5/28/2010

太陽に向かって打て!


近所のなんてこと無い箱庭パブリック・コースでして、混んでるしグリーンの状態は良くないと言う評判でして行ったこと無かったんですが、会社の後輩に付き添いを頼まれまして、690.MBの具合を確かめがてら、9ホールラウンドしてみました。

いやー、もうグリーンがもかもかのふかふかで、全然転がらない。
まるで18世紀のゴルフかと思いました。(やったことないけどね。(^_-;)
まいった、まいった。

パットは大体どこも160%ぐらいのスピードで打つと丁度良いんです。
これは次のラウンドに悪影響出るぞ、と思いながらも160%で打つ私。(笑)
で、距離があってても転がりが“lumpy bumpy(ガタガタ、ポコポコ)”で、入りやしません。

まぁ、それはともかく。

アフター5とはよく言ったもので、5時ちょい過ぎに会社を出て、5時45分ごろスタート。


で、来たのがこの9番ホールです。



私は一応黒ティーでラウンドしていたんですが(後輩は白)、箱庭コースかと思っていたら、いきなり251yもある、なっがいパー3でした。(x_x)

グリーンの後ろに写っているのは、大きめの練習グリーンです。
コース上にある弧を描いた白い線は、なんか浅い排水溝みたいなコンクリートです。

方角の印を書き入れておきましたが、これが真西に向いていまして。


ティーイング・グラウンドから取った写真がこうなります。

画像をクリックで拡大します。

撮影時刻は、19時31分。


これね、カメラの露出を変えて写してますから、そこそこ写ってますが、肉眼で見た感じはもっと眩しくって、えらいこっちゃでした。

写っているのは、我々と一緒にラウンドした、別の方です。
会社帰り、みたいな格好で来てますわね。(笑)


ご覧のとおり、ティーイング・グラウンドなんかちっとも高く盛土なんかされていない全くのフラットで、グリーンはやや持ち上げてある感じ?
私の飛距離だと、ドライバーで目一杯ですかね。

っつーか、旗がどこにあるかなんて皆目見えません判りません、と言うかたとえ判かっても、私のドライバーにそんなコントロールなんかありゃぁしません。(笑) (^^;


で、表題のように、太陽に向かって打て!って感じで開き直って打つしかなかったわけなんです。


レイアウト図に白い×印を入れておきましたが、行ってみるとあそこに着弾。
ピンは同じく白で書き入れた位置にあったことが判明。

めでたし、めでたし。
いつまでも末永く幸せに暮らしましたとさ。 ...happily ever after. (笑)




ティーイング・グラウンドがえらい右向いてるな、ってのは、以前ご紹介しました携帯アプリのGPSで見て分かったんですよ。
まぁ、ティーに居て、すごい逆光でもそのくらいは見えるし感じますが。


この携帯アプリ、私は距離を表示して貰うって言うよりもむしろ、コースの上空からのレイアウトを見るのによく使ってます。
グリーンへの距離自体は、スプリンクラーヘッドとか、距離の色マーカーとかで分かりますからね、基本的には。
(現在実はベータ版のモニターに参加して、実用体験中です。 バグ探しや、新たなFeature(機能)を提案したり、フォーラムに参加している格好です。(^^))


出てくるのがGoogleマップの航空写真なので、この辺は本当にすごく役立ちます。

グリーンの真後ろに高めの木があるのがレイアウト写真で判るでしょう?
で、逆光の中、左右に動いてみて、ああ、あの辺が後ろの木か。ってジャッジしまして。


このアプリはいいですよ、無料ですし。
(話いきなり変えましたが。(笑))


5/26/2010

プル角がわかりません → ました。


前回の記事で、もしかしてプル角?とか書いてみたんですが、ちょっと調べてみようと思ったら、余計に訳が分からなくなってしまいました。(x_x)



ざっと検索して読んでみたプル角についての説明がされているところを列挙してみます。


教えてgoo 「プル角ってなんですか?」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3690657.html

ここでは、かなりのメーカ批判が展開されていますね。
・・・ちょっと疑問。


シャフトの入り方
http://www.wafu.ne.jp/~don/tng/gear/gear61.html

こちらはドライバーの例ですね。
ドライバーのフックフェースは、ヘッドが大きくなって重心距離が長くなり、MOIが大きくなってローテーションによってヘッドをスクエアに戻してくるのが間に合わなくなるため、あらかじめフックフェースにして帳尻を合わせています。

一時期は嫌われていましたが、今ではプロモデルでもフックフェースのものが少なくありません。
(ただし例えば私の愛用しているFT-3などはTourラインの8.5、9.5、10.5度ロフトのものはスクエアから-1度とかオープンになっています。 コンポジット・ヘッドで、重心距離が昔のパーシモン並に短くしてあるからです。)

でも、アイアンとは事情が違うような・・・。


KUTSUMAオリジナル SW
http://www.interq.or.jp/world/eliot/henaiteki/kutsuma/kut001.html


