10/07/2009

ロスト・キャニオンズ の2


ここは以前ラウンドして、コース紹介をしているコースです。

ロスト・キャニオンズ(ゴルフクラブ)スカイ・コース(以前の記事)


フレッド・カプルスの監修でピート・ダイが設計した難易度の高いコースです。


Lost Canyons Golf Club
http://www.lostcanyons.com


前回も36ホールあるうちのSkyコースをラウンドしましたが、日本から来た方とご一緒するということもあって今回もSkyコースです。

Shadowコースの方は、少しトリッキーな作りらしいのですよね。まだラウンドしたこと無くて、聞きかじり情報ですが。
グリーンフィーもShadowコースの方が少し安くて、いろいろディスカウント・ディールも出していたりしていつでもいけるかな感もありまして、どうしても後回しになってしまっています。(^^;


今回は、前回ラウンドしたシルバー・ティーのひとつ後ろのゴールド・ティーからのラウンドをと思っていたのですが、ちょうどほとんどのゴールドティーのティーイング・グラウンドが養生中で、全部シルバー・ティーのティーイング・グラウンドからのラウンドになりました。

木があまり生えていないロケーションで空中ハザードが無いのは私には朗報ですが、その分、風が吹き始めると距離感が難しくなって来ますね。
前回は弱風でしたが、今回はまぁまぁ強めの風(時にパターの集中力をそがれるくらい)が特に後半に吹いてきて、前回最初に写真をご紹介した17番パー3はドキドキものでした。

どのホールも、30y-56yの大きくてうねったグリーンを持っておりますので、「本日のピンポジション」は6つのエリアに区切ってあって表示されています。



写真は、前回ご紹介していなかったホールを中心にいくつかご紹介してみますね。


まずは3番ホール340yのパー4。

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トータル距離は長いホールではありませんが、フェアウエーに届くには、キャリーで220yが必要でした。
風は左から右でややアゲインスト。
かなりの打ち下ろしとはいえ、ティーショットにプレッシャーがかかりますね。

丁寧に打ってうまくフェアウエー右寄りの狙った方向に行ってくれましたが、いざカートで行ってみたらフェアウエーに入って20yぐらいのところでした。
飛ばない人は、右下のちょうどカートが写っている8番ホールのラフに打っていくことも考えなくちゃなりませんかね?



続きまして、Magnificent 7とホール名が付いている170yのパー3、7番ホールです。

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正面に写っています山がこの辺りで一番高くなっていまして、その山に向かって打ち上げている壮大な景色のホールです。
右手前や左奥にあるバンカー群に入れると厄介なのですが、・・・入れてしまいました。(笑)

コース全体がこの山の方向から下っていると考えて、各グリーンのグリーン上で感じる傾斜に加味して考慮をしてラインを読むと、案外いい読みになってくれます。
それを考慮しませんと、うねったポテト・チップグリーンとも相まって、「あれ?登ってると思ったのに、あんなに行っちゃった?」「どう見てもフックラインなのに右に坂登ってったよ?!」なんて錯覚をしてしまいます。(日本からみえた方々、とても上手な方なのですが苦戦していらっしゃいました。)

かくいう私もひとつ、フックラインの返しのパットがなぜかまたフックラインで、完全に読み違えて3パットしてしまいました。(10番ホールです。)



次の写真は12番ホールのうまく打てれば2つで届く可能性のある535yパー5ですが、その次の13番パー3や、左に見える14番ホール、さらには正面の小山を回りこむようにして最初の写真でご紹介した3番ホール(右後ろ)や、次の4番ホール(左後ろ)まで見渡せる、非常に見晴らしの良い素晴らしいロケーションです。

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ティーショットは左右にブッシュがあってけっこうプレッシャーはかかりますが、気持ちのいいティーショットです。
ティーショットがいい当たりでフェアウエーに打てれば2オンも可能ですが、グリーンへのアプローチは右のブッシュ越えになりますし左も川のあるブッシュになっていますから、私は無理をせずにグリーン右手前の花道のエリアにレイアップしました。

