Happy 4th of July!
(Independence Dayってあまり言わなくなりましたね。4th of Julyじゃ意味分かんないじゃん?って思ってます。 )
今回も最近では珍しくなった、初めてラウンドするコースでの写真です。
サンディエゴ住民の友達の誘いで、Balboa Park Golf Course に遠征してきました。
こちらは1番 344y、打ち降ろしのパー4です。
後方にサンディエゴのダウンタウンの街並みと海が見えます。
とても良い景色のホールです。
こういうホールでは、目線が下がって左肩が下がっていってしまわないように、目線を高いところにキープして構えないとミスショットが出てしまいますので要注意です。
2打目は約80y、少し左の木の枝が気になる位置ではありましたが、やや右で奥目の8歩にグリーンオン。
しかし、スタート時間を間違えて教えられ、駆けつけでティアップして練習グリーンにも寄れず準備不足だったこともあり、初めてのコースでグリーンが一日中読みにくかったりもありまして、いきなり3パットのボギーでスタート。
こちらは10番 439yのパー4のグリーンです。
ここのグリーンも景色が素晴らしいです。
私はDRでティーショットしてまずまずの当たりでフェアウエーの右サイド、そこから軽い登りで205y残っていた位置から3W で打ち、写っていますグリーン左のバンカーに捕まりました。
もう少し左の写真からはみ出た辺りです。
上手く打って出せたのですがいまひとつ寄り切らず5歩を残し、このパットが入らずボギーでした。
80切りたかったのですけどねー。
この日は 40 40 = 80 (33)でした。
グリーンが硬くて上手く打ったと思ったチップショットが、3~4歩スーッと行ってしまうケースが多かったのと、グリーンの曲がりが上手く読めませんでした。パーオンが7回しかないのに33パットはちょっと多かったかな。
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この間珍しく南カリフォルニアで雷雨があったのですがその前後、空気が湿っていました。
そうすると、ことごとくグリーンをショート目だったんです。普段そんなに正確に打てているわけではありませんが、飛距離が落ちている感覚がしました。自分のスイングの調子ではなさそうだと感じまして。
1.空気が濡れていると、ボールが飛ばずコースが長くなる。
湿度が高いと、とした方が良いのかも知れませんが、どちらかというと雨の前後と、最中、という感じがします。 (夏の蒸し暑い時は体力的にも飛ばしにくい感じ?)
地面が濡れているとボールも濡れますしね。ボールが濡れていると空気抵抗にも影響しそう。
芝の下の土が濡れているとソールも抜けにくいですし。転がりませんし。
実際多いんです。雨は降られないんですが、早朝ゴルフがほとんどなので朝露とか、スプリンクラーで巻いた水とかで地面は濡れてて靴の中まで濡れるのはよくあります。
距離にしてどのくらい違うのだろう?感覚的には、1-2クラブの間くらいでしょうか?
ご意見を募集します。
2.風が吹くと、実はコースが長くなる。 (桶屋も儲かる。)
これは確実です。
「ゴルフボール(弾道)への風の影響 (with Beaufort Scale)」という記事にまとめてありますが、プレイヤーのApex (頂点:弾道の最高到達高度)に比例してボールは風の影響を受けます。
驚いたことに100y打とうが200y打とうが、影響される度合いは同じ。ApexはDRからウエッジまで何番のクラブで打ってもだいたい同じ高さに上がることが知られています。
それで、向かい風の時は 10mphの風で 10y距離が戻されるのですが、同じ 10mphの風が追い風の時は半分の 5yだけ距離が向こうへ流されるんです。横へ流されるのもだいたい半分の 5y。斜めの風の場合は、縦と横で按分します。
そうしますと、ラウンド全体で考えた時には、風が強ければ強いほど距離的にはコースが長くなる、っていう結果になります。
戻される方の影響が倍で効いてきますので。
3.標高が高いとコースが短くなる
標高が高い方のシエラ・スターGCをラウンドした経験から言いましても、空気が薄いとボールがよく飛ぶ実感がありました。感覚的には 2クラブくらい? 標高は約8,000フィート(約2,400m)です。
日本にはそこまでの標高にゴルフ場はありませんが、菅平グリーンゴルフ場は標高が1658mありまして、やはりボールがよく飛んだ記憶があります。
(ちなみに標高が海抜下214フィート(約-65m)のファーネス・クリークGCの方は、噂では「2クラブ飛ばない」っていう話でしたが、これは主に暑さで体力が奪われる方が原因と思われ、空気の密度的にはそこまで影響がありませんでした。普通の飛距離で用が足りました。)
4.アップダウンの多い山岳コースはコースが短くなる
これはコースに拠るかとは思います。
山岳コースでは、気持ちの良い打ち降ろしのホールを作り、傾斜を戻ってくるために登りのホールも作るわけですが、ホール間のインターバルなどを上手く利用して、打ち降ろしの方が多くなるようにレイアウトして設計しているコースが多いです。 グリーンを終えて、次のホールのティーへはカート道を登っていく、的な。
つまり打ち降ろしの方が、打ち上げのホールよりも多くなり、コース全長の数字と比べるとプレーしてみてコースは短くなる、という傾向になります。
5.気温が寒いとコースは長くなる
ボールがある程度暖まると飛距離はよく飛ぶことは良く知られています。
故意に温める行為はルール違反になりますが、ポケットに入れていて肌温でやや暖まる程度は大丈夫です。
ヨコシンPの実験によりますと、ボールの温度が 0°Cと 30°Cでドライバーの飛距離にして数ヤード違う模様です。ホンダの実験でもほんの数ヤード(こちらの記事は気温と書いてますが実験はボールの温度です)。
打った瞬間に大きく変形し潰されたゴルフボール内では温度上昇が起こり、ボールを温めることにはあまり大きな意味はないとも言われています。
一方、気温の高い・低いは、空気の薄い・濃いに影響していますので空気の気温が低い方がボールが飛ばないのも事実でしょう。
大雑把な計算を上げておきますが、
0°Cー30°C (といっても計算式は絶対温度なので-273°C基点で計算します)で、だいたい 207hPa(ヘクトパスカル)くらいの差。
標高で言うと1900mぐらい高いと、201hPaなので、ボールの温度よりも、実は 気温の差による気圧の差の方がボールの飛距離への影響は大きいのではないかと推察されます。私は見積もってみて驚きました。
なんといっても、ゴルフボールは空気抵抗との戦いなので。
それに加えて、寒いと着こんでいて動きにくい、体が冷えて動きにくい、冷たくてグリップが硬い、と、ボールが飛ばない要素が満載です。
飛距離への影響で言えば、この項目を最初に持ってくるべきですが、逆に言うとゴルファーはみんな体感して知っていますのでね。後回しにしました。
6.ディンプル がすり減った、または傷ついたり変形したボールは問題外。(おまけ)
大事なことなのでもう一度、なんといってもゴルフボールは空気抵抗との戦いですので、ディンプルは大きな役割を担っています。
この Myth Bustersの ディンプル付き自動車の実験では、燃費が 3.65 miles/gallon も向上しましたからね!(笑)