5/05/2010

BUG-IN! 35 (ドラッグ・レース)


先週末、タイガーが予選落ちしたクェイル・ホロウ(旧ワコビア)・チャンピオンシップでローリー・マクロイが最終日62を叩き出しての逆転優勝したこともあり、日本ツアーでの遼くんの58という驚異的なスコアでの逆転優勝は、米国でもわりと大きく話題になっています。(^^)



***


日曜日、私は、子供ふたりを連れてAuto Club Dragway in Californiaで行われました、BUG-IN! 35というイベントに行ってきました。

これは、VW(フォルクス・ワーゲン)の改造(チューンナップ)車による、ドラッグ・レースのイベントです。(^^)



うちの息子くんは、よく手入れされた古いクラシックのマスタングとか、青色の洒落たビートルとか、子供ながらにそういった車に惹かれるみたいなんですね。
彼のセンスなんでしょう。

割合に、レースカーそのものとか、例えばフェラーリとかには、惹かれないみたいです。

(レースカーは、ディズニー映画のThe Carsに出てくるダイナコ・キングとかライトニング・マクィーンとかは好きですけどね。アニメですから。)


ですからまぁ、今回は、爆音を上げてすごいスピードで走るビートルの大群を観に行こうと、そういう感じで行ってきました。

じつにアメリカらしい催しのひとつですね。



スタンド裏で、ホットドッグやポップコーンを買って食べたり。

他にも、専用チューニング用パーツを売るテントですとか、自慢の愛車の展示見せびらかし会(笑)とか、展示即売とか、かなり広いスペースで行われた活気あるイベントでした。


上の写真の赤い車が今回のベストパフォーマンスで、実に約126mph(換算しますと203.8km/hです)ぐらいでていました。
すごいスピードですね。

ウィリーを抑えるためのバーが後ろにくっ付いているドラッグレース仕様です。
一番早かった車のレース振りは、やや抑え目な絶妙のタイミングの取り方で、こんな感じでした。↓


すごい爆音、ちょっと上手くカメラの動画では伝わらないかなぁ?

アナウンスの様子から、走る前にこの車が一番すごそうだって伝わってきますですね。(笑)



けっこう本格的ドラッグ・カー・スタイルの車の参戦もありました。
これ、スタートがわざとずらしてあったんだと思います。


観客のみなさんの雰囲気も、いかにもって感じでしょう?(^^)


過去のチャンピオンの車と写真も展示してありました。



すごいですねー。130.11mph(約209.4km/h)って、メモされてます。

ワーゲンのビートルで200km/h超えるスピードで走ったら、怖いだろうなぁ。(笑)
よく調べていませんが、感じとしてはタイガーのティーショットのボールの初速ぐらいでしょうか。


こっちの動画でちらっと写っているのもうちの息子くんです。(^^)


うちに帰ってから、「僕のHeartがpump pump!って、すごく速くなったの!」って言ってましたから、かなりエキサイトしたんでしょう。(笑)
(すみません、まるでルー大柴 語みたいな喋り方で。 一所懸命に日本語も教えているんですが・・・。)


うちの奥さんの方は、まったく興味がないってことで(笑)、すぐ近くのビクトリア・ガーデンズ・モールっていうショッピングモールにドロップ・オフして、その近所に1年半前に引っ越したというお友達と待ち合わせて行っててもらって、後からまた迎えに行ってピックアップしました。


3歳のお嬢ちゃんの方は、「うるさいあのRace Car、楽しかった。」って言ってましたけど。(笑)




土曜日にお兄ちゃんが日本の補習校に行っている間、お嬢ちゃんの方は私と一緒にすぐ近くのパー62のパブリック・コースのチッピング・エリアに遊びに行きました。



あまり状態の良くないチッピング・エリアですが、状態が良いところだと真面目なゴルファーのみなさんの邪魔になってしまいますからね。

みなさんの居ないところでノビノビといたずらを。(笑)

私の方は遊んであげるのに精一杯で、まったく練習になりませんけどね。(^_-)





