4/04/2009

米国ゴルフ場事情-2


前回の米国ゴルフ場事情-1に続き、題名ほど大げさな話ではなくて恐縮です。(^^;

気が付いたとき&思いついたときに、適当にアップするシリーズということで、お許しを。(^^;



日本全土には約2,300あまりのゴルフ場があって、これはヨーロッパ全土(スコットランドを除くらしい)にあるのと同じくらいの数だそうです。

そういう意味では、「日本の国土にはものすごい数のゴルフ場がある」、「日本はゴルフ大国である」、と言えそうです。


日本以上のゴルフ大国たるアメリカには、諸説あって正確には判んないんですが、17,000とか23,000とかといった数のゴルフ場があるそうです。
(パー3のショートコースやゴルフトレーニング施設なんかがが入ってたり入ってなかったりとか、きっとそのあたりで数が違うのでしょう。)

人口当たりにしますと、米国には日本の4倍はゴルフ場があるということになろうかと。


逆に面積辺りで計算しますと、日本の面積はカリフォルニア州と同じぐらい(でちょっと小さい)ですから、日本には米国の3倍ぐらいのゴルフ場がある、って感じになりましょうかね。
ちなみにカリフォルニア州には8,000ぐらいあるって話だったかと思います。


ちなみにカリフォルニア州は日本とちょうど似たような緯度に位置しておりまして、私の居るロサンゼルス近郊はだいたい広島市と同じくらいの緯度、お友達のHumhumさんやTONさんのいらっしゃるサンフランシスコ近郊はGGさんやnekochanさんのいらっしゃる新潟市近郊あたりと同じくらいの緯度にあたります。

なんかねー、カリフォルニア州に親近感沸きますね。
(ちょっと無理矢理?(^^;)


グーグル・アースの画像です。黄色いくさび形で印をしてみました。↓

クリックで90度回転したpic



Image NASAって書いている字の下あたりに、白丸で印を付けたのが北極点の位置です。


ペブルビーチに行って、松林の中の細い道路を運転していて、伊豆の川奈ゴルフコースを思い出しました。
(川奈ゴルフコース自体は私はまだプレーしたことありませんが、学生の頃伊豆のペンションでバイトしながらサーフィンした年もあったりして、城ヶ崎のあたりとかにとても似ていて懐かしかったです。)

で、何を思ったかといいますと、ペブルビーチ・リゾートのあるモントレー・ベイから、トーリ・パインズのあるラ・ホイヤまで延々と続いている海岸線(ホントはその北と南にも延々と続いてますが)に、もっと沢山ゴルフ場があってもいいような気もするなー、でもゴルフ人口がもっと増えないとやっていけないかなー、なんていう妄想でした。


で、ゴルフ人口ですが、


日本のゴルフ人口は、約1,000万人強なんだそうです。
ゴルフ人口・世代別(JGAデータ)

どのくらいゴルフする人までが含まれているのか、詳細は不明ですが。


対して米国のゴルフ人口は約2,500万人。日本より、ゴルファーの全人口に対する割合は少し多いんですね。

ゴルフ人口当たりの換算ですと、米国のゴルフ場の数は、日本のゴルフ場の数の3.5倍くらいのようです。



ところがですね、どうやら日米ともに、ゴルフ人口は2,000年以降少しずつ減少傾向にあるようなんです。

タイガーの出現(というかプロデビュー)が96年で、2000年以降のタイガーの活躍ぶり、人気振りから考えて、てっきり日米の(特に米国の)ゴルフ人口は増えているのかと思い込んでいたんですが・・・。


しかも今回の大不況の影響で、ますますの減少傾向になりそうです。


4/03/2009

ゴルフスイング-11/2


と言うわけで、カシオのEX-FC100を使って撮影したスイング動画upの続き、第3弾です。


ゴルフスイング -11と同じ日、レイクウッド・ゴルフコースでの撮影です。
(13ホール(日没)のプレー。)



このショットは、前記事でドライバーショットをupした8番ホール364yパー4での2打めです。

ティーショットはよく飛んでくれたのですが、フェアウエー左サイドのマウンドで左キックして、左サイドのラフに来ました。
残りは約90y、木越えのバンカー越えのショットが残りました。
私はロフト以上に高いボールを打つ技術はありませんが、ライは少しですが左足下がりのライでラフの草にさほど沈んで居ない悪くない状態。


