5/23/2011

アリソ・ビエホ (カントリー・クラブ)


こちらのコースは、以前から行ってみたいと思いつつ、なかなか行くことが出来ずにいました。

ジャック・ニクラスのデザインのコースとしてはオレンジ・カウンティー唯一のパブリック・コースとして知られて居ましたが、海際にあってコースがいくつか崩れて壊れてしまっていたために長らく14ホールでの営業を行っていたのです。

それでもジャックのデザインですから行きたいなー、と思っているうちにコースは買い上げられてプライベート・クラブになり、ホールをいくつか新設して18ホールの営業になり、簡単には予約できなくなってしまいました。


今回、またクーポンでショットガンのトーナメント形式でラウンド出来、しかももう1ラウンド後々にあらためて予約を出来るバウチャーも付いてくるというdealがありましたので、勇んで行ってきました。(笑)


Aliso Viejo Country Club
http://www.clubcorp.com/Clubs/Aliso-Viejo-Country-Club/Amenities/Golf


海際にありますので、寒流の恩恵を受けて夏でも気温はあまり酷くは上がらず、快適にプレーできます。(^^)

フェアウエーとティーはバミューダ芝、グリーンはちょっと癖のあるベント芝です。
ラフの外には、ひざ丈のフェスキュー芝も使われていました。


ジャック・ニクラスのグループの設計ですが、新設された数ホールは全く別の設計のような感じがしました。

例えば我々のスタートホールになった16番のパー3などはそのひとつで、打ち下ろしの196yにフラットなグリーン。バンカーは左右斜めに大きいのが二つありますが、高低差はそれほどありません。
右手前から転がり乗せることも出来るレイアウトで、グリーンのcontour(アンジュレーション)もあまり強くありません。

ちょっと他のホールとの設計のギャップを感じました。


バックの青ティーでも6,247y(70.5/128)ですから、アップダウンがあって戦略的とは言え、距離は短めのコースです。
フルバックの黒ティーでも6,571y(71.9/133)です。


一つ特徴的だったのは、ここのバンカーはどれも砂が白くてサラサラしていて綺麗でした。
いい感じに詰まっていて、でも砂は軽く、バンカーショットが気持ちいいバンカーでした。

高低差があってタフなバンカーもいっぱいありましたけどね。(後で出てきます。)

この日も海風が中程度から強目に吹いておりまして、風が回っているため、距離感の難しいラウンドになりました。



では、いつものようにコースの写真をいくつかご紹介していきます。


まずは、3番ホールの短いパー4、335yです。

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打ち降ろしですから、短いホールが余計に短くなりますね。
ティーショットをドライバーで行くかどうか、思案しどころのホールでした。

とても景色が良いホールです。(^^)



次は、436yの1番長いパー4、6番ホールです。 HDCP2のタフなホールです。

まぁ一番長いと言っても打ち降ろしなので、フェアウエーをヒットすればなんとかなりますが、例えファーストカットでもラフに入れてしまうと、グリーン手前にはクリークがあって登っていますので、やはり難しいホールですね。

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写っているのは、この日一緒にラウンドしたうちの一人、ランスさんです。

何の仕事をしているのか私の友人が彼に聞いたところ、「なんにもしてないよ。」との答えが。(笑)

モータースポーツのイベントを手伝うので、年に3日ぐらい働くけど、あとは週に5日ゴルフしてる。
ってお話でした・・・。

ゴルフは結構な腕前でした。
よく飛びますしね。 20y-30yぐらい置いて行かれていたかなぁ。

スコア的には同じぐらいだったかな。

ひっきりなしにゲップやおならをする、Gas-manでした。(笑)

もう一人ご一緒したお友達のマイクさんはとてもナイスガイで、当たるとまともに300yは飛ぼうかというロングヒッターでした。パッティングが全く入りませんでしたけどね。(この方はちゃんと不動産関係のお仕事をなさっています。)


私はここのティーショットを左のラフに転がり入れてしまい、2打目の池越えの約180yを強引に打っていきましたが、敢え無くウォーター・ハザードに捕まってしまいました。(^^;
(しかもこれが本日2度目。 ←反省しようよ。)


池の手前からの打ち直しが奇跡的に2歩にくっついてくれて、ボギーがセーブできました。(^^;



続いての写真は、417yのパー4、8番ホールです。

1段高いところに左から右へ斜めに走っているフェアウエーに打っていく、なかなか難しいティーショットです。

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ここのティーショットは、上手くフェアウエーを捉えてくれたのですが、2打目に175yほど残っていましてグリーンをヒットできず、アップ&ダウンできるか?にかかって来ましたが、2歩(約1m半)の距離に寄せることが出来たにもかかわらず、パットを外してボギーでした。(x_x;