写真は今朝のYahoo! Sportsから。(APの写真)


和合ってコースは確かとても難しかったはずですよね。
大したものですねー。(^^)



5/01/2010

距離のコントロールは、ライン出しの4倍大切


これは、私の敬愛するデーブ・ペルツ博士の著書「パッティング・バイブル」第8章「Speed Is More Important Than Line」のなかで述べられている金言で、今のところ私のパッティングの信条になっている命題です。
(↑いつもながらいささか大げさな表現です。(笑))


私のこのブログを始めた理由がデジタル・パットとの出逢いであることは何度も書いていますし、パッティング・カテゴリーの記事をひとつでも読んでいただいている方には、パッティングが大好きでパッティング談義も大好きで、みなさんのためになるご意見や経験談をお聞きしたりすることがとても楽しいという、私のゴルフ・ライフ・スタイルをご存知かと思います。(^^)

この場をお借りし、あらためてお礼を申し上げます。m(__)m


また、私のパッティング・カテゴリーの記事では、いろいろと内容が重複したり、反復したり、前後して繋がったり、くどい面もあったりするかと思いますが、自分自身が実践して、復習して、納得して、進めて行く形式で書いていますので、どうかご容赦ください。


ブログ記事の良いところは、記事そのものよりも、かえってコメント欄の方が内容が充実しているようなケースが数多く出てくるところでして、次の記事などはその典型的な例です。↓

過去記事:「スティンプメーターについて

コメント欄のやり取りの充実があればこそ、記事をブログ公開した甲斐があったのだなぁ、と実感いたします。


なにも激論を交わす必要もなく、ふとした何気ないコメントから内容が膨らみますね。

ホームコースの南箱根GCからの景色


Speed (距離のコントロール)が如何に大切かと言う観点では、パッティングの距離感という記事の一連に以前書きました。
(上記記事には、(続き-1)(続き-2)もあったりします。(^^;)

このときには、

>5mのパットで左右に外れるのは余程の大きく曲がるラインでない限り、+/-50cmには収まるけれども、距離が合わなくて縦に外す範囲は+/-50cmに収まらない場合も多々発生します。

という例を挙げて書いていますが、“4倍”の根拠はこれをもっと具体化したデータからでています。


ペルツ先生は、自分がゴルフをせずにプロアマ問わずいろんな人のゴルフ振りを1日中、しかも何日も何日も、観察だけして歩き詳細に記録する、ということが出来る、人間業とは思えない能力を持った超人です。

むしろ変人だと言っても過言ではありません。(笑)


だからこそ、ペルツ・データとその裏づけの説明をする仮説・理論には、どんなレッスン・プロの理論と比べても劣らない信頼性があります。


ペルツ先生によりますと、人間はどうしても「押し出してしまった」とか、「引っ掛けた」というミスは目に見えて判りやすいのでそれに囚われ、一般的なアマチュアは実に練習時間の 90%をライン出しの練習に費やしてしまうのだそうです。

スピード(打つ強さ)のコントロールに関しては、ミスの度合いが見えにくい上、曲がるラインの場合特に外したパットがスピードのミスだったと言う診断を下し難いため、間違ってヒッカケやプッシュに原因を求めてしまったりしがちなんだそうです。

例えば、12フィート(約3.6m)のパットで4インチ(約10.3cm)曲がるラインのパットをアマチュア・ゴルファーの生徒さん達に、オプティマム・スピードで打てばど真ん中から入る打ち出し方向を教えた上でパッティングしてもらってデータを取ったところ、実に外れたパットの80%はスピード・コントロールのミスに分類でき、カップ幅に収まらないほどのpush/pullで外れたパットは、(カップインしなかった)パット全体の約20%だったそうです。

