10/30/2009

サンセット・ヒルズ (カントリー・クラブ)


友人に、「行ったことないから行ってみようや」と誘われまして、半休とって行って来ました。
ここもプライベイト・クラブです。


Sunset Hills Country Club
http://www.sunsethillsclub.com/


Ted Robinson氏の設計で、フェアウエイやラフはキクユ芝とバミューダ、グリーンはポアナとベントという、典型的なロサンゼルス周辺の古いコースのスタイルです。 (←って、判った風に書いてますが、サンディエガンさんにコメントで教わった受け売り知識です。(^^;)

距離が短くて、ティーからグリーンが見えないホールが多数あり、グリーンは距離の短さに相まって総じてサイズが小さいため、丘陵地に立っている割にはアンジュレーションがきつくないグリーンです。

全長は、パー71ですけど黒ティーからでも6098y。青ティーは無くって、白ティーだと5848yしかありません。
そうですねー、日本の山岳コースのいくつかを思い出すような感じでした。


友人が、「んー、こんなところだと知ってたら、わざわざ来なかったぜ。」とラウンドする前に既に言ってましたが(笑)、まぁそんな感じのコースでした。
ひとつには、グリーンのエアレーションのためのパンチングから3週間ほどしか経っていないみたいで、グリーンによってはまだポコポコでしたし、全体に遅いグリーンになっていた(保護のためでしょう。)のも、そういった印象になったかと思います。

私はとりあえずゴルフしてればどこでも楽しいんですけどね。(笑)

大して飛ばないくせにしかも距離が短いからってパープレイできるってわけでもないレベルなのに言ってしまいますが、こういうコースは昔を懐かしんでパーシモン・ドライバーと古いアイアンセットを持ち込んでプレーを楽しむっていうのが良かったりするんじゃないかなー、って思いましたです。


なにしろこの間リシャフトしたドライバーが打ちたかったこともあり、コースマネジメントもへったくれも無く14ホールでドライバーを打ってしまいましたが(笑)、ドライバーの後ショートアイアンかウエッジってなホールが結構あって、日本の山岳コースのいくつかを思い出した、というような訳なんです。


ではいつものようにいくつかのホールをピックアップして写真をご紹介します。

プライベイト・コースの場合、本当に事前情報が少ないんですよね。上にリンクしましたURLのコースのサイトを見てもコース図とかありませんし。
その上、メンバーさん達はコースをよく覚えているのが前提で、ヤーデージブックも用意されていない場合がほとんどです。


これが1番ホール。 365yのパー4、のっけからスタイミーの左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


当日初めて会った二人のうち一人が、このコースを1度だけ回ったことがあるということで、どの方向に打てばいいか教えてくれているところです。
「あそこの高台の上に家があるだろ?あの白いバルコニーの方向を狙っていけばベストだよ。」

とりあえずティーボックスの右端の方にティーアップして、コースなりにドローボールを打ちました。
スタートホールから苦手なフェードを要求されなくって、助かりました。
残りは約100yぐらいで、これを6歩に付け、パットはショートして外し、無難にパーでスタート。
練習グリーンはエアレーションされていなくて、私にとって普通のスピードのグリーンだったんですよね。
これは無いわ。(x_x;

見てすぐに練習グリーンより遅そうだ、とは思ったんですが。



2番ホール、405yのパー4もごらんのとおりのスタイミーの左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


リシャフトしたドライバー、今日コースで初めて打ったけど気に入っちゃったなー。とか思いながら打ったら不注意千万。(笑)
左の坂越えは向こうがどうなってるか全くわかんないですし危ないので、見えている範囲で一番遠いところ(ちょうど左のブッシュの右端ぐらいの方向ですね)に打っていこうと思ったんですが、これがスライスして右の隣のコースとの間の木の辺りに行ってしまいました。

今写真で見直しても、ティーイング・グラウンド自体がかなり右を向いていることに気が付きます。
スパットを決めて構えたつもりだったのですが、右を向いてしかも肩が開いていたのでしょう。
打とうと思ってもなかなか打てないスライスなのに。(笑)

ここは2打では届かなくなってしまいましたから、木の下を低く出してレイアップ、残り70yを5歩につけましたがパットは入らずボギーにしましした。



次は4番、344yパー4の写真です。

画像をクリックで拡大します。


3番は544yのパー5で、なんとこの4番までティーからはグリーンが見えません。
でも、ここは見えないですけど稜線の向こうは、なんか緩やかに左に下っていて・・・、みたいな感じが前の組の人や見える木の様子で、なんとなくうっすら分かりますよね。(^^)

・・・と、思いきや!(x_x)

ドライバーを上手く打ったんですが、稜線の先が思ったよりグッと下がっていて、グリーンまで120yぐらいの位置からは、フェアウエーが切れていてラフになってました。
わずか70y程度ですがえらい左足下がりのラフから打つ羽目に。(笑)
キクユ芝ですからね、ボールは半分浮いてましたが、根がきつい。

