1/09/2010

計測機能付きパター その2


計測機能付きパター(DMMP)」という記事のフォローアップ記事です。

前回、trimetalさんにこのパターの存在を教えていただいて記事をアップしたら、開発者で社長でいらっしゃる、ご本人の小祝秀明さんが直々にコメントをくださってビックラこいてしまったんですが、

思えばあの時に、使い方で私がよく分からないツボを、どうやって克服するのか聞いておけばよかったです。


ただね、まだお買い上げにもなっていないお客さんでも無い私が根掘り葉掘りお聞きするのもナンだな、とか思いまして、遠慮いたしました。(^^;
会社ホームページの「お問い合わせ」コーナーにも、まずは買って体験してね、とのメッセージがあったりしますし。(^^;


フォローアップ記事まで書くからには、ワタクシ非常に興味を持っております。
(ただしグリップにだけ、ですが。)
形状も、私の好きなピストル型と呼ばれるグリップですし、とても欲しいです。

で、これはいつものように実験してみるに限る、と思い、やってみました。
2万ウン千円という価格では到底買えませんので(すみませんm(__)m)、
まぁ“エッセンス”を理解した上で自作。
(送料もけっこうかかっちゃうんです。すみません!(^^;;;)
もちろん、競技で使えるわけではありませんので、ヘンな付属物も、グリップに露骨に書いた数字も、とりあえずOKです。


で、使ってみますと、大体こんな風に見えます。


画像をクリックで拡大します。


グリップエンドに付けてあるストローで向こう側が見えれば目の高さに合わせてある、って印です。
シャフトを摘むように指先で持って、地球からの万有引力(重力とも言う)を利用して、パターを垂直に、そしてボールの真上に来るように持っています。

数字はかすれててよく見えないかも知れませんが、「36」って書いたところに、うちの息子くんが大好きなスポンジ・ボブ顔の黄色いゴルフ・ボールをカップインさせようとしているホールの見える位置が重なってますから、このパットは、36cmのテークバックでバッチリです。

ちなみにこれは、登りのフックラインです。

ね、なんかかっちょいいでしょう? 訳ありな感じ。(^^)
(私の自作パター・グリップは雑で汚くてダサいですが。)



「えー? でも速さの違うグリーンはどうなの?」
「上り下りとかどうなの?」

って、思ってしまいがちですが、そんなご心配は要りません。
なぜなら、同じグリーン、同じ傾斜で30cmのテークバックでボールをうち、キャリブレーションしてその時の腕の長さ(ボール真上のパターグリップから目まで(どのくらい離れて持つか)の距離)を決め、アジャストしてあるからです。


このボールを、36cmのテークバックで(私の場合ですと靴の中の右足小指ぐらいまで引いて)打ってみますと、確かに距離バッチリなんですわ。
かなりいい感じです。

こりはすごいかも?!

画像をクリックで拡大します。


うちの息子くん、お気に入りのスポンジ・ボブ・ボールと、(他のコースの)ブランクのスコアカードと鉛筆を渡したら、パットしては端っこに走っていってなにやら数字を書き込んで、またパットしに戻って来て、2つカップインさせると、また端っこに戻っていって楽しげに書き込んでいました。(笑)
みてみますと、22とか、4とか8とか、なかには100とか96とかも書かれていまして。(^^)



しかしですね、今のところ私にとっては問題があります。

1. まず第一に、ボールの真上にパターを吊ること自体に、かなりの練習を要する。
(練習するだけならよいのですが、ほんの少しのズレが、けっこうcmの差になって出てきてしまいます。)


2. グリップのマーク位置30cmでキャリブレーションした「腕の長さ」を次のホールで正確に再現出来るかどうかの方法論が全く思いつかない。
(いまキャリブレしたラインで、直後に測量してみるとかなりいい線でテークバック量が出てくるのですが、“肘の曲げ具合”とでもいいましょうか。この再現性は、測量のカギになります。)

