他には、
b. 素振りと実際にボールを打つときのスイングは同じか?
c. 練習場とコースで打つときのスイングは同じか?
っていう疑問もあります。(^^)
私の感覚では、
a. 同じ
b. 同じ(ただし本気の素振りの場合)
c. 同じのようだが違う
・・・と思っていますのですが、どうなんでしょう?
一つ前のCT-30の練習の記事で、自分では全く同じに振っているつもりが、セットアップの違いだけでシャローに払い打つようなスイングになっている、という経験をしました。
subconscious(潜在意識)がconscious(自分の意識)の外で体の動きをコントロールしてしまうんですね。
池があると、ピンにデッドに狙ったはずが自然と池を避けてしまったり、ダウンヒルスライダーで制御したはずだったのに強く打ちすぎてしまったりする現象が一例です。
もうひとつには、先だって、ドライバーを振るときの感覚を記事に書きました折に、「0088 弓形スイングとルーク・ドナルド 」 (by ゴルファーに愛を!)というテニスコーチをなさっている方のブログ記事を引用させていただいたのですが、そのブログの別の記事に、
「0220 アイアンとウッド、同じに打っては同じに打てない」という記事がありまして、いちいちなるほどなー、と思わせられることの多いこのブログでそう言っているからには、違う打ち方をしているのだろうか?
という疑問が湧いたのです。
ウッドとアイアンは機能が違うのだから、同じスイングで同じように打てるわけがない。
・・・と言われてしまうと、「そうかな。」という気がしてきます。
自分では全く同じ感覚で振っていますが、自然に変わるものなのかも知れないなぁ、と、今回の払い打ちの経験をきっかけに疑問が湧いたのです。
スイング動画関係の記事は今までに30ほどもアップしていますので、ちょっと見てみることにしました。
例えばこちらの記事の、この動画 ↓ ではショートアイアンを何種類か打っています。
またはこちらの記事では、実際にコースでラウンド中に撮ってもらった、いろんな場面での動画がいくつかあります。( ↓ こちらはそのひとつ。)
それと比較しまして、つい最近の記事にアップしました3WとDRのスイング動画 がこちらにあります。
3Wのスイング
撮影時期が、一昨々年と一昨年、それからつい最近とズレておりますため、私のスイング自体が経年変化して変わっている可能性もありますが、本人から見ますと、それほど違ったメカニズムのスイングを使っているようには見えません・・・。
ただ、「0220アイアンとウッド、同じに打っては同じに打てない」という記事に書かれている内容で、「ん?これはもしかして?」と思う部分がありました。
もしもアイアンとウッドを本当に同じスイングで済ませたいのなら、アイアンをグリップエンドから約10センチ短く持たなければならない。あるいはウッドのバランスがF-2程度のとてつもなく重いものを使う。そうすればアイアンとウッドを同じスイングで打って同じ打球が打てる。
私のドライバーや3W、およびユーティリティーは、F-2までは当然行きませんが、自分の持てる(というかあまり持ってません)パワーに比して非常に重く調整してあります。
どう見ても一般的にはオーバースペックで超低トルクのRIPアルファ70S(74g)のシャフトのドライバーしかり、同じアルディラのNV75Xにさらに鉛テープを6-8インチほども巻いたシャフトの3Wもしかり(NV85Xだったのを軽くして重くして調整しました。)、それにスチールシャフト(DGのS300)でしかもヘッドに入るカートリッジを交換して前後2箇所で7gも重く調整したユーティリティー2本とかもそうなんですが、なんでそんなものが打ちやすく感じるのか自分でもよく分かっていなかったのですが、
ウッド&ユーティリティーを、アイアンと同じスイングで打とうとした結果、なるべく同じスイング(少なくとも近いスイング)で打とうとして調整した結果がそうなった、・・・と考えますとつじつまがあってきます。
ちなみにアイアンセットの方には、ごく普通のDGのR300のシャフトが入っています。
(ロフトは結構寝ていて、ライ角は身長に対してはややアップライトです。)
これは非常に興味深い事実であるなぁ、と思いました。
試しに友人に聞いてみますと、「ドライバーと他のクラブはスイングを変えている。」 もしくは「違うスイングをしている。」 という返事が返ってきました。
(私にはちょっと予想外でした。)
私の場合ドライバーは、左曲がりなゴルファーであるにもかかわらずドロー・バイアスのヘッドを愛用しています。
コンポジットのヘッドで、重心距離が昔のパーシモン並に短い(29mm前後の)モデルを選んでおりまして、さらにドローバイアスを選んだ方が重心距離が短く設定されるからです。
(現在主流の、重心距離が38-40mmとかのドライバーを打ちますと、もっと大きくフックしてしまい易くなってしまうのです。 FT-3のフェードバイアスは、打ちにくくはありませんがやはりなぜかフック度合いが強くなってしまいます。)
なんでそんな滅多にない設定のドライバーを使わざるを得ず、友人たちのようにニューモデルを使っていけないのか疑問ではあったのですが、どうやらアイアンと同じスイングで済まそうとしたところに原因があるような気がしてきました。
・・・と、いうことで、b.およびc.に関しましては、また別の機会に。(^^;