10/12/2009

アメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)制覇!


悲願の打倒ボストン
ついにやった! (祝)


(以下、書き足し。)
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いやー、長かった。

2009年のポストシーズンのシリーズが始まりました。
まずはワイルドカードでプレイオフに進出してきた天敵ボストン・レッドソックスとのディビション・シリーズを戦い 3連勝して、ヤンキーズとのリーグチャンピオンシップへと勝ち進みました。



こちらの写真はゲッティ・イメージ社が撮ったものです。(スポーツ関係の写真は最近ここが独占状態ですね。)
Flickrにアップされているスライドショーをリンクしておきます。


2002年にワールドチャンピオンになって以降、リーグ優勝は重ねるものの非常に残念なポストシーズンが続いていましたので、久しぶりに興奮しています。

・2004年は対レッドソックスに3連敗、
・2005年はヤンキーズとのディビジョン・シリーズに3勝2敗で勝利したあとリーグ・チャンピオンシップでホワイトソックス相手にホームで3連敗し1勝4敗で敗退、
・2007年は対レッドソックスに3連敗、
・2008年は対レッドソックスに、シーズン中は8勝1敗と大きく勝ち越しながらポストシーズンではホームで2連敗し、1勝3敗で敗退、

ということで、ポストシーズンにホームでのゲームに勝利するということ自体が4年ぶりでした。


ポストシーズンで対ボストンにシリーズを勝利したのは初めてでして、1ゲーム単位で言っても、対ボストンにホームでのゲームを勝利するということに関しては、86年のリーグチャンピオンシップで勝ったゲーム以来、実に23年ぶりのことでした。
しかもこのときのシリーズは、3勝1敗と王手をかけながら、3勝4敗で敗れ去っています。


そういう意味では、本当に鬼門のレッドソックス戦でしたが、悲願の打倒レッドソックスを果たせたわけでして、・・・本当に長かった。


毎回、毎回、気合入れてポストシーズンのゲームを応援に行っては、肩を落として帰るという経験ばかりが続いていましたので、ゲームに勝って興奮して家路についたのは久しぶりです。


第1戦ゲーム前のセレモニーとNational Anthem斉唱





この旗は、本当に大きいです。


第2戦、この日先発のジャレッド・ウィーバーがアップをしているところ。



背中の23番はピッチング・コーチのマイク・ブッチャーです。 以前スコット・スピージオが付けていた番号ですね。

ゲームが終わった直後に私の席から撮った写真。



プレイヤーの方は、まだあとのゲームがありますから比較的落ち着いていますが、観客は総立ちです。


金曜日から、NYヤンキーズとのアメリカン・リーグ・チャンピオンシップが始まります。
こちらは逆に、エンジェルズが2005年と2002年にディビジョン・シリーズでヤンキーズを破っていますので、レッドソックス戦とは逆の立場になります。


今年のチームは頼もしいですぞ。(^^)


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アメリカンリーグ西地区ディビジョン優勝のときの記事。


10/11/2009

昔、ローラ・ボー ・・・


まぁ、ご本人たちはそうは思ってないかも知れませんが、またまた、あまりに‘ホット’なゴルファーをご紹介しておきます。 (^^) ♡

もちろん、既にご存知の方も多いかも知れません。
先だってご紹介しました、Wilhelmina 7 の彼女たちの方が、ゴルフの実力的にはちょっとだけ上です。(の筈だと思います。)

では、能書きはさておき、写真の方を。(^^;

ちなみに写真は全部、元のサイトにリンクさせていますので、写真をクリックするとオリジナルの大きさの写真の元ページに飛べます。



マリア・ベルチェノワ

(ロシアの23歳。 ・・・とは思えないほど大人の雰囲気。)

公式ウエブサイト
http://www.maria-verchenova.com/













あー、鼻血出るとこだった。(笑)

彼女は、LPGAではなくって、ヨーロッピアン・ツアーでプレーしています。




エリカ・ブラスバーグ

(アリゾナの25歳。オレンジカウンティー出身のカリフォルニア・ガールです。)

公式ウエブサイト
http://www.ericablasberg.com/







彼女は、プーマのゴルフウエアの世界シンボルとして選ばれていますので、日本でもショップなどで彼女の写真を見るかも知れませんね。


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で、やっぱりローラ・ボーでしょう。(^^)

グリーンの妖精。







アーノルド・パーマーが、「この子、日本で俺より有名なんだよ。」って言ったとかって話もあったりしますね。(笑)


なんでも、「ザ・レジェンズ・ツアー」って名前のLPGAのシニア・ツアーがあるらしいのですが、そこでプレーしているんだそうです。



ザ・レジェンズ・ツアーのサイトにある、
ローラ・ボーのプロフィールページ

今、56歳になりますでしょうかね?


