8/29/2010

Axis 1 パター


今朝も早朝バック9を練習ラウンドしまして、非常に調子よかったです。♡
すごい易しいダッド・ミラーですが。

パー8つと、ダボ1つ。
( 0, 0, 2, 0, 0, 0, 0, 0, 0 )

GIR 7/9 holesで、パットの距離はそれぞれ、4, 6, -, 10, 3, 5, 14, -, 9 (数字はいずれも歩数)

どれひとつカップインしてくれませんでしたのがちょっと不満ですが、いずれも悪いパットではありませんでしたので、まぁ私的にはOKです。(^^;


しかし、依然として気にしなくてはいけないのは、12番ホールでのミスです。

クリーク前にU2でレイアップ、そこからのアプローチは約175y、U4で打ったものがフックしてしまい、グリーン左のバンカーのさらに左に。

こういうところから、アップ&ダウンでパーを取る、最低でもボギーを拾わないとダメですね。(2打目のミスは無くなりはしません。)

3打目は頭よりちょっと高いぐらいの高さの木の枝の下を35yぐらいのバンカー越えのチップショットで、低く出て木の枝にさわらずバンカーを越えること優先で打ってグリーンをオーバー。そこからは比較的イージーなチップショットでしたが寄せきれず4歩を残し、2パット。


やはり、この辺が弱点であり改善の必要な課題です。(^_-;


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いつもながら前置きが長くなりましたが、本題です。(^^;


いつぞや、MyGolfSpyというサイトをご紹介しました (左のサイドバーにもウィジェットがあります)が、

そこで、Axis 1 パターがまたまた賞を受賞したという話題が取り上げられていました。↓


Axis1 Putter – Collects More Awards!

Awards:
Most Innovative Putter 2009 – MyGolfSpy.com
Best in Show – Sports Illustrated Golf Edition
Best New Golf Product – Golf.com
Most Innovative Club – PGA Show
Bronze Medal Winner – IDEA® Most Innovative Products of 2010



Axis 1 のサイトもリンクしておきましょう。↓

http://www.axis1golf.com/


(画像をクリックしますとAxis 1 のサイトに飛びます。)


私は、TONさんのブログでこのパターの存在を知りましたのが最初でした( 4/01/2009のこの記事)のですが、それからずっと関心は持ち続けていました。

(このパターのデビュー自体は、2008年の12月だったそうです。)



このパターのすごいところは、シャフト回りの左右・上下方向に均一にウエイトが配分されているところです。

重心アングルを取るような形でシャフトを支えてぐるぐる回すと、回り続けるぐらいバランスしています。


その上で、重心アングルを取るとトゥが真上を向く位置で止まるようにほんのわずかに偏芯してあるのです。

ちょうど、L字パターの真反対ですね。
フェースバランスのパターとは90度違うことになります。

実はこちらが主目的で、アドレスの位置でグリップとを両手の掌の上でゆらゆらさせると、パター自身がスクエアに構えてくれることになります。

開発した人は、既存のピンパターなどを構えようとしたときにパター自身はフェースを開く傾向にあることを感じたところから、このパターを設計することになったそうです。

そして、既存のピンパターなどではストロークしたときにフェースが開いて押し出したり、逆にフェースがクローズして引っかけたり、と言うことが起きがちですが、このパターはシャフト軸回りにバランスしているため、そういう動きをパター自体が作ってしまうことはない。というコンセプトです。



エンジニアリング的には猛烈に興味が沸くわけなのですが、造形美的にはあまり美しく感じないんですよね。
(まぁ、ピン型パターも出たての初期には「なんて奇抜な形状なんだ!?」っていう評価だったらしいですから、この部分は今後判りませんが。)


気になるのは、その形状ゆえに目標に構えやすいかどうかです。
アドレスした目線からカップを見てどうか? ということなんかが、私から見ました関心事になります。



それから、subconsciousがどう感じるか。
例えばフックラインでは本人自身が気付かずに意識せずにフェースをやや右にセットし、さらにややインサイドアウトにストロークする、

・・・などといった調整を無意識にやっているわけですが、パター・フェースのバランスが全然違う道具を認識してそれに合わせた動きをしてくれるのだろうか・・・?



例えばショップに置いてあって、手にして体験してみることが出来るのであれば買うかも知れないし逆に全く手を出さないことに決めるかも知れないんですが・・・

そんなこんだで、・・・まだ買ってもいなくて、興味だけは持ち続けているのです。(^^;


お店で手に持ってみてから買って、もし気に入らなければ返せるのであれば、そく買ってるところですけれどねー。

ちなみにお値段は1本 $299です。


MyGolfSpy.comの記事には、「ゴルフクラブの売上げを上げるためのマーケッティングの最重要項目」として、「PGAのツアープロが使って成績を残す。」 ということが挙げられているのですが・・・、

ようやくパトリック・シーハンが使い始めたみたいです。



メジャー・トーナメント出場からはしばらく遠ざかってしまっている現在、このパターを使って急にまた成績を上げて来て活躍し始めたりしたら、いい宣伝になるかも知れませんね。





追記します。

書き忘れましたが、このパターはある意味、センターシャフトになっています。
シャフトの延長線上にスイート・スポット(および重心)があるという意味で。

おそらく、センターシャフトのパターをお使いのプレイヤーには比較的スイッチしやすいのではないでしょうか?(←たんなる勘です。(^^;)



8/28/2010

史上最難関コース?!


