5/20/2010

エリカ・ブラスバーグちゃんのメモリアル


娘に絵本を読んであげていて、シンデレラの本名が、「Ella (ギリシャ語の名前で、torch(トーチ)とかbright light(明るい光)という意味。)」だったと言うことを初めて知って愕然としたやきそばパンZです。

そう言えば、「灰かぶり姫」とか聞いたことがあったような無かったような・・・。

Cinder(暖炉の燃え残り)+Ellaで、Cinderella(シンデレラ)だったのか。
舞踏会に行って幸せになった後は、Cristalellaとかとかに変わってもいいのにね。(^_-;

「『Happily ever after.』とか言うけどね、王子様と結婚して宮殿に入ったりしたら、実はその後が大変なんだよ! 継母からは逃げてね、仲良しだった動物たちと暮らして、しがらみのないイイ男探した方がいいんだぞ。」って、まだ3歳なのに言って聞かせてあげる私は、とても良いお父さんです。 ♡


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・・・

エリカ・ブラスバーグちゃんの育った地元、コロナにあるイーグル・グレン・ゴルフクラブで行われた、memorial (追悼式)に行ってきました。


メモリアル(悼む会)は、プライベートで行われるburial(埋葬)に先駆けてゴルフ場で行われました。
お花だけでも。って思いまして。



イーグル・グレンというゴルフ場には、3-4年前に日本からいらしたお客さんとの接待(され)ゴルフで一度ラウンドしたことがあります。
山に囲まれていて、valley(谷)の底のところに配置されている平らなホールと、山間から打ち下ろすようなホールとが、混在している、なかなか機微に富んだ、よく手入れされたコースだったように記憶しています。



Eagle Glen Golf Course
http://www.eagleglengc.com/


画像をクリックで拡大します。


今度また、ゴルフしにこなくっちゃ。



こういった会でもあれですね、アメリカ人のスピーチってのはどこかで観衆を笑わせないといけないようですね。
ある意味、非常に感心いたします。

もちろん、泣きながら思い出を語る友人もあり、いろいろな方がスピーチしている様子でした。
私は時間もあまりないので、10分ほどしか会場に居ませんでしたが。

(それとあれですね、こんな日にもレンジでボールを打っているマイペースなゴルファーのみなさんもいらっしゃるんですよね。 まぁ、アメリカってのは基本的にそういうところですけど。)



テレビ局とか、報道陣も詰め掛けていましたけど、そこになぜか救急車と(白い)消防車が来ていますのは、会場で倒れちゃった方が居らしたからなんです。

大丈夫だったかなぁ。


お花は、会場の係の方(か親戚の方かゴルフ場のパーティーの係の方かよく判りませんが)らしき方に、
「私は一介の町人ファンなんですが、お花を献じたいと思いまして。」
とお話をしまして、
「分かりました。他のお花と一緒に献花いたしますね。 カードは付けなくてよろしいのですか?」
「あ、いえいえ、私は馬の骨ですので。」
というやりとりをして受け取っていただき、会場をあとにしました。



ご家族、とくにお父さんのお気持ちは、計り知れません。



本当に可愛い、若くて将来のある惜しいゴルファーを亡くしてしまいました・・・。



R.I.P.



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追記: 5/22/2010

ゴルフ・ダイジェストのサイトに、エリカのメモリアルについて書かれた記事が載っていました。



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追記: 7/14/2010

エリカの誕生日に、お父さんのメルさんがTVでインタビューに応えました。

「Erica Blasberg's Dad Wants Answers」


まだ、ハッキリした死因や自殺か他殺かなど、結論はお父さんにも知らされていないようです。


亡くなった2日前にもゴルフを一緒にプレーし、なくなった翌日にエリカを訪ねて9-1-1をコールした地元のトーマス・ヘス医師が、容疑者として警察の家宅捜索を受けましたが、この人の関わりも発表されないまま。

何か知っているのに口を開かず、お父さんにお悔やみの言葉のなかったこの医師を、殺人犯だとはまでは言わないが、こういった面もある人物だということは知ってもらいたい。というようなことも話したようです。



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追記: 8/25/2010

さらに続報の記事が出ました。

エリカの死因特定のニュース



5/19/2010

PGAウエスト (ジャック・ニクラス・トーナメント・コース) -2


前記事、「PGAウエスト (ジャック・ニクラス・トーナメント・コース) -1」の続きです。


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PGA WEST (Jack Nicklaus Tournament Course)
http://www.pgawest.com/club/scripts/library/view_document.asp?GRP=13092&NS=PG&APP=80&DN=NICKTOURN


