11/24/2009

スプーン(3+)とパーシモン・ドライバー


今までにも何度かお友達のブログのコメント欄やらで、「今でも時々パーシモン・ドライバーをレンジで打ったりしている」と書いたことがあるのですが、今頃になって比較してみて気が付きました。


私は、ずーっと以前に書きました「3W購入」って記事にあるスプーンを現在も愛用しております。

最近になって、友人に「すごくいいよ、ディアブロのフェアウエーウッド。」って進められまして最新型の3Wを試してみようと、ショップの鳥かごで試打してみたりしたのですが、いまいっちょピンと来ませんでした。
あまり注目していなかったのですが、なんか最近の3Wって、どれもこれもすごくシャローフェースじゃないですか?MOIを大きくするためなのかなぁ?


正直言いまして、実は私はゴルフを始めた20数年前頃からずっとフェアウエー・ウッドにコンプレックスがありまして、あまりいい結果をもらえていないのです。苦手意識すらあるのかも。
(そんな訳で、歴代のアイアンセットにはやたらと1番アイアンと2番アイアンがラインナップしています。(^^;)

昔レンタルクラブでゴルフをしたときにやけにコースでまぁまぁうまく打てた3Wを購入したことがあるキャロウエイのスティールヘッド・プラスの3+ (シャフトも独特のステップが付けてあるスチール・シャフトでした)ってのが2代目で、このクラブはとにかく右に出てフックで戻ってくる弾道が多かったのを覚えています。
このクラブは日本に置いてきました。

その前の初代はウォーバードの3Wでしたが、ハリソンの極端にトルクの小さい赤/銀色のシャフトを挿していましたが、やや苦手にしていました。
ん?思えばこの辺りが苦手意識の原因だったかも?

パーシモンの時代には、お気に入りのクリーク(5W)がありましたからね。(^^;



そんなことはさておき、今愛用しております3Wは、ショップで何気なく手にした中古を鳥かごで打ってみて、私にしては当たる回数が多いんじゃないの?って感じて、時機に返すことになるかもなー、って思いつつ購入して(笑)、そのままバッグに定住するに至ったクラブです。
グレート・ビッグバーサIIの3+っていう、ストロングロフトのスプーン。

このクラブには前のオーナーのリシャフトだろうと思われますが、アルディラの85Xっていうシャフトが挿さっていました。
この重くて硬いシャフトがまるでスチールシャフトのような手応えだったからでしょうか、よく分かりませんが苦手なりにも比較的打ちやすく感じたのです。


前置きが長くなりましたが(^^;、この間レンジでパーシモン・ドライバーを打っていて、ふと「3Wと打ち比べてみよう。どっちが飛ぶだろう?」

・・・ぐらいな気持ちで、打ち比べてみました。

それから、見比べてみまして。
(なぜ今まで一度もやらなかったのでしょう?)


構えたときのフェースの大きさ・形といい、



ちょっとディープ目のフェースとその大きさといい、



なんかけっこう似てませんかね? (^^)

本間Extra90のトゥ側クラウン寄りの痛み具合が恥ずかしい限りなんですが、そこで打っちゃうんですから仕方ありません。(^^;

当時はツーピース・ボールが出だしていまして、硬いボールに対応するためにフェース・インサートにカーボンで金属を挟んだプレートが使われていたりしたんですが、そのプレートに入んないところのフェースの木の部分で打っちゃうから痛んじゃうんですよね。
カバーかけて、大事に使っては居ましたが、私の腕ではボールで痛んじゃうんだから防ぎようが無いです。(^^;

元は、本間自慢の軽量ボロン・シャフトの一種で、バイオレット・シャフトって呼ばれていた濃い赤紫色のカーボン・シャフト(爪ではじくとピンッピンッて感じのガラス系の音がするシャフトだったような気がします。)が入っていたのですが、私が当時出たばかりのプリシジョンのスチールシャフト、FM7.0にリシャフトしました。ステップが入っていて、内側に立て溝が切ってあるんじゃなかったかな、と思います。


シャフトはもちろんパーシモンドライバーのスチールシャフトの方が重いのですが、長さは、本間Extra90の方が当時のドライバーの標準長で43インチ。 3Wの方は(今まで知らなかったんですが)どうやら43インチ3/4か、44インチ相当の様です。

こんな感じ。



長さもちゃんと把握していなくて愛用していた私。(^^;
確か以前パターでもそんなことが。(x_x;


飛距離の方なんですが、たぶんどっこいどっこいだと思われますね。

ロフトがよく分からないのですが、3Wの方は+が付いたストロング・ロフト・モデルなのできっと13-14度ぐらいで、パーシモンDRの方は11-12度ぐらいでしょうかね?
どなたかご存知でしょうか?