練習グリーンでのキャリブレーションで、その場で打つにはいいのですよ。

しかし私だと1番のグリーンからすでにキャリブレーションしたとおりにセットできないと思われ・・・。


3. あと、やっぱり距離自体は歩測の方が正確ですね。
(で、せっかくの歩測を、このグリップ測量システムに反映できない。 というジレンマが出ます。)


以上が、実験してみての私の感想です。




***

追記いたします。

DMMPグリップの開発者でDMMP社の社長である、小祝さんからコメントで、すごく楽しみなお知らせをいただきました。

グリップ単体での発売です。
クレジットカード決済もOKになったのだそうです。

以下、旧記事にいただきましたコメントです。


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DMMPデザイン社の小祝です。
ネットだけではありますが、お知り合いになれて大変嬉しく思います。

Z様のご意見にありましたように、グリップ販売、グリップ交換サービスを始めました。
一度お使いいただき、ご評価いただけると幸いです。

今年に入って、西日本新聞、西日本スポーツ新聞、読売新聞(九州)、産経新聞(中部)・・等に広告を出させていただき、メディアの反応に驚いております。

検索は DMMP で私の手作りホームページが出ます。1月からクレジットカード決済システムを導入しました。

今後とも応援の程よろしくお願い申し上げます。


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と、いうことで、ご興味をお持ちの方は、ぜひトライなさってみて下さい。

私ももちろん買います。 (^^) ♡



1/07/2010

2009年の成績と、2010年の数値目標


昨日の朝、The voice of the Angelsのローリー・マーカスが亡くなってしまいました。
朝、目を覚まさなかったのだそうです。

この8年間、殆んど毎日のようにラジオから流れる彼の声を聞き、年平均90回以上も(チームが勝利したときに決まって彼が言う名フレーズ)「Just another Halo victory!」を聞いてきました。

とても人柄がよくて、この人を嫌いだと言う声を聞いたことがありません。

54歳の若さ。

突然の訃報に、言葉もありません。 - R.I.P.



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(本題に戻ります。)


遅ればせながら、2009年の成績を振り返ってみました。(^^;


一昨年(2008年)12月の、「パット数40%!の法則」という記事の後半で、生まれて初めてパッティングのデータを集計してみました。
(「あんた、20数年も何やってたの?」って聞かないで下さい。(x_x;)


一昨年(2008年)12月の記事の中で、

>(現在までの)33.53/81.3 = 41.24%が、仮にラウンドの平均で約 「1パット」
> 減って32.5になれば、単純計算で、32.5/80.3 = 40.47%。
>
>うん、このぐらいを目指すべきだな

って書いたのですが・・・、
どうだったでしょうか?

デジタル・パット実践の効果は上がったのか?



ブログを始めてデジタルパットに取り組むより前の2007年以前及び2008年4月以前のデータはありませんが、


2008年 (5月-12月)
Score Average:    +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)


2009年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)


をををー! これはすごい。
我ながら感心しましたが(笑)、スタッツは向上し、目標達成しています。(^^)

Putts per GIRも、かろうじて2.000を切りました。 
(この数字自体は、GIR(パーオン)して居ないときは3パットしようが4パットしようが関係ないってのがナンですが、まぁ所詮は自分のためだけのデータですからいいでしょう。)

パット数がラウンド当たり1打以上減っているのに、平均スコアが少し落ちていてパーオン数もほぼ1ホール落ちているのは、ラウンドするコースの種類が増えて難易度が増しているからです。
(ちなみに私のGIRは厳密ではありません。 グリーンのカラーのやつとか、ちょい外のやつも主観で数に入れたりしてます。 逆にパット数としてはわずかに増える方向ですね。 ま、自分のためですので。(^^;)


ちなみにスコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
(2010:   +8.0 +7.0 = +15.0)

大体、バック9 の方がスコアがいい傾向にありますね。
私以外にも、そういう方が多いんじゃないかな?とか思ったりしてます。


2007年のデータは、11コースだけ。
22ラウンドですから、6割以上は近隣の3コース(厳しくない、値段もお手頃です)からのデータです。
07年は、12/25にパーム・スプリングズのランチョ・ラスパルマスで74
(パー71, ディファレンシャルで5.5でした。)を出したのがベスト・ラウンドでした。
ワーストは、トランプ・ナショナルでの94(51・43)。
(後に、07年のベスト・ラウンドは8/19のロス・セラノスの 81(ディファレンシャル3.9)だった(x_x;、という不思議な事実が判明します。→「参考記事」


