8/07/2010

ドーヴ・キャニオン (カントリークラブ) の2


このコースは約2年前にプレーしてご紹介しています。

この時にはカメラも持っていきませんでしたので、(その他のラウンド・カテゴリーではなくて) もう一度ご紹介しようと思います。


ジャック・ニクラス設計のコースで非常に素晴らしいコースなのですが、“Gated community”の中にあるプライベート・コースですから普段はラウンドする機会がありません。

今回は、SCGAのメンバー・トーナメントでプレーするチャンスがありましたので参加。
ショットガン形式のスタートで、我々は15番ホールからプレーしました。


Dove Canyon Country Club
http://www.dovecanyonclub.com/


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クラブハウスのエントランスもいいですね。 ゴージャスですけどちゃらちゃらした感じがありません。


前回の記事」にあります、コースサイトの写真をもう一度見ていただきましょう。↓



典型的なニクラス・グリーンと言っていいかもしれません。
大きくうねっていて、ピンポジションは6つのエリアに別れて表示されます。
(この日のピンポジションは「4」でした。)

このグリーンはおそらく14番ホールのグリーンだと思いますが、このバンカーに入れますと、頭より遥かに高い位置にグリーン面が来ますので、難しいバンカーショットになります。
(ピンの長さと比べていただくと深さが分かりますよね。)

私の友人(3打目)と、この日同伴したプレイヤー(2人ともよく飛ばす若い日系人(日本語しゃべれない)でした。(^^;)の一人(2打目)が入ったのですが、ふたりとも見事にグリーンへは乗せてきました。
私じゃぁ、どうだろう??


このコースは渓谷の中に絶妙に作られていまして、ジャック・ニクラス設計のコースは距離の正確なコントロールが必要なように出来ていますし、いつも思いますが私にはタフです。
・・・でも好きです。(笑)

一方で、ボギー・オン狙いで行くには易しいルートも用意されていたりますし、良く考えられた造りだと思います。(^^)



ショットガン・スタートのフランクな雰囲気とか基本的には好きなんですが、ニクラス・デザインのコースに限っては、「スタートホールはおおらかな気持ちでティーショットできるようにフェアウエーを広く」とか、18ホールの流れを考えて造られていたりしますので、1番ホールからやりたい気持ちはやまやまですね。


幸い、我々のスタートホールになった15番ホールは青ティーは363yのフェアウエーが広い緩やかに登っているホールで伸び伸び打ってスタートできました。

(2打目をわずかにグリーン奥1y程にこぼして、これがまた粘い深いラフでザックリが怖くて強めに上から入れてカップを大きくオーバー、寄らず。
いいショット2つ、パットもすごくいいストロークのパットでしたが、ボギー・スタートに。 ニクラス・コース恐るべし。)




そして、仮にここがスタートホールだったら厳しーなー。と思った17番ホール、162yの打ち下ろしのホールがこちらです。

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グリーン上、ちょうど木の影が切れている稜線の向こうが落ち窪んでいて、そこにピンが立っています。
もうこうなりますと、グリーンの一部に1/4ぐらいの大きさのグリーンがあるみたいな感じで、とてつもなく難しいです。

6番アイアンで打った私のティーショットは、グリーン中程の陽が当たっているエリアに着弾、20歩(約14m)の距離が残っていました。
稜線までが10歩(約7m)、グワーンと下がる斜面が3歩、そこから7歩といった具合です。
いやもう、とにかく10歩を正確に打つことだけ心がけました。

もうほとんど稜線で止まりかけるスピードになったボールは、運良く止まらずに右に曲がりながら転がり落ちてくれて、そこから今度は左にカーブを切りながらスピードアップ。
最後は「止まってくれ~!」のお願いも通じて(笑)、B側左の1歩に付いてくれました。
本当に慎重にこの1歩を沈め、なんともホッとするラッキーなパーでした。

(2年前のラウンドでは丁度この逆パターンで運良くパーを取ってまして、相性のいいホールって言うのはあるんだなぁ、と思いました。)



まだ我々にとっては4ホール目ですが、つづく18番389yのパー4はすごく
綺麗だけどとても難しいレイアウトのフィニッシング・ホールです。
(なんでHDCP8なの?と思わざるをえない・・・。)

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この写真は、練習グリーンから18番ホールを見下ろした形で、グリーン方向からティーに向かう向きで上空から撮った写真です。