バンスの大きい55度のウエッジで打ちましたが、最後ちょびっと砲台みたいになっているグリーンにショートしました。
転がしで寄せて、2歩を何とかねじ込むことが出来て、やっとこさのパーでした。



そしてこのホールは結構いい景色で、なかなかのドキドキものだったのですが、13番の谷越え、357yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


バックティーからですと、谷が写真に写らないので、左前方に出て行って写真を撮りました。

グリーンはですね、後で分かったんですがティーイング・グラウンドの右サイドにあるこんもりした写真に半分写っている木の左端のあたりの方向に真っ直ぐ行ったところ、遠くに写っている4、5本の木の右後ろぐらいにあります。

飛ばす人だと、ショートカットで打ち下ろし、グリーンまで届くんじゃないでしょうかね?
でも、バックティーからですと間違いなくスライスで狙わなくてはなりません。
しかも向こうの4、5本の木に当てないように。木の手前側はすぐのところから谷です。
んー、飛ぶ人でも狙えないか。(^^;

向こう側に、斜めにフェアウエーがあって、しかも灰色に見えるカート道路が左手前から右奥に斜めに走っていますよね?
フェアウエー左サイドの木までは280yぐらいあるらしいのですが、すごい打ち降しです。
カート道路の右側を狙うのはいかんせん厳しそうなので、ちょうど前の組のカートが写っている辺りを狙いました。

例によって私、こういう険しく見えるホールでは運良く上手く行くんですが(笑)、行ってみて驚きました。
グリーンへは、直角に右にって言うかむしろ少し戻るような感じで、せいぜい80yしかありませんでした。カート道路の右側なんか狙って冒険する価値ゼロです。(笑)
ティーから見てグリーンの手前側に大きな深いバンカーがありまして、写真のカートぐらいのフェアウエー左サイドからだとグリーンの右サイドになるこのバンカーを越えるショットにならなくて済みます。

このラッキーを活かし(笑)、3歩に付けましたが、このバーディーパットはひと転がり足らずにショートしました。

残念。

10/28/2009

どうする? グリップ。


私は、LamkinのPerma Wrap というグリップのスタンダード・サイズを気に入って使っているのですが、いつも行くゴルフショップでの扱いが無くなってしまいました。





これは困りました。

なんでそんなに人気無いんでしょう?
ほとんど真っ黒で柄が入ってないところも気に入ってるんだけどなぁ・・・。(T_T)

よく行くお店の方でも、うちに近い方の支店には置いていなくて、本店の方まで(さほど遠くは無いんですが)買いに行って、自ら買い置きをしていました。 同じ系列のお店ですから、持ち込んでも迷惑がられませんし。
まぁ、オーダーしておけばメーカーから取り寄せておいてはくれるのですが、1-2週間かかりますからね。

なんかこう、ふっと気に入ってクラブ買ったときに、グリップをさっと変えときたいとかあるじゃないですか。 ないですか?(笑)
だから店頭でサクッと買えるグリップに転向しようかな、ってことも考えてます。


現在手元には在庫3本。
とりあえず10本ぐらいオーダーしとうこうかなー、って思っていますが、この際流行ってる種類に乗り換えてもいいかな、って気持ちも。


どなたかお奨めがありましたら、是非教えてください。m(__)m


傾向としましては、ゴルフ・プライドのごくスタンダードなツアー・ベルベットは嫌いではありません。
ちょっと滑り止めの穴が多くて、素手の手のひらにイガイガ感はありますが。

winnグリップは、あのソフト感がちょっと合いません。 もうちょっとsolidな感じの方がいいです。
話のレベルが違いますが、ベン・ホーガンがpuffyって表現していたふわふわ感が出ちゃって、ピシッとしない感じ?
とはいっても、コード入りのグリップは硬すぎて、ラウンドではたぶん問題なく打てますが練習のときに手が痛くなっちゃいがちなのでパスしてます。(^^;

一番見た目で近いのはゴルフ・プライドのツアー・ラップなんですが、あれはペタペタ感が強すぎてごみもくっつきやすいし感触もいまいっちょなんですよね。手に取って比べてみると分かっていただけると思うのですが。


昔懐かしい超スタンダード・グリップ、ゴルフプライドのスイングライトはけっこう好きなんですが、そういえばこれこそ店頭で見ませんねー、近頃。
ゴルフプライドのHPにも載ってないしなぁ。(x_x;


いろいろ能書きを書きましたが、私の好みを把握していただくのは無理かも知れませんし、虫が良すぎというものです。

これは気に入って使ってるけど自分にはすごくいいよ。 っていうグリップをもしお教えくださったらありがたいです。

大いに参考にさせていただきまして、感触とか結果が良かったら徐々に全部に適応しておこうかな、と。(^^;

グリップ単体を握ってみても、いまいちピンとこないんですよね。(^^;

10/25/2009

Stop Drugs


うちの息子(もうすぐ6歳)が、地元のkindergartenの宿題の一環で、麻薬撲滅運動のポスター作りをしました。


今回は、『Speak out! Speak truth!』 というのがテーマで、絵を描いてポスターを作ります。


で、フレーズを考えようか、ってことで親の方が無い知恵絞る。(笑)


日本には、「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」っていう、なかなかよく出来たコピーがありますね。
これを英語にしようか?
なんて、安直にスタート。

Quit smoking drugs, otherwise you are quitting human beings.

