6/16/2022

スコアが改善して安定してきているので、思い当たるところをメモして記録しておく投稿 / 3x4システムを 2x6システムに再構築 (30-100y)

こちらは Morongo Golf Club at Tukwet Canyonの 12番ホールのティーです。
リンクしました以前のコース紹介では92打ってますね。
今回プレーしました黒/青のコンビネーションティーからは、コースレートとスロープが72.4/133と、とても難しいコースです。


396yのパー4のこのホール、DR、4Uと打って4歩に付けてバーディーチャンスでしたが、右へ切れる横のライン、少し読みが深すぎて入りませんでした。

このところの好調を維持しておりまして、前半+3(14)、後半+2(16)の 77(30)でした。
コースレート/スロープが72.4/133ですから、Differencialで3.9になります。


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昨年から今年にかけまして、自分でも感じる程度にスコアがグッと安定してきました。
このブログを始めた 2008年ごろからすでに時々は80を切るスコアを出せていましたのですが、ここまでの安定はしていませんでした。

でも、3~10回も80を切ったことがあるゴルファーなら、コンスタントに80を切る技量はあるはずですよね。ポテンシャルとして。(1回とか2回とかですと運が良すぎたきらいもありますが。)

(パーを切るとかアンダーを出すっていうスクラッチゴルファーの場合はまた別レベルです。バーディの方がボギーより多いゴルフが展開できないと到達できないはずです。)


私の場合のスコアの安定化、良化に寄与しているファクターはいくつかあります。 

ドライバーがグッと安定してきた、FWが全然打ちやすくなった、チップショットを単純化して、2x4のシステムを構築したのが機能している(3x4もやめて、できることに特化しました。)、テンポを重視して打ち方を一定させてる、30-60yでワンピンからワンクラブに付けることが多くなった、単純化したことでダフリやトップを大幅に減らした、とか、山本道場の魚突きも違和感なくなってきた、いす軸法が有効活用できて助かるとか、グリーン周りの25y以内も良くなってきた、とか、パターの時にとんでもない読み違いっていうのもかなり減ってきたかな、とか。

そういうの全部が積み上がっていって、パーオン率が1.5ホールぐらい良くなって、スクランブルも数%ぐらい良くなって、みたいな感じで、大きなブレークスルーはまるでなし、っていうところで、1ラウンドだけで見るとショットの飛距離とか精度とか大して変わってないんですよね。
ほんのちょっとパーオン数が増えたかな、ほんのちょっと寄せのカップまでの距離が近く張ってるかな、どダフリとかトップで往復ビンタとかは滅多にやらなくなってきたかな、とか程度の違いで。

松山英樹プロが良く練習しているAngeles Nationalとかだとコンパクションが高くてカチカチのグリーンに対応できずに白ティーからでも楽勝で崩れて 90近く打てます。白ティからでも180、200yのアプローチが多いんですけど、FWで打つから止めらんないんです。で、チップショットもスーってオーバーしちゃうので、風が強めに吹くと1発で崩れることができます。笑


でも、今年は80%くらいのラウンドで 80を切れていて、+2~+3オーバーのスコアでのラウンドも何回かありますし、簡単な短いコースでのパープレーとかもあります。

一応、ここ2年くらいに取り組んできたことを自分のために整理しておくことにします。


1.3x4システムを 2x6システムに再構築 (30-100y)

3x4システムを 2x6システムに再構築したのは、ひとえにミスショットを減らすためで、ウエッジ類は私の場合は1/2ショットと3/4ショットのみにしました。
ウエッジ類のフルショットはひっかけたり下に入って抜けたりしてどうも正確に打てませんので、当面使用禁止。
逆に9番から上は3/4ショットと1/1ショットしか使いません。長いクラブはスピードがないと弾道が出ないので、1/2ショットはミスしてしまいがちなのと転がりが長くなって読みにくいので。
1/1ショット、すなわちフルショットですが、これもマン振りの距離ではなくて、10時半-1時半のイメージの 1/1ショットです。

注: 私の場合の 3/4ショットというのは、一般にいわれているハーフスイングで打つショットに近いものです。9時ー3時のスイングのイメージ。だいたい75%の距離が打てます。