次にお見せしますのは、2番目に距離の短いパー4、11番ホール300yです。

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フェアウエーの真ん中にバンカーがありますね。

左右のバンカーはアゴが高そうですが、真ん中のバンカーはそうアゴも高くなさそうですし、グリーンまでは80-100y前後でしょうから、真ん中なら入れてもいいつもりでバーンとドライバーを打っていくのも手ですね。

もちろん、真ん中のバンカー手前の広くなっている区域に160y程度で刻み、2打目に登りの140yを残すのも手ですが、私はこの場合はドライバーで行きます。


結果的には真ん中の小さいバンカーの右に行きまして、ティーショットは上手く行ったのですが、セカンドショットをミスしてピンにデッドに向かってしまいまして、左からの風に流され、入れてはいけないグリーン右のガードバンカーに入れてしまいました。



こちらです。

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これは厳しい。(笑)

グリーン面は、頭の遥かに上です。


とにかくこのアゴをクリアせねばなりませんから、ピンまでの距離は度外視し、サンドウエッジをいつもよりずいぶん開いてズバッと打ってみましたが、かろうじてアゴを越えたラフに止まってくれました。

そこから改めてチップショットで1歩に寄せて、ボギー。

短いホールって言うのは、罠が潜んでいますねー。(^^;


次は、ジャック・ニクラスのデザインに多い(←と思います。)、超打ち下ろしのパー3、12番ホールの141yです。

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写真ですと判りにくいのですが、遥か下方にあって、もの凄い高低差です。
カート道が、4-5回幅いっぱいに蛇行して降りていくくらいの急な下り傾斜です。

グリーンの真ん中手前に小さめのバンカーが食い込んでいる強烈な打ち降ろしのデザインは、コヨーテ・ヒルズの17番ホールと全く同じデザイン、距離的にもほぼ同程度ですから、私と友人にとっては使用クラブには自信を持てるホールでした。

吹きさらしな感じですから、右から左への風も考慮しまして、グリーン右サイド奥目のピン位置に対して、アグレッシブに行きました。


・・・の筈だったのですが、私のショットは距離感は良いものの、思ったよりも右へ出てしまって、右のラフにピンハイの距離でグリーンを外しました。

つまり後ろのクリークまでギリギリ、危なかったです。(笑)



こちらの写真は、同じ12番ホールのティーから、右手にありますクラブハウス方向を撮影した写真です。

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コース全体が見渡せて、景色が良いですねー。

12番ティーが、コース内で一番標高が高い位置にあるようです。

なんて気持ちが良いのだろう!


もうひとつの、2打目を強引に行ってウォーター・ハザードに入れてしまったのが、こちらの17番ホール、403yのパー4です。

写真は2打目地点です。

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この位置にティーショットが来れば、残り約150yをフェアウエーから打てるのですが、ティーから見まして、ラフがぐーっとフェアウエー左サイドに張り出していましてね、そこにティーショットが捕まってしまうとランも奪われてしまいますし、セカンド・ショットは粘っこいバミューダのラフからになってしまうんです。

スタートして2ホール目、どう見てもフェアウエーの左に伸びている方向にレイアップすべきところ、バミューダのラフから左足下がりで、しかも池越えの登っているグリーンへ約180y換算を打っていくという至難の業に挑戦。

まぁ、上手く行くはずもなく、敢え無く池の真ん中に突入しました。(x_x)

池の手前にドロップしてなんとか乗せるも、2パットでダブルボギー、・・・は致し方のないところですね。

これは我ながら馬鹿げていたと思いました。(^^;


それにしても、美しいホールですね。
溜め息が出てしまいます。(^^)



こんなに気持ちの良いコースをもう一度ラウンド出来るのは幸せの行ったり来たりです。(^^)
(しかも次回はバウチャーでお金もかかりません。)

いまから次のラウンドが楽しみです。



5/17/2011

ウエスターン・ヒルズCC の2


またまたいつもの友人と、チャリティー・トーナメントに行って来ました。

取引先の社長さんに招待されたチャリティー・コンペで、ライオンズ・クラブの主催です。
(集まったお金は有効に使われることと思います。)

半分仕事みたいなセッティングですが、フォーマットはスクランブル(4人のベストボールを繋いでいきます)ですし取引先の社長さんと同組でただ単純にゴルフを楽しむだけですから、非常にありがたいお話です。(^^)


