面に表示されている黄色い線と、立てられた仮想ポールの方向に合わせるような角度で構えます。
10y +5.8y = 15.8yということで、16yぐらいの距離感で打って行きます。


15yのパットは、高低差 +0.99yでフックラインとの表示ですが、「Over」となってまして、カップ6個を超える曲がり幅です。


こちらもカップ何個分とか何フィートとかいうデータは判りませんので、画面に表示されている黄色い線と立てられた仮想ポールの方向に合わせるような角度で構えます。

15y +9.9y = 24.8yということで、25yぐらいの距離感で打っていくことになりますが、この距離に至りましては、私のデジタル・パットでの距離範囲を越えますので、転がしのアプローチだと思って距離感出しますが、バーチャル画面ですので少々難しい面はあります。


ということで、実際にパットしてみた動画です。


1球目の 5yの上り2.5カップのフックラインは、上りですしフックラインですし入れ頃ですね。上手くカップインしてくれました。

2球目の10yは、16yぐらいということでカツーンと打って行きました。
距離感と方向性が、カップから1ヤードの円内に入りそうなときには、カメラの向きがすぐに切り替わってカップ側からボールを迎えるようなカメラアングルになります。
この演出はちょっと気持ち良いです。
結果的にはちょっと山側に外れました。
良いパットだと思います。

3球目の15yは、25yぐらいということでChiputtの技術を使って打って行きました。
結果的には若干ショートで左に曲がり、カップまでワンピンぐらいに残した感じのパットになりました。

ですのでもう1球、4球目はさっきより少し強めにChiputtでストロークしましたところ、カメラアングルが切り替わってくれました! カップのちょい右を通過して1yほどオーバー。
これは良いパットでした。


シミュレーションゴルフでのパット練習、距離感の確認にはとても良い練習になると思います。



次にDownhillモードです。

5yのパットは、高低差 -0.12yで右にカップ 1個分のフックラインとの表示です。


5y -1.2y = 3.8yということで、1カップ右に合わせてエイミングしまして打ちます。
シミュレーター画面ですのでスパットに合わせるのには慣れが要ります(が、だいぶ慣れてきました)。


10yのパットは、高低差 -0.42yで右にカップ5.5個分のフックラインとの表示です。


カップ5.5個分右を狙えとのことですが、画面上の5.5個でエイミングするにも慣れが必要だと思います。こちらも画面に表示されている黄色い線と立てられた仮想ポールの方向に合わせるような角度で構えます。
10y -4.2y = 5.8yということで、6yぐらいの距離感で打って行きます。


15yのパットは、高低差 -0.79yでフックラインとの表示ですが、「Over」となってまして、カップ6個を超える曲がり幅です。


下りのパットでこれだけ曲がり幅があると難しいですね。
15y -7.9y = 7.1yということで、7yぐらいの距離感で打って行きます。
上りの時以上に曲がり幅は大きくなりますから右を向く必要がありますね。
ただし、7y打てばよいということでストロークの強さの調節はデジタルパットでコントロールをしやすいです。

私が全般的に下りのパットの方が好きで、速いグリーンが好きな理由は、デジタルパットの範疇でストロークすることができるからです。


ということで、実際にパットしてみた動画です。


1球目の 5yの下り1カップのフックラインは、下りですが届かせたいので 4yで打ってしまいます。上手くカップインしてくれました。仮に外しても真っ直ぐ目の上りが残りますから、こういうパットは届かせるように打ちたいです。

2球目の10yは、6yぐらいということですが、曲がり幅が大きいですのでラインをやや膨らませ気味にエイミングしました。これもカップインしてくれました。
カメラアングルが切り替わる演出は気持ち良いです。笑

3球目の15yは、7yぐらいということで膨らませ気味にエイミングして打って行きました。
結果的にはカップの左側を通過してカップを過ぎてダウンヒルに入り、12フィート(約3.6m)くらいも通り過ぎてしまったようでした。

