7/05/2009

パッティング動画-2 (スーパースロー)


米国は、今日は独立記念日でした。

近くのベースキャンプが一般開放になり、ファミリー・ファン・ゾーンや、フードコートなども用意され、夜には大花火大会になるので、家族で遊びに行ってきました。(^^)


***

久しぶりにスイング動画を撮ってみました。
5歳半になる息子と一緒に練習グリーンに行って、今回はせっかくですからスーパースロー動画を撮ってみることに。

ストローク部分だけを1/7のスピードでの再生にしてあります。

以前から何度か書いていますが(私が勝手に思いますに)、「カップは耳で聞け」というアドバイスは、毎日パットの練習をしていて距離感はもう見なくても身に付いている、ボールがカップに入った/外したところを見なくても、どういう風に外れたか分かってしまうような、プロやトップアマ向けのアドバイスなんだろうと思うんですね。

ですから練習が少なく距離感の良くないアマチュアの私は、なるべくボールの行方を最後まで見ようという意図で今のところ、ボールは左の方に構え、カップの方を見てストロークするようにしています。
(ご参照:驚くほど距離感の合うパット法 (デジタルパットに取り組む前に書いた記事です。))

かなり変則なパットの打ち方ですね。(^^;


打っているのは、10歩の距離(約7m)です。
やや下りの最後にちょっとスライスのラインです。

セットアップは通常のスピードで、バックスイングに入ったところからフォロースルーまでをスーパースロー再生にしてあります。(^^)


ボールは、左足かかとの内側の線上からボール1個ぐらい内側で、これは私の場合はドライバーをはじめすべてのクラブでほぼ同じ位置にボールを置いています。
足はほぼ肩幅。

構えに入る手順は、これもドライバーと全く同じでして、右手でクラブを持ち両足を揃えてボールの正面に立った後、左足を決め、それから右足を肩幅に開いてスタンスを決めたら、パターをソールした状態でグリップをし直して、グリップは左太ももの内側にセットしています。

デジタルパットでグリーンの基準の速さを測定するときは内-内、外-外、という形で打ってみますが、実際にパットをするときは動画のように、バックスイングは目分量で決め、フォロースルーはけっこう大きくとります。なぜかはよく判りません。(^^;
距離感は、歩数の情報と、目から入るグリーン上カップまでのラインの情報とをリンクさせることで作っています。

このため、上体はやや右に傾けていますね。
重心は、やや左足体重です。

下半身は、極力動かさないように構えています。

私のパットの説明を書いていますが、決してどなたかのお手本になるようなパッティングではありませんので誤解なさらないようにお願いします。(^^;


あくまでも変則ですが、今年の平均パッティング数は32.33と、昨年から1打改善する目標を達成中、GIRのパッティング数は1.98とわずかに2.00を切って健闘中です。(^^)

左目の真下にボールをセットしたりする取り組みは、まだ先のことにしようと思っています。


スーパースローを見まして、ちょっと意外だったのは、打ち出しでポコポコとボールが跳ねて見えるところです。
打っている本人には、いたってスムーズに転がっているように見えていたのですが。
(まぁ、出だしのところはボールのスピードも速いですし、私はカップの方を見ていますからね。(^^;)

インパクトの瞬間の、(わずかですが)シャフトが撓るような動きは、ドライバーのシャフトの動きにも少し似ていますね。



今のところのパットの中での優先順位は、この記事→スコアに対する考え方 -2 (パター編その1)に書いたようなことになっています。(^^;


7/02/2009

エル・ドラド(ゴルフコース)


うちからはけっこう近いコースで、料金も手軽なパブリックコースなのですが、18ホールを回るのは多分7年振りぐらいです。(バック9は何度かラウンドしています。)

ここは’62年設立の典型的な造りの古いカジュアルなパブリックコースなので、ホール・セパレーションの木々が生長していて、ちょっとした空中ハザードみたいなところが多々あって、私はかなり苦手にしているコースなのです。

私はずっと気が付いていなかったのですが(^^;、フェアウエーとラフは古いコースに多いキクユ芝とライ芝の混合、グリーンはポアナ芝です。
ラフは粘りつく感じではありませんが、根が太くて強い感じです。

何度バック9をプレーしてもいつも(45とか)叩いてしまうし、週末ともなれば安いグリーンフィー設定のために混みあってしまって5サムは当たり前ですし、18ホールは軽く6時間コースの待ちに待つゴルフになってしまうのもありまして、足が遠のいてしまうのでした。(^_-;

7番ホールのパー5、右側が池越えのグリーンです。


El Dorado Park Golf Coursehttp://eldoradopark.americangolf.com/
(ロングビーチ市にあります。)