長いし。
「人類を辞めています」とか、英語では聞かない英文に。
こりゃだめだ。

「ing」をテキトーにちりばめてリズム作ったつもりはあるんですが、いまいっちょ。


「Do-or-die」っていう、英語の慣用表現があります。
高校野球の試合みたいに、負けたらそこで終わり(だから必死に頑張る)、みたいなシチュエーションをあらわす表現です。

これをもじって、「Do-and-die」とかどうだろ?
「やってそして死ぬ」・・・。

んー、いまいっちょ、日本語の直訳英語から脱出できてない・・・。


自然な英語の表現で「麻薬やめないと死んじゃうよ」って意味を出そうとするなら・・・
「Drugs or Life?」て感じでしょうか。
でも語呂もいい訳じゃないし、6歳前の子にLifeとか書かれてもなぁ。


などなど、試行錯誤しましたがギブアップ。(笑)
素直にネット検索してみました。(^^;



典型的な、麻薬撲滅のフレーズの数々です。

「Just say "no."」 (とにかくノーと言おう。)
「Count on me to be drug-free.」 (私に任せてね、ドラッグ・フリー)
「Winners don't use drugs.」 (勝者はドラッグを使わない)
「Drug-free and Proud!」 (ドラッグ・フリー、そして誇れ!)

この辺はストレートな表現ですね。


「Smokers are Jokers.」 (スモーカーはジョーカーだ)
「Crack is Whack.」 (コカインは(お尻)ぺんぺん!)
「Dope is a Joke.」 (麻薬はジョークだ)
「Drug abusers are Losers.」 (ドラッグを乱用する人は負け犬だ)
「Hugs, not Drugs.」 (抱擁を。ドラッグではなく)
「Tobacco is Wacko.」 (タバコはへんちくりん)

この辺は、Dr. Seussよろしく韻を踏んでいまして、語呂が良いです。

日本で言う駄洒落にも近いですが、ビートルズやクラプトンなど歌詞のほとんどはこうした韻を踏むフレーズで構成されているものが多いですね。
音のリズムが良くなります。
(その分、使う単語は限られてきますので、日本語訳はちょっと変ですけどね。)


「Quit to Win.」 (やめて勝とう)
「Smoke Kills & Love Heals」 (吸うのは殺すが、愛は癒す)
「Take the Plunge and Save your Lungs.」 (きっぱりやめてあなたの肺を救おう)
「Free Hugs for Clean Lungs.」 (きれいな肺に自由な抱擁を)
「No Butts - Just Quit It!」 (葉巻はだめ。 やめなさい!)
「Smokers Stink!」 (スモーカー、臭い!)

この辺はタバコとか大麻を標的にした評語ですかね。



検索した中で、これはよく出来てるなー。って思ったのがありました。

Only users lose drugs.」 (ドラッグを無くしちゃうのはユーザーだけ)

・・・直訳では、意味が分かりません。

これは、「user」と「loser」、「lose」と「use」の発音が非常に近いことを利用してあるのです。


パッと読むと「そりゃ、持ってなくちゃ無くせないもんね」 ってくらいなものでよく意味が分かりませんが、

「Only Losers use drugs.」 (ドラッグを使うのは負け犬だけ)

と入れ替えて読み直すと、麻薬撲滅のスローガンになっています。
読み手に、「ん?」と思わせて、読み直させる。
考えさせる。

そして、文としてはダブル・ミーニングで2つの意味を持たす、というなかなか洒落た手法です。



・・・は、いいんですけどね、まだ幼稚園生のうちから麻薬撲滅のポスター作りが学校での活動になる米国の人達って。(笑)

いやはや、って感じがします。



うちの息子はそういえばまだ5歳前の去年も同じようなポスター作ってましたねー。

それで彼は考えたのでしょう。

風邪を引いて小児科に連れて行かれるときに、注射器の絵の上に丸で囲んで駐車禁止の標識みたいな斜め線を入れたポスター( ↑ こんなやつ)を自分で作り、先生に見せて「注射しないで下さい。」を訴えました。(笑)
4歳のときです。


小児科の先生は、「あれには参ったよ。 今でもとっといてあるんだから。(^^)」と言って、1年以上経ったつい先日、見せてくれました。(笑)