2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
フロント9を夕方に、バック9を別の日の早朝にラウンドしたデータとかも混ざったりしてます。
(「約」って付いてるのは、日没サスペンデッドで13番までしかやってないのとか、1ラウンド+9ホールやったのとか、いろいろ混ざっていますので。)

08年は、12/29に、TPCバレンシアで77 (パー72, ディファレンシャルで4.4でした。)を出したのがベスト・ラウンドでした。ワーストは、・・・太平洋クラブ益子での91(44・47)をわずかに抑えて、インダストリー・ヒルズ(ベイブ・ザハリス・コース)での92(50・42)でした。ディファレンシャルで15.5。


2009年は、約40ラウンドでした。
ブログ効果でしょうか。 ラウンド数も最大限に頑張っています。(^^)
08年後半ぐらいから、けっこういろんなコースに挑戦していますね。
合間合間に近隣コースでもプレーしてます。

09年のベストラウンドは、4/29に、Navyコース(デストロイヤー・コース)で
76 (パー72, ディファレンシャルで2.8)ですね。
これは、キャリアでのベスト・ディファレンシャルでした。
そしてワーストは、ペブルビーチ・リゾートのスパイグラス・ヒルでの 91
(51・40)、をわずかに抑えてインダストリー・ヒルズ(アイゼンハワー・コース)での 92(52・40)でした。

・・・と、思ったらまだ悪いのがありました。
ラ・カニャダでの89(45・44; パー70)のディファレンシャルが、18.4と最大でした。(x_x)!


2010年は、まだ元旦のエンジェリス・ナショナルのデータひとつだけですね。


そういう訳で、平均スコアは微妙に落ちたりしていますが、ゴルフ内容はだんだんよくなって来ています。

そして2009年の、平均パット数 32.23パット/ラウンドで、平均スコア +9.4 (パー72なら、81.4相当)、並びにGIRパット数1.967という数字は、読み換えますと実は私にとっては非常に嬉しいデータなのです。

パット数40%!の法則」という記事の中で、「自分はパットが好きでどちらかと言えば得意だと思っていたのに、集計して計算してみると41.24%。 40%を上回って、どちらかというと自分のゲームの中でウイーク・ポイントになっちゃってるじゃないの?!」って、ショックを受けていたんですね。

その観点から言いますと、09年のデータは、
32.23/+9.4 = 39.59%となって40%を切りますから、パッティングが私のゲームの中では強みのひとつになった、と言えると思います。(^^)

また、GIRで2.000を切ると言うことは、3パットでボギーを打つよりも、1パットでバーディーを取った数の方が(わずかですが)多かった、と言うことを表しています。


ブログにいろいろ能書きを書いて来ていますので(笑)、大体こんな感じになってるかな?とは思っていましたが、あらためまして、golfreak銀さん
並びに、(特に)ノリさんに、厚く御礼を申し上げます。m(__)m




さて、2010年の目標です。


1. パット数/ラウンドは、31.60以下をターゲットに。(? <- 32.23 <- 33.53)

2. パット/GIRは、1.944以下に。(? <- 1.967 <- 2.029)
(大目標は、1.888を照準に、高いレベルを目指します。)

3. 平均スコアで、今年は+9.0を切る。
(平均スコアの目標は、ハンディキャップとは別に必要です。 叩いてしまった日のラウンドも、諦めずに粘り強くスコアをなるべく減らす努力をするために。)



余興的に、バーディー数なるものも数えてみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)

ふぅ~ん、大体ラウンドあたり1個ってところですね。
パットの改善は、主に3パットの激減による部分が大きいようです。
デジタルパットの効果さまさまですね。

そういえばここ数年間、イーグルってものをゲットしていませんでした。過去には何回か経験していますケド。
今年は1個ぐらいはイーグルを決めたいですねぇ。
パー5の2オン1パットとか、3打目チップインとか。 パー4でセカンドをズドンとか。


