こちらのコースは、以前から行ってみたいと思いつつ、なかなか行くことが出来ずにいました。
ジャック・ニクラスのデザインのコースとしてはオレンジ・カウンティー唯一のパブリック・コースとして知られて居ましたが、海際にあってコースがいくつか崩れて壊れてしまっていたために長らく14ホールでの営業を行っていたのです。
それでもジャックのデザインですから行きたいなー、と思っているうちにコースは買い上げられてプライベート・クラブになり、ホールをいくつか新設して18ホールの営業になり、簡単には予約できなくなってしまいました。
今回、またクーポンでショットガンのトーナメント形式でラウンド出来、しかももう1ラウンド後々にあらためて予約を出来るバウチャーも付いてくるというdealがありましたので、勇んで行ってきました。(笑)
Aliso Viejo Country Club
http://www.clubcorp.com/Clubs/Aliso-Viejo-Country-Club/Amenities/Golf
海際にありますので、寒流の恩恵を受けて夏でも気温はあまり酷くは上がらず、快適にプレーできます。(^^)
フェアウエーとティーはバミューダ芝、グリーンはちょっと癖のあるベント芝です。
ラフの外には、ひざ丈のフェスキュー芝も使われていました。
ジャック・ニクラスのグループの設計ですが、新設された数ホールは全く別の設計のような感じがしました。
例えば我々のスタートホールになった16番のパー3などはそのひとつで、打ち下ろしの196yにフラットなグリーン。バンカーは左右斜めに大きいのが二つありますが、高低差はそれほどありません。
右手前から転がり乗せることも出来るレイアウトで、グリーンのcontour(アンジュレーション)もあまり強くありません。
ちょっと他のホールとの設計のギャップを感じました。
バックの青ティーでも6,247y(70.5/128)ですから、アップダウンがあって戦略的とは言え、距離は短めのコースです。
フルバックの黒ティーでも6,571y(71.9/133)です。
一つ特徴的だったのは、ここのバンカーはどれも砂が白くてサラサラしていて綺麗でした。
いい感じに詰まっていて、でも砂は軽く、バンカーショットが気持ちいいバンカーでした。
高低差があってタフなバンカーもいっぱいありましたけどね。(後で出てきます。)
この日も海風が中程度から強目に吹いておりまして、風が回っているため、距離感の難しいラウンドになりました。
では、いつものようにコースの写真をいくつかご紹介していきます。
まずは、3番ホールの短いパー4、335yです。
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打ち降ろしですから、短いホールが余計に短くなりますね。
ティーショットをドライバーで行くかどうか、思案しどころのホールでした。
とても景色が良いホールです。(^^)
次は、436yの1番長いパー4、6番ホールです。 HDCP2のタフなホールです。
まぁ一番長いと言っても打ち降ろしなので、フェアウエーをヒットすればなんとかなりますが、例えファーストカットでもラフに入れてしまうと、グリーン手前にはクリークがあって登っていますので、やはり難しいホールですね。
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写っているのは、この日一緒にラウンドしたうちの一人、ランスさんです。
何の仕事をしているのか私の友人が彼に聞いたところ、「なんにもしてないよ。」との答えが。(笑)
モータースポーツのイベントを手伝うので、年に3日ぐらい働くけど、あとは週に5日ゴルフしてる。
ってお話でした・・・。
ゴルフは結構な腕前でした。
よく飛びますしね。 20y-30yぐらい置いて行かれていたかなぁ。
スコア的には同じぐらいだったかな。
ひっきりなしにゲップやおならをする、Gas-manでした。(笑)
もう一人ご一緒したお友達のマイクさんはとてもナイスガイで、当たるとまともに300yは飛ぼうかというロングヒッターでした。パッティングが全く入りませんでしたけどね。(この方はちゃんと不動産関係のお仕事をなさっています。)
私はここのティーショットを左のラフに転がり入れてしまい、2打目の池越えの約180yを強引に打っていきましたが、敢え無くウォーター・ハザードに捕まってしまいました。(^^;
(しかもこれが本日2度目。 ←反省しようよ。)
池の手前からの打ち直しが奇跡的に2歩にくっついてくれて、ボギーがセーブできました。(^^;
続いての写真は、417yのパー4、8番ホールです。
1段高いところに左から右へ斜めに走っているフェアウエーに打っていく、なかなか難しいティーショットです。
