4/08/2016

PXG Gold 発表 (モデル# 0401)


マスターズ3日目土曜日の風、すごかったですね。
速いグリーンとのコンビネーションでこんな悲劇が。

ビリー・ホーシェルがマークしていたボールをプレースしてパットのルーティンに入ろうかというところで強風がボカンと来て・・・、




こっちの記事にある動画の方が見やすいかもです。

Billy Horschel suffers tough blow at Masters after wind-driven penalty


こんな日にアンダーで回った、リー・ウエストウッドとルーイー・ウエストハイゼン、どうなってるんでしょうか??

さすがヨーロッパ系のプレイヤーって言っても良いのでしょうか? 


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My Golf Spyで見たのですけどね、あのPXGからPXG Goldが発表されました。


画像をクリックで元記事に。


これね、ただ金メッキしたクラブでは無いようです。

ヘッドの素材は、PXGが開発した新しい金の合金だそうでして、タングステンやチタンを含んでいるという以外は配合は公表されていないそうです。 (おそらく鉄成分も入っているかと)

金ですと素材として柔らかすぎるので、表面処理に使った場合もゴルフクラブとしては適していないわけですが、そこをなんと、放射性物質の酢酸ウラニル ( 蛍光の緑黄色に光る物質です。) で表面処理することによって、従来のクラブ素材よりも摩耗に強いものに仕上がっているそうです。
グルーブ溝の角もピンピンのまま保たれるらしいです。

0311同様、中にエラストマー樹脂素材が注入されているのですが、これも一歩進めてGila Monsterという新開発のエラストマー樹脂が使われていて、ここがこのアイアンの技術の根幹になっているということです。

ウエイトには、0311と同じタングステンと、もうひとつプラチナ(白金)が使われています。
プラチナは装飾目的ではなく、酢酸ウラニル処理でステンレス鋼が反応してしまうため、無反応のプラチナが選ばれたのだそう。


シャフトも、特選したダマスカス鋼で造られています。

(金属工学科専攻だった私でも、ダマスカス鋼でシャフト作るってのは想像つかないです。)


これはすごいですね、本当に。

価格は1本 $25,000。 4I-AWの8本で $200,000 になります。 今日の為替で 2400万円くらいでしょうか。


Specifications: PXG Gold Irons
Model: 0401
Heads Material: PXG Gold alloy
Polymer Fill: Gila Monster Elastomer Ionomer Omega
Weights: Tungsten and Platinum
Shaft: PXG Damascus, X-Flex only
Grip: Synthetic Gila Monster Leather with 24k Gold inlays
Set Construction: 4-AW
Price: $200,000
Availability: April 1, 2016


いやー、度肝抜かれました。


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すみません、カテゴリー分類の都合で昨日のエントリーを2つに分けました。

それにしてもすごい材料使ってますねー。

4/07/2016

チッピングの距離感についてちょっと考察


ウーズナムも今回でマスターズから引退かー。 91年の最終日18番でのティーショットが思い起こされます。
あれ以降、誰もあそこから攻めませんんね、そういえば。 木を増やしたんでしょうか??


今回のマスターズ初日の1番ホールで、おっそろしいものを見てしまいましたね。

たったの 3フィート (90cm) からだけで 6パットですよ。パー4で 10打。


Ernie Els 6-putted the first hole at the 2016 Masters


クリックで元記事にリンクしてます。


アーニー・エルスでもこんなことあるんですね・・・。


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グリーン周りのショートゲームに色々な打ち方を使いますが、しかしどの種類のショットにも距離感とか、ボールの転がりをイメージする想像力とかを加味してからコントロールして打つことになる訳です。
上手な方はここがしっかりしていると思うのです。

かなりリアルに想像はできても、打とうと思ったショットがイメージ通りに出なかったりとかの方が多いですねー、私の場合。
何年もゴルフやってて、何やっているのでしょう? っていうフラストレーションは多少感じます。


私の場合は、35y-100yぐらいの距離に関してはこの頃は主に先日書きました 3x3のシステムで打っています。 38, 46, 54, 57, 69, 76, 81,  92, 108y っていう距離がカバーされていまして、傾斜や芝、グリーン面等を考慮してこの近辺のヤーデージで当てはめてクラブとショットの大きさを選びます。
(ごく稀に、9時の代わりに9時半で打ってみる、とかも試すこともありますが、基本的にはほとんどやりません。)