そこからのチップショットは、硬いグリーンでおもったよりつつーっと行ってしまい、10歩(約7m)を残し、惜しくもボール1個外れてバーディーはなりませんでしたが、満足のパーです。



そしてやっぱり17番150yパー3の写真はもう一度載せましょう。

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この日のピンの位置は、なんとグリーン一番奥の左の端っこです。
グリーンの後ろもすぐ崖になっています。

そんなとこ、狙えるわけ無いじゃん!ってピン位置ですし、このグリーンは斜めに細長くて53yもありますので、グリーンセンターから比べますと距離も20yプラスの170yぐらいですね。
そして、縦の幅は狭いんです。15yぐらいしかない。

風もやや強くなってきましたので、ユーティリティーでノックダウン気味にもう目をつぶって打つ気持ちでグリーンセンターに向かって打ちました。
低いフック気味の弾道で、右から行ったボールはグリーンセンターに落ち、ピンに向かって転がっていきました。

ずいぶん上手いこと打てたのですが、最後ぎりぎりでグリーン内に止まりきれず、グリーンをコロッとこぼしたのは見えたのですが、まさか後ろには長い芝など全然無くて、そのまま谷底に行く仕様になっているとは覚えていませんでした。(x_x;

ラテラルの赤杭が打ってありますので、ピンに近づかないところ(・・・は無いから、横に移動したんですが)にドロップ(・・・てか、正式にはドロップですがボール3個をむざむざ谷底に転がり落とすことになってしまいますので、途中の手順を省略して崖ぎりぎりにプレースしました。)、ボギーにしました。

なかなかいいショットだったんだけどなー。



前回トリプルボギー、今回ダブルボギーと私が苦戦している18番420yパー4のティーはこんな感じです。

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写真ですと判りにくいのですが正面にV字型に見えているフェアウエーに向かって打ち下ろします。
その先は、直角に左に曲がるようにして左手の丘の裏側へ打っていく訳です。

フェアウエーは右には縦長の長いバンカー群があったりしますし、風も吹いて落しどころが難しく見えるのですが、左側はやや広くなっています。
でも、その広くなっている左側へ行ってしまうと、2打めが完全にスタイミーになり、もうひとつの丘越えでグリーンに打っていかなければなりません。

うまくこの写真の正面辺りの位置に、距離の出るドライバーが打てれば、転がり落ちて行ってくれてたかだか110-120yぐらいのセカンドショットになるのでブッシュに囲まれたグリーンにもアプローチしやすいのですが、かなり今日一に近いティーショットが必要です。

私のようにティーショットを左に持っていってしまいますと、160yぐらいのブラインド・ショットを左の丘の斜面越えで打たねばならず、グリーン右手前へのレイアップも考えなくてはいけない状況になってしまうんです。

私は、もしバーディーなら・・・って皮算用も(笑)、最後のホールだ、しっていう気持ちもあって、果敢に見えないピンを狙っていきました。
結果、風を読み違えたか打ち下ろし度合いを読み違えたか、グリーン後ろのバンカー横の芝の長いラフに行きました。
そこからのサード・ショットもグリーンをミスで、万事休す。


でもまぁ、このところ不調だったことを考えれば、なかなかいいラウンドができました。

夏ほど暑くはありませんでしたし、気心も知れているしマナーも良い、ゴルフが上手な方たちと楽しくプレーができて、気持ちのよいラウンドでした。(^^)


10/02/2009

アメリカンリーグ西地区ディビジョン優勝


私が愛してやまないエンジェルズが、メジャーリーグのアメリカンリーグ西地区優勝を成し遂げました。
ここ6年間で5回目の優勝ですが、今年の場合は格別な思いがあります。




上の写真はセンターフィールドにある、今年4月8日に6イニング無失点の好投を魅せた晩に免許停止中に飲酒運転をしていたドライバーに突っ込まれるという衝突事故に遭って亡くなってしまったニック・エイデンハート投手のパネルの前にプレイヤーみんなが集まって撮られた写真です。