LPGAでは2位が10回もあったのに、ついに勝てませんでしたけど、今度のツアーでは一度くらい勝たせてあげたいですね。



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このシリーズの過去ログ:

チェイニー・ウッズ
アンナ・ローソン
Wilhelmina 7



10/08/2009

スティンプメーターについて


グリーンの速さを測るスティンプメーター。


GDOのブログをなさっている方はほとんどの方がご存知だと思いますが、

仕組みは、角溝のある棒にボールを乗せて一定の斜度でグリーン上のなるべく平らなところに転がし、ボールがグリーン上で転がった距離を測定するという、非常に直接的な実際のゴルフボールを使った方法です。
4方向で測定した平均値を取ります。


↑スティンプメーターを使っているところ。

およそ測定器というよりは、現実に基づく実験・経験則値って感じですね。



地面との角度が20度ぐらいになると転がりだすようになっているボールを乗せて置く切り欠き部分はこうなってます。

(楽天のスティンプメーターを売ってるところから写真を拝借しました。)


7フィートぐらいが標準、9フィートぐらいはやや速め、5フィートは遅めとされていまして、プロのトーナメントになると10フィートとか12フィート、なかにはもっと速い14フィート、なんていうケースもあるようです。


デジタルパットを実践する身としましては、
このスティンプメーターの数字によってグリーンのスピードを表すという概念は、まさにベースになる基本のデータということになりそうです。

自分が基準にしているスピードが9フィートで、例えばその日のグリーンが8.1フィートなら10%程度遅いと考えて10歩の距離を11歩で打つ、という風に換算して応用できそうです。


・・・しかし現実は?



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まず私は、スティンプメーターで何フィートが自分の基準の距離なのか実はよく判っておりません。(x_x;

基準は、Rio Hondoという近所のゴルフ場のグリーンが一年を通して一番多くセッティングしているスピードでして、先日お邪魔した季美の森ゴルフ倶楽部も同じくらいのスピードだった、ということは判っていますが、米国の私の周辺のゴルフ場ではスティンプメーターの表示がなされているコースがほとんど“無い”のです。

所属のスパーインテンダントさんやプロに聞きますと、「大体9-9.5フィートじゃない?」って答えをもらえることはありますが、測っても居ない様子でした。


ちょっと検索してみて、こんなことが書かれているのを見つけました。

道具と技術の木曜日: スティンプ・メーターの疑惑

要約しますと、『スティンプメーターの数値が表示されているコースは多いけれども、実際に信頼の置ける数字が書かれているケースは多くは無いようだ。』ということになりましょうか。



それと、私のもうひとつの疑問。

私が体験したことの無いような相当速いグリーン、例えば12フィートのグリーンでも、たかだか3.6mちょっとの距離で表現される訳です。
9フィートのグリーンなら、2.7mぐらい転がる。 これって、私にとっては約4歩弱の距離で、デジタルパットの内-内の距離にも満たない短い距離です。

果たしてこれを14歩とか21歩の距離に比例で換算してよいものかどうか?
長い距離を打つパットの最初の方はボールの初速も速いですし、芝の上を通過していく転がり方も、カップ周辺でのゆっくりなスピードでの転がり方とはまるで違ったもののはず。
芝目の影響も、カップ周辺でのボールがゆっくりなときの方が大きいでしょう。

実際、私の体内基準では内-内が7歩ぐらいのグリーンが基準で、これが例えば内-内で5歩の遅めのグリーンに来たとしまして、そこで14歩の距離が残っていたら、14 x 7/5 = 19.6歩の距離感で打てばよいのかといいますと、そんなには違わない、というのが私の感想です。