さて、ピンから35y以下の距離では、7時半より小さいスイングが必要です。
しかもですね、100y以上は10y刻みで十二分ですしクラブも揃っていますが、35y以下の場合は出来ることなら +/-3y 以下ぐらいのコントロールが欲しいです。

このときの距離感の出し方の問題なのですが。



グリーンエッジからそう遠くなくグリーン上の転がる距離もそこそこあるケースではD-Chopで転がします。

PWで打つ50-50の場合 (AWで60-40) も、「腕の位置で何時」とか以外のやり方で距離感が必要です。
SWで打つ場合はG-Checkと呼んでいましたが、2015年末頃からは溝規制conformingのテイラーメードのウエッジに変更しましたので、スピンきれきれのJawsウエッジよりはスピン量は少し減ったかもしれません。

いずれにしても 3x3システムとは違った意味での距離感が必要です。


お友達のジャックさんです。


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先日記事にしました 4スタンス理論に興味深いことが書かれていました。 (B2用です。)

・ スパットを目標にしてしまうと、ラインのイメージが消えやすいため、目標そのもの(カップ)を強く意識しましょう。 
・ クロスタイプはその名の通り、カラダを交差させて使うことでカラダが動きやすいので、ラインに対して平行(スクエア)に構える必要がありません。オープンでもクローズでも、真っ直ぐにパッティングしやすい自分のなりのカラダの向きを見つけることをオススメします。

これは実はアプローチではなくてパッティングに関するアドバイスです。

パッティングの時、スパットを目標にボールの方を向いてストロークし、カップを耳で聞く...のではなく、できるだけカップの方を向いてストロークする方が自分には合う、という実感はすでにあります。


これを踏まえまして、グリーン周りからのショットに関しても、落とし所に意識を集中させる方が良いタイプと、落とし所は漠然とさせたままでカップまで届かせるイメージを持った方が上手く行きやすいタイプと、違いがあるということなのだな、と解釈を拡げてみました。


最近やり取りさせていただいていますPING芸人さんの記事に、パッティングの距離感をパットした時のキャリーの距離を基準に意識してストロークする、というものがありました。ロボレラさんも似た感じのことをおっしゃっていました。
お二人は、パラレル型でいらっしゃるということでしょうか?

私の場合は逆に、グリーン周りのチップショットをロングパットのイメージで打つと上手く行きやすいと感じるということを「D-Chopの記事」を書いた2008年の時点でメモしておりました。

その3年後に、この距離感はクラブのロフトに拠らない、と同記事に追記したりもしています。

パッティングとグリーン周りのチッピングには、相互乗り入れの相関関係があると考えていいと思うのです。


タイプ別に自分に合いやすい有効な方法があるらしいことが分かりましたので、これを距離感の改良に応用していきたいと思います。

それで一つ、練習グリーンかまたはチッピング練習場に行って、やってみたい練習を思いつきました。

実践してみて成果が出そうであれば、また報告をしてみようと思います。



4/04/2016

逆光でのティーショットを、どうこなすか?


この話題は未解決です。

イメージ画像です。


もしかすると私以外の方はさほど気に留めていない問題なのですが、先日のドスラゴスのラウンドでも 6番ホールで右の池に入れてダブルボギーを打ってしまいました。

私はどうも逆光下でのティーショットを苦手にしています。 特にドライバーの場合に顕著です。

逆光ですと写真も真っ暗になってしまってよく見えませんので私の技量では上手く撮れないので、イメージ画像を上に貼りました。
実際にはギラついちゃってもっと見えませんよね。


私の場合は特に早朝のラウンドが多いので、東に向かうホールはまだ太陽が低い位置にあることが多くて難儀します。

また、スイングの問題で普段はルックアップして打っていくフォームでボールを打っていますので、もろに視界に入ってしまうんです。
その時だけ下を向いて打てば良さそうなものですが、リチュアルの部分に目標方向を2回ほど見る動きがあって、しかもスイング中もインパクトの辺りから目標に向いてしまいますので、変えるのはけっこうハードルが高いんです。



