ここは、いままでにご紹介したコースの中ですと、
SCGA Golf Course (現Rancho California Country Club) のすぐ近くにあります、プライベート・コースです。
ほとんど忘れかけていたのですが(笑)、SCGAのメンバー・アウティングとしてラウンド出来る機会がありましたので約3ヶ月前に予約申し込みをしておりました。
(仕事の都合によってはキャンセルぜざるを得ないことになりますが、そのくらい前に申し込んでおかないと満杯になっちゃうんですよね。)
余程でなければ万難を排してラウンドに行く価値のあるコースとジャッジします所以は、大好きなジャック・ニクラス設計のコースであり、私には滅多にティータイムが取れるチャンスは巡ってこない完全プライベートコースだからです。(^^)
ゴルフ場メンバーと家をセットにして売る米国式の「Gated Community」というやつですね。
ここの門番さんをクリアして中に入らなければゴルフ場にたどり着けません。
ジャック設計のコースですから、グリーンは普通に6分割で表示されていまして、かなりのcontourがあります。
ここは、砂もすごく白くて綺麗で、ふわふわでした。
グリーンもよく締まっていて速く、私の好きな(割と速めのグリーンを持つ)
コヨーテ・ヒルズよりも若干速いくらいでしたでしょうか。
Bear Creek Golf Club
http://bearcreekgc.com/html/golf.html
パーム・スプリングズにありました
ジャック・ニクラス・トーナメント・コースのようなダイナミズムまでは行きませんが、非常に戦略的な美しいコースです。
木があまり多く無くて、私にとってはちょっと助かるコースです。(笑)
2週間後に、Qスクールのトーナメントがあるとかで、ラフはかなり厳しい状態になっていまして、ファースト・カットのラフに入っても、芝に沈んでしまってボールを真上から見ないと見つかりません。
このラフは実際すごく大変でした。
スポッと入って沈んでしまったら、ウエッジでフェアウエーに出さないことにはどうにもならない感じ。
それでは、いくつかコース紹介の写真を。
まずはティーイング・グラウンドのこの写真。 ↓
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上の写真、ベアー・クリークらしいクマさんマークです。(^^)
青クマの向こうに白クマがあって、赤クマがあって・・・、あれ?なんか変ですね。
下の写真を見ていただけますと、「ははーん。」って分かるんですが、このティーイング・グラウンド、10番のティーと13番のティーが一緒になってるんですよね。
上の写真の手前の青クマは10番のティー・マーカーで、その奥の白と赤は13番のマーカーなんです。
下の写真で大きいバンカーのある右のフェアウエーへ打っていくのが13番で写っている女性は別の組の方です。
こんもりした木の左のフェアウエーへ打っていくのが我々がこれからプレーする10番ホールです。
そして、こちらが1番ホール。
青ティーからは385yのパー4、後ろの山々と空が美しいホールです。
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右のバンカー群には入れたくありませんし、その右のクリーク&ブッシュにはもっと入れたくありません。(笑)
しかし、左の林にも突っ込みたくたくない。
出だしから、易しくはないバンカー越えのドライバーショットになりますね。
とは言っても、実際にはフェアウエー広かったんですが。
私のティーショットは、左側の前の組みのカートが写っていますちょっと先、フェアウエー左から少しラフにこぼれたところでした。
ラフからのショットは、グリーンサイドのバンカーにつかまってしまい、これをなんと1歩(約70cm)に寄せるバンカーショットでリカバリーしたかに思われましたが、惜しくもこのパットを外してしまい、ボギーに。
このコースの青ティーは、実質白ティーですね。 (6,410yで、71.5/134。)
後ろに、ゴールド、ブラックとティーがあります。(AMEXのクレジットカードみたい?(笑))
(黒ティーからですと、7,157y、75.3/143の、モンスター・コースになります。)
次にお見せします4番ホール、381yのパー4には、ゴルフダイジェスト誌でカリフォルニアでもっとも美しい4番ホールの第4位に選ばれたとかの、ちょっと複雑な栄誉が書かれておりました。
ティーからの景色には実感がありませんでしたので、グリーン手前のクリークの辺りまで行ってから撮影。
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なるほど、なかなかに綺麗です。