どれがスクエア?
http://www.wafu.ne.jp/~don/new/gear/gear020307.html



どうもですね、総合してみますと、スコアラインを目標にあわせソールを座らせたときに、シャフトが左から入っている角度がプル角、と言うことらしいです。
右から入っていれば、マイナスのプル角(プッシュ角?)。



さて、そういうことでこちらの写真をご覧下さい。



左がプル角の付いたアイアンで、右がほぼストレートか若干マイナスのプル角が付いたアイアンです。




・・・そんな訳ないですね。(スミマセン )

これは両方同じクラブです。
こういうふうに写真を撮りました。



いまいっちょ、もやもやしますねー。


ちょっと考察してみます。

trimetalさんと少しコメントでやり取りさせていただいたんですが、構造を単純化して考えてみます。



お箸がシャフトで、名刺がアイアンのフェース面だとしますね。
赤い丸が付いている1点で接触しています。
(私の手が邪魔ですが、無視して下さい。)

クラブフェースとシャフトの関係は3次元的ですが、立体的に3つの軸に分けて考えてみます。

ロフト角方向の黄色の自由度をx軸としまして、ライ角方向の水色の角度がy軸とします。

残る方向z軸の自由度はお箸を軸にしたピンク色の回転方向になりますので、シャフトが断面が円の棒である限り、変わって来るのはグリップの向きだけ、と言うことに。

まぁ逆に言いますと、クラブフェースとシャフトの位置関係は、ロフト角とライ角のみで決まってしまうと言うことです。

アイアン・フェースとシャフト“のみ”の関係に限っては、プル角は物理的に存在しません。


ますます府に落ちませんね。


上記のリンクをよくよく読んでみますと、ソールの座り具合によって、ソールが一番しっくりと座る位置でスコアラインを目標に向けて、シャフトの入りを見るんだそうです。


ラウンドソールになっているアイアンではプル角が測定しにくい、・・・らしい。


で、もう一回、私がふざけて撮った写真を見ていただきたいのですが、左右の違いは、ソールの仕方だけです。

左はロフトが少し立っていて、右はロフトが少し寝ているだけの話。

芝の上ですと、どちらも特に座りが悪い感じはしません。
一人で写真撮ったぐらいですから。

それとこれ(構えたロフトの違い)って、バンス角の違いがそのまんまでるような・・・。



では、アイアンの座りとはなんなのか?


試しに、X-Tourと690.MBの両方のPWを、平らな滑らかなコンクリートの上でソールしてみました。

両方とも、少しラウンドソールになっていて、微妙なところだったんですが、どうやらしっくり座るところは、両方ともシャフトがまっすぐ見えましたから dead straight(ど真っ直ぐ)でした。

うーん、両方プル角0か。
(でもこれ、PWですよ?)



でも、ちょっと考えてみますと、どこの工房でも、グリップは真上がスコアラインが目標を向くような位置で装着してくれますよね。
そのグリップ位置でグリップして打つ分には、ソールがラウンドしていようと平らであろうと、自分の握った部分とアイアン・フェースの関係は一定です。

ソール形状は、クラブの芝からの抜けには影響が大きいにしても、フックフェースとかスライスフェースとかには関係なくないですか?



・・・尻切れトンボなエントリーですが、ここでいったん終わります。




追記します。

ちなみになんですが、和製英語と知りつつ、「pull angle」で検索したり、
意味合いから言って、「iron, hook face」で検索かけたりしてみたのですが、該当するような内容は今のところひとつも見つかりません・・・。

日本だけにある概念なのでしょうか・・・?



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さらに追記:

是非、コメントいただいたみなさんのご意見をご参考下さい。
コメント欄にて疑問点が解決したように思います。


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実は続編があったりします。 → 「 プル角のヒント?


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8/20/2022



5/25/2010

D-Chopにおける注意点。


まぁ、これは自分用のreminder (←思い出してねの意)といいますかメモといいますか。

我がブログをふと見ると、極端に記事数の少ないカテゴリーが。
ショートゲーム」か。

・・・そうなんだよね、あんまし上手くないもんねー。


い、いや、それではいけない!
最近ちょっとマシにはなってるじゃないの!
と、自分で自分を鼓舞しつつ、・・・でも書く内容は忘備録程度。(^^;


まぁ、慌てずに行きます。
デーブ・ペレツのショート・ゲーム・バイブルもあるしね!♪



表題でやみくもに、D-Chopって言いましても、最近お越しになったお友達のみなさんには、なんのことやら??だと思います。
(2年も前の記事ですからね。)


そうでなくても、ダニエル・チョプラ・プロのことかな?ってピンと来る方もちょとマニアック。(笑)
(ひゃっぽさん、貴方のことです。(笑) ・・・素敵。♡)