青ティーから右サイドの池までは225y程度です。
ですから、ドライバーでは打たないようにしないといけません。
この攻め方の場合には、2打目に約190yぐらい残る感じになりますでしょうか。

池に届かない3Wでレイアップするショットを選択しましたが、フックしてしまい左側のカート道の左脇の土の上に。
慎重にボールに触れていない小石を全部どけて、7番Iで池の左にレイアップしました。
3打目の90yをビシッとピンに絡ませたかったんですがショートして10歩(約7m)残し、ボギーでした。

(2年前のラウンドでは白ティーから目をつぶって(←比喩表現です。)ドライバーを打ちまして、池の左側の狭いフェアウエーのベストポジションから
9番Iでグリーンへアプローチして池ぽちゃしちゃったんですよね。)




1番からの6ホールは非常に調子よくプレーできたのですが、一重にパターが良かったお陰です。

次にお見せする写真は、4番ホールの165yパー3です。
谷越えで、救済バンカーはあるものの、グリーンの縦幅が短くて横に長く、風が吹きさらしの位置にあって、距離のコントロールがキーになる難しいホールです。

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ご覧のようにピン位置は奥の左寄りで余計に難しくなっていました。
まぁ距離のこともありますし、グリーンが右から左へ本の少し斜めになっていることもありますし、カップ位置に寄らずなんであろうとグリーン中央を狙って打つべきホールだと思います。

(2年前にはピンの右8歩(約5m半)にオンしていますが) 私のティーショットは無意識に右へ逃げてグリーンの右10yぐらいのラフに着弾。
左下がりでつま先上がりの難しい粘いラフから、ウエッジをカットに入れて自分としては最大限上手く打ちましたが7歩(約5m)残りました。
この軽い登りフックラインのパットが運良くカップインしてくれて、パーでした。



続く5番ホール417yパー4は、HDCP1の難しいレイアウトです。

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写真を見ていただいてもお分かりになるかと思いますが、ティーショットはドライバーをきちっと打てないと、フェアウエーの一番手前にさえ届きません。
最低180yのキャリーをキッチリと。

2打目はそこから右へ登っていくのですが、グリーン左手前にはバンカーもあってピンはその上に。
グリーン右手前は、ニクラス・デザインらしい窪みが作ってあって、これまたグリーンまできっちり打たなければなりません。
私のティーショットで170yぐらい残っていましたでしょうか。

かなりの傾斜で登っていますので、ユーティリティーで打ちました。
狙い通り、左バンカーの少し右に飛んでピンの右9歩(約6m半)にオンできました。

(2年前にも白ティーからですが2オン出来ていて、相性の良いホールのようです。(^^;)
パットはオンラインで転がって、もう後ひと転がりでしたが惜しくもショートしてパー。



本来はアウトの最終ホール9番は524yのパー5で、左ドッグレッグになっている景観の良いホールです。

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山と空、コントラストが綺麗でしょう?
一番高いところにあるホールで、17番の写真の後方、上の方にあるフェアウエーがこのホールですね。(たぶん)

手前フェアウエーの左にずーっと続くバンカーが見えますが、これは谷底に落ちないように設置されている救済バンカーですね。
我々のグループでも2人入りました。

実は、フェアウエーのもっと先の方にも中央に細長いバンカーが横切っています。写真でもちょっと確認できますよね。
そして、その向こう側のフェアウエーの左にもずーっと細長いバンカーが作ってあります。

私は、ティーショット、2打目と満足のできる当たりでいいプレーしていたのですが、3打目のウエッジ・ショットをダフってしまい、ガードバンカーに入れました。
これが出ただけでグリーンに乗らず。

結局5オン1パットのボギーにしました。
3打目が、ちょと悔しい。(T_T)



そして最後にご紹介しますのは、14番の526yのパー5です。 HDCPは2。

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コースサイトの写真で見ていただいたグリーンを、グリーン上から反対向きに撮ってみました。
写真には写っていませんが、旗の左側がまたうねっている訳ですね。

ここに入った二人がいいバンカーショットを打ったと書きましたが、一人はこれから打つところで隠れしまってまるっきり見えていません。
もう一人が写っている友人で、バンカーを均して出てきて靴の砂を払っているところです。

正直、なかなか出てこないかと思いましたけど、二人ともうまく打ちましたよ。(^^)