打ち出しの最初の部分は、グリーンの速さに左右される割合が少ないからなんじゃないかと思っています。



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ちょっと、ググってみました。(^^;

JSGCA (日本ゴルフコース設計者協会)GCAジャーナルのバックナンバーの中に、こんな記事がありました。 95年に書かれたものです。

スパイクとグリーン
http://www.jsgca.com/06_gcajournal/gcanl03-p09.html

率直に言って、わが国の大半のコースが、スピードのあるグリーンではないのが現状である。相当、ゴルフに通じている人々でさえ、グリーンの刈り高だけを論ずるだけで、スティンプ・メーターの数字は知らないケースが多い。同じ刈り高でも、グリーン面がファームであるかどうか、肥料の分量、水分、ローラーのかけ具合、埋土の頻度等によってスピードは異って来る。

んー、95年でこんなことかかれてますから、スティンプメーターの概念が日本のゴルフ場でも流行り始めたのって、比較的最近なんですね。
(ちなみに同じ日本ゴルフコース設計者協会GCAジャーナルに、日本で1936年当時に既にスティンプメーターそのものともいえるボールを転がしてグリーンの速さを測る測定器を実際に作って書物に書いていた方の文献がある、と書いてありましたけど。)

この頃から、高麗グリーンからベントグリーンへの移行指向が高まってきて、スパイクレス・シューズにも注目されるようになって行ったみたいです。
そういえばそんな記憶ありますね。



コース設計家の小室嘉彦さんは、GCAジャーナルに次のような寄稿をなさってます。

閑話休題: スティンプメーター
http://www.jsgca.com/06_gcajournal/gca04-p13.html%20%3E%3Cspan%20style=

・・・スティンプメーターを使いグリーンの速さを知ること自体は決して悪いことではないが。その事に気を取られる余り、関係者があたかも、そのコース全部のグリーンについて均一のグリーンを作り出そうとするかに見受けられることがある。

スコットランドのリンクスに於いては無論のこと、インランドのコースに於いてさえ状況によって途轍もなく速いグリーンや、反対に遅いものがある。これが自然というものだ。


練習グリーンと、ホール毎のグリーンのスピードが違うと、ゲームになんないような気がするんですが、私は間違っているようですね。


私の好きな、富士クラシックの非常に優秀なスーパーインテンダントの石本さんのブログにも、こういう風にかかれていました。

グリーンスピード
http://fuji.classic.ne.jp/blog/2009/05/post_197.html

・・・富士クラシックは平らな部分がないので計測できないのです。自分の今までの経験でのパターで転がした場合で言うと9.5フィート????かな???
一応私の基準では、ちょっと弱いかなと思ったストロークで意外に延びてカップに届くくらいを目指しています。見た目で重たそうだが案外転がるくらい。

---(中略)---

富士クラシックのグリーンは素直な転がりを追求しています。

「芝目があったって良いじゃない。凸凹な転がりはしないのだから。順目の下りは13フィート以上転がりますよ。」
私はそんなキーパーです。




このリンク記事の写真 ↑ 、ほんとに14フィートぐらい転がってないすか?
ピンの長さとかボールのサイズとかから想像しますに。(^_-)

さすが富士クラシック、すげーなぁ。
順目の軽い下りなんですね、きっと。あんまり下っているようにも見えませんけど、芝の色も白っぽく写ってますし。


「芝目が順目のしかも下りでこのぐらいの傾斜だと、14歩の距離は10歩じゃなくて6歩の強さで打たなくては駄目」、みたいな読みは、デジタルパットの先の楽しみ、応用の部類に入って来ます。
この辺りが、まだ私は経験不足な面が出てしまうんですよね。

そういった読みが合っているか合っていないかは別にしまして、まずは(実際の距離にかかわらず)自分の中の基準の6歩の距離を、一定の加速度を持って自信を持ってストロークすることができる、ということはデジタルパットの強みだと思います。


ゴルフ歴は24年以上になりますが、経験不足と言いきってしまいます。
デジタルパット歴はまだ1年半ぐらいの新米ですので!!(^^;