6/14/2022

ドライバー イズ ショー、パット イズ マネー??!

ひどい、この和製英語は酷すぎる...。


昨日のマーク金井さんのこのブログ記事に出てきたフレーズなのですが、


・ドライバー・イズ・ショー  
・パット・イズ・マネー


試しに「ドライバー イズ ショー、パット イズ マネー」で Google検索してみますと、どうやらマーク金井さんのせいではなく、日本中で間違われている様子...


出てくる、出てくる、検索トップから順番に、↓ 







全部のウエブサイトで間違っています。

文法もおかしいですし、肝心の「韻」も踏めていません。
ドライバーの対比はパターでしょう。品詞すら合っていません。
英文として成り立っていません。


このフレーズ、元々は往年の南アフリカの名プレイヤーで全英オープンに4回も勝っているボビー・ロック(Bobby Locke) が言った言葉でして、『You drive for show and putt for dough』っていうのが正しいと言うか、元の英語です。

drive は「ドライバーでボールを打つ」っていう動詞です。
putt は「パットをストロークする」っていう動詞です。
show はショータイムのショー、
dough はパン生地の練ったやつで、暗にお金を指します。
for は 〜のため、っていうニュアンスを出してる前置詞です。

魅せるためにドライバーを打つけど、お金を稼ぐのはパットだよ。』っていうフレーズです。
(ひどい和製英語をこしらえてはしまったけど、言ってることの意味は間違って解釈はしていない様です。)

show と dough の発音が /shō/ と /dō/ で、韻を踏んでいるわけです。
だからちょっと洒落たフレーズになってます。


正しく覚えて、正しい英語で伝えていって欲しいと思います。


6/12/2022

4RR-Chip (ハイブリッドの4番でバンプ&ラン)

こちらは River View GCという河川敷のコースです。
市街地にあって距離が短くて、一見東京の赤羽GCみたいな感じですが、実はほぼ干上がっている川床と堤防上側の土地との高低差が 7-8mもあって、その高低差をラウンド中に24回も降りたり登ったりするレイアウトで、山岳コースよりもアップダウン的にはキツいです。(笑)


このホールは、15番のパー5かな。
右下へ打ち降ろしていって川床へ降り、2打目を川床を川沿いに進んでいって、グリーンはまたティーと同じ高さに打ち上げながら今度は左へ戻ってくる、みたいなレイアウトです。
結果的に、グリーン面が見えない打ち上げのグリーンに打って行くホールが半分ぐらいあって、表面上コース的には簡単なコースだという評価になっていますが...、私は正直ちょっと苦手にしています。


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チッピングエリアに行きまして、どんな具合か転がしてみました。
もちろん、前記事に貼っておきましたいくつかの動画を見て、使う状況とか、打ち方とか、セットアップとか、そういうのを参考にしました。

何本か撮ったのですが、アングル失敗してピンも転がっていくボールも自分の体に隠れちゃったりしていてボツ。 とりあえず残したのは、この動画だけ。↓


状況としては、芝が短くてタイトな花道タイプの位置から軽い登りのライで、グリーンの外が10歩、グリーンの淵からカップまでが 16歩、トータル 26歩の距離の寄せです。

この状況は、普段でしたらD-Chopで打って行くケースと思います。
もう少し芝が長めなら、54°か 58°で10歩を越えていって、グリーン内にワンバウンド目を入れるチップショットも検討します。10+16 なら、グリーン上の部分が十分に余裕ありますので。

でも、この状況は芝がタイトに薄くバンスが弾かれる可能性もあるライですし、もしウエッジをリーディングエッジから入れたなら刺さってしまう可能性も大の状況です。簡単そうに見えてパーセーブしなければならない状況にも思えてしまいますが、「ダフリやトップを避けること」が第一目標のショット選択をするべき状況とという想定です。
(実際このライは、冬芝ではありませんから58°で打てないことはありません。タイトではあります。)


動画を見ていただきますと分かりますが、この場合はもうほとんど最初から転がっていくイメージです。ハイブリッドの 4番はロフトも立っていて22°ですし。
パターで打つテキサスウエッジは、グリーンの外が 2-3歩ぐらいじゃないと距離感出すのキビシいかな?っていう、このグリーンの外側10歩の状況からの「ハイブリッドの4番でバンプ&ラン」は有効なような感じがいたします。カップを脅かす、っていうほどには、いきなりですし精度が出ませんので、もうちょっと練習が必要ですが。 今の感じで、まぁ上手く行って 1クラブ以内か、大体 1ピン以内に安全に持っていける感じではあります。(1ピン(約2.4m)は簡単に入るパットではありませんが、十分に入れるチャンスもあります。)