いままでのラウンド記の中にもなんどか「逆光で打ちづらかった」という記述が出てきています。


この記事の 9番ホールパー3、250y とか、

画像をクリックで記事にリンクしました。

この写真は空を白飛びさせてカメラの露出を上げて撮っていますので、実際にはもっと眩しくて前に写っている人も見えにくいぐらい見えませんでした。


あるいは、この記事の 12番ホール 415y のパー4 とか。


画像をクリックで記事にリンクしました。

こっちの写真はカメラのレンズにサングラスかけて撮ったんだったかな?
思い出しただけでも打ちづらいですねー。


上の写真のラウンドではどちらも無難にスコアには影響なくこなせたようですが、この間のように不本意な打球が出てスコアを落とすことも、ままあります。

ボールを見失って無くなっちゃう、とかの問題ではないんです。
検索してみますと、スイングしにくいっていう相談はほとんど無くって、あってもボールを見失ってロストしてしまう、っていう相談ばかりでした。

友人にも「ボール見ててね。」ってお互いに頼み合いますし、打った後の打球はけっこう見失わない方ですので、そこは問題ではないんです。
なぜかスイングが狂いやすい、ということが私には問題です。


傾向としては、右に出てしまいやすい結果だったと記憶しています。
そこそこ許容範囲で飛んで行くこともあるので、いつもいつもトラブルに陥っているわけでもないのですが、気持ち的にはネガティブな印象です。

なにかこう、スイングが右サイドに詰まり気味になって、右に飛び出してしまう感じ。
太陽を視界に入れることを避けてインパクトまではボールだけを見てスイングしようと意識してしまうせいでしょうか、スイングの何かがズレる気がします。


先日の6番ホールはフェアウエー全体が右の池の方へ傾いていて、フェアウエー左サイドに打っても右いっぱいまで来てしまうホールなのですが、ティーショットは池の縁の急斜面から水に入ったところで運良くボールを見つけました。

画像をクリックで拡大します。


適当に弾道を描き入れましたが、ティーショットに関しては実のところ逆光でよく把握していません。
図のようにフェードだったのか、スライスだったのか、プッシュアウトだったのか、とにかく自分の感触ではスイングが詰まった感じ。

元々このホールは、左サイドの木々が斜めにフェアウエーに左から入り込んでいて、その向こう側の左側が開けている辺りを利用しにくいレイアウトで、眩しくなくてもティーショットが難しいのです。
フェアウエーは全体に池に向かって傾いていて、左端に打っていっても転がってようやくフェアウエー右端に止まってくれる感じです。

1ペナでドロップして、4オンで2歩 (約1m半) に付けたのですが、外してダブルボギー。
2打目もグリーンまで打ち上げていて、約190yありましたので難しいホールなんですよね。


この問題を何とかしたいのですが、どうやら英語で検索してみても日本語で検索しても、困っている方はあまりいらっしゃらない様子です...。


こんな記事を見つけました。

石川遼 逆光から光明を見出し明日に期待」 by パーゴルフ
「ドライバーだと300ヤード先を見て構えてしまうので、構えがオープンになっていました。逆光になると先が見えず、ボールから2~3メートル先のスパットを見つけて、そこに向かって構えます。近くに目印を作ることでスクエアに構えられるようになりました。 ・・・ (後略) ・・・」

えぇ?...マジですか?
逆光から調子上がっちゃうの?  (遼くんは、...A1タイプかー。)

そういえば、打った後もボールがあった位置を見続けて頭を残して動かさない、っていう方多いですよねー。



困ったもんだなー。
こうやって写真貼って四の五の書いているだけでもう眩しくて打ちにくい気持ちになって来てしまいます。

霧にも逆光にも強い、Eagle Eyesサングラスっていうのを既に毎日 (ゴルフ以外でも) 愛用しています。 それかけてても駄目なんですよね。

ちょっと目線を下げ気味で目標の方を見て、ってやってみたりしているのですが。
結果が上手く行くときもありますが、前提としてとても uncomfortable (気持よくない) なスイングを強いられています。



とりあえず、逆光の時は普段より余計に少し左腰を左へ切るように意識してみたいと思いますが、...なんか良い方法ありますでしょうか?!