2015年にUPオープンの舞台となります、チェンバース・ベイ (ピュア・リンクス・ゴルフ) コースの 話題 です。


USオープンに先駆けること5年、タイガーが3連覇したことでも有名な USアマチュアが、このチェンバース・ベイで開催されました。

(写真はサイトからそのままフィードして、さらにリンクしてます。)


難しいコースを造ることでも有名なコース設計家、ロバート・トレント・ジョーンズII のグループの設計で出来た、比較的新しいコースです。
2007年6月のオープン。


で、そのUSアマチュアですが、決勝のマッチプレーの前に2日間のストローク・プレイによる(本?)予選があります。

アマチュア・トップの精鋭が集まってのトーナメントですが、


・ 2日間のスコア・アベレージが、79.25

・ アンダー・パーでラウンドした人数(5名)よりも、90台のスコアでラウンドした人数(6名)の方が多かった。

・ 70を切ったのはわずか4名のみで、2日間で-3アンダーを出したのはただ一人(パトリック・リード)のみ。

・ 最長で7,742yにもなるパー72 71は、過去のUSオープンで一番長かったセッティングと比較してもさらに316yも長く、500yを超えるパー4が5つもあり、11番ホール(パー4)にいたっては、539yもあった。

(trimetalさんに教えていただきまして訂正いたします。 USアマチュアではパー71でプレーされたそうです。)

さらに凄いのが、このコースの難しさは、むしろ長さではない、というところ。 (・・・ええっ?!)

フェアウエーもグリーンも、パンパンに硬かったのだそうです。
まるで駐車場かフリーウエイみたいに。

200y超のパー3で、(このレベルのプレイヤーがおそらく高いボールで)4番アイアンを打ち、直接グリーンへ落とすと跳ねてグリーンをオーバーし、長いフェスキュー芝の餌食になってしまうほどだったとか。


2015年のUSオープン、一体どうなるんでしょうか?
ちょっと楽しみです。


霧のチェンバース・ベイ
(写真はサイトからそのままフィードして、さらにリンクしてます。)


このコースは新しく出来たコースですが、元の場所は quarry (石切り場; というよりサイトの写真見ましたら、砂取り場みたいに見えましたけども。) だったようですね。

南隣りのオレゴン州にあります、ブランドンバンドン・デューンズや、その南のカリフォルニア州のペブルビーチ・ゴルフリンクスとは、かなり意識をしたライバル関係になろうかと思います。(^^)


(サンディエガンさんに教えていただき、↑↓ 修正しました。(x_x;)


ブランドンバンドン・デューンズは、ここ最近の人気コース設計家でスコットランド人のDavid McLay Kiddによる、素晴らしいリンクス・コースで、私も出来ることなら一度訪れてみたいと思っています。

PGAのプロでも、例えば「最後にラウンドするとしたらどのコース?」みたいな質問を受けたときに、このブランドンバンドン・デューンズを上げる人が増えてきたくらいです。

(写真はサイトの該当ページにリンクしています。)



チェンバース・ベイのサイトの中で、ロバート・トレント・ジョーンズII が説明していますが、同系統のリンクスコースでたくさんの似通った面もありながら ペブルビーチ との違いは、まずコースの長さと、グリーンの大きさ。
そして、ハザード、芝の種類だそうです。

ペブルビーチはポアナ芝を使っているため、UPオープンなどの際にはものすごく短く刈りこむことが可能で、速いグリーンのセッティングをすることが可能だが、ここチェンバース・ベイではフェスキュー芝のグリーンなので、あそこまでは速く出来ない。ということらしいです。
セント・アンドリュースと同じ、多くのスコットランドのリンクスがそうであるように。

・・・と、いうことは、グリーン上の転がりの速さには限界があるが、コンプレッションはパンパンに硬く出来る、ということなのね。


そして、ペブルビーチのグリーンはどれも小さいため、あまり contour (うねうねの高低差)が作れないが、ここチェンバース・ベイでは、大きな contour が造ってある。

