見た目がちょっとワイルドな感じの景色。
全体には右ドッグレッグなホールですので、ティーショットはフェアウエー左サイドのサイプレスの木を狙って打ちまして、こちらが 2打目地点です。 (すごく飛ぶ人はここよりも先に行って、2オンを狙えるかもしれませんが、右サイドは川になりますので要注意です。
私は2打目をできるだけグリーンに近づけておいて100y以内で 3打目勝負したいところですが、ティーショットが右サイドに行ってしまったりしますと、ある程度150-180y残してレイアップしなければならない場合も出てきます。
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「Jigger的に 6番アイアンを使う取り組み」の続編、チッピングエリアで動画撮ってみました編です。
チッピングエリアに58°のウエッジと 6番アイアンを持って行きまして、ボール4つを各クラブ2球ずつ打っています。
空いていた同じピンに向かって違った場所からのアプローチショットをしてみました。
ちょっと時間の都合で、短時間でセットしてぶっつけで動画撮って撤収しましたので、また今度違った場所や条件、ライなど、条件が上手くいけば試していってみたいと思っています。
今回はもうテキトーにぽいぽいっと選んだ3か所です。
一つ目の動画は、グリーンの外 4歩 + グリーン上 19歩、トータル 23歩で、かなりつま先上がりのライ、グリーン上のカップ付近はそこまで傾斜きつくないですがやや左へ傾いているという状況です。
まずは 58°で打っています。
前提として、受けグリーンの 23歩は普通にポンと打つと出せる距離で、ラウンド中にこのシチュエーションだと「しめたぞ、ラッキー」って多少思う距離です。歩測をしてボールを 4個置きましたが、ショットとしてはリハーサルなしのぶっつけの本番で打っています。
58°の 1球目は、たなびいているピンに向かって行って手前左30㎝ぐらいに、2球目は1球目より少し低くて手前目でバウンドして少し左へキックしましたがカップ左 80㎝ぐらいに付きました。
つぎに 6番アイアンをパターと同じ長さでグリップし、基本的にパッティングの構えで転がしました。振り幅がもう全然違いますね。
1球目は、すぐ先に右からのマウンドがあってボールが左へ蹴られて転がっていってカップの左方向へ行き、最後カップ付近で少し右へ戻してカップの左ワンピンぐらいでした。
2球目はそのところを学習してもう少し右へ打ち出して転がしていて、私のボールの見送り方からも分かる通り左へと転がりながらけっこう耐えてカップの左手前30㎝ぐらいに付いています。
この状況は、ボールが打ち出されてすぐのところに右からの傾斜があり、6番アイアンで転がすにはちょっとした慣れとグリーンの外も含めたライン読みが必要ですが、転がりの距離感とかスタンスとか、いきなりやったにしては良い感じの結果で打てていると思います。
1球目はともかく、2球目はかなり寄っていますので、ホームコースとかで慣れてくれば 6番アイアンの転がしの方が寄るかもしれないポテンシャル大です。
二つ目の動画は、グリーンの外 7歩 + グリーン上 8歩、トータル 15歩で、カップまでは緩い登りになっていて、カップ手前側はそれ以上に 2%ぐらいの傾斜で左に傾いているラインでカップ付近はスピードが落ちる分スーッと左に切れるラインです。
58°の方は、良い感じにキャリーと転がりが 10-5歩ぐらいなチップショットで打っています。
いったん構えた後、「お、ちょっと待てよ。」的な感じで仕切り直して、もう少し右にターゲットを構え直して打っていますが、それでもカップ手前からスルスルーっと左に切れていってカップの左ワンクラブぐらいのところにボールが止まっています。
2球目も大体同じ軌道で飛んで行って、1球目よりも多少右に出しているようですが、スルスルーっと左に切れていって、結局 2球ともほぼ同じところにボールが止まりました。
転じて 6番アイアンをパターと同じ長さでグリップしパッティングの構えで転がした方ですが、1球目はグリーン手前の芝に喰われながら転がるはずの部分が思ったよりスムーズに行ってしまい、カップを大きく過ぎてススーっと少し左へながれながらワンピンちょっとぐらいオーバー。(これだと次のパットをカップインは難しいかな。) そして 2球目はそのところを学習して距離を落として転がしています。ちょい短すぎかなー、カップまでまだワンクラブぐらいの手前にいきました。
この状況では、明らかに 58°でちょっとキャリーしていった方が寄るかな、と思いました。ただし例えばホームコースでこの場所によく来るとかの条件であれば、6番アイアンでより近くに安定して寄せることも可能なのかなと思います。 (くどいですが、今回の動画はぶっつけでやっています。)
三つ目の動画は、グリーンの外 1歩 + グリーン上 27歩、トータル 28歩で、カップまでは緩い登りになっていて、若干のフックライン。カップ後方は登っていてボールを止める心配はさほど要らないラインです。
58°の方は、かなりの幅で振っていますね。ピンの 5-6歩手前まで飛ばす感じでチップしています。1球目はピンの右から行って、そのままピンハイのピンの右ワンクラブぐらいに。(正直、最後そんなに右に切れるん?って感じ。笑)
2球目はピンに向かって行って同じくピンハイのピンの左 1mぐらいに付いています。
二つとも私としてはかなりうまく打っている上げていくチップショットで、悪くないショットが打てました。
しかし、これだけグリーンに近いと私は通常はおそらくパターで打って行くと思います。デジタルパットの距離システムには28歩は存在していない長い距離ですが、安全面で考えた時にパターが一番安全ですから、現状の自分の技術を鑑みてパターを握る選択にしています。
もしくは、グリーンの外がもう少し長くて 5歩とか8歩とかある場合はPWでD-Chopをする選択になろうかと思います。
後ろをカシャカシャ別の人が通ってる音がします。
さて、6番アイアンをパターの長さに握って転がす3球目と4球目、とても上手く行きました。遠いので画面で拡大してなんとか見えるくらいで見えにくいかと思いますが、1球目はカップの左手前30㎝、2球目はカップに向かって行って最後右に切れてカップの右手前50㎝に付いています。
この状況では明らかに、今度は逆に 6番アイアンをパターのように使って転がしていった方が寄るな、と思いました。練習なしですから、ちょっと驚いたくらいに。 ここは、普段選択しているパターよりも寄るんじゃないか?っていう出来栄えでした。
この場面も歩測はしています。そしてわざわざ練習なしのぶっつけの距離感を使って確認しています。
(syoballさんとコメントでやり取りしていて、あー、この6I-Rは12の法則の 4歩‐24歩のランニングアプローチとちょうど同じになってる、って後から気が付きました。)
3箇所とも、自分で後から動画を見ても、ボールの行方に対してボディアクションしていてちょっと笑えますね。 気持ちわかるなー、っていうか。自分なんですけど。(笑)
最後ドヤ顔アクション?(笑)
この他にも、ペタペタの薄いライからとか、ベアグラウンドから打つとか、あるいは砲台グリーンに手前の花道を転がし上げるとか、この間のDos Lagosの 9番ホールのようなタイトなライからコンパクションが硬めのグリーンへの37yとか、いろいろなケースを検証してみたいと思います。
とりあえず今回の 3箇所めの状況であれば、6番アイアンをパターの長さで握って打つ転がしがベストの様に感じました。
ソールが引っ掛かったりしないか、どういうライならどうか、みたいなことも含めまして、この 6I-R (Jiggerの代用) を掘り下げていこうかと思います。
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追記: 7/04/2022