基本的に、転がっていくボールっていうのはピンに当たって入ったりする確率もありますし、振り幅が小さいということは大事故や大怪我が起きにくいということですので、ディフェンシブなプレーとしてかなり有能だということは念頭に置いておきたいと思います。

今回の動画のような「PWのD-Chopでいくかなー」という状況ではなく、もっと斜面がきついとか、芝がめちゃくちゃ薄いとか、ウエッジ類や 8鉄転がしでは寄せにくいような状況の時に、このUTの転がしアプローチ、4RR-Chip を使いたいと思っています。



6/09/2022

Costa Mesa CCの9番ホール と Mile Square GCのラウンド記録

このホールは、Costa Mesa CC の Los Lagosコースの 9番ホールです。

下の Google Mapの写真で、一番北に位置しているのが 9番ホールで、348yの短いパー4です。
飛ぶ人は、ドライバー・ショットで右の 8番ホールの池に届く可能性があります。キャリーで 240yくらいかな?


ホールの真ん中、9番と8番のフェアウエーを横ぎり、7番のティーの目の前の真下と6番のグリーン前のフェアウエーを横切る形で斜めに走っている排水用のドレーンが写っていると思いますが、その辺りがぐぐーっと低くなっていて、ティーからは下がっていって打ち下ろしますが、ドローンを越えたところからグリーンまではググーっと登っていきます。

8番ホールのフェアウエーは両サイドの木々のラインに挟まれて狭いですが、9番ホールのフェアウエーは割合に広めです。ドライバーがしっかり打てればチャンスホールです。


...赤い線が写真に入っていますので、何が起きたかはうかがい知れますが、このラウンドで唯一、ドライバーがシャンクしました。(シャンクというかトゥの外側の角で打って右45°にどわーっと。)

低くなっている 8番のフェアウェーの方へ落ちていきまして、8番フェアウエーのさらに向こう側、低いところを横切ってる排水溝ラインをちょっと越えたところのラフまで行きました。 
で、そこからは登っていまして、9番グリーンは全然見えませんし、頭より高い位置にある池を越えたところに 9番グリーンがありました。
排水溝沿いに真横、やや戻り気味に 9番ホールに戻すルートもありましたが、よく見ますとグリーン方向が空いてて、池を向こうに越えたところの木は背が低かったので、グリーンへの方向を確認しに登って行って目印を決め、3Wで打っていきました。 
地図の右端に赤丸で囲んだ携帯電話の中継塔が立っていて、グリーン方向へのちょうど良い目標になりまして。距離はだいたい200yぐらいだろうな、と。

1DKJ (一打献上) の精神で打つラインとしてはかなりアグレッシブでしたが、木を越えるには一番楽なルートです。そしてライとしても左足上がり。(もし横向きに戻すルートに打つにはつま先上がりの傾斜からでやさしくはなく、落としどころは 9番の排水溝の手前の斜面に打つけど傾いてるし広くはなく、さらに次の3打目のショットも左足下がりで難しくなります。)
ここは、KKIT (乾坤一擲)入念にゾンビ立ちをして 3Wを打って行きました。

左足上がりのライでちょっとドローがかかり過ぎたんですけれど、グリーンの左手前5yぐらいに持って行けました。打った後、どの辺にボールが行っているのか見てみないと分からない状況でワクワクドキドキ(ある程度良い予感)しながら登って行ったのですけれども。

 この2打目のショットは自分でもびっくりするほど上手くいきました。1打目も逆の意味で自分でもびっくりだったんですが。笑

3打目はカップまで36歩でグリーンの外に5歩の位置、絶好の 27yキャリーの58°の1/2でピッタリ打てる位置だったのですが、ちょっとグリーン手前の芝が思ったより深かったんですね、花道より左で。ウエッジフェースのやや上側寄りでボールを打って、ショートしまして6歩残してしまいました。2歩ぐらいに付けたかったのですが。
このパットは軽い登りのフックラインで、基準の7歩のストロークで打てば距離もピッタリですから本気で狙っていきましたが、惜しくも入らず。
結果的にはボギーに終わりましたが頑張ったホールだったと思います。


アクシデント的だったティーショットはともかく、そこからのリカバリーとしては最善のルートのショット選択だったのではないかな、と思い返しています。
(ちなみにこの他のティーショットは大きなトラブルはありませんでした。)