今季は、デーブ・ペレツ式のグリーンの読みを勉強・実践しまして、『バーディー倍増計画』をやろうかと思っています。(まぁた取らぬ狸。(^^;
これは数値目標ではなくて、作戦です。(笑)

デジタルパットがベースになって、今度は距離のコントロールのみならずカップインに繋げる、より積極的かつ攻撃的な取り組みになります。(ホントか?)
あくまでも今の程度のパーオン率で、パット(及びショートゲーム)の改善で達成する目論見です。



上記目標、半端なようですが実はそれぞれの数値に具体的なバックグラウンドがあります。

例えば、1. の31.6パット/ラウンドを達成できると、09年の39.59%から逆算しまして、79.8なんて言うスコアが出てきますので、漠然と長年の私の夢だった「平均スコア70台 (むしろ80を切るって言うべき?)」っていうひとつの大台をクリア出来るかも知んない、とかまぁそういう数値目標の設定なのです。

平均スコアで 1.4も一気に減らすってのはちょっと大胆な目標ですわね。
でも、31.60 <- 32.23 <- 33.53 っていうペースは、そう無茶でもなさそうに思ったりしてます。


2. のパット/GIRも似たような理由ですね。 2ラウンドで(ワンパットのバーディー)x3個&(3パットのボギー)x2個のペースが、1.944で、1ラウンドに
2個のバーディー&1個のボギーのペースが、1.888です。

判りにくいですねー。(笑)
ま、いいんです。(^_-)


2010年は、 ・・・出足悪いぞ!(笑)


1/05/2010

エンジェリス・ナショナル の2


ここは昨年3月にラウンドして、コース紹介をしているコースです。

エンジェリス・ナショナル(ゴルフクラブ) (以前の記事)
ロサンゼルス北西の郊外サンランドにあります。

2004年に新設のコースで、ロサンゼルス・カウンティでは最初で唯一の
ジャック・ニクラス・グループ設計のパブリック・コースだそうです。


Angeles National Golf Club
http://www.angelesnational.com/


昨年の3月にお邪魔したときは、クラブハウスはまだ完成しておりませんでプレハブにプロショップを置いての運営でしたが、あれからゴージャスなクラブハウスが完成しました。
が、たしか$90程度だったグリーンフィーが週末価格で$188に値上がりしてしまっていました。

我々一般ゴルファーからは大変不評です。
とても整備されたよいコースなのですが、コース自体は変わっていませんので。
「Who cares about the gorgeous clubhouse?」って。

早朝のスタートを取ると、レストランなんかもまだ開いてませんしね。
ホールアウトしたらさっさと帰りますし。


さすがにこのところの不況で(か?)、様々なディスカウントのキャンペーンをして集客努力はしているみたいでして、「元旦早朝に$75で予約取れるけど行く?」って、友人から誘いがありまして、初打ちに行ってきました。(笑)



前回、「距離は短めですが、戦略性の高いレイアウトで、例によってあまりミスショットを許容してくれないジャック・二クラス・タイプのコースだと思いました。」と書きましたが、実はフルバックのジャック・ニクラス・ティーからですとたっぷり7,141y あります。
私がプレーした青のバックティーからだと 6,597y、長くはありませんが決して短いわけでもありませんでしたね。

コースレート/スロープは青ティーからで72.1/136 (パーは36・36=72)ですから、厳しいコースであることに間違いありません。


グリーンはどれも大きく、その代わりにポテトチップ型の大きくうねったアンジュレーションのきついグリーンです。
グリーンのスピードは私がプレーする他のコースよりも速いです。


大好きなのにいつもやられているジャック・ニクラス設計のコース、気合を入れて行きたいところですが、そんなものは(私の場合)大抵は空回りしますね。(笑)