コースは以前一度ご紹介しております、ウエスターン・ヒルズCCです。


Western Hills Country Club
http://www.golfwhcc.com/golf/proto/golfwhcc/index.htm



あのときは霧の中、前半7番ホールまでほとんど先が見えなくてたくさん写真を撮っても仕方ない状態でしたので、後半のホールばかりをご紹介いたしました。
ですから今回は前半のホールをご紹介してみようかと思いまして、その2としてゴルフコース・カテゴリーにしました。


ここはパー3とパー5が3つづつしかないんですよね。
パー4が多いのって、難しく感じませんか?(笑)

Chino Hillsというところにあって、けっこうhillyな(アップダウンのある)コースです。


パー3のうちひとつにはホールインワンに$500の商品券、もう一つには$5,000の商品券のようなものがスポンサーされていまして、やけに景気のいい(っぽい)イベントでした。

私は6番ホールでニアピン賞近くにくっつけたんですが、約1.5フィート差で敗れました。(^^;


ドラコン勝った人は凄かったですねー。

我々は最後からひとつ前のホールとかでの挑戦だったんですが、立ててある旗が見えない。
それもそのはず、フラットなホールなのに316yも先にあったのでした。(笑)


メンバーは私と、いつもの友人(HDCP15ぐらい。 ですけど現在膝を痛めていて絶不調。)と、取引先社長のリチャードさん(HDCP40ぐらいですねぇ?)と、その取引先のピーターさん(HDCP24ぐらいのスライサー)でした。

(目標スコアは勝手に「イーブン・パー以下」に設定しました。(笑))



それではいつものようにいくつかのホールの写真でをご紹介しますね。

まずは前回急いでいて写真も撮れなかったし、むしろ霧で全く見えなかった1番ホール、399yのパー4です。



写っているのはご一緒したピーターさんです。

ご覧のように、フェアウエーは登っているばかりでなく右から左へ大きく傾いていまして、私のドロー系のボールですと右の端へ打って行ってもフェアウエー上を転がって左端まで来てしまいます。
(ここのティーショットは私としてはものすごく良く飛びました。 よく転がりましたし。)

道理で前回、全く見えない中で真ん中らしきところへ向かって打ったら、左の木の中にボールが在ってDAPスコア<2>になった訳なんですわ。 今頃になって謎が解けました。(笑)


で、フェアウエー左サイドから残りはもうあと150yぐらいですがつま先上がりの難しいライからで(それでもフェアウエー左端はまだ傾斜がマシな方なんですが)、傾斜なりにフック気味に打った2打目はグリーンを奥にこぼしました。

グリーンに打ち上げてグリーン面は下がっているアプローチも全員失敗して6歩も残し、このホールはボギーにしました。

難しいホールだと思います。



3番ホールは、397yのパー4、ピーターのミラクル・ショットが飛び出しました。

画像をクリックで拡大します。


まず写真のピーターはいつもは大きくスライスなのに、このティーショットは真っ直ぐに左の木の中へ。

私は、目の前の右側に張り出している木が非常に気になり(っていうか、間違いなく近くを通りますから)、右からのプレッシャーに押されるように真ん中へ出て左へ曲がっていくボールを打ってしまい、フェアウエーにバウンドはしたものの左の木の中へ転がって行ってしまいます。


で、結局4人のベストのボールがこちら。
誰かフェアウエーに打っといてくれよー。 って感じでしょうか。(笑)

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残りは約165yぐらい。

こちらの写真に映っているのはリチャードですが、ピーターがやってくれました。
5番ウッドで左側の木の隙間を抜け、なんとカップの左3歩(約2m)の位置に2オンしてバーディー・チャンス。

ピーターの前に私が逆に右側から大フックで回して打ってグリーン手前15yぐらいにレイアップできていたので(こんな状況でも右からしかいけない私。(^^;)、スライサーに思い切った攻めをしてもらったのが功を奏しました。(^^)



次の写真は7番ホール、510yのパー5の3打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ここからはちょうど100y残しですが、ご覧のとおりもんのすごく登ってます。

結局4人ともグリーンを外しまして、1クラブ大きくて奥にこぼした私のボールをチップショットで寄せてパーを取りました。



そして最後にご紹介しますのは、9番ホール、374yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


写っているのはいつもの友人、ケンです。

膝の故障で調子が悪いのでチームプレーに徹し、3Wでティーショットしてくれています。

ちょっと狭い感じに見えるホールですが、そうでもありません。
私のティーショットは右の低い木々の上からフェアウエー・センターへ行ってくれました。

セカンドはカップから手前に6歩(約4m)の位置につけたのですが、残念ながら4人とも入らずでバーディーならず。



これでスクランブル・フォーマットのトーナメントは4回目の経験になりますが、毎回非常に楽しいですね。

チームワークって言いますか、誰かがパットを決めてくれたり、すごくいいショットを打ったりしたときに利益を共有しますし、どのボール選ぼうか? なんてときにも相談して作戦練ったり、ホント普段と違うプレーが楽しめます。