3-wayで使うのはPWぐらいになります。PWの1/1ショットも実はほとんど使いません。8鉄の3/4ショットと距離で言えば被りますし、弾道の高さのちょっとの差ですので、ワンバウンドめの状況で考慮する程度です。結果的に変速の2x4システムといいますか、2x6システムぐらいな感じになっています。

思い返せば、何年も前からレンジファインダー持っていたのですけれど、この3年くらい100y以内、特に50y以内で使うようにして来ていまして、これが大きかったという実感があります。

なにしろ、測って、イメージして、打って、結果見てフィードバック、が出来ますから、ラウンド毎に精度が分かってきます。

しかもどのクラブでも打ち方を変えませんし、スイングのテンポも同じままなので、データを取るだけで、それぞれの距離は大して「練習」をしなくても経験値が積み上がっていきます。

2016年に入手したレンジファインダー(レーザー距離計)によるスコア改善への効果は絶大だったと思います。

ただですね、30y-100yで使うこのシステムですが、毎回のラウンドで30-100yが残るのは、大体 3-4回くらいでしょうか? 上手く行ったパー5の 3打目とか、少し失敗した長いパー4の3打目とか。
ですから、この部分の距離のコントロールがすごい上手く行ったとしてワンピンとかワンクラブに付けて、そのうちの 1/4でもワンパット出来たら御の字なわけです。
貢献打数としては、ラウンドでたかだか1打くらいのセーブになります。

(逆に言うと、この普通にやれば大して寄らなくてロングパットを残してもボギーには収められる可能性が高いこの30-100yの状況ですが、そこからむざむざバンカーに入れるとか、往復ビンタ喰らうとか、2打も3打も増やす要因を防いでいる観点から見れば、1打分以上の貢献をしている面もあるかも知れません。)


2.FWの安定化

私は SLDRの 3Wが好きで、スペックが合っていたのかM3やM5などの 3Wも試したもののSLDRを超えることはなく、っていう変遷で来ました。
SLDRの 3W、3U、5Uの 3本を、170-210yからグリーンへのアプローチに活用してきました。
この辺りの距離からグリーンへ乗せていくことは、私のDRの飛距離でバックティーからのラウンドをするには必要不可欠になります。

そういう訳でこの辺りの距離を打つクラブのスペックを自分にぴったり合わせることは、アイアンセットやドライバーよりもずっとずっと重要になってきます。

いろいろやって、かなり使いやすいクラブスペックになっていたと思いましたが、最近使い始めました、SIM2 Maxの 3W、5Wはべらぼうにうちやすいです。
どノーマルの売ってるまんま、Ventus Blueの5Rのシャフトです。私のスイングスピード、そして打ち方で、そんなに特別なスペックが必要な訳もなく。比較的新しいやさしめのスペックのクラブを選べば良かったのね、と今にして回想する次第です。(笑)

さてスコアへの貢献度ですが、3Wはそもそも難しいですから多少のミスショットも含めて使っていますので、以前の3Wと3Uと比較してどのくらいスコアに出てるかというとラウンドで0.5打とかそれ以下になると思いますが、心理的・気分的な差は私の中では大きく、格段に差があります。

不安なく、狙うつもりでFWを振っていける、というのは、精神的に「無理にDRを飛ばさなくても良い」っていう方向でもプレッシャーを減らしていまして、打数以上に貢献があります。


3.30y以内のグリーン周り (シンプル化)

ハイバンス角を持つ Edelのウエッジの導入がとても大きな助けになりました。
これこそスコア直結っていう訳でもなく数字で見るのは難しいですけど、自分の中ではかなりの差で助かってると思います。
大ダフりやトップしてすっ飛ばすミスの激減。

どんなライからでもある程度ソールが抜けていってくれること、地面にほぼ「刺さらない」こと、突っかかったとしてもある程度ボールを運んではくれること。

そして自分の中で大きかったのは、技(打ち方)の引き出しを「減らした」ことです。

シンプルなチップショットだけを打つことにして、スイングのテンポを一定にすることを最優先、持つ長さも余程の傾斜の斜面でない限り短くも長くも持たない、振り子の腕の長さはテンポを決めるのでなるべく変えない。
ボールにピシっとクラブが入ることを最優先。