さらに、ペブルビーチには、海や、家の周りのOBなど、色々な種類のハザードがあるけれども、ここのハザードはもっぱらバンカーと大きなウエイスト・バンカーで、

数々のスコットランドのコース同様、グリーンの手前から転がしあげたり、たくさんの低いショットを打つ必要が出てくるように造ってある。

ペブルビーチでは、上から落として攻める空中戦が必要になるのとは対照的なんだ。

・・・ということらしいです。



まずは、アマチュアの精鋭たちにはこの新しいコースに戸惑ったプレイヤーが多かったようですが、2日間を -3アンダーでラウンドしたプレイヤーも居たことですし、

スコットランドからもトッププロが参戦するでしょうから、2015年の USオープンが本当に楽しみですね。

8/26/2010

エリカの死因特定のニュース


昨日、エリカ・ブラスバーグちゃんの死因が、自殺であると特定されました。


いくつかの処方箋薬をまぜこぜに服用しており、その影響はあるものの直接の死因は窒息死だという、検死医の鑑定でした。


「Death of LPGA golfer Erica Blasberg was suicide, coroner rules」


エリカ・ブラスバーグちゃんについては、一連の事件を含め、過去の記事で何回か取り上げております。



ご参考:

エリカ・ブラスバーグちゃんのメモリアル」(←クリック)
エリカが死んじゃった・・・

昔、ローラ・ボー・・・



7月14日、エリカの誕生日にお父さんのインタビューがあり、その時の追記に書いておきました、お父さんを含め警察も何か知っているのでは?という嫌疑がかかっていた、“ゴルフ友達”だったという当日9-1-1に電話した第1発見者のトーマス・ヘス医師は、捜査妨害のかどで起訴されるそうです。

どうも、現場から遺書にあたるメモと、現場に残っていた薬などを持ち去ったらしいです。
(最大で$1,000と6ヶ月の服役に問われる場合があります。)


体内から検出された薬は風邪薬や痛み止めなど数種類で、「butalbital」、「temazepam」、「alprazolam」、「codeine」、「hydrocodone」、「tramadol」だそうです。



9-1-1コールの時の会話が記事に再現されています。


"I came by to check on her last night and, you know, she had a couple drinks, was sad," a breathless Hess said in a 911 call released by police in Henderson, just outside of Las Vegas. "I came by to check on her now and she's dead."

(「昨日の夜様子を見に来ましてね、彼女は少し(2杯ほど)飲んでいて、悲しげに見えました。」と息を切った様子のヘス医師が話すところが、警察の公開した911の録音で聞かれました。「今また様子を見に来ましたら、彼女は亡くなっていました。」)


"I called her yesterday, she was supposed to be leaving for a golf tournament but she didn't," an agitated Hess said on the call. "She picked up the phone and she sounded intoxicated at that time."

(ヘス医師はやきもきした様子で 「昨日電話したとき、彼女はゴルフ・トーナメントのために出発する筈でしたが、出発しませんでした。」と語り、「彼女が電話をとったとき、酔っているように聞こえました。」と(オペレーターに)告げました。)


Hess said Blasberg had consumed a "couple drinks" and was sad the night before her death, but didn't indicate she wanted to kill herself.

(ヘス医師はブラスバーグさんは亡くなる前の晩に「2杯ほど」お酒を飲んだと証言したが、自殺をしたがっている様子は無かった。」と言った。)


When asked by the female operator whether Blasberg was beyond resuscitation, Hess replied: "I'm a doctor."

But Hess didn't say he was Blasberg's doctor, instead saying he "knew her from the golf club."

(女性オペレーターから蘇生出来ない状態かどうか聞かれ、ヘス医師は「私は医者です。」と答えた。)

(しかしヘス医師は、ブラスバーグさんの主治医ではないと言い、「ゴルフクラブでの知り合いだ。」と言った。)



When the operator told Hess she was sending police, she asked him to wait outside the house.

"Try not to touch anything," she said.

"Yes ma'am," he replied.

(オペレーターはヘス医師に、警察が到着するまでの間、家の外で待つように告げた。)

(「なにも触らないようにしてください。」とオペレーターは言い、)

(ヘス医師は「分りました。」と返答した。)




お父さんのおっしゃるとおり、かなり怪しいですね。
自殺と認定され、殺人には問われないかも知れませんが、捜査妨害までしています。


遺書にあたるメモの内容は公表されていません・・・。



(ほぼ同じ内容の別記事もリンクしておきます。)


「Coroner says LPGA golfer Blasberg death a suicide」





***

追記です。8/27/2010

トーマス・ヘス医師の供述の一部が報じられました。

Affidavit: Doctor wanted to hide suicide


発見現場から隠した(持ち去った)のは、遺書となるメモと、XANAX(alprazolam)ゼイナックス(アルプラゾム)の錠剤だったと書かれています。

精神安定剤の一種ですね。


「ご家族が恥ずかしい思いをしなくて済むようにと思い、隠した。」とか言ってますが、doesn’t make sense (意味がわからん)としか・・・。

「自分でも、なんであんなことをしたのか分からない。」とかも言ってるようです。


↑の本記事で、『死因は窒息死』だったと書かれていて、ちょっと「??」だったんですが、薬で麻痺して呼吸が困難になり窒息したのかと思っていましたが、

今回の記事に、「頭にplastic bag (ビニール袋)を被って発見された。」と書いてありました。
薬で昏睡していたから? 被ったビニール袋程度で窒息できたのでしょうか?


ものすごく他殺っぽい、と思ってしまいますね。
エリカのお父さんに同意いたします。