この意味はつまり、ラインの読みは判っていた上で打って、尚且つ外れたパットの統計ですね。
ストロークの技術的ミスのみが抽出されていると言えると思います。

ここから、「“4倍”大切」という表現がされているのですね。


カップインした割合が書かれていないのですが、15-25%ぐらいは入ったものと予想します。
私のデジタルパットで言うせいぜい5歩強の距離のパットですが、このレベル(HDCP15-25)のアマチュアの場合は、ラインが未知だった場合には5%しか入らない距離でもあります。


実際には、ストロークの技術の前に、より正確なラインの読み、というハードルが入ってくるわけなのですが、そこには、ニワトリ-たまごみたいなお話ですが、より正確なストロークが出来ないと読みも磨かれない、という「catch-22(ジレンマ)」が発生します。



以前、「ダウンヒル・スライダー その1」と「ダウンヒル・スライダー その2」という記事をアップいたしましたが、この時にも実は非常に貴重なコメントを頂いております。



それは、yamacchiさんからの目から鱗のコメントでして、「ダウンヒル・スライダー計算」という記事でトラックバックまでしていただけました。m(__)m

そこで上がっていた図が、上のボール軌道図です。


真横のラインで、グリーン面がまったくの平面だったと仮定した時の、ボールが描くべき軌道の計算近似をした図です。
私はこの図を、携帯電話のメモリーに入れて持ち歩いています。


傾斜は2.5度、直線距離にしておおよそ5mの距離のパットについて、打ち出し角を約5度ずつ左右に振った(ミスした)場合と、スピード(打つ強さ)を、約20%ほど強い・弱い場合と、全部で9通りのボール軌道を計算して描いていただけました。

平地で打つ5mよりも強めに打つ必要があるということですね。



摩擦係数の取り方によって(つまりはグリーンの速い遅いによって)、打つ強さの大小には調整が必要ですが、描かれる軌道自体は、ほぼこれに近くなるのが現実になります。

曲りの頂点を越えた後、カップに向かってほぼ垂直に落ちつつ転がるという事実は、目から鱗でありました。

yamacchiさんはこのとき「y方向ゼロ近傍に止めたいとき、つまりカップを大きく通り過ぎない位置に止めたいとき、重要なのは打出し角であることがわかります。」と考察してくださいました。

それは事実なのですが、私は別な認識をいたしました。



こちらに貼り直した図には1-9の番号を打ってあります。

私にとって、4および6という位置は、約1mながら、依然として真横の難しいラインが残ります。
ついでに言いますと、1の位置は「人類には無理。」(笑)な悪夢のラインで、もっと駄目。

9は残るのが比較的好ましい登りのフックラインながら、物理的に一番遠いですね。

ということで強いて選ぶなら、好ましい順番に、58732の順になりましょうかね。 23の順番は微妙ですが。


で、ここで考えます。
5が理想のストロークであるのに対して、1937、は、打ち出し方向と、スピード(打つ強さ)と、ダブルパンチのミスをしているストロークですね。

せめてストロークのスピードがキチンとコントロールされていれば、多少ライン出しがズレていても、258の間に収まるということになります。
4倍大切な、距離のコントロールができていれば、比較的曲りの少ない上り下りのラインが残るというわけです。


もっと突っ込んだ見方をすれば、ラインを浅く読むならば、スピードをミスるにしてもショート目に、ラインを深く読むならば、特にスピードには気をつけてキチッと合わせる。
という風に認識しておけば、7から35の間くらいの位置に持ってくることができて、2パットで収まりやすい、ということになるんじゃないか?

そんな風に深読みするわけなんですね。
ダウンヒル・スライダーに関しては、カップインを決めに行かないスライス・ラインの方がマシだ(3パットしにくい)と以前ひゃっぽさんとのやり取りで書かせていただいたのですが、これは78の位置に残りやすい、ということに他なりません。

忘れてしまってはいけないのは、ダウンヒル・スライダーの真のエネミーは、7の仲間の、「浅く狙って強すぎる」パットで、subconsciousが修正してカップインを狙いに行ってしまった結果、もっと酷い結末を迎えるストロークなのだ、という大前提です。