上げる、抑えて低く転がしめに行く、潰して打つ、トゥで勢い殺して打つ、フックめに入れる、カットに打って止めに行く、 …今は全部「やらない」です。

ウエッジは、58°、54°、50°、45°のPW、を持ち替えたりはしますが、基本的にライ角も長さも同じですので、チップショットの打ち方は一つだけにしてます。
(グリーンにすごく近い転がしの寄せは、また別です。)

私の場合は、最低限の練習で余分なスコアを減らすだけの方向性です。そもそもデジタルパット自体がその発想でしたし。
スクラッチやトップアマ、プロを目指して、バーディラッシュを目指す人の方法論ではないです。手痛い凡ミスを減らすことを最優先。

30y以内からの寄せで、スクランブルが決まった率はあいにくデータを取っていません(ボギーオンは一括り)でスコアへの貢献度が分かりませんのですが、この部分では大叩きを激減していると思います。
ぴったりくっついてパーセーブの数も増えてはいると思いますが、ラウンドで1打も変わらないでしょう。ラウンドでダボが一つは減るイメージで、全体として約1打の改善を見積もっても良いかも。


4.ダボへの王道を避ける -1  (バンカー越えのバンカー入り)

この取り組みは、地味に大きいと思っています。
1.の内容にも繋がりますが、しっかりと「キャリー」の距離を把握すること。もうこれに尽きると思います。

例えばですが、ハイブリッドでグリーンを狙ったショットが左へ巻いてしまって外れ、ガードバンカーの左に。そこからバンカー越えで約30yの打ち上げのアプローチショット、っていう場面。
あるいは、1打目か 2打目に多少のミスがあって 2打でグリーンに乗らず、フェアウエーのグリーン手前からバンカー越えのアプローチショット、っていう場面。

「一番やってはいけない」ことは、このバンカー越えの状況からむざむざバンカーに入れることです。
多少大きくてもグリーンにさえ乗せておけばボギーには収まる可能性が高いのに。

でも、実際には多いんですよ。
とても良いショットで、ピンに絡むぞ!っていう打球でギリギリバンカーの顎を越えずに捕まり、「あれ?!」ってなってダボピンチ。

ピンまでの距離を測る人はまだ良いですが、グリーン周りの50y以内は距離さえ測らないゴルファーが多いです。
そもそも35yなのか40yなのかも分からない。で、「フィーリング」で寄せを狙います。
で、バンカーに捕まる。軽くダフってしまって距離が落ちて捕まる。綺麗に打ててもギリギリ捕まる。なぜでしょう? 
バンカーの顎はグリーン面よりけっこう高くなっています。30-40yのショットはほぼ放物線に近いんです。カップの上からは降って来ません。という訳でなぜかバンカーの顎に捕まります。

私が努めてやっているのは、ピンまでの距離を測ること。例えば 30yだったとします。
忘れてはならないのが、バンカーの顎の頂上までの距離をレンジファインダーで測ること。大抵、21yとか18yとか出てきます。
バンカー手前のグリーンより低いところから見ると、バンカーの淵からピンまで近く見えるんですよ。すぐ後ろにあるようにしか見えません。
でも大体 8-12yの余裕がある場合が多いです。
これを測ります。余裕があればグリーン面を見に行きます。そして立体的に 3Dでイメージします。
顎のこちら側までが測って 21yでしたら、高さ分も入れて最低でも25yキャリーしておけばバンカーは越えて避けられるでしょう。

上手い人はロブショットで距離を打ち分けられるでしょうが、私は距離感を練習していませんので、やりません。
1.に書きました、2x6システムにLWで 1/2ショットが 27yキャリーとなっていますので、これで行きます。普通のチップショット。弾道はさほど高くありません。27yもキャリーしますと、おそらくカップをオーバーします。運が良いと寄ります。バンカーの顎をクリアした向こう側の下り斜面にワンバウンド目が落ちるとボールがキックして 4-5yもカップをオーバーします。でもそれで良いと思っています。とにかくバンカーには極力入れない。

打ち方は変えませんので、特に練習は要らないです。
スコアへの貢献度は、ラウンドで 0.2打くらいでしょうか?