いつものようにいくつかのホールの写真をご紹介しますが、コースのサイトに綺麗なレイアウト図がホール毎にリストされていますので、今回はコース・レイアウト図も併せてのご紹介ができます。

いつもはティーからの写真が多いですが、コース紹介も2度目ですし、ティーからはグリーンがブラインドになっているホールも多いのでたまには趣向を変えて、(私の)セカンドショット地点シリーズっていう感じで行ってみたいと思います。


1番ホールのティーショットは、左の大きくて深いフェアウエイ・バンカーに入れないように、慎重にスプーン(3W)で打ちまして、無難に up&down (寄せワン)のパーでスタートしましたが、
ところがぎっちょん。(←古い。古すぎる!)
続く2番-4番ですでに+6オーバーも打ってしまうヨレヨレの新年幕開けになりました。(T_T)


最初の写真は、2番ホール(Cottonwood)562y、長いパー5の3打目地点です。


画像をクリックで拡大します。


ちなみに(前回の記事でも書きましたが)、このコースはホールのあらゆるところに未整備のエリアが自然保護区域として残してあって、ウォーターハザードのような扱いになっています。
ブッシュに飛び込んだボールは、ラテラル・ハザードの処置を取るローカル・ルールですね。
(OBじゃないので1打儲かる計算になりますが、逆にもしOBだったら厳しすぎるほど至る所がハザードになっています。)

と、いうことで、3打目地点ですが、ティーショットがわずかに右のブッシュにこぼれて入ってしまった私は、実際は4打目です。(^^;
 ボールは見つかりましたから、最後に横切った地点から2クラブレングス以内でホールに近づかない地点にドロップして1打罰を加えプレーした後の地点です。


2つ打ってもまだ145y程度残っているのに、写真にありますような深いバンカーがグリーン前をガードしてます。
当然、私のレベルでは旗ではなくてバンカーのちょっと右辺りのグリーンを狙いますよね。

グリーンに行ってみますと、まだ21歩(約10m)ありましたがこれが13歩目ぐらいまでは緩やかに登った後、カップに向かって左斜め下にグッと下るラインで、2パットに収めるのは至難の業です。
稜線(にみえる)辺りで止まりそうなスピードで打ってみるしかありません。
デジタルパットの出番ですね。(^^)

うまいこと、「あ、そこで止まっちゃ、速い下りが残って余計にやばいよ。」
って場所で止まりそうになったボールは・・・、
さすがに速いグリーンです、止まりかけたボールがすーっと動き出して、カップ左に向かって下りて行ってくれました。
あと10cmぐらい強く打てたらもっと良かったんですが。
(友人たちにはこのパットは褒めてもらえました。)

そして残った2歩のセカンドパット。カップと同じくらいの高さで止まっていて、横のフック・ラインです。
これはカップに蹴られてしまいました。(T_T)
新年早々の2ホール目で3パット。
ですが、・・・まぁ納得の3パットです。 (でも、これはダボ。)



続いては、4番ホールでフェアウエーバンカーからの2打目で打ったペナルティとグリーン手前のポット・バンカーにやられて今季初のトリプル・ボギー(T_T) を打ってしまった直後の、5番(Arroyo)パー4、378yのコース図と、2打目地点の写真です。


画像をクリックで拡大します。


打ち下ろして登ってくる感じのティーショットを左のフェアウエーバンカーの手前に打ちまして、残りはここからで155yぐらいです。

コース図には、ティーショットをバンカーの右(の狭くなっているところ)に、その右のarroya(涸谷)に入れないように打てば、2打目はベスト・ビューになります。とか書かれてますが、私にはドライバーにそんなコントロールありませんから、無理!