私の方は、この我々にとってのこの最終ホールの直前にペナルティーでダボを二つ打ちましてガタガタしたのですが、このホールではティーショットも2打目の3+Wも非常に気持ちよく打てまして、3打目はバンカー越えの残り50yでした。

このグリーンですから、54度のウエッジのフェースを開いて高く上がるボールを打ちまして、非常に運良く3歩(約2m)に付けていましたので、写真を撮ってる余裕があったと言うことなんです。(^^;

今日は決めていないバーディーを!って思ってショートしないように打ちましたが、それがアダでA側に外して約40cmオーバー。
ボールがカップの後ろ側に回りこんで外し、残念なパーでした。


後述しますが、終盤に固めてスコアを落としたのが悔やまれます(体力が足りなかった訳ではありませんのです)が、最後をパーで締めくくれましたし、前回のここでのラウンドよりもずっと良いゴルフが出来ましたので、満足です。(^^)


8/05/2010

レインボートラウト・フィッシング


この間、シールビーチのピアーに散歩に行ったときに釣り人がけっこういらっしゃいまして、それを見たうちの息子くん(6歳)が「フィッシングしたい!」と言い出しました。

スポーツ用品店に行ったときにも釣竿をすごく欲しそうに憧れていましたし、釣りキチ三平のアニメも1話だけ見たことがあるんですが、すごく好きみたいでした。

日本では、おじいちゃん達も一緒に大山の渓流(の釣り堀式簡単釣り場)にニジマス釣りに連れて行ったことはありまして、とてもはしゃいでましたし。


まぁそんなこんだで連れていこうと思って、この間リンクス・アト・サマーリィへ行く道中に、コロラド川のレインボー・トラウト・フィッシングの看板も見ていましたので、ググってみましたが、けっこう本格的なんですよね、海釣りも川も湖も。
こんな感じで。↓




かなりでかいナマズや、ブラックバス、トラウトを釣り上げた人たちの写真が満載。

リビューとか読んでみても、今回はボウズで帰ったけど釣れた人達と話しして仕掛けが違ってたのが分かった。もう一回行く。とか、いろいろ書いてあります。

動画とか見ますと、放流して釣らせる形式もやってるみたいですが、釣竿も持ってない子どもや初心者が行くようには出来てなかったりしてます。



初心者でも、6歳の子どもでも楽しめる日本のニジマス釣りみたいなのはなかなか無いもんだろうか?
釣り堀でもいいんだけど。

っていう経緯で、やっとこ見つけた山奥の釣り堀(みたいな感じ)へ行ってきました。(笑)



Mt. Baldyというところで、冬はスキー場になる山の上の方にありました。
これが駐車場で撮った写真です。(^^)



Trout Poolsって書いた看板が見えますね。(^^)

なかなかの景観でしょう?



もう少し先まで車で登って行きますと、冬スキー場の入口になる辺りに辿り着きます。
日本にはこういうところはけっこうありますけどね、南カリフォルニアでこういうのはちょっと新鮮でした。



空も綺麗ですし、空気が違いますね、この辺まで来ますと。
気圧もやや低いようです。



道中、車を止めて崖を降りていくと、子どもでも遊べる浅い渓流に出くわしました。



ここで魚が釣れるわけではありませんけどね。

ものすごく綺麗な、めちゃくちゃ冷たい水で、雪解けの地下水が湧き水になっているのだろうな、というのがよく分かりました。
うちのお嬢さん、ヘーキな顔してバチャバチャ歩いてましたけどね、もう足が凍るほどに冷たいです。(笑)



息子くんの念願叶って、お魚を釣って帰って来ました。
レインボー・トラウト(ニジマス)ですけど、ちょっとサイズがおっきいんですよ。



シンクで鱗を落としているところなんですけど、大きいでしょう?

釣るときもね、6歳の子供にしたらけっこうな迫力です。(^^)
(私はもう、餌つけ役・針外し役に徹してました。)


新鮮でしたからホントに美味しかったんですけど、味的にはほとんどサーモンでしたね。
ピンク色でしたし。(笑)

うちの奥さん、ちゃーんと分かってて、最初から塩焼きじゃなくってホイル蒸しにして調理してくれました。(笑) 

(ちなみに、サケとマスっていうのは稚魚の時は同じ魚らしいですね。 海に出ていってでかくなったのがサケになって戻って来る。 有名なサケの産卵の時、上流に居るちっこいマスの雄がどさくさにまぎれて授精を試みたりするらしいです。(笑))