5.ダボへの王道を避ける -2  (ボギーオンの 3パット)

いわゆる「素ダボ」に付きものが 3パットです。
ダボではなくても、せっかくのパーオンをボギーにしてしまうケースもあります。

これをできるだけ避ける取り組みをしています。

3パットは、中長距離のパットが残っている場面から、が多いですね。
私の場合、グリーンが読めていない、というのが大きな原因になっています。
あまりきちんとグリーンを読めていなくても、ある程度の年数プレーしているゴルファーでしたら、カップから左右へのズレっていうのはだいたい 2フィート(約60㎝)以内には収まるものです。悪くても 3フィート(約91㎝)でしょう。
しかし前後には、6フィートも10フィート(1.8m、3m)も ズレてしまうことが多々あり、これが容易に 3パットに繋がってしまいます。

そこで、考えました。
パッティングのラインを読む際には、どれだけ曲がるかということよりも、登っているのか下っているのか、目の錯覚は起きていないか、景色に惑わされていないか、どの程度の傾斜なのか、これを読むことに注力します。
ラインを横から見る、最大傾斜の一番低い方側から見る、そしてできればグリーンの外からグリーン全体の傾斜も確認する。
これをやるように気を付けますと、前後のミスの幅がぐっと縮まります。
それでも、自分のストロークの方でその読んだラインの傾斜に合わせた強さをきちんと出力できるかどうか、という問題がまだ残りますが、私の場合は 20歩以内であればデジタルに強さをコントロールできます。

極端なことを言いますと、最悪左右の曲がりが分からない場合は真っ直ぐに狙っておけば、前後のスピードがあっている限り 2パットには問題ないのです。セカンドパットには、「必ず登りが残り」ます。

ボールの後ろから、そしてカップの後ろに回り込んで丁寧にラインを読むゴルファーはたくさんいます。大半のゴルファーがそうしていると思います。
でも、それ以上に手間をかけて「ラインを横から読んで」いるアベレージ・ゴルファーはあまり見かけません。
ここにもっと手間をかけ気を使うと、3パットが激減してきます。
スコアが80台くらいのゴルファーにとって、ラウンドで1打くらいのセーブにはなるかと思います。


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私の場合は道具の影響も大きくて、例えばハイバンスのウエッジでゴルフが格段に楽になりました。

それと、FW類もスペックが合うやさしいクラブを使うとものすごく安定します。
自分に合うスペックをフィッティングしないで見つけるのはかなりムズかしいのですが、そこが趣味だったりしますので遠回りしますね。

もっというと、スコアだって本当はレッスンに通うのが一番早く減らせる方法だと、真剣に思います。
...でもそこが趣味なので自分でやりたいといいますか。




6/14/2022

ドライバー イズ ショー、パット イズ マネー??!

ひどい、この和製英語は酷すぎる...。


昨日のマーク金井さんのこのブログ記事に出てきたフレーズなのですが、


・ドライバー・イズ・ショー  
・パット・イズ・マネー


試しに「ドライバー イズ ショー、パット イズ マネー」で Google検索してみますと、どうやらマーク金井さんのせいではなく、日本中で間違われている様子...


出てくる、出てくる、検索トップから順番に、↓ 







全部のウエブサイトで間違っています。

文法もおかしいですし、肝心の「韻」も踏めていません。
ドライバーの対比はパターでしょう。品詞すら合っていません。
英文として成り立っていません。


このフレーズ、元々は往年の南アフリカの名プレイヤーで全英オープンに4回も勝っているボビー・ロック(Bobby Locke) が言った言葉でして、『You drive for show and putt for dough』っていうのが正しいと言うか、元の英語です。

drive は「ドライバーでボールを打つ」っていう動詞です。
putt は「パットをストロークする」っていう動詞です。
show はショータイムのショー、
dough はパン生地の練ったやつで、暗にお金を指します。
for は 〜のため、っていうニュアンスを出してる前置詞です。