ここは2打目をグリーン左に外し、寄せやすい位置からチップショットを打ったもののカップを5歩も過ぎてしまい、下りの難しいパットが残って、またまたボギー。
6番ホール、わずか114yのパー3はクリーク越で横に長いグリーン。
ジャックのコースらしく、距離の正確なコントロールを求めています。
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写っているのは、一緒にラウンドしたダグさんです。
私のショットは運良く非常に上手く行って、ピン横左に3歩(約2m)のところに付いたんですが、カップの右側からコトンと入ってくれるかと思ったら、カップ手前でグィーっと急カーブで曲がってカップ左に外れました。
ちょっとだけスピードが足りなかったか。
後ろの家とか、ゴージャスですよね。
その後ろの山も綺麗ですし。
そしてレイアウト的になかなかでホールとしても綺麗だったのがこちらの、11番の506y、パー5です。
Google mapで、レイアウトを見てください。
迂回ルートを取った私のショットが書き入れてありますが、右の池の間にあるフェアウエーへ打って、2オンを狙えるルートと、左のフェアウエーからの迂回ルートがあります。
ティーから見ますと、こんな感じです。
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2オン・ルートのフェアウエー、かなり広く取られていますし正面にあって、とてもそちらへ打ちたくなります。
あと49yも長いフルバックからでは私には無理ですが、青ティーからなら今日のアゲインストの風でも、私のドライバーが届かないことはありません。
しかし考えました。
2打目の距離は、アゲンストですと私にはちょっとギャンブルになります。
そして、ティーショットも仮にちょっと芯外して打ったりして池に入った場合、左狙いから例えばキックして入ってもドロップ地点がありますが、正面向かっちゃいますとドロップする地点はティーへ戻るのが最良(つまりOBと同じ)になってしまいます。
何度も回るホームコースであれば、距離感掴むためにも挑戦しますが、ここは初めて来たコース。
左のフェアウエー狙いルートで行きました。
バンカーとバンカーの間、狭く見えるんですけどね、上手く打てました。
グリーン方向から振り返って撮った写真が、こちらです。
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綺麗なホールですねー。
3打目が思ったより突っ込めなくて、11歩(約8m)。
2パットでパーでした。
13番ホール328yパー4のティーショットは、真っ直ぐ打つと右バンカーに捕まってしまう程度に左にカーブしています。
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RIPシャフトのドライバー、ドロー具合が小さくなって真っ直ぐ打ちやすくなったのですが、いざドローを打ちたい時にやや緊張。(笑)
気持ちボールの右手前側を見るように打ってみましたら、上手いこと行きました。(^^)
ここのティーショットも気持よく打てました。
(本当は、青ティーからですと距離がないホールになりますから、ここは本来まっすぐに約200y打つべきなんですよね。 調子こいて新ドライバー打っちゃいましたが。(^^;)
そして最後の写真は、16番ホール156yのパー3です。
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風を考えて、6番アイアンで打ったんですが(珍しく左ではなく)右の奥のバンカーに入れてしまいました。
ご覧の様な感じで、顎も高くなく、非常に白くて綺麗な砂のバンカーですが、グリーン面のカップとの間にマウンドがあって、非常に難しい状況です。
とりあえず、マウンドのてっぺんあたりを狙う気持ちでエクスプロージョンしてみましたら、ちょうどギリギリ届く感じでマウンドの向こう側を転がり降りてくれまして、うまい具合に1歩(70cmぐらい)に付いてくれました。
このパットはちょっと気合入れましたです。
私にしては奇跡的なサンドセーブでこのホールもパーで切り抜けました。(^^)
いやー、ジャックのコースは厳しいですけど、やっぱりラウンドして楽しいですねー。
特に、シャフトを新調したドライバーが好調で、ものすごくストレス・フリーなラウンドでした。
冒頭に書きましたように、Qスクールを控えたラフは非常に厳しくって、残り距離に拠らずウエッジでチップアウトするほどだったんですが、数えるほどしかラフに沈みませんでした。(私らしくないです。(笑))