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ここのティーショットは、上手くフェアウエーを捉えてくれたのですが、2打目に175yほど残っていましてグリーンをヒットできず、アップ&ダウンできるか?にかかって来ましたが、2歩(約1m半)の距離に寄せることが出来たにもかかわらず、パットを外してボギーでした。(x_x;
次にお見せしますのは、2番目に距離の短いパー4、11番ホール300yです。
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フェアウエーの真ん中にバンカーがありますね。
左右のバンカーはアゴが高そうですが、真ん中のバンカーはそうアゴも高くなさそうですし、グリーンまでは80-100y前後でしょうから、真ん中なら入れてもいいつもりでバーンとドライバーを打っていくのも手ですね。
もちろん、真ん中のバンカー手前の広くなっている区域に160y程度で刻み、2打目に登りの140yを残すのも手ですが、私はこの場合はドライバーで行きます。
結果的には真ん中の小さいバンカーの右に行きまして、ティーショットは上手く行ったのですが、セカンドショットをミスしてピンにデッドに向かってしまいまして、左からの風に流され、入れてはいけないグリーン右のガードバンカーに入れてしまいました。
こちらです。
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これは厳しい。(笑)
グリーン面は、頭の遥かに上です。
とにかくこのアゴをクリアせねばなりませんから、ピンまでの距離は度外視し、サンドウエッジをいつもよりずいぶん開いてズバッと打ってみましたが、かろうじてアゴを越えたラフに止まってくれました。
そこから改めてチップショットで1歩に寄せて、ボギー。
短いホールって言うのは、罠が潜んでいますねー。(^^;
次は、ジャック・ニクラスのデザインに多い(←と思います。)、超打ち下ろしのパー3、12番ホールの141yです。
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写真ですと判りにくいのですが、遥か下方にあって、もの凄い高低差です。
カート道が、4-5回幅いっぱいに蛇行して降りていくくらいの急な下り傾斜です。
グリーンの真ん中手前に小さめのバンカーが食い込んでいる強烈な打ち降ろしのデザインは、コヨーテ・ヒルズの17番ホールと全く同じデザイン、距離的にもほぼ同程度ですから、私と友人にとっては使用クラブには自信を持てるホールでした。
吹きさらしな感じですから、右から左への風も考慮しまして、グリーン右サイド奥目のピン位置に対して、アグレッシブに行きました。
・・・の筈だったのですが、私のショットは距離感は良いものの、思ったよりも右へ出てしまって、右のラフにピンハイの距離でグリーンを外しました。
つまり後ろのクリークまでギリギリ、危なかったです。(笑)
こちらの写真は、同じ12番ホールのティーから、右手にありますクラブハウス方向を撮影した写真です。
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コース全体が見渡せて、景色が良いですねー。
12番ティーが、コース内で一番標高が高い位置にあるようです。
なんて気持ちが良いのだろう!
もうひとつの、2打目を強引に行ってウォーター・ハザードに入れてしまったのが、こちらの17番ホール、403yのパー4です。
写真は2打目地点です。
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この位置にティーショットが来れば、残り約150yをフェアウエーから打てるのですが、ティーから見まして、ラフがぐーっとフェアウエー左サイドに張り出していましてね、そこにティーショットが捕まってしまうとランも奪われてしまいますし、セカンド・ショットは粘っこいバミューダのラフからになってしまうんです。
スタートして2ホール目、どう見てもフェアウエーの左に伸びている方向にレイアップすべきところ、バミューダのラフから左足下がりで、しかも池越えの登っているグリーンへ約180y換算を打っていくという至難の業に挑戦。
まぁ、上手く行くはずもなく、敢え無く池の真ん中に突入しました。(x_x)
池の手前にドロップしてなんとか乗せるも、2パットでダブルボギー、・・・は致し方のないところですね。
これは我ながら馬鹿げていたと思いました。(^^;
それにしても、美しいホールですね。
溜め息が出てしまいます。(^^)
こんなに気持ちの良いコースをもう一度ラウンド出来るのは幸せの行ったり来たりです。(^^)
(しかも次回はバウチャーでお金もかかりません。)
いまから次のラウンドが楽しみです。