私は、川端太一の「羅綾(らりょう)」じゃないですけど、(ブログを始めてから特に)ショットに(勝手に)名前をつけるようになりまして(元々子供の頃から、そういう「なになに作戦」みたいなの好きでしたしね。(^^;)、

D-Chop」 はレッスン番組のダニエル・チョプラ登場の回を見て導入した転がしのアプローチです。



D-Chop (ディー・チョップ)」の他には、

LH-8 (リトル・フッキー・エイト)」とか、
SLJ (サミュエル・L・ジャクソン)」とかがあります。(笑)
あと、打ち方ではありませんが、「鉄道線路効果 (Train track effect)」とかも。

ここに必殺の「羅綾もどき」(正確なロブショット)を加えたいところなんですが、私にはまだちょっと無理。


で、今回の記事では、新しい技はまだ仕入れていません。(x_x;

先日、ついつい機能的美しさにほだされて購入してしまった609.MBアイアン・セットのPWを試し打っていて、自分でブログに書いていたのに忘れていたことを思い出しまして。

やけに左に行ってしまっていたのでライ角を調整してもらいまして、なかなかいい感じになって来たのですが、なぜかD-ChopでキャリーがX-Tourに比べてやや増えてしまうために少ーしオーバー気味に出てしまうのと、もうひとつ、1歩ぐらいとか右に外れてしまうケースが多発。

キャリーの増加についてはバンスとかの影響もあり、下の芝の種類でも違ってくるかと思いますので、まだ今後の調整が必要です。
まぁ、調整はまず鉛テープで振った感じのバランスを50度や54度のウエッジと並ぶように変えていくことが最初で、バンス角いじったりはしませんが。


で、後者の右へ出てしまう件で、「あ、そだ。」と思い出したことがありまして。


この記事の一番下の写真です。↓



記事中にも説明書きされていますが、スコアラインは左に向いて見えますが、これがスクエアなのです。(短くパターのように持っていて、目の真下にクラブフェースがありますので。)
・・・忘れていました。

方向指示ティーはちゃんとカップ方向を向いています。


たとえば、同じ記事の中のこちらの写真は、(PWではなくてSWですけど)



これでスクエアです。

スコアラインも自分から見て目標に直角で方向指示ティーは目標の右上を向いて見えますが、実は真後ろから見ますとカップの方を向いています。



私はシステムを出来る限り単純化するためと、そして(練習で正確性をあげるのが大変な)ストロークの方はともかく、せめてセットアップを正確にすることで確率を上げて行くように考えています。

ですから、PWでのパター・ストロークによって実行するD-Chopでは、長さをパターと同じになるようにグリップして構え、ボール位置もパターと同じく目線の真下のライン上(通常のウエッジ・ショットよりもシャフトが短い分、自分の方により近い)に置くようにしますので、スコアラインの見え方が全然違ってくるんですよね。

完璧に忘れてました。(x_x)

(注: これは「見え方」だけの問題で、「クラブを被せて構える」と言う意味ではありません。 見え方には、スタンス、ボール位置、構え方、頭の位置などで個人差がでます。 あくまでも私の場合の見え方の問題です。)

方向指示ティーのような方法か、コーチに後ろからスクエアをチェックしてもらって、自分の目の位置からの見え方をチェックなさることをおすすめします。(^^)



ちなみに、今回の690.MBのPW(右側)では、こんな感じです。



左がX-Tourで、右が690.MBです。

二つのアイアンの形状や大きさは非常に似ています。
トゥの上側の先端の形が若干違うのと、トップブレードの厚みが若干違う以外は、本当によく似ています。
まぁ、逆に言いますと、それが新グルーヴ・ルール適合機種で探した時のポイントだったわけですが。


しかしこの写真を見ますと、けっこう違って見えますね。


そして、両者のロフト角/ライ角は、同じ工房で同じ数値に揃えてあります。
かたやキャビティで、かたやマッスルバックですが、重力でバランスさせた時のフェース 重心アングルもほぼ同じです。hidedonさんからご指摘いただいて修正しました。ありがとうございます。)




ですから、普通にソールして普通に打つときに構えた感じには、ほとんど違いは出ません。




こっちの写真は、左が690.MBで、右がX-Tourです。
いわゆるソックリでしょ?



ははぁーん。
これがもしかすると私が今まであんまりちゃんと理解してこなかった、プル角と言うやつかな? (←違うことが後から判明しました。追記。)

普通に打つとむしろ左へ行きやすいのに、逆にD-Chopを打つと右へ行くのはこれか。


逆に言うと、690.MBの方が弾道が高く上がりやすくてむしろX-Tourよりも掴まりやすいクラブに感じるのも、これかな。(メモメモ)


えーっと、お話がなんか違う方向に向かってしまったので、今回はこのぐらいにしておきます。(^^;

要するに、方向指示ティーの指す方へボールが飛ぶのは厳然たる事実ですからね。