もしかして、15y程度になって来ますと、1/10で近似する方法がちょっと離れてきて調整値が必要になってくるのかもしれません。
4球目、ストロークの方のブレもありますから確認のためもう一度同じ7yの距離感のストロークで打って確認してみましたが、同じようにカップのかなり左側を外れて通過し、10フィート(約3m)ぐらいオーバーしました。

5球目は、少し修正しまして 6yの距離感のストロークで打って行きました。
カメラアングルが切り替わってくれました! 
距離感はちょうど良さそうですが、まだまだカップのだいぶ左、約1yほどに止まりました。
これはこれで 1y横のラインが残ってしまいます。セカンドパット頑張らないとなりません。
通り過ぎた10フィートの上りの返しのパットと難易度は良い勝負かも?

もう少し余分目に曲がり幅を厚めに打てたら残るにしても真っ直ぐ目の上り(もしくは稀に下りのすごく近いやつ)のパットが残る良いパットになりそうです。


15y程度の距離がある場合には、上りの場合は1/10プラスよりもうちょっと追加、下りの場合は1/10マイナスよりもさらにもう少し削減してアジャストするのが良さそうです。


システムは物理計算が基になって作られていると思いますので、こういった学びがあると思います。
今回撮影しませんでした Flatモードも含めて、パットの距離感を確認しながらのストロークの練習をするには、とても良い環境かも知れません。


8/18/2025

PGMマリアゴルフリンクス (お盆休み千葉遠征)

米国からゴルフ友達が訪日しまして、お盆休みに千葉県まで1泊2ラウンドの遠征をしてきました。

まず初日は、都心から30分と近くて富沢誠造設計の素晴らしいコースということで人気も高くお値段もかなりします藤ヶ谷カントリークラブです。
クラブ会員のお友達(先輩)に呼んでいただきました。ありがたや。


藤ヶ谷カントリークラブ


適度にアップダウンもありますし、隣のホールから打たせてくれるところも少なくなく、チャレンジングな良いコースでした。

2グリーンのコースで、夏の間は高麗グリーンを使用しているようです。
最近は高麗グリーンは廃れていく傾向にあって、なかなかプレーする機会がありませんので、貴重な体験です。

グリーンのスピードはさすがに遅くて8フィート出ていない感じでした。
芝目がきついので、ショートパットはジャストスピードで打つと切れてしまったり止まってしまったりして外れてしまいます。

コースレート/スロープレートをみますと、メインのベントグリーンの方が距離も長くてコースレートは高いのに対し、少し短くてコースレートも少し低い高麗グリーンの方が逆にスロープレートは高くて難しいという、「そうだよね」という数字になっています。

久しぶりにみなさんとのゴルフということと、高麗グリーンで微妙にパットも外しまくるスタートで、写真を撮る余裕もなくラウンドを楽しく終えてしまいました。
気づいたら写真がありません。

スコアカードです。


44(16)  44(18) = 88(34) となりまして、 高麗のレギュラーティーはコースレート/スロープレートが 70.4/129 ですので、この日のディファレンシャルは、15.4でした。

パット数にも苦戦の様子が表れています。
チップインひとつあったのに、34パット。

グリーンがぱんぱんに硬くて、ピッチマークがつかなくて修復が必要ないくらいでしたので、寄せが微妙に通り過ぎてしまい寄りませんでした。そこで手前から行こうとすると高麗の方はグリーンが小さくて砲台ですから、手前の芝で喰われてしまったり。苦戦しました。
こういう時、引き出しの少ないゴルファー(私)はスピンかけて止めに行ったり色々できません...