魅せるためにドライバーを打つけど、お金を稼ぐのはパットだよ。』っていうフレーズです。
(ひどい和製英語をこしらえてはしまったけど、言ってることの意味は間違って解釈はしていない様です。)

show と dough の発音が /shō/ と /dō/ で、韻を踏んでいるわけです。
だからちょっと洒落たフレーズになってます。


正しく覚えて、正しい英語で伝えていって欲しいと思います。


6/12/2022

4RR-Chip (ハイブリッドの4番でバンプ&ラン)

こちらは River View GCという河川敷のコースです。
市街地にあって距離が短くて、一見東京の赤羽GCみたいな感じですが、実はほぼ干上がっている川床と堤防上側の土地との高低差が 7-8mもあって、その高低差をラウンド中に24回も降りたり登ったりするレイアウトで、山岳コースよりもアップダウン的にはキツいです。(笑)


このホールは、15番のパー5かな。
右下へ打ち降ろしていって川床へ降り、2打目を川床を川沿いに進んでいって、グリーンはまたティーと同じ高さに打ち上げながら今度は左へ戻ってくる、みたいなレイアウトです。
結果的に、グリーン面が見えない打ち上げのグリーンに打って行くホールが半分ぐらいあって、表面上コース的には簡単なコースだという評価になっていますが...、私は正直ちょっと苦手にしています。


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チッピングエリアに行きまして、どんな具合か転がしてみました。
もちろん、前記事に貼っておきましたいくつかの動画を見て、使う状況とか、打ち方とか、セットアップとか、そういうのを参考にしました。

何本か撮ったのですが、アングル失敗してピンも転がっていくボールも自分の体に隠れちゃったりしていてボツ。 とりあえず残したのは、この動画だけ。↓


状況としては、芝が短くてタイトな花道タイプの位置から軽い登りのライで、グリーンの外が10歩、グリーンの淵からカップまでが 16歩、トータル 26歩の距離の寄せです。

この状況は、普段でしたらD-Chopで打って行くケースと思います。
もう少し芝が長めなら、54°か 58°で10歩を越えていって、グリーン内にワンバウンド目を入れるチップショットも検討します。10+16 なら、グリーン上の部分が十分に余裕ありますので。

でも、この状況は芝がタイトに薄くバンスが弾かれる可能性もあるライですし、もしウエッジをリーディングエッジから入れたなら刺さってしまう可能性も大の状況です。簡単そうに見えてパーセーブしなければならない状況にも思えてしまいますが、「ダフリやトップを避けること」が第一目標のショット選択をするべき状況とという想定です。
(実際このライは、冬芝ではありませんから58°で打てないことはありません。タイトではあります。)


動画を見ていただきますと分かりますが、この場合はもうほとんど最初から転がっていくイメージです。ハイブリッドの 4番はロフトも立っていて22°ですし。
パターで打つテキサスウエッジは、グリーンの外が 2-3歩ぐらいじゃないと距離感出すのキビシいかな?っていう、このグリーンの外側10歩の状況からの「ハイブリッドの4番でバンプ&ラン」は有効なような感じがいたします。カップを脅かす、っていうほどには、いきなりですし精度が出ませんので、もうちょっと練習が必要ですが。 今の感じで、まぁ上手く行って 1クラブ以内か、大体 1ピン以内に安全に持っていける感じではあります。(1ピン(約2.4m)は簡単に入るパットではありませんが、十分に入れるチャンスもあります。)

基本的に、転がっていくボールっていうのはピンに当たって入ったりする確率もありますし、振り幅が小さいということは大事故や大怪我が起きにくいということですので、ディフェンシブなプレーとしてかなり有能だということは念頭に置いておきたいと思います。

今回の動画のような「PWのD-Chopでいくかなー」という状況ではなく、もっと斜面がきついとか、芝がめちゃくちゃ薄いとか、ウエッジ類や 8鉄転がしでは寄せにくいような状況の時に、このUTの転がしアプローチ、4RR-Chip を使いたいと思っています。