ちなみにトーナメント成績としては、イーブン・パーでは大したことなかろうと思います。

表彰式を待たずに帰ってきてしまいましたので分からないのですが、後日判明したら追記しようかと思います。(^^)



5/13/2011

素敵なご夫婦(Mihoさん&まこさん)とラウンド


昨日今日、bloggerのサービスがメンテナンスでトラブっていました。 初めてですね。

もう大丈夫かと思います。


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いやー、ブログやってるといいことありますねー。(^^)

With... 」 のMihoさんが、旦那さんとご一緒の長めのGWでアリゾナからサンフランシスコまでの道中、わざわざ私の近所にも立ち寄ってくださって、ついにラウンドをご一緒することが出来ました。(^^)

早朝夜明け前集合(笑)のラウンドにまでお付き合い下さいまして。m(__)m


ほんとうにありがとうございました。(^^)

楽しかったなぁ。



ラウンドしたのは、私の(メンバーシップ持ってませんけど勝手にSCGAのHDCPシステム上で指定している)ホーム・コースの、コヨーテ・ヒルスです。


Coyote Hills Golf Club
http://www.coyotehillsgc.com/golf.cfm



ここは以前から何回かご紹介しております。

ホーム・スィート・ホーム (コヨーテヒルズの4)
コヨーテ・ヒルズ (ゴルフコース) の2
コヨーテ・ヒルズ (ゴルフコース)

とか、「Glowball Golf Tournament」もここでした。(笑)



USオープン・チャンピオンのペイン・スチュワートが共同設計したコースです。

すごくね、綺麗なんですよー。

練習グリーンです。


Mihoさん、ピンクのウエアで爽やかな白いスカート、素敵ですねー。

旦那さんのまこさんも、(写真では青いジャケットを羽織っていらっしゃいますが)赤白のウエアと赤白のシューズが合わせてあって、とても決まっていました。


いつも黒シャツしか着ないキャップも色褪せたの被ってるおっさん(私)とは、はっきりくっきり大違いです。(笑)


ちょっとね、コース状態は2-3週間前にフェアウエーとグリーンと両方に施されたエアレーションから立ち直りきっていなくって、最高の状態でのおもてなしにはなりませんでしたが、

アメリカらしいレイアウトとかバンカーやハザードの配置、下りが速いグリーンのcontour(アンジュレーション) ですとか、中程度に粘っこいラフの芝とか、お風呂なし(笑)とか、堪能していただけたかなー、って思っています。



ちょっとびっくりだったのは、Mihoさんが黒ティーからラウンドします、っておっしゃったこと。
ご自分のホームコースが白からで6,000yだから、ってことで挑戦なさったのです。

ここのコースには、(通常女性用の)赤ティーっていうのはなくって、後ろから、金、黒、青、白、ジュニア用の緑、ってなっていますので、フルバックって訳ではないのですが、女性が黒ティーに挑戦ですからね。 意気込みや良し、って思いました。(^^)

米国のコースって、日本のコースの表示より長いんですよねー、いろんな意味で。
きっちりキャリーだけで180yは出ないとフェアウエーにさえ届かない、なんていうレイアウトも幾つかありますし。
それにここはパー70ですからね。 短いようでも 2ストローク分長くなります。


しかしあっぱれ、Mihoさんのドライバーは見事でした。

決して広くないペインのデザインのフェアウエーを次々とヒットします。(^^)

2-3ホールかなー、「ここはナイス・ドライブを打ってもフェアウエーまで届きませんから。」ってことで少し前のティーを使っていただきましたが、非常に安定していて、飛距離もよく出ていました。(^^)




このあと、うちの家族全員とのランチにもお付き合いいただいたんですよ。(^^)

すみません、がきんちょが二人ほど付いて来てまして、そういう訳で中庭アウトドアのお店にさせていただいたんですけれど。(^^;



日本からのおみやげもたくさん戴いてしまいました。

なんでも手に入りますから、特に要りませんよー、ってお知らせしておいたのですが、頂いたものは、日本でしか手に入らないものばかりで、なるほどよく考えられたおみやげで・・・。

感激しました。m(__)m



ほんとにほんとに、ありがとうございました。

ご一緒できて、良かったです!(^^)