フェアウエーからなら50度のGWの距離ですが、ここはPWのフェースを気持ち開いて、ハーフトップを打たないようにしっかり打ち込む気持ち(木に掛かってしまうのが最悪のミスですから。)で、右サイドを締めて、フェースを返さないように振り抜いています。
(技術的には出来ないのですが、)私の体のアクションからは、高いボールを打とうと言う意思が見て取れますね。

実際にコースで撮ってもらわないと自分では気が付かない部分でした。
(あくまでも技術的には出来ません。気持ちが体に出てしまいます。(^^;)

このショットはピンには絡みませんでしたが、グリーンには乗りました。



次のショットは、6番ホール447yのパー4でのセカンドショットです。

447yの長いホールでしかもティーショットは軽い登り、あまり距離が出ませんからセカンドも結構残ります。
(普段からこのホールでパー取れたら御の字です。)

このセカンドは、残りが約210y。ティーショットよりは平坦になりますが、まだほんの少し登っています。
せっかくライがフェアウエーのいい状態にありましたので、私は3Wを思い切って打っていくことにしました。
目標は、少し高くなっている木の方向です。


このショットは非常に上手く打てました。
断言出来ますが、普段はこんなに上手くは打てません。(笑)

グリーンが硬かったので、奥のカラーにこぼしていましたが、とても気持ちの良いショットでした。(^^)
奥からの下りのアプローチもわずか5cmに寄りまして、やっとこさパーを獲ったのですが、これは私としては上出来でした。



ちなみにこの日はカメラで忙しいし(他の人の動画も撮ってあげたりしていましたので)どうせ18ホール終了できっこないので、いつもの記録を付けずにラウンドしましたが、13ホール終了時点で6オーバーでした。


次のショットは、9番ホール507yパー5の第3打のアプローチショットです。

第2打はなるべく距離を稼ぎつつ、フェアウエイ左サイドに置きたいレイアップでしたが、これはやや意図したより左へフックしてしまうミスで、カート道の左まで行ってしまいました。距離を欲張りすぎたか?

残り距離は80y程度ですが、ラフの中のちょっと地面が凹んだ場所にボールがあって、かなりしっかり打ち込まなければならない状況。


フェアウエーからの80yのアプローチと比べると、スタンス幅も少し大きめに取り、少しがに股気味にする感じで安定させ、左足体重にしています。

粘い芝に負けないようにグリップをしっかり握り、上からスティープにクラブフェースを入れるように打ち込んでいます。
少し右足寄りボールを置いていて、フォローは大きく取れません。

自分としてはかなり上手く打てたのですが、グリーン手前左側の木の枝にわずかに掛かってしまい、グリーンを外しました。
そこからは、D-Chopで寄せて、約50cmに。

短いパー5ですから、本来ならこのショットの前のセカンドショットをもう少し丁寧に考えて打って、3打めはバーディーチャンスに付けたいところですね。



最後は、3番ホール163yのパー3、ティーショットです。
風は右から左。
この日は青ティーが少し前に出ていて、約150yの距離でした。7番Iで打っています。


動画に写っておりますとおり、ややトゥ寄りでボールを捉えてしまいまして、フック回転のボールがやや右に出て行きました。
それに加えて、右から左の風に押されまして、グリーンには乗ったものの、左手前にやっと乗るだけ、カップまで距離を残してしまいました。

私としては、まぁまぁOKの部類のショットですが、(いつもラウンドの初めの数ホールで特に出やすいのですが、) トゥ寄りに当るショットが出てしまいます。
この辺は、ラウンド前の練習で対策が打てる課題だとは思いますが、やりくりする中、どうしてもラウンド前にレンジでボールを打てないスタートと言うのは多発します。
その場合の対策を考えなくてはなりません。

アイ・ガッチャ・レディは、完全な対策足り得ませんでした。(^^;)

なんかいい方法ないでしょうかね?