このショットは芝の長いラフからだったのですが、幸いにボールが沈んでいませんでしたので、上手く打てました。左足上がりですから、大きめのクラブ(私ですと5I)でスリークォーター気味に。

5歩(約3m半)に付けパーをゲット、スコアの流血を一旦止めました。(^^)
(実は止血は完全ではなく、8番-12番のペナルティーがらみの再流血に至るのですが。)


つづく6番ホール(Hollow)は、416yのパー4です。長めのホールですね。
ここのドライブはよく飛びました。(^^)


画像をクリックで拡大します。


ここからでも、まだ140yぐらいあります。しかもブッシュ越えの上り。

コースにも書いてありますが、このグリーンは、左の方半分ぐらいは左奥の方に向かってだんだん、どーんとすり鉢状に落ち込んでいまして、グリーンへ打ったはずのボールがコロコロとグリーンの外まで転がってしまい窪んだところの底近くまで行ってしまいます。
でも幸いこの日はカップがグリーン右端の方に切ってありました。

ピンの左奥、3歩(約2m)の下りのフックラインに付いたパットを沈めて今季の初バーディー。
やっぱり嬉しいですね。(^^)

いつもドライバーがこのくらい気持ちよく飛んでコントロールできたらいいのになー。



次は7番ホール(Roller Coaster)のパー3、164yのコース図と写真ですが、ここのグリーンは特にすごいんです。 ジェットコースターというホール名もそこから来ています。


画像をクリックで拡大します。


この写真で言いますと、左方向やや手前側にティーイング・グラウンドがあります。
(ちなみに、この角度で撮った写真で7番グリーン後方に見える美しい山々は、前回の記事でクローズアップしていた14番ホール(Feed In)の写真で後方に写っていた山々と同じ辺りの山々です。)

コース図にも、「中程度の距離のパー3、ここではショットの正確性がカギです。非常にうねったこのグリーンでは、ピンプレイスに拠ってボール乗せる場所を的確に選ばないと、とても難しいパットを残すことになります。
手前の(小さくて)深いバンカーやグリーン後ろのarroya(涸谷)にも気をつけて下さい。」とか書いてあります。

それができたら苦労しないんですが(笑)、私は幸いにもティーから見てピンのやや左後方(写真の角度で言うと、やや右の後方です。 x印の辺り。)にグリーンをこぼして16歩(約11m)、グリーンの外に5フィートぐらいのところでしたのでパターで寄せてパーを取れましたが、

もしも、この写真で左手前(ティーから見て右手前)の位置なんかに乗せてしまいますと、グワーンと急勾配を登ってからスィーっとカップまで下る(し、しかも道中がカラーにかかるかも知れない)という恐ろしく難しいパットになりますね。
上手い人なら、グリーン上からピッチショットを打ちたいぐらいでしょう。



次なる2打目地点は(笑)、15番ホール(Sunland)のパー4、418yのコース図と写真です。
9番の446yほどには長くありませんが、登っていますからここも長いです。
9番ホール(Oak Tree)にはしかもグリーン手前にarroya(涸谷)があって、ティーショットがいい当たりでなかった私は2打目を100y打って刻まなければなりませんでした。)


画像をクリックで拡大します。


テーショットはフェアウエーバンカーを気にしなくてよいので少し気楽ですが打ち上げています。

コース図には、「ティーからはドローボールを打って、フェアウエーの高くなっている左側の方に打つとグリーンへのアプローチが楽になります。 低くなっている右サイドへ行ってしまうとフェアウエーからでも一部ブラインドになってしまうし、(バンカー越えの)難しいアングルになってしまいます。」と書かれていますが、
私のボールは真ん中やや右サイドですね。(^^;

残りは約165yくらいで、この日調子良かったユーティリティーの4番で打ちましたが、右寄に切られていたカップの奥9歩(約6m半)に乗ってくれました。

それにしてもグリーン手前のバンカー、実に嫌なところにしつらえてあります。
あくまでもラッキー・パンチをほとんど許さないニクラス設計のコース、っていう感じがいたします。

13番以降18番までの6ホールは、自分でもかなりいいショットを続けられましたので、叩いてしまった割には気持ちよく帰ってきました。(笑)



次に3打目地点をご紹介します16番ホール(Domino)のレイアウト図には、ニクラス・デザインの、ミスショットをするとボギーでは収まらないコース設計の厳しさの特徴が顕著に現れています。