ゲーム後に、プレイヤーたちが恒例のロッカールームでのシャンパン・ファイトの最中にグラウンドに出てきて、ニックのパネルに駆け寄りました。

シャンパン・ファイト中にも、誰かしらがニックの34番のジャージを掲げ、一緒にシャンパンやビールを浴びていました。


22歳のルーキーながら開幕ローテーションに加わり、開幕3戦目での登板という重要な役割を立派にこなし、やっとメジャー・プレイヤーとしてのスタート地点に立ったばかりの誇らしい日に起きた悲劇でした。


プレイヤー達はどこと無く心ここにあらず、野球に専念できていない、と言った様子が続いてしまい、ローテーションの柱の一角を事故で失ってしまったことに加え、主軸のプレイヤー達の故障も相次ぎ、チームは片足を引きずるような状態でのゲームが続き、マイナーのAAAのプレイヤーを総動員するような格好でシーズンは進みました。

先発投手陣が踏ん張っていた時期には打線が低迷しリリーフ陣がゲームを落とす。リリーフ陣が頑張っていた時期には先発陣が早い回にゲームを壊してしまう、といった調子で、今年のペナントはかなり危ぶまれました。
(6月11日の時点でまだ29勝29敗と5割ラインをうろついていて、1位のテキサス・レンジャーズに5.5ゲーム差を付けられていました。)


そういう意味では、今年のシーズン優勝はちょっと今までとは別格なのです。


ディビジョン優勝の決定するゲームは、これから始まるポストシーズンのシリーズに向けて重要視しない向きもありますが、やはり長いシーズンのリーグ戦に優勝するということは、短いシリーズを勝ち抜くというのとはまた違った意味があるわけでして、私もファンとして球場へ足を運んで応援して来ました。

日本のように、胴上げがある訳ではないのがちと残念ですが、地元で勝って優勝を決める、ということは日本のリーグ優勝同様にとても意義があるイベントです。



最後のアウトを獲った瞬間。
観客も総立ちですね。

胴上げ(はしませんが)投手は、シングルAの頃から応援していて私がもっとも贔屓にしているアービン・サンタナ投手です。 いつもこの人の54番のジャージを着て応援に行きます。

アービンも今季はひじの故障もあってものすごく苦しんだシーズンでしたが、最後はなんとメジャーでは珍しくなってしまった完投勝利で、それも完封で飾ってくれました。
先発投手が胴上げ投手になるっていうのは、近頃ではあまり見られなくなってしまいましたね。


ニックのジャージです。
親友だった、ジャレッド・ウィーバー投手が掲げています。



エンジェルズの放送は、ヤクルト・スワローズで活躍しミミズ男の異名も持っていたレックス・ハドラーが解説です。
彼の場合は解説というよりも、大応援団、みたいな感じですが。(笑)



来週からポストシーズンのシリーズが始まりますが、ホーム・ゲームは全部応援に行くつもりです。

今年はプレイヤー全員が、ニックと共に戦う気持ちを心に秘めています。






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追記です。

パター・グリップの記事に有益情報を追加しました。


masan72pt。さん、ありがとうございました。m(__)m


10/01/2009

マウンテンゲイト (カントリークラブ)


久しぶりのラウンドです。(^^;

ちょっとこのところスランプ気味で、もう少し練習しないといいコースに行くのは憚られるなぁとは思いつつ、まだ行ったことのないプレイベイト・コースに誘っていただけると言うのは、そうそうあることではありませんので、喜んで行ってきました。

LAダウタウンの北西郊外の山の上に位置する、非常に美しいコースです。

場所的には、ゲッティー美術館をご存知の方は想像できるかと思うのですが、LAダウンタウンのビル群を遠くに見下ろす山の上という絶景のロケーションです。

本当によく整備されていますし、地形的にアップダウンがかなりあるレイアウトで、距離的には短めなのですがその分各ホールのグリーンはかなり小さめで、戦略性に富んだ楽しめるデザインです。