つまりAiming LineからしてそもそもB側に間違っている。
(yamacchiさんが書いてくださった軌道図は、あくまでも正しいラインの読みは出来ていることが前提なんです。)


通常は、9みたいにカップの向こうを通るのではなく、7のようにカップの手前を通りつつ、9よりももっとカップから遠いところに行ってしまうのが、恐怖のダウンヒル・スライダーの3パット、4パット・コースにつながる落とし穴なのです。


オプティマム・スピードの場合のAiming Lineが判っていることが前提のyamacchiさんが書いてくださった図には、実はこの恐怖のシナリオは現れてこないのです。





4/29/2010

ウエスタン・ヒルズ (カントリー・クラブ)


ちょっと珍しいパターンで、月曜早朝ゴルフに行ってきました。

いつもよく一緒にラウンドする友人は、こういう予約をどこから取ってくるんでしょう?って感じなんですが、たったの$50と、かなりのディスカウント・ディールです。


Western Hills Country Club
http://www.golfwhcc.com/golf/proto/golfwhcc/index.htm


↑のサイトにある写真は10番ホールのグリーンですね。

なにかよくありそうな名前ですから、シンシナティやリトルロックにも同じ名前のゴルフ場があるようですが、南カリフォルニアのチノ・ヒルズというところにあるコースです。
家からは車で30分ぐらいでしょうか。

変則の(35・37の)パー72で、前半はパー3が2つにパー5がひとつだけ、後半は逆にパー5が2つにパー3がひとつだけ、と、なんか似たような距離のパー4 ばっかりの印象を受けるレイアウトです。

朝一番の、6:30amのスタートでした。
と、いいながら、ゴルフ場の門が開くのが6:30am。(x_x)

駐車場に入って靴をはきかえて、プロショップでチェックインして、練習グリーンに寄る暇もなくスタートホールへ。


プロショップに居る人も、スタッフも、通りかかったスーパーインダントの人も、朝っぱらから笑顔が全く無い、妙な感じのするコースでした。
まぁ、普段は完全プライベートのコースですから、我々に対して愛想が良かろうが悪かろうが大勢に影響ないんですけどね・・・。

なんでもこの日は、10時からWSGCAのトーナメントがあるとかで、「10時までに終われる?」って聞かれまして。
「全ー然、大丈夫。」って答えたんですが、予約受けといて今頃聞くかね?って気もしないでもありません・・・。


摩訶不思議なティー・タイムを取ってくれるこの友人、私には本当に貴重なゴルフ・バディです。(笑)

お互いに、

できるだけ行ったことないコースをラウンドしてみたい。
良いコースを割引でラウンドするのが好き。
時間は早朝、トワイライト、厭わない。
ラウンド自体は、楽しくサクサク回るのが好きで、かと言って渋滞ラウンドでも文句いわない。
スコアはともかく、プレーは速い。
時間が許すときは、多少遠くても行っちゃう。
けど、お互い小さい子が二人居て、9ホールのラウンド練習とかが基本。
速いグリーンが好き。

ってことで、ゴルフスタイルが非常に近いので、気が合って、一緒にラウンドすることが多くなっちゃうんですよね。(^^)


コースの総距離は青ティー(パー72)で 6,708y/6,746yですから、決して短いわけではありませんが、タイトな狭いホールが多い印象でした。
でも、まっすぐなレイアウトのホールがほとんどで、トリッキーではないんですね。

ウォーターハザードもあんまり無いですし、バンカーも数えるくらいたまに「うへー、入れたくなーい!」ってのがあるくらいで、全体には印象が薄いです。

ヒルズって名前に付いてるくらいですから、アップダウンや傾斜地のライは大いに予想されました。

そして、コースレート/スロープは72.8/132ですから、なかなかタフな展開も予想されます。



ちょっと面食らったんですが、一番スタートのはずが、前にメンバーさんの3サムが入ってました。

??