4/01/2009

ゴム飛ばしの比喩


今年からレッドソックスに移籍したジョン・スモルツ投手(偉大な、殿堂入り確実の投手です。)が、この月曜日にフロリダ(オーランド)のIsleworthというカントリークラブで、タイガー・ウッズとラウンドしたそうです。
タイガーのおうちのすぐ近くですね。
毎年(春季キャンプの時期に)恒例のことなのだそうですけどね。

この人は、ゴルフがものすごく上手くて、タイガーにして「ジョンはPGAのプレイヤー以外では一番上手い。」と言わしめるほどの腕前です。
もうすぐマスターズですが、この人はジョージアのゴルフリゾートに住んでいます。



さて、ゴルフスイング -11の記事で、ゴム飛ばしの比喩を書きました。

それで、(調子こいて)スーパースローの動画を撮ってみました。(笑)


GGさんにある程度同意のコメントをいただけたのですが(^^)、

この比喩は、あらん限りのmaximumのパワーを生みだすことと、効率よく打球へ伝達することとの、ちょうどいい頃合のバランス点を見出して、現状持てる力の最大公約数的な飛距離といいますか、平均飛距離の最大化といいますか、そういった分岐点を探ろうと言う意味の比喩なのです。


輪ゴムを切りまして1本のゴムにします。

これを右手と左手の指先でつまんで持って前方に狙いを付けて引っ張り、片方を1瞬早く両方の手を離すことによってゴムを前に飛ばします。
(輪のままで爪に引っ掛けて飛ばすのではありません。)

私の動画の場合、右手を前方に、左手でゴムを引いています。
左手の方を一瞬早く離し、次いでタイミングよく右手を離すと綺麗に前方へ飛んでいきます。


が、こちらの最初の動画では、タイミングが上手くないため、右手のすぐ先でゴムが回転してしまい、遠くまで飛んでいません。
力がロスした状態ですね。


ちょっとスローでじれったいですけど(^^;、動画の最後の方で、ゴムが飛び出したは良いけど回転してしまっている様子が見えます。



一方、こちらの動画では、ゴムの縮むスピードに合わせてタイミングよく左手・右手を離しているため、ゴムは真っ直ぐ前方に飛び出していきます。


よく観察してみますと、左手を離れたゴムは縮みつつ右手の方へ近付き、180度回転した状態で右手から離れて真っ直ぐ飛んでいくんですね。(^^)


この輪ゴムは、さらにあと最大約+50%ぐらいまで引っ張ることができます。
もっと引っ張れば、ゴムのパワーが増しもっと遠くに飛ばせる計算になりますが、一方でゴムの縮むスピードが上がるために、左右のタイミングを取ることが数倍難しくなります。

実際にやってみると判るのですが、動画でやっているよりももっと小さくゴムを引くと、前に飛ばすこと自体は非常に簡単になります。

一方、練習を積むことによって、もっとゴムを強く引きつつタイミングを取り、もっと飛ばせるようになってくると思うのですが、出せる飛距離と上手く飛ばせる確率の問題で、どの辺りで妥協点を見出すか、というのが今回の比喩の最大のポイントです。



体が細くても筋力がさほど強く無くてもよく飛ぶ人と言うのは、効率よくボールに力を伝える体の使い方が上手なのだと思うのです。

腰の回転と肩の回転のタイミングのズレによる捻転差で生み出されるパワーを、ボールに効率よく伝えるためのタイミングが存在していると、私は感じます。


あとは、捻転差をもう少し大きくするにはどうするか、また、そのゴムをもっと強く引っ張った状態からタイミングよく力を伝えるスイングを作れるのかどうか。

別の見方をすれば、筋力を上げ体を鍛えることによって、ゴム自体を太くしたり強くするという方法論で飛距離を伸ばす、という考え方もできようかと思います。
例えば身長が高いと、この比喩で行けばそれはゴムの長さを長くしたようなもので、ポテンシャルの飛距離には多少の優位性があろうと思います。

今の時点で、捻転差を大きくしようとしてこれ以上のオーバースイングをすることは明らかに得策ではありません。
なにか、別なコツのようなもので捻転差を大きくできればいいんですけどね。今後の課題です。



以上の戯言を書くために、ゴム飛ばしの動画まで撮ってみました。(笑)

ちなみに動画は、420fps(1秒420コマ)で撮影し、再生スピードをカメラ・デフォルトの30fpsからさらに落として10fps(1秒10コマ)で再生したものです。
つまり、通常スピードの42倍遅いスピードで再生されています。