以前の記事「下りのスライスラインはゴルファーの悪夢」で検討し、
「バーチ・ヒルズ (ゴルフコース)」の記事で検証実験を行ってみたグリーン攻略マネジメントですが、もう少し掘り下げてみました。
例えば、カップの位置がグリーンの右寄りで手前寄りだった場合。
芝目といいますか、傾斜に合わせて、x-y軸も傾けて引いてみました。
この位置にカップが切ってあったら、右のガードバンカーのこともありますし、2打めは間違いなくグリーンセンター狙いで、いつもの癖どおりで行けばちょっと左曲がりで第3象限(III)か、あるいは距離の関係で第2象限(II)に乗せるような攻め方をすると思います。
残り距離がいくらであれ、第4象限(IV)を狙っていくのは少数派でしょう。
私とは逆のフェードヒッターなら、グリーンセンター狙いで、良いミスが出ればカップに寄って行く、というような計算での打ち方もアリでしょう。
仮に(V)として置きましたが、この配置であればショートゲームの得意なプレイヤーの場合、バンカーに入らない、しかもカップに向かって登りになる黄色い点線のエリアに打っていって、寄せワンを狙う、というマネジメントもアリだと思います。
2打めの距離が長い場合など特に、こうした攻め方は有効かもしれません。
私はグリーン周りのピッチ・ショットがあまり得意ではないこともあって、距離を十分にだすことで(仮に狙いより右目に行ってしまったとしても)バンカーに入れない打ち方で、(II)のエリアに打っていく攻め方が今は多いです。
グリーン上に残れば、下りではあってもパッティングできます。
余程のアンジュレーションなら、この攻め方は駄目ですが、下りのパットは決して嫌いではありません。
また、図中の(a)や、(b)の位置にこぼして外した場合は、難しい下りのラインとは言え、転がしやチップ・ショットのアプローチが出来ますが、下りを残さないために(V)の領域を狙って打って、例えば(c)の位置に残った場合、グリーンに落ちてから短く止まるピッチ・ショット(またはロブ・ショット)が必要になって来ますので、私の苦手分野を残してしまいます。
(・・・ってか、判ってんなら練習しろ!・・・ってお話もあろうか、とは思いますが。(^^;)
いずれにしても、(a)、(b)、(c)のポイントからの寄せや、(II)、(III)からのミドル/ロング・パットを打つときに、第4象限(IV)の領域に残すことを頭の片隅においてプレーする、というのが、私が今目指しているマネージメントです。
まぁ、その時々の技量とか使える/使えない技とかによって、マネジメントは変わってくると思うんですけど。(^^;