2/03/2009

シー・クリフ (カントリー・クラブ)


すでに、シャフト・スタビライザー(続報1)で触れましたラウンドの記録です。


ここは、ハンチントン・ビーチという場所にあって、海から車で5分ぐらいに位置していますので、真夏の死ぬほど暑い時に来ますと、涼しい海風が吹いて気温を下げてくれますので少し快適にラウンドできます。それ以外は値段が高いですし、あまりメリットは無いかもしれません。


完全プライベイトのカントリークラブなのですが、同時にアメリカン・ゴルフに運営を任せているコースですので、そのルートから予約を取ることが出来たりします。

Sea Cliff Country Club
http://www.seacliffcc.net/


このコースでは、珍しいものをもらいました。
ヤーデージブックの上に乗せて写真を撮ってみました。



わはは。
こんなの日本じゃ当たり前ですね。
でも、この周辺でこういうプラチック・マーカーを配っているゴルフ場、他にはまだ出会ったことがありません。



下の写真は池越えの3番ホール167yです。

この日はピンが一番右奥の遠い位置でしたので185yぐらい。しかも右上に向かって少し高くなっているグリーンで、この日はさらにアゲンストの風(Head wind)が吹いていましたので、195yぐらい打つ感じになってました。

画像をクリックで拡大します。


同伴したプレイヤーは、みんなショートしていました。 池と、左手前と、バンカーと。

白ティー145y、青ティーが167yと表示してあって、写真のようにフラットに見えますので、余程ヤーデージブックとこの日のピン位置(この日は5の位置)をチェックしてしかも信用しないと、195y打つクラブを選択はしにくいと思います。

私はこのホールは運良く上手く打てて8歩(約5m半)に付けたのですが、このレイアウトで右奥のピンよりさらに右の、グリーンにぎりぎり乗る位置だったのは内緒です。(笑)
ユーティリティーの4Uでフルショットしたら、やや右からのドローになりましてなんとか池ポチャには行かずにかろうじてグリーン上に収まってくれました。(^^;



18番ホールは、このコースで唯一特徴的で印象に残る、とても戦略的で写真に撮ってもとても美しいレイアウトでした。

画像をクリックで拡大します。


この写真は、第2打目地点から撮影したものです。

左ドッグレッグのパー5、481yです。
このカメラの位置からですと、残りはまだ255yあります。

私のティーショットは、もう少し先のこの写真の右に切れているぐらいの位置で、グリーンまでは残り220yぐらいでした。

左ドッグレッグですが、左側には写真に写っている池がありますので、ショートカットを狙わず左の池の手前に植えてある2本の木の右を真っ直ぐに狙いましたので、フェアウエイの右端、バンカー群のうちの一番遠いバンカーの手前辺りに狙い通りに打てました。

グリーンのすぐ手前にあるもうひとつの池までは約190y。
この池は、グリーン手前の位置で幅が20yぐらいあります。その手前に見える池との間の帯状に写って見える陸地は、実は80yぐらいの縦幅があって、横幅も50yぐらいの大きなグリーンのような形態のフェアウエーゾーンになっています。
ヤーデージブックを持っていないと、そういう風には見えませんよね。

同伴プレイヤーはみんな、(ティーショットが200y前後で手前だったこともあり、)池の右側の陸続きゾーンを狙って刻んでいましたが、ここが実は左の池と右の木の間の横幅が15yぐらいしか無いのです。
フェアウエーにはめるには、かえって精度が必要になって来ます。
しかもグリーンへの残りがまだ160yぐらいの池越えになってしまいます。

ちょっと目の錯覚が面白いホールですよね。(^^)


私は風もありましたし調子も良くありませんでしたので、220yを2オン狙いには行かず約170y打って大きなグリーンのような形態のフェアウエーゾーンにレイアップしました。(写真では狭い帯のように見えますが、ヤーデージブックに拠れば実は広いんです。(^^))

3打目は池越えでピンまで70yぐらい。
絶好の位置から54度のウエッジでピンにデッドに打って行ったつもりが、左に出てしまって14歩も残してしまいました。

どうもこの日はグリーンへのショットが最後までいまいっちょでした。(x_x;



2/01/2009

夢のぺブルビーチ


唐突ですが、今週末、なんとあのぺブルビーチでラウンドできる手はずになりました。(^^)
もちろん初めてです。

同じカリフォルニア州内とは言っても、車で片道最短6時間かかります(私のカーナビ調べ(笑))。

たとえアメリカ人ゴルファーでも、この辺りの人はラウンドしたことが無い人の方が大多数です。
ベイアリア(いわゆるサンフランシスコ・サンノゼ周辺エリア)にいらっしゃるゴルファーは距離が遠くありませんから事情はちょっと違って来ようかと思われますが。


例えばですがオーガスタナショナルなどは、余程特別なコネがありませんとラウンドすることは到底適わないわけですが、ぺブルビーチは一応パブリック・コースですので、私のような一般人でも予約が取れないことは無いんです。
でも、普段はスタートを取るには、ぺブルビーチリゾート内のホテルに宿泊を2泊取る必要があります。
ホテルが最低$580 x2、グリーンフィーが$495、キャディ・フィーが$55ってことで、なんだかんだ税込みで$2,000コースになっちゃうんですよね。

ご参考料金表


そういう訳で、普段はとても行こうって気になれない訳なんですが、今回は友人が3週間ほど前から計画を立てまして。
オフシーズン料金ってことでグリーンフィー自体は3割引ぐらいになっています。
ぺブルビーチリゾート内のホテルへの宿泊も必要ないとのこと。