先日の日曜日、二人の友人から別口で誘われまして、「お前エル・ドラド苦手だもんなー。」なんて言われて、「苦手だけどねー、いいじゃん、やろうじゃん。」って半ばムキにならざるを得ない流れになり(笑)、早朝5時半から9ホールをラウンドし、夕方5時から残りの9ホールをラウンドするという荒業で、2時間・2時間コースのラウンドをして来ました。(^^)
(奥さんと子供たちが、夕方から夕涼みがてらにエレクトリカル・パレードに行くって言うのでばっちり好都合だったんですよね。(^_-;)


結果的にいいますと、このコースでのベストスコアでラウンド出来ました。(^^)
いやー、やられ続けたコースにリベンジできて、ともて充実感ありました。
(まぁ、もう一回行ったら、また返り討ちにあう自信はあります。(x_x))


この日は、先日の三菱レーヨン JAVLNFX M7 Sという記事に書いたドライバーを実践投入です。

記事の後、レンジで2度ほど打って、結局45インチ合わせに1/2インチ切ってもらいました。
1.27cmぐらい長さが違ってもどうってこと無いと思うんですけど、打つと結構違うんですよね、これが。
飛距離とか言うより、テンポの問題だと思います。
青マナの挿さったエースドライバーも45インチですので、その辺が原因でしょうか?
(まぁ、本人が思うほどには大差ないのかも知れません。気持ちの問題で。)

トルクが少し大きくなったのですが、それがかえって左右のブレを抑えてくれると思っていたのですが、今のところ思惑が当たってくれたように思います。
(まだ 1ラウンドじゃ判りませんけどね。(^^;)


***

このコースは、ティーショットをどれだけ曲げないか、がスコアメイクの鍵になります。

青字のDAPスコア(ティーショットの自己評価)を見ていただいても、今回は非常にティー・ショットが良かったスコアになっています。
(普段でしたら、ここエル・ドラドでは、木の中に打ち込んで< 2 >の連発です。)


青ティーのコースレート/スロープは70.9/126、パーは36・36=72です。

10 5 □ 0 4S
11 4 △ 1 U10-
12 3 - / 10AL-②
13 4 - 0
14 4 - 0 14A
15 4 △ 0
16 4 - 0 14AL-②
17 3 - / 16A
18 5 - 0 30B-5A-(3パット)

1 4 - 0 U11S-②
2 4 - 0 D5AL-①
3 3 - / 7B
4 5 - 0 8BL
5 4 - 0 D13BL-①
6 4 △ 0 D40B-3A-(3パット)
7 5 ○ 1
8 4 △ 1 U10B
9 3 - / D18AL-②

40(17)・37(18)= 77(35)


出だしの10番は543yのパー5。
ドライバーでのティー・ショットは、私の中では一番の出来のいいショット。
2打めもなるべく距離を出し、サード・ショットで80-90y残すべく3Wで打ちました。これも私としてはかなりいい当たりだったのですが、左からせり出している大きな木の枝にかかってしまい、ボールは左にキックして落ちてしまいました。あと1-2m右だったらなー。

3打めは、木の間を抜いてフェアウエーに戻すショットで、ユーティリティーの2番を打ちました。非常に上手く打てたのですが、ボールはフェアウエーを通り過ぎ、残り100y地点の右のラフ、1mぐらいの背の低い木の根元近くに。スイングは出来ますが、ピンは狙えません。
4打めはかろうじて狙えるグリーン左手前にレイアップ。5打めのチップショットは2歩(約1m半)に寄せましたが、パットを外してダブルボギー。

なんかいいショット打ってるのにここだと崩すんだよなー、なんて思いながらのスタートでした。


18番ホールは491y、やや右ドッグ気味のパー5です。
ティーショットは、私としては一番いいあたりでフェアウエー真ん中をキープ、2打めは池越えの2オンを狙いまして、グリーン手前にオンできました。
しかしピンは一番右の奥に切られていて、30歩(約21m)のパットが残っています。

なんとか2パットでバーディーを獲りたかったところでしたが、スライスラインをフックラインに読んでしまい、右に5歩(3m半)も外してしまいました。
距離感は合っていただけに、もったいなかったです。
5歩のバーディーパットもカップに蹴られてスリーパット。


この日は後半にも40歩!(約28m)のパットがありまして、これは多分ここ2-3年では一番長いパットです。(^^)

緩やかな下りのパットで、かなり上手く打ったのですが、B側(谷側)に外れて左に3歩(約2m)外れました。
このパーパットは、(そこまで8ホールもパーを続けていましたし)ファーストパットをまぁまぁ上手く打っただけに、本当に、本当に入れたかったのですが、外しました。(T_T)