ーーー


米国から訪日して来ている友達と、2日目はグランドPGMのコースの一つ、マリアゴルフリンクスをプレーしにいきました。

PGMの割引プログラムも使えますし、以前からプレーしてみたいと思っていました。
(今回はPGMの割引関係なく、お盆価格でものすごく割安なプランを予約できました。)

ピートダイが日本で設計した最初のコースだそうです。
旧名はきみさらずゴルフリンクスという名前だったそうです。


PGMマリアゴルフリンクス

コースのウエブサイトの写真です

PGAチャンピオンシップが行われるTPCソーグラスの17番のアイランドグリーンのパー3とよく似ているアイランドグリーンのパー3が、同じ17番に設定されています。

個人的にピートダイの設計思想がとても好きです。
難しいコースを造ると思われがちですが、様々なレベルのゴルファーに楽しんでもらおうっていう工夫がたくさん凝らされていていつも感動します。

グリーンも9.5フィートぐらいに仕上げてあって綺麗でした。(普通のスピードですけど前日と比べると格段に速いです。)


コースガイド

コースガイドのページにリンクしています


入り口のゲートからバブル期の豪勢な感じが伝わってきます。(アメリカ式ともいうかな。)



まだコースのバッグドロップに辿り付く前にコースへのアプローチロードから見えるコースのうねうね状態とかクリーンに刈られた綺麗な芝とか、圧倒的な景観でした。


反対側も。



クラブハウスに到着してからも、素晴らしい景色と素晴らしいチッピング練習場、練習グリーンに感動しました。





こういう環境でいつも練習できたら上手くなっちゃいますねー。
いやー、すごかったなぁ。


ラウンド記の方はなるべくあっさり目に、写真(たくさん)と動画(4枚)で。


1番のスタートは良いドライブが打てました。
フェアウエー広々としていますのでね。


セカンドショットを奥に少し溢し、5フィート(約1m半)に寄せたのですが、パーパットを外してスタート。


2番は左側がずーっと池のパー3です。


ハイブリッドは左に行きやすいんだよなー、と思いながら打ったらやはり少し巻いて、グリーン面にバウンドはしたのですが転がり落ちて左のバンカーに。寄せ切れすボギー。


3番のパー5は、ティーショットがやや天ぷら気味で右のラフに。


前半は待ち時間がとてつもなく長くて約3時間かかったのですが、待ったのにゾンビ立ちやらずに行くとスタートホールぐらい難しくなっちゃいますね。


セカンド、サード、4thとたくさん打って5打目にパターで寄せてグリーンにやっとたどり着いて、なんとか入れてボギー。OBの左サイドには行きませんでした。


4番の短めのパー4からペースがつかめました。


この写真はグリーンから振り返って撮っています。
2オン2パットでパー。やっぱりワングリーンだと私はプレーしやすいです。


5番は90°に右に曲がるドッグレッグ。
写っているのが米国在住の友人です。


とはいえある程度距離を出さないと曲がり角をクリアできませんからドライバーで左サイド狙い。斜面にいっちゃうともこもこしたこぶでスタンスやライが難しくなるのでフェアウエーに打たないと厳しいです。ここも2オン2パット。
スピードに合わせて3パットしないように注意してプレーしました。

90°曲がったセカンド地点がこんな感じです。


私のボール位置はFWのもっと左、この写真で言っても左の方向でした。
ここも2オン2パット。


6番のパー3は池越えです。


風が 8-10mphぐらい吹いていて距離感が難しかったです。
スイング動画中、打とうとしてセットに入ったら風がビューっと吹いてきて、仕切り直しています。

アゲンストですし池越えですから大き目のクラブでしっかり打ちまして、左サイドに乗ってくれました。
わりあいに長い下りのパットが残りましたが、頑張って2パットに収めてパー。


7番ホールは上っていくパー5です。


3番のパー5ではピンチを作ってしまいましたので、慎重に。
ここは左右がOBですので、振り切っていきました。
ここも3オン2パットでパー。
良い調子にリズムがつかめてきました。相変わらず毎ホール待ち待ちですが、気持ちを整えて。