私は、どちらのクラブもティーアップするときはかなり低めにして打ちます。
このパーシモンならシャフトがしっかりしているから打ち込めますし、ヘッドが高重心に出来ていてフェースの下の方で捉えてもボールにスピンがかかりますから、地面からいわゆる「直ドラ」でも普通に打つことができます。

ホント、今になって考えると、ずいぶんクラブって変わりましたね。

弾道は3Wの方が高く上がりますけどキャリーは出ている感じ。ランを入れた距離は(上手く打てたときの)パーシモンに分があるかも知れません。 まぁ、200yを越えちゃいますとレンジの打席から見えませんので、コースで打ち比べてみないとわかんないんですが。


ごちゃごちゃと、思い出話に終始してしまった感がありますが(笑)、どうも私の3Wは限りなく本間Extra90 に見た目もバランスも似ていたので、なんとか打てる、って雰囲気がするのかも知れないな、と思った次第なのです。(笑)


11/23/2009

ブラックゴールド (ゴルフ・クラブ)


ここは以前3年ぐらい前にプレーしたことがあったっきり、なぜか子供が熱出してキャンセルしたり、急な仕事の都合で行けなくなったりしてずっと縁がありませんでしたが、この週末、私のゴルフバディに予約を入れてもらってミニ・トーナメントに参加することが出来ました。

ノリさん、いただいたギフトありがとうございました。 「なんて書いてあんの?」って聞いて、喜んでましたです。(^^))


このコースは、リチャード・ニクソン元大統領の生家があるYorba Linda市にあります。
けっこうタフなチャンピオン・コースです。


Black Gold Golf Club
http://www.blackgoldgolf.com/


Arther Hill氏の設計で、まだ2000年に出来たばかりのコースです。

元シェルの原油採掘場所だったアップダウンのきつい立地に造られていまして、、アンジュレーションがきつくてうねったグリーンと、フェアウエーやグリーン周りもまたあちこちがうねっています。
傾斜からの打ち方をやらなければならないショットを多数要求されます。

グリーンのスピードは私の基準のスピードと同じくらいでしたが、コンパク
ションが高いようでグリーンへのアプローチは跳ねて転がってしまうのを計算に入れなくてはなりません。
下りの順目のラインは流れるようにスーッと行ってしまうので、すごく速く感じます。

しんどいけですど、こういうグリーンは好きです。(^^)

また、コースの整地されていない部分は自然保護区域になっていて、
rattle snake(がらがら蛇)注意の看板があちこちに設置されています。

今回は特に、7歩以下のパットの打ち分けを実践するべく、意気込んでのラウンドです。(^^)



ではいつものようにいくつかのホールをご紹介します。


3番ホールのグリーンです。 短い364yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


私もフェアウエー左サイドにある巨大なバンカーにティーショットを入れてしまいまして、2打めは左手前にショート。
3打めのアプローチはこの写真で言うと真右の方から、やや左足下がりのライからこのピンへ打ち上げて寄せる易しくない約30yでした。

珍しく上手く打てまして、写真にx印を付けた辺りの2歩(約1m半)に付けました。
1番の1歩ちょっと、2番の横のラインでダウンヒルややフックラインの2歩のパー・パットをしぶとく決めてきていましたが、ここは下りで右に2カップ半くらいかなり曲がるスライス・ラインです。

1番2番のパットを見ていた、この日初めて会うスコット(ちなみにこの人は7.5度のXシャフト中調子のドライバーを使いながらもシャフトがしなりすぎて弾道が安定しないという怪力プレイヤーでした。ハンディは15らしいですけど。)が、「このパットはどうかな?」って声かけてきましたので、