MountainGate Country Club
http://www.mtngatecc.com/


Lake course、North Course、South courseの3つのコースがありまして、27ホールのゴルフ場です。
今回は、Lake-Northの2コースを使った18ホールでした。


なんどか同じことを書いていますが、プライベイト・コースに予約を取るには必ず会員さんの同伴が必要で、私なぞにはプレーする機会がなかなか巡ってきません。
一方、いままでの経験で言いますとプレイベート・コースというばかりで、「もう一度プレーしたい」という気持ちにさせられないやや退屈なコースも少なくないようですが、このコースの場合は、是非できることならもう一度来たいと思わせられる素晴らしいコースでした。(^^)
(生意気を言うようで、すみません。(^^;)



いつものように写真を何枚かご紹介します。


まずはサウス・コースの2番ホールのパー4、グリーン付近です。
ティーショットは大きな木を越えて、クリフに囲まれているグリーンに向かってセカンドは打ち上げになります。左の奥がグリーンで、すぐ後ろも左側も断崖絶壁ですね。

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右の方の木の下に、雌の鹿がいます。
写真で右に写っている池まではティーショットは届かないと思いますが、難しいレイアウトのホールです。

グリーンに立ったときの気分は、「うわ、すごいところに立ってるなぁ。」という感じで、断崖の高さにはかなりのものがあります。



次のサウスの3番は、見事なクリフ越えのパー3です。

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左下に見えているのが、フリーウエイの405号線で、その上遠くの方に霞んで見えるのがロサンゼルスのダウンタウンです。
桁外れに深い断崖を越えてグリーンへ打っていきます。

バンカーの白い砂も綺麗ですし、グリーンの後ろもまた断崖で、ちょっと幻想的な感じさえします。



続くサウスの4番ホールまでが、このコースのダイナミックな景色としてはハイライトになります。

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正面遠くの方のU字型になったバンカーの上にグリーンがあります。
フェアウエーは右から左に斜めに流れる形になっていて、ティーショットのエイミングがカギになってきますね。
私の飛距離ですと、フェアウエー右のバンカーの少し左を狙う感じになりますでしょうか。

ここまでの写真には、ピンフラッグが写っていません。
実はメンテナンス中でプレーできませんでしたので、カートで観光をしにいって撮った写真です。(^^;



次の写真はレイク・コースの1番ホール、パー4です。

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豪快な打ち下ろしです。
スタートホールにふさわしい、気持ちのいいホールですね。前の組のカートが小さく写っているのが見えますでしょうか?
ホントは、カートはカート道オンリーの筈なんですが。(笑)



次はレイク・コースの3番ホール、パー3です。

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なんでもないデザインですが、風の読みが難しいですね。
アゲンストで、私はユーティリティーの4番のドローボールでなかなかいいボールを打ったと思ったのですが、わずかに足らずに右のバンカーに捕まりました。

こういうレイアウトですと、できればフェードで打ちたいですね。
余計なことするとひどいミスするのがオチですので、なかなか出来ないのですが。(^^;



最後の写真は、レイク・コースの6番、池越えのパー3です。

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うなだれているおじさんは、アムウエイのディストリビューターをしているというボブさんで、結局2発池に打ち込んでしまいました。
たまたまのプレッシャーで、他のホールではなかなかの腕前だったのですけれども。

アイランドグリーンではありませんが、手前はグリーンぎりぎりが池になっていて、とても厳しいホールです。
私は予期せず低いフック系のボールが出てしまったのですが、グリーンがとても柔らかかったのでズドンと数ヤードで止まってくれて、インチキ・バーディーでした。(^^;



そういうわけで、興味のある方は少数に限られているとは思いますが(^^;、いつものラウンド記録も付けて置きます。
この記事のコメント欄で、最近やや不調で弱っていると書いたのですが、さてさてどうなったでしょうか?