先日の、ウッド・ランチと違って、グリーン周
りの芝はねっとりしていないし、ずっぽり沈んでしまいやすくもありませんでしたので、その点は寄せやすかったように思います。

パターのスピード感も割合に私の基準スピードに合っていたのも、落ち着いてラウンドできる大きな要因だったと思います。


こういった、運もよく、調子もよいラウンドを続けていけたらなー、と思います。
(・・・が、世の中そんなに甘くないですよね。(笑))


6/30/2009

最近ゴルフについて思うこと。


お友達のブログを日々拝見していて、ゴルフについていろいろ思うことがあります。
(ちなみに私の大目標は、(遠く難しい目標ですが)エージ・シュートです。夢ですかね。)

私にとって、ゴルフをすることは楽しいには違いないのですが、100を切れた!ってあたりの、どんどん上手くなっていく時期がすごく楽しかったような気もしますし、あるいは今(自分のゴルフ歴の中では)一番スコアが良いので、今のゴルフがすごく楽しいような気もします。

golfreak銀さんのデジタルパットに出会い、それをきっかけに私もブログを始めまして、ノリさんの素晴らしいデジタル式パット法も学ばせていただいて、パットのスキルの改善に取り組みながら、スコアを
1打でも減らそうと創意工夫をしています。
そういう意味では、パッティングも、ものすごく楽しい今日この頃。

ノリさんには実はパッティング以外も含めまして、とてもお世話になっています。m(__)m


そしてなにより、ブログでみなさんと交流させていただいていることも、すごく大きな楽しみになっています。
一緒にラウンドをしている友達たちとも、楽しくゴルフ談義(ほとんど英語ですが)をしますが、ブログでの交流には、また違った楽しみがありますよね。

私がまだ体験しないような、例えば、
研修会とか競技に真剣に取り組んでいらっしゃる方々、お子さんと一緒にゴルフに取り組んでいらっしゃる方々(これは私の近い将来の目標でもあります)、道具のコレクションを楽しんでいらっしゃる方々、スイングの研究に没頭・邁進なさっている方々、コンペなどを開催し仲間との交流などが中心の方々、新製品を積極的に取り入れご自身の技術向上ならびに道具のフィッティングもなさる方法でスコアに取り組む方々、日本の、そして世界のいろいろなゴルフ場をラウンドしていらっしゃる方々、等々、本当に色々な形で楽しんでいらっしゃいます。

こうした、ブログでいろいろと拝見することは、私の普段のラウンド仲間とのゴルフ談義とはまた一味違った楽しみです。

私の地元、神奈川の県アマに3年計画で取り組み、しかもわざわざコンベンショナル・タイプのアイアンを相棒に、練習時間を取るにも工夫しなくてはならない普通の会社員をなさっていながら、県アマの予選を見事に勝ち上がり決勝を3日間プレーなさったcharさんは、私から見て本当に憧れですしカッコイイです。
今度は全英出場に繋がる夢を楽しんでいらっしゃいます。

golfreak銀さんは今年我々みんなの憧れ“クラチャン”も獲得なさいましたし、つい最近ベストスコアも更新なさっています。 ♡

それ以外にも、パラメントさんの、ゴルフは歳を取るほど上達するというブログは、また違った楽しみ方をなされていまして、私の大目標にとってとても参考になるブログですし、いつも更新を楽しみにしています。

骨董品までは行かないけれど、10-30年前の名器と呼ばれたクラブを使ってみる、再び息吹を与えることをご自分の使命のように楽しんでいらっしゃる選ばれし物さんの楽しみ方なんかは本当にユニークです。
(私も、どちらかと言うとエンジニア癖がところどころ顔を出す性分ですし、自分がゴルフを始めた頃の道具を見ると郷愁と言いますか懐かしさと言いますか、なんとか大事にしてあげたいなぁ、という気持ちは沸きますので、)お気持ちは非常によく理解できるつもりです。(^^)


この場を借りまして、お礼いたします。
みなさん、交流していただきましていつも本当にありがとうございます。m(__)m


ブログでインターネットにオープンに記事を上げていらっしゃる内容ですので、基本的には伏せる必要はないと思うんですけど、もし勝手にHNを出されて嫌だという方がいらっしゃったら、ご一報ください。
すぐに伏せますので。
(あと、私の勝手な解釈で読んでいるかも知れませんので、訂正がありましたら即ご指摘ください。)