8/04/2010

ラウンド記録 (ダッド・ミラーの5)


以前よくバック9を練習していたダッド・ミラーを、久しぶりにラウンドして来ました。

ここは、タイガーが中学生時代の学校のホームコースですが価格的にもレイアウト的にも距離的にも、極めて癒し系のコースです。

TWLC (タイガーウッズ・ラーニング・センター)が、元はレンジだった場所に建設されました。
(それで、名物だった650yのパー6は無くなってしまったんですけどね。)


このホールが、私としては一番難しいと思う12番ホールの2打目地点を振り返って見た写真です。
(携帯のカメラで設定をミスって暗く写ってしまいました。(^^;)



ティーからは橋を渡った向こう側に約210yでレイアップ、写真でいうとこちら側後方にあるグリーンに向かってクリーク越で160y-190yのアプローチになります。
(ティーからこちら側フェアウエーへドライバーでのショートカットは激しく
困難でその割にあまりrewardがありません。)


前回、リンクス・アト・サマーリィで打たなかったリシャフトした3+Wを使ってみるのが目的です。
距離的にもフラットな場所が多くて、どのクラブで大体どの辺まで飛ぶのか熟知していますので、距離を把握するには好都合なのです。


グリーン周りで逆目になるダウンスロープのチップショットが必要になる場所だけ覚えていて避けられさえすれば、池が全部のショットに絡む15番のパー5以外、大きなトラブルには遭いません。

私自身は、8番ホールのティーショットがちょと苦手なのと、16番のパー3が208yの割には打ってみるともう少し長い感じがして距離的にタフなのと、6番ホールがドッグレッグの上にまぁまぁ距離があってスコア的にタフだないうところはありますが、後のホールはほぼ全部安牌といっても過言ではありません。

そんなこと言いつつ、アプローチをミスり、ティーショットを曲げて、1、2番の安牌ホールをボギー、ダボと不甲斐ないスタート。(笑)
(スタート前にレンジでウォームアップする時間がないラウンドはいけませんですねー。(^^;)


青ティーからでもコースレート/スロープは68.6/116、パーは35・36=71です。

1 4 △ 0 DS4BL-U②
2 4   2 6BL
3 4 - 1 D9S-②
4 4 - 0 D8S-①
5 4 - 1
6 4 △ 0 6A
7 3 - / 8S
8 5 - 0 4A
9 3 - / 24A

10 5 - 0 12S-②
11 3 - / DS5B
12 4 △ 0 DD22SS-D6S- (3パット)
13 3 ◯ /  ⑬
14 4 - 0 6A
15 5 - 0 14B
16 3 - /  ① (14)
17 4 △ 2 U12A
18 5 - 0 3B


39(17)・37(17)= 76(34)


すごく良いスコアのように見えますが、実際には先日のリンクス・アト・サマーリィでの81の方がディファレンシャル的にはずっと良いスコアです。


今回、目的の3+Wは、1番のティーショット、8番のティーショットとセカンド、10番のティーショットとセカンド、15番のセカンド、16番のティーショット、
18番のセカンド、の計8回使えました。


8番のセカンドショットがちょっと左へ行ったのと(でも次打がグリーンへプレー出来る許容範囲です)、16番のパー3でグリーンオーバーした(ここは3Wや2Uだとギリギリ届くか届かないかで、たいていグリーンに届きません)のぐらいで、あとはほぼ想定していた距離に気持よく打てました。

レンジで、たまに左へダグ・フックを打つことがありましたが、明らかにスイングが悪かったものです。
フェースの少しトゥ側で打ってしまったときには、右へ出てフックして戻る
ボールが出ますが、これも許容範囲です。



このコースのグリーンはスピードが遅いので、S(hort)して外すパットが多く記録されています。

1番ホールのパットは、ここではおなじみの「ダウンヒル・スライダー」ですね。
(4歩(約2.8m)を、2歩半弱(約1.7m)もオーバーしてしまいましたから。
グリーン遅いのに。)
3パットのピンチでしたが、なんとか返しを入れました。(^^)

12番は例の私が一番難しいと思っているホールで、グリーンオーバーしたカラーから、下りのパットがカラーで思った以上に喰われ、パターの芯も外して打っていたらしく、どショートして3パットしてしまいました。
2パット目までショートでしたからね。(x_x;


パッティングは無理に遅いグリーンに距離を合わせようとは思いませんでしたが、安定して比較的好調だと思います。♡