「下りのスライスは人類には決めらんない」ってこの間雑誌で読んだんだよね。とか答えつつ、6.5cmのテークバックで打ってみたら、入ってしまいました。(笑)

外れたらまた1mぐらい行ってしまいそうでしたけど。(^^;



4番の496yパー5の3打目は50y(うちグリーン上が30yぐらい)のアプローチでして、グリーン手前ぐらいにワンクッションで低いボールで転がして行ったんですが、最後ぐぐぐーっと左に90度ぐらいカーブして行ってカップをかすめ、30cmに止まってくれてバーディーを奪取。
3番のパーパットが入ってくれたのが好影響した感じです。(^^)

しかし次の長い430yの5番をボギーにした後、

6番のティーショットはドライバーのトゥ寄りで打って左へ曲がり、わずかに1yぐらいハザード・エリアに入ってしまい、1ペナルティーを払ってドロップ。
(結果的にこのホールはダブルボギーにしてしまいます。)

その6番のティーショットを終えた頃に、Roadrunner (ミチバシリ)と呼ばれている種類の鳥が姿を見せました。すかさずパチリ。(^^)



可愛いでしょ?

「ミッ、ミッ!」って言って、ピューン!って走るこのカートゥーン、ご存知でしょうか?





次の写真は8番ホール、203y打ち下ろしのパー3です。

画像をクリックで拡大します。

(写真はグリーンからティーへ振り返るアングルで撮っています。)


私はややフック気味に打ったためにグリーン左約1yに外し(この写真で言うと右の方ですね)、そこからのチップショットを約2歩に寄せました。
この写真ではx印ではなく、カップ手前左に写っている白いのが私のマークです。

この2歩が決まってくれてパーが取れたのは、気持ちの上でかなり大きかったです。
フックラインでしたし、チップショットで転がってきて通り過ぎてますから言わば返しのパットみたいなもので、3番とは比べ物にならないくらい楽に感じる2歩でしたが。



次は15番の短いパー4、左ドッグレッグのパー4の写真です。

画像をクリックで拡大します。


どうでも良いのですけれど、正面後方、上の方に見えている家の横の道路、ものすごい急な上り坂ですね。(笑)
写真に写っています右サイドのフェアウエー・バンカーまでが225yですので、このバンカーの左狙いでティーショットしました。

2打めはドドーっと打ち上げて行くのですが、ちょっと使うクラブを読み違えまして手前に16歩(約11m)残しましたが、このパットは難しかったです。
14歩ぐらいまでは上っていて、そこから先はカップに向かって下っていくんです。
特にカップを過ぎてからが下りがきつくなっていますので、過ぎてしまうとボールは止まりそうにありません。
返しの方がラインが見えますから通常なら50cmぐらい長めに打っていく“予定”で打ちますが、ここはとにかく14歩(約10m)の稜線まで打つこと、
カップを過ぎるスピードで打たないこと、を念頭においてパットしましたが、2歩ショートしました。

結局この2歩の下りのスライスをカップに蹴られて外し、3パットしてしまいました。
(すんごい悔しいです。)



これが最終18番の美しい池越えのホール、518yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


この写真は、10番パー3のグリーン上から撮っています。
石垣の滝の後ろにあるのがクラブハウスですね。


ティーショットはこんな感じで、長くは無いパー5らしくティーショットはタイトな感じ。

画像をクリックで拡大します。


ドライバーは、この日一番しっかりした当たりでフェアウエーセンターをキープ。

2打めは池まで200yでしたので、池までは届か無いクラブで打ってレイアップしました。
3Wを完璧に打てば届かなくは無い距離でしたが、池越えにならない左の花道は幅が狭くてとてもそんな確率の低いギャンブルは出来ません。
3打目は池越えの、ピンまでは89yでグリーン奥のエッジまでが95y。(カートに付属のGPSに拠ると、です。)

池には入れたくないんですが、硬いグリーンですのでピンよりかなり手前に落としたい。
普通なら池越えは大きめのクラブを選ぶんですけど、ここは17番でバーディーを獲れていた勢いで、フルショットのウエッジを選びました。