そこで、金曜日に有給休暇をとって朝の3時出発、10時半のティータイムに駆け込んでラウンド、その晩は15マイルぐらい離れた近くの$150ぐらいのホテルに宿泊し、翌日はスパイグラス・ヒルをラウンドしてラウンド後にまたひた走りに6時間ドライブして土曜日の夜に帰ってくる、というプランです。

会社の方は、「ぺブルビーチでラウンドして来ます。」ってことで、普段滅多にとらない有給休暇を申請して即OK。(^^)

奥さんの方はぺブルビーチがなにものかよく分かってませんから、しぶしぶOK。(笑)


本当はもう少し上手くなってから行きたいなぁ、と言う気持ちもあるんですけどね。(笑) (^^;
でも、こういう(ある意味ちょっと馬鹿げている)計画に乗ってくれる仲間が4人せっかく集まりましたので、この機を逃しては、一生行かないことになるかもしれないと思い、思い切って行ってみることにしました。

いやー、興奮します。(笑)


当日の天候は、ちょっと雨かもしれません。
でも、秘密兵器もありますし(笑)、コースがクローズにならない限り、頑張って来ます。


シーズン直前なんですが、実はたったの3日後に「at&t ぺブルビーチ・ナショナル・プロ/アマ・トーナメント」が開催される予定になっておりまして、コース・コンディションはえらいことになっていそうです。(^^;

とんでもない方向に向いた目土したディボット跡がもしTVで写ったら、私が犯人かもしれません。(笑)

なるべく出来れば100以上打たない様に頑張りたいと思います。
なんか、USオープン・チャレンジのこと思い出しちゃいました。(もちろん私達の場合は、チャンピオンティーからプレーしたりしませんが。(^^;)


なんという幸せ者。♡


1/31/2009

遼くん「ホーガンズ・アレイ」へ


ロサンゼルス郊外、サンタモニカ・バレーにあります、別名「Hogan’s Alley(ホーガンの裏庭みたいな意味です。)」と呼ばれている、ザ・リヴィエラ・カントリークラブ



The Riviera Country Club
http://www.therivieracountryclub.com/


この2月半ばにノーザン・トラスト・オープンが開催されますが、この大会に石川遼くんが招待されています。

Nothern Trust Open
http://www.northerntrustopen.com/


9番ホール


ザ・リヴィエラは、ノーザン・トラストの前身のニッサン・オープン、そのまた前身のロサンゼルス・オープンを中心にこれまで数多くのトーナメントを開催していますが、その中には、48年のUSオープン、83年、95年のPGAチャンピオンシップ(全米プロ)、98年のUSシニア・オープンのメジャー大会も開催されている名門クラブです。


ロサンゼルス・オープンは、かつてはPGAツアーのシーズン最初の開幕戦を飾る大会として知られていた時期もありましたね。

過去これまで、サム・スニード、バイロン・ネルソン、ヘール・アーウィン、トム・ワトソン、ジョニー・ミラー、ベン・クレンショー、マーク・カルカベキア、フレッド・カプルス、デービス・ラブ3世、コーリー・ペイビン、クレイグ・スタドラー、ニック・ファルド、アーニー・エルス、マイク・ウィアー、フィル・ミケルソン、そしてPGAチャンピオンのハル・サットン、スティーブ・エルキントンと言った偉大なチャンピオン達を生み出して来ました。

中でも、40年代にロサンゼルス・オープンに3度勝ち(2位も1回)、48年にリヴィエラで開催されたUSオープンにも勝ったのが、あのベン・ホーガンです。


48年のUSオープンでホーガンが優勝した後、(3度マスターズ・チャンピオンになった)ジミー・デマレット氏が、ザ・リヴィエラを「ホーガンズ・アレイ」と呼んだことでこのニックネームが定着したそうです。


ところで、このザ・リヴィエラで理事を務めていらっしゃるのは、トッド・ヨシタケさんという日系人のPGAのプロの方です。

トッド・ヨシタケ・プロ


今は、池袋「白雲閣」の渡邊昇社長がオーナーとして所有なさっているんですね。存じませんでした。
(白雲閣の方を、リビエラ東京に(会社名も)改名なさったみたいです。)


実はですね、面白いことにこのザ・リビエラを、お膝元・地元出身のタイガー・ウッズが大変苦手にしています。
いまだにこのコースでの勝利が無いばかりか、アマチュア時代に最初にPGAのツアーに出場したのがこのザ・リヴィエラで予選落ちをしていますし、2006年に風邪で2日目を終えて途中欠場して以来、出場さえしなくなってしまいました。

もっとも、この時期のロサンゼルスは意外に天候が悪いことが多くて、この大会自体が天候に祟られてコンディションが良くない日が多いので出場しなくなった面もあろうかと思いますが。

タイガーは、ザ・リビエラ以外にもロサンゼルスのコースでまだ勝利していないんですね。


最後に、ここをラウンドなさった方の記事を(勝手に)リンクいたします。
(許可無く過去記事にリンクを貼りまして、ごめんなさい。悪用はしておりませんのでどうかお許しを!m(__)m)
大変上手な方ですねー。
(事後申請ですが、トラックバックを申請しとこうと思います。(^^;)

みなさんご参考になさってみて下さい。m(__)m


遼くん、ぜひリラックスして力を出し切って欲しいですね!(^^)


***

サンディエガンさんが、もっと詳しくアップしてくださった記事にもリンクを貼っておきますね。

こちらです。→ リビエラCC

もうひとつ追加 。→リビエラCC(キクユ芝)