画像をクリックで拡大します。


写っているのは、一緒に行ったうちの一人、トニーです。
私は、昨年のTPCバレンシア以来、一緒にプレーしたのは2度目です。

コース図の説明では、「ティー・ショットを運ぶ位置にはフェアウエー・バンカー群が取り囲んでいます。 もしもそのうちのひとつに入れてしまおうものなら、フェアウエーのセカンドショットを運ぶ地点より手前を横切る3つ並んだ小さなバンカー群の手前に刻む羽目になるでしょう。
そうなると、今度はセカンドを運ぶ地点の先、グリーンの手前にあるバンカーのような大きなウエスト・エリアがプレーに影響してくることになります。

そして、このウエスト・エリアに入れてしまうようなことになると、今度はグリーン右手前のバンカーが小さいながらも影響してくることになり、(バンカーを避けて)グリーンの左側のこんもりした部分に乗せなければならず、パットを難しくすることでしょう。ひとつのミスショットが、まさに(ホール名にある)“ドミノ”効果となって悲劇へと導くのです。」となっています。

私は幸い、1打2打といいショットを打って、3打目はこの写真の地点に来ていましたが、ここからの約110y、9Iで打ってピン右1mにズンと落ちたいいショットでしたが、あいにくピン位置はそのグリーン左側のこんもりした部分でして、ちょっとスピンで戻ったが最後、するするするする戻って来て、グリーンの外まで出てしまいました。

これをPWのチップショットで乗せ直して上りの2歩(約1m半)に付けましたが、パットがA側で蹴られてしまい、ボギーにしました。

ちょっとミスるとすぐにダボ、いいショットを繋いで行っても簡単にボギーが打ててしまうニクラス・デザイン、恐るべし。



今日も(笑)、長くなっちゃってますが、
美しい最終18番(Creek)の377y、パー4も、写真をご紹介します。


レイアウト図には、「フェアウエイ左側がずっとクリークになっているティー・ショットは約40フィート(12m)の打ち上げになっていて、逆の右側は深いバンカーでガードされています。 グリーンへのセカンドショットは左側が大きなLake、右側にはバンカーと芝の深い窪みで、良いショットが要求されます。
グリーン・オンしたあともエキサイティングなホール構成は続きます。 ここのグリーンは、コース内でももっともアンジュレーションの大きなグリーンのひとつなのです。」と説明されています。


これが、ティーイング・グラウンドからの写真。

画像をクリックで拡大します。


左側にずーっと続くクリークは、ここからは見えません。

右のバンカーは、逆にその右のカート道とその外のarroya(涸谷)エリアに行かない救済バンカー的にも見えますが、このフェアウエー・バンカーに入れてしまったら、2打目はちょっとグリーンを狙うことはできなくなってしまうと思います。
190yぐらい残ってしまいますのでね。

カートのGPSに拠れば、グリーン側の池までは 281yということでしたので、私には到底届かないということで、ドライバーを気持ちよく振って行きました。


上手く振りきれたドライブは、上の写真の稜線を越え、ここまで来ました。
2打目地点の写真です。
カメラの露出の関係で、ちょっと色目が違っちゃっていますが。(珍しく雲の変化が激しい日でしたので。)
   ↓
画像をクリックで拡大します。


思ったより池の近くまで来ていて、ちょっと驚きました。(笑)

13番ホール以降はいいショットが続いていたので、この2打目も水を恐れずに思い切って打てました。(^^)
水を恐れずに、って(笑)、ここまで来ていますと、残りは130yくらいですけれどね。
でも、プレッシャーのかかるショットです。
水越しで、ちょっと遠く見えますね。

ピンの奥方向にグリーンの傾斜を転がってしまい、2段グリーンのような登りの11歩(約7m半)が残ってしまいましたが、これを16歩ぐらいの強さで打ってかなりオーバー。
戻って来て欲しく居りませんからね。(笑)

返しの緩い下りのパットは3歩弱(約2m弱)でしたが、ややフック・ラインでしたので上手く決めることが出来てパーで締めくくれました。(^^)


なかなかに山あり谷ありの楽しい2010年元旦の初打ちでした。