ビジターの我々は、乗用カートを使用しなければ駄目だ、と言われましたので、手引きカートの3人はメンバーさんに違いありません。

プレーも早かったですしね。

前に居たメンバーさんの3サムは、我々が2サムで乗用カートってことで配慮くださって、うちのお一方がトイレに行った時に我々をパスさせてくれました。
プロショップの不手際はともかくとして。(笑)



という訳で、いつものようにいくつかのホールの写真をご紹介して行こうと思うのですが、この日はあいにく朝早いうちには霧が出ていました。

これが3番ホール397yのパー4で撮った写真です。

画像をクリックで拡大します。


冒頭に書きましたように、慌ただしくスタートしたため、1番ホールでは写真撮ってる暇ありませんでした。(^^;
っていうか、撮ってもどうせ見えなくて似たようなモノですけどね。(^^)

このホールは見えない中、ドライバーは絶好のドライブ。
打ち下ろしでしたから2打目の残りが約120y。これをグリーンもおぼろげにあの辺?ぐらいしか判らないのにピン右の2歩(約1m半)に付けて(笑)、
バーディー・チャンス。

1番2番のグリーンは柔らかくて遅いグリーンでしたので、真っ直ぐ入れに行ったんですが、これが思いの他ぎゅぎゅっと切れてBに外しました。

この日のグリーンは、とにかく予想以上に切れて、沢山B側に外しました。



これが8番ホールのパー3、159yまで来ますとかなり見えるようになってきました。

画像をクリックで拡大します。


ティーは青と白が同じ場所になっていて、よく分かんないんですが、ちょっと前に出ていたのできっと145yぐらい? 本来の白ティーは逆にもう一段下なので。
グリーンは遙か下に打ち下ろしていて、ピンは青フラッグっぽいから、グリーン奥の方っぽい?
って、ことでジャッジして、弱いhead wind(アゲンストの風)も考慮し、7番Iで打ちました。

このショットは、距離は大体良かったんですが、ギリギリで左に外れて左のガードバンカーに。
バンカーショットは、湿っていて硬く締まった砂からけっこう上手く打てて
4歩(約3m)に付けたんですが、ひと転がり足りずにショートしてボギーでした。



次の写真は9番ホールの374yパー4の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


まだ少し霞んでますね。
ティーショットはちょっとどヒールに当たって引っ張ってしまってフェアウエー左サイド、かなり距離を残してしまいました。

ここからは軽いつま先上がりのライですから、ユーティリティーの4番で
ナチュラル・ドローがかかるのを期待して、気楽に打ってみました。
残り距離が、スプリンクラーヘッドにも書いていなくってよく分かんなかったんですが、たぶん180yぐらい?って感じでした。

このアプローチはグリーン手前、カップまで12歩(約8m半)ぐらいの花道でしたので、PWの転がしで寄せて1歩。パーでした。



後半は霧も晴れて良い天気になって来ました。
これは、13番ホール415yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


ちょっと圧迫感ありますね。(笑)
右前方の、こんもりした背の低い木の上をドローで抜いていくようなボールをイメージしてセットアップしまして。
フェアウエーも左に傾いていますし。

慎重に打ちましたが、狙った軌道よりちょっと左、越えようかと思っていた背の低い木の左側を抜けて真っ直ぐ、ほんの少しだけのドローで飛んでいきました。

このホールの2打目も、つま先上がりからナチュラルドローのU4で打って、グリーンの右手前側26歩(約18m)に今度は2オンしました。
この日は遅いグリーンに合わせて、約20%増しのスピードで、30歩ぐらいの感覚で距離だけ合わせに行って、なんとか2パットに収めました。



このコースで唯一と言っていいほど印象的だったホールは、この14番のパー3、155yです。
どこかに193yの隠しフルバック・ティーがあるっぽいんですが、見渡してもどこにあるか判りませんでした。
たぶん後ろのヤブの上にどっかから行けるんでしょう。

画像をクリックで拡大します。


そして、写真を拡大してみていただいて見えますかどうか、グリーンには白の旗と青の旗が2本立っています。
青い方の旗は、じつは11番ホールの旗なのです。
11番グリーンと14番グリーンが、合体してひとつのグリーンになっているんですよね。