8番はセカンドが池越えのパー4です。


ピートダイの池はピシッと切れていて気持ちが良いです。
池に入れても、2クラブレングズ以内でちゃんとプレーできる位置にドロップできますから、1ペナだけで済むのでフェアだなー、といつも思っています。
「フェアウエー外れたら即池かよ。」って思うと印象よくないかも知れませんけど、「思い切って池を越えて攻めて行って、もし入ってもドロップして良いライから打てる」って考えたら良い印象になりません?グリーン左サイドにオンして2パットで、パー。


9番は距離が長くてしかも上っていて、しかもアゲンストでしたので、もう3打目勝負のパー4でした。


グリーン近くまで来て、45yのアプローチショットをベタピンに付けてパーセーブしよう、って思って50°で球足使うように打って行ったのですが、だいぶ右に流れまして微妙なワンピンぐらいの距離を残し、このパットは惜しくも入らずボギーに。これは入れたかったな。


前半を40(17)というスコアで終えました。毎ホール待ち待ちで進んで、3時間ちょっとの9ホールでした。
出だしのドタバタした感じ以外は理想的にラウンドできました。


お昼を食べまして、


後半戦に突入します。


後半は結果的には流れが良くなりまして、2時間で9ホールを終えました。
前半はスルーとか早く終わる組が入ったりで混み合っていて、後半は抜けたとかなのでしょうか?


10番はパー5から。
距離が短めの打ち下ろしのパー5ですが、最後左へキュッと曲がっていまして、グリーンはアンジュレーションの強い横長のグリーンで、距離のコントロールと風の計算が要求されます。


私はセカンドショットをミスしまして、4打目勝負になりました。

頑張って、6フィート(1.8m)ぐらいには寄せたのですが、パーパットは入らず、ボギー。


ちょっと写真では表現しきれないのですが、アンジュレーションの大きいワクワクするグリーンです。


11番は、大きなバンカー越えのパー3です。


段差が大きいですし、手前の大きなバンカーは確実に越えて上の段に行きたいところです。


このショットはドローであまり戻らず、グリーン右サイドに若干外れました。
17yぐらいのアプローチでしたが、トン、トン、ススーッと行ってカップインしてくれました。チップインバーディ。


12番ホールはフェアウエーが途中で途切れていて、うねうねのマウンドだらけで狙いどころが難しいホールでした。


グリーンも隠れている左側には細長いグリーンが囲っています。
右のOBまでいかないように気をつけて右サイドに打って行きました。
グリーン外からの寄せが寄ってくれてパーセーブ。


13番は変わったデザインのホールでした。


ずーっと上っていくのですが、この見た目で真ん中に2本見えるカート道の左側はセーフですが深いラフが続いていてこぶもたくさんありますので行きたくない感じ。
カート道右側の狭く見えるフェアウエーに打って行きます。右過ぎたり220y以上行くと今度は木に捕まります。

ここは上手く打てました。
セカンドショットはこんな感じ。


グリーン左手前には大きな池があります。池の向こうは砂地のバンカーで、その上の段にグリーンがあります。
ですからグリーン右サイドに外しても良いつもりで打って行きました。
ところがグリーン右サイドにも小さなポットバンカーがありまして、これに捕まりました。
バンカーからはまぁまぁでしたが寄せきれず、2パットでボギー。


14番はフェアウエーが広々とした、緩やかに上って下るパー5です。
左サイドに池があって、独特の大きなバンカーもあって綺麗です。


ここでのティーショットが...


「Oh, no, no, no, no, ...ふぅー。」とか言ってますがブン曲げました。
これ以外のティーショットは概ねコントロールできていたのですが。

しかし珍しいチーピンが運よくセーフでしたので、1DKJをしっかりと。

左足上がり前下がりの難しいライから、丁寧にレイアップ。3打目はフェアウエーからまだ260yも残っていましたので3Wで慎重にまたフェアウエーに持っていきます。

4打目は54y程度ありましたので54°で打ちまして、ピン少し右を4歩ほど通り過ぎて止まりました。このパットを入れまして、ティーショットのミスから考えたらすごく嬉しいパーセーブでした。