少し左下がりの少しつま先下がりという複雑なライでして、ピンの左手前に落とせばグリーン上の傾斜で右に流れて転がって拠るんじゃない?ってアドバイスをもらい(10番から見えてましたから、チェックしといたんですよね。)、そういう狙いで打ちましたがグリーン右いっぱいのエッジのところにオンしました。

ディボットの跡を確認してみましたが、ターフはピンの5yぐらい左に向いていました。
ライの傾斜の関係で、右に飛んだんですね、きっと。

得意な7歩(約5m)のやや登りの軽いフックライン。
狙って沈めに行きましたがALで外れて1歩残し。
返しもなんとかしっかり打ててパーで気持ちよく終了できました。


11/22/2009

Glowball Golf at Coyote Hills


これは一風変わってます。 :-p


近くにあります、コヨーテ・ヒルズゴルフコースから、こんなメールが届きました。

Glow Ball Golfのお知らせです♪

画像をクリックで拡大します。


要するに、金曜日の夕方暗くなる頃にゴルフ場に集まって、ビュッフェ形式の素敵なディナーをみんなで食べてる間に日が完全に沈んで辺りが暗くなったら、ショットガン形式でゴルフしようじゃないの。
そんでもって表彰式とかもやってエンジョイしましょう。って。

なんでも人気イベントらしくて、予約のウエイティングまで出るって書いてあります。


最も変わっているところは・・・、ナイター・ゴルフじゃないんですね。

蛍光スティックをねじ込んだ緑色に光るクリスタルボールを使って、暗闇の中プレーしようって訳なんです。
なんだそりゃ?(笑)


バック9の9ホールだけでのプレーなんですが、暗くて運転できませんから歩きでの参加のみ。
・・・まだ、なんだか的を得ませんね。

まがりなりにも、ペイン・スチュワート設計の、かなりアップダウンのある難しいコースなんですが、月明かりだけでまともにプレーできるんだろうか?
もっというと、ボールは光ってるかも知んないけど、クラブヘッドはろくすっぽ見えない訳で、ちゃんと当たるんだろうか?打てるんだろうか?


ちょっと検索して、昨年の大会の様子をリポートした記事を見つけました。

www.tydaniels.com/coyote-hills-glow-ball-moonlit-golf-tournament/



どうもですね、すっごい楽しかった風に書いてあります。(笑)

ところでこのリポートを書いているのは、以前この記事で取り上げた弾道の解説イラストを書いていたサイトです。


ボールは2個支給で、3個目を自費購入することも出来るが、3個ロストボールした時点でそのプレイヤーはジ・エンド。

昨年は2人ペアで、いい方のスコアを採用するベストボール方式だったらしいです。

暗くて、最初は上手くボールに当たらないんだけれども、20分もすると目と体が慣れてきて打てるようになってくる。 そのうちに満月が高くなってきて、ほの明るくなり、楽しく打てるようになってくる。

すぐにボール無くなっちゃうかと思うと、光るボールってのは捜しやすくて、かなり深いラフに入り込んでいても楽勝で見つかる。(私の感想: でもなー、谷に落としちゃうとだめでしょ?)

ボールはね、通常のゴルフボールより2クラブもしくは15-20%は飛ばないらしいです。
しかし!パターで打つときはよく弾くらしい。


ティーボックスには、オレンジに光るかぼちゃが置いてある。
コースのフェアウエイ中ほどには、ガイドとして赤く光るスティックが設置されている。
ピンフラッグは、頭のところが緑に光っていて、カップにも緑に光るブレスレットが中に入れてあって、場所が分かるようになっている。
各人は、光るスティックを帽子などに付けてコースのどこにいるか分かるようにする。


楽しくなっちゃって、「もう俺は暗闇でしかゴルフやんねぇ!」なんて言い出す人まで居たらしいです。(笑)

年1回だけのイベントで、また1年待たなくちゃなんないのが玉にキズ、とか書いてあります。(笑)
(私の感想: ホントかよ?)


とかなんとかいいつつ、“変なイベントはやってみなくっちゃ魂”がむくむくと。(笑) (^^;

予約入れちゃいましたよ。(笑)
12月4日(金曜日)です。
(たぶん満月?)

なんか興奮してきました!(笑)



***

ちなみに、これが以前普通の明るい時にラウンドしたレポートです。

コヨーテ・ヒルズ(ゴルフコース)