セントアンドリュースなんかは、もっとでっかいグリーンで、アウトとインでグリーンを2ホールが共有したりしていますが、ここは、このグリーンだけです。

実は11番のセカンドショットをグリーンちょっと手前にショートしたんですが、なんか心理的に奥のグリーンに打っちゃいけない、って気持ちが働いたような気がします。
旗がグリーン奥目の青なだけに。(^^;

トップですから、14番プレーしてる人居ないはずなんですけどね。(^_-;
頭では分かっていても、subconsciousが・・・。(笑)

14番の方は上手くティーショットが打てました。
7番アイアンがドロー目に入って、ピンの右手前10歩(約7m)にオンしました。

後半に入って、よく切れるグリーンを意識してA側に狙いを修正しては居るのですが、グリーンのスピードは遅いため、距離ぴったり目に曲がる感じを出そうとするとショートしちゃいますし、しっかり目に打つとカップ過ぎてから止まり際にギュッと曲がるし、で最後までグリーンが把握できませんでした。
ここもALに外して2歩オーバーでパー。



最後は、10番のグリーン脇にある池を横切ってティーショットを打っていく
18番ホール、400yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


まぁ写真でもご覧いただけますとおり、池越えって言うほどの影響はありません。

・・・のはずが、友人はトップして目の前のブッシュのちょっと高くなってるところに激突、左にキックして池にはめちゃいましたけれどもね。(笑)
この日は、トップが多発して彼らしからぬプレーをしていました。

正面の、こんもりした低い木の右上をドローで抜けて行くドライブ軌道をイメージして(←この辺り、trimetalさんからのありがたいアドバイスを忠実に実行しています。(^^))、むんっ!って振りましたら、ドローせずに真っ直ぐ行きましたが、まぁいい当たりでしたしフェアウエーは左に傾いていますし、悪くないティーショットになりました。

残りは、またまたよく分からないけど140yと読んで、8番アイアンで打っていきました。
つま先上がりですけど、思ったほどドローせず、奥の青フラッグのピンに対してグリーン右のガードバンカーよりも向こう側のグリーン右サイドに外しました。

クラブ選択はよかったみたい。

20歩(約14m)ぐらいの距離ですが、PWの転がしで寄せて、2歩を無事カップインしてパーでホールアウト。


結局9時20分にはラウンドを終えていました。
(会社には遅刻を申請しておいて10時半までには出勤。)

前半は、タイトなホールのいくつかで木の枝が邪魔して2打目でグリーンを狙えないケースが発生しましたが、このところ基本的には、コルレオーネXさんに教えていただきました、4 Yards More ゴルフ・ティーっていう商品が、私のドライバー・ショットの安定化に非常によい影響を与えてくれていまして、基本的にはとても安定してきています。

こういうコースでティーショットをするには、心強い小道具です。(^^)


全体の印象としては、バミューダ芝のラフがちょっと厄介な感じで、コース自体は狭いような印象でいて広いところもかなりある感じでした。

印象深い景色やハザードのホールはあまりなく、まっすぐなパー4が並んでいる感じで、何度もチャレンジしたいという気にはあまりならないコースでした。
友人も同じ印象だったそうです。

メンバーの方々、いつもここでラウンドなさっているんですよねぇ・・・?




***

追記:

以前、Eagle Eyes サングラスっていうサングラスをご紹介しましたが、こういった霧の中でも肉眼より遥かに見えやすいことが分かりました。

友人が、「お前、なんで全然見えないのにグリーンに乗せられるんだぜ?!」って私に聞いてきたんですが、「ん?」と思ってEagle Eyesサングラスを外してみますと、肉眼では白くなってしまってまったく何も見えませんでした。

かけているとね、かすかにですがバンカーや左右の木とかが、うっすらですが見えてたんです。

ちょっと驚異的でした。(^_-)


ノリさん、これ↑、マジです。(^^))