15番は距離の長い上りのホールです。
細長いバンカーが特徴的です。


白からでも430yありますので、ちょっと私には届きませんので、3打目勝負です。
2打目をしっかりとグリーン手前の細いフェアウエーに運びまして、3打目は約45y。
50°で打って行きまして、距離は合わせたのですがワンバウンド目に思ったより右にバウンドしましてピンの右12フィート(3.6m)ぐらいに乗りました。
このパットをしっかり読んでいたつもりが、同伴プレイヤーが反対側から打ったボールが思っていた逆に切れたのを見て読みを修正。
何度見直してもフックラインに見えるのですが、今見た曲がりに合わせない訳に行きません。カップ左縁ぐらいのスライスラインに修正してストローク、カップインしてくれました。これも嬉しいパーセーブ。


16番も上っていくパー4で、これもなかなか距離的に厳しいです。
またグリーンは馬の背になっていて、ボールが左右にこぼれやすいです。


これがティーからの眺めです。
ティーショットは無難に打ちましたが、セカンドショットは若干ショート。
奥の奥のピン位置に対して、グリーンちょい手前のカラー部分からの28yのアプローチでした。

本気のリハーサルストロークで草擦りを2回。58°がダフる予感しかしません。
距離的には58°のQF27yキャリー(平地)でちょうど良いのですが、...ここは切り替えましてシミュレーターで練習していた50°のパターアプローチで打って行きました。
付け焼刃ですがなかなか上手くは打てました。でもまだ2m残っていました。下からはもっと近く見えたんだけどなー。
このパットも読みが合っていてカップインしてくれました。
粘りの嬉しいパー。


17番は、前々から首を長くして楽しみにしていたアイランドグリーンのパー3です。


低い視点から見るとこんな感じなんですね。
でもグリーンオーバーする距離で打っちゃうと向こう側に池ポチャしますから。


肉眼ではこのぐらいの拡大のイメージです。
ピンは右サイドの方ですね。

もちろん動画を撮ってもらいました。


入っている音で分かるかと思いますが、風が結構吹いていますのでこれもセットアップを仕切り直しています。申し訳ありません。

ピンより左にエイミングしたのですが、ピンに向かっていきました。

ナイスオンで6歩の軽い上り、得意距離についてくれました。
嬉しくて写真に撮っています。


余談ですがここの前3の黄色ティー・マーカー 、グリーン上(端)に挿してありました。
池ポチャしたら、3打目でパターで打ってもらおう、ということのようです。


友達がいる位置にオレンジボール、私の白いボールもカップ後方に写っています。
このバーディパットがカップインしてくれました。
ほぼ真っ直ぐの、ほんの少しスライスのラインでした。


18番ホールはティーショットが池越えになります。


セカンドショットは打ち上げですね。


このショットも手前と左のバンカーを避けて右サイドに。
グリーンからちょっとこぼれ落ちまして。

ピタッと寄せてパーセーブしようとアプローチに臨んだのですが、ちょっと慎重さに欠きましてウエッジがダフリ気味に入ってしまいました。
気を取り直してしっかり2パットで締めて、ボギーで終了。


後半はパットが良く入ってくれまして、37(11)となりました。


スコアカードです。

40(17)  37(11) = 77(28) です。
コースレート/スロープレートは 69.7/129、ですので、この日のディファレンシャルは 6.4でした。
このコースは初ラウンドですし、大満足です。

カリフォルニアのコースってどんな感じですか?って聞かれたら、今度からこのマリアゴルフリンクスをプレーしてみてください、ってお返事することにします。

私の友だちも、よく一緒にしたカリフォルニアでのラウンドの雰囲気だ、って言っていました。

本当に良いコースでしたし、後半はペースも良くて、海風が入って来てすごく涼しくなって、気持ちの良いコースでした。


帰りの海ほたるがだいぶ混んでまして、木更津の岸まで渋滞していましたので帰るの大変だったんですが、その甲斐はありました。

楽しかったなぁ。
泊りがけで出かけさせてくれた家族に感謝しないと。