さてそんな中、自分は何を目標に、そして何を楽しみに、どこを目指してゴルフをしているのだろうか?と考えてみる機会を得ました。

なかなか上手くならない自分に悩むこともありますし、私同様にごく普通の会社員をなさっている方なら家族や仕事との両立、時間的・金銭的な面も含めまして、これ以上は無理なんじゃないかな感にさいなまれることもあったりすることがあるのも自然ですよね。




---

私もご多分に漏れず、ゴルフを遠ざかる時期があったり、また熱心に取り組んでみたり、断続的に20数年も続けてきました。

プロを目指したりトップアマを目指したりできるほどの才能も体力も持ち合わせていないのは事実で、自覚もしておりますが、相変わらずスコアは1打でもいいから減らして行きたい、と、いつも思っております。(笑)

レッスンを受けた方が上達も早いし今後にもいいよなぁ、と思いつつ、これまで一度もレッスンを受けずにやってきました。  - なんでだろう?
なんかとなく、楽しいより苦痛の方が上回っちゃうような気がしちゃうからかなー?
必ずしもそんなことないとは思うんですけど。

自己流でどこまでやれるか行けるだけ行ってみたい?
そこまで自分に自信持ってやってるわけじゃないしなー。(笑)
よく判りません。(^^;

常に(自分なりには)スコアを第1に考えてはおりますが、スコアがすべてという訳でも決して無いみたい。(第一、そんなこと言えるスコアじゃありませんし。(^^;)


私自身は、今現在は米国に赴任しておりますので、その機会を活かし、できるだけいろいろなコースを体験したいとも思っておりまして、いきおいブログの方も、「ゴルフコース」カテゴリーの記事が一番多くなっています。
写真を撮りながら、自分がどんなゴルフをしたかを記録するのも、大きな楽しみの一つです。

かと言って、小さい子供が二人も居る家庭を持っていて、遠出して泊りがけのゴルフにそうそう行ける訳でもありません。


長年、漠然とシングル・ハンディキャップになりたいとは思ってきていましたし、今ではカテゴリー1(ハンディキャップ 5以下)のゴルファーになりたい、向上したい、とも思います(そんなことは長年考えもしませんでした)が、それを達成すればゴルフの趣味は終了、って訳でも、もちろんありません。(笑)

その前に一度、イーブンパーまたはアンダーパーでラウンドしたいなー、
とも思っています。
今のところのベストスコアが、+2オーバー(73)ですので。
その割には、白ティーであんまりラウンドしなかったりしますので、そこには願望はあってもこだわりは無い様に思います。
そもそも、「ディファレンシャル」でのベストスコアを更新することの方に重要性を感じていますので、そのせいかも知れません。(現在のベスト・ラウンドは、+2.8です。上記のスコア73のときのディファレンシャルは+4.3でした。)
日本に帰ると、スロープ・レイティングが無いのは、ちょっと寂しく感じちゃいますね。(^^;

スコアについては、子供が願わくばゴルフを始めて、好きになって熱心に取り組んでくれた時に、なかなか倒せない相手になっておきたいなぁ(笑)、というのは根底にあったりします。


今までも、そして今現在も、一番の喜びを感じておりますのは、大したこと無い(笑)のが判っている自分のスイングならびに技術力で、(あんまり練習をしないくせに(^^;)ありとあらゆる工夫をして、経験によるノウハウをなるべくシンプルに積み上げて、今ある技術の範疇で最大限によいスコアを具現化することにあったりします。

いかにミスを減らすかも考えますが、それよりもむしろ、いかにミス・ショットをつなぎ合わせて行ってスコアを作るか、どうしたらミスによるスコア増が最小限に抑えられるか、どんなショットを選択すればミスに対しての許容範囲が広いか(どのショットを選ぶとミスしたときの「スコアに痛い度」が小さいかを考えてクラブ&ショットを選びます)、などなど、自分のミス・ショットの傾向を知り、出がちなミスやそのときの心理状態も含めてどういった攻略が最善の選択かを考えながらラウンドを楽しむこと、に大きな喜びがあるようです。

このスタンスは、今までにもいくつか記事にしておりまして、
スコアに対する考え方 -1に、ショットをする上での私なりの考えを、
スコアに対する考え方 -2 (パター編その1) に、パッティングをする上での私なりの考えを、まとめてあります。

なんだ、自分なりの楽しさって言うのは結局、完全に自己満足の世界なんですね、私の場合。

私は一体なにが一番楽しくてゴルフをするのだろう?
・・・って考えてみたりしてみたのですが、所詮自己満足なのだから、ハッキリした定義は無くてもそれはそれでいい訳ですよね。

私は道具もあんまり変えたりはしないのですが、それでもゴルフショップに行っていろいろ物色するのは大好きです。