コース図
ジャック・ニクラス・トーナメント・コース・レイアウト図



あとでスコア記録にも出てきますが、この日はドライバーも非常に調子よくて、DAPスコアのポイントが、完全なアイランド・グリーンがある15番ホール(Long Island)パー5において、ヒールで打ってしまいフェアウエー中央の細長い砂地のウエスト・エリアに落ちてしまった「1」ポイントのみ、と、かつて無いくらい良い出来でした。


そのティーショットをミスったホールはこちらです。 15番ホールのパー5。

画像をクリックで拡大します。


バンカーなのか、ウエスト・エリアなのか、区別がつきにくいのですが、どうやらレーキが一切置かれていないのがウエスト・エリアのようですね。


ウエストエリアは青ティーからですと216yのところまで食い込んでいるとヤーデージ・ブックに書いてありますので、このショットは190ぐらいしか飛んでません。

コース図を見ますと、



アイランド・グリーンですね。

私は2打目をウエスト・エリアから、幸いあごからは離れていましたので、ユーティリティーの4番の3/4で打ちました。
このショットですら、窪みは背が高くて完全なブラインドになりますから、池に入れないように池の右側のエリアに向けて慎重に打たねばなりません。

そんな訳で、3打目には190yも残ってしまったんです。

一日中ショットが調子良かった私は、これを3Wで強引に狙いに行きました。
(今思えば止めとくべきでした。(笑) (^^;)

ボールの下の芝の状態はフェアウエーの良い状態だったのですが、スタンスが左下がりの前上がりの複合傾斜で、スライス目に行くのかフック目に出るのか、微妙なところでしたので、レイアウト上フィットする低いスライス系を想定して構えました。

が、これは考えすぎも手伝ってトップしてしまい、あえなく池ポチャに。
(ボールは回収出来ました。)
残りが100yになるように下がった位置にドロップ。
PWで打ちましたが右に流れてしまって15歩(約10m半)も残し、2パットでダブルボギーにしました。

調子は良かったんですが、ドライバーをミスったばかりなんだから、自重するべきでしたねー。



この日は2打目のグリーンへのアプローチ・ショットなどでも(長めのホールでのユーティリティーや、短めのホールのショートアイアンなど)、とても気持ちよく打てていたんですよね。

ですけれども、少しでもブレてグリーンを外しますとグリーン周りの深いditch(窪み)に落ち込んで行ってしまいます。
そこからは、チップショットは使えず、難度の高いピッチ・ショットが要求されてしまうんです。

グリーンは硬く、アンジュレーションに富んでいましたが、スピードはそれほど高速ではなく、私の慣れ親しんだスピードでした。 ちょっと見た目とのギャップに驚いたぐらい。



あと少し、続きの写真をご紹介していきますね。

8番ホール(Lilly Pad)のパー3は半島グリーンです。
それも、ピート・ダイ方式のグリーンと小さなバンカーだけでスポンと切れていて木の板で囲ってある方式です。
青ティーからは、143y。

画像をクリックで拡大します。


半島ですから、(TPCソーグラスと違って)奥はセーフな訳ですが、その奥には5つのバンカー群があって、一番大きいヤツには緑の島まで出来てますから、とてもじゃないけど奥には外したくありません。

もし後ろのバンカーに入れたら、バンカーからのショットで後ろは全部水になってる半島グリーンのへさきにあるピンへ向かって打つなんて、ティーショットより遥かに難しいですがな。(笑)

写真に写ってるの見えますかねー、私のボール。
8歩(5m半)ありましたが、乗りましたよ!

正直、この下りのパットすら池が気になりました。(笑)


水に吸い寄せられる癖があって(笑)、苦手にしている友人は、結局ドロップ・エリアへ行ったんですが、これがまたすごいんです。

画像をクリックで拡大します。


ね?

ここからは75yぐらい。
グリーンの後ろオーバーしてもお水でしょ?
ここからのショットも相変わらずというかむしろ余計に難しいと思ったのは私の錯覚でしょうか?(笑)
(でもね、レイアウト図を見ますと実はこの向きにグリーンが一番長く出来ているんですよ。(^^)  よく考えてありますね。)



もうひとつ、3番ホール(Pyramid)のパー3、163yも難しいホールでした。
ピンの位置が奥目で、GPSでは179yとなってました。

画像をクリックで拡大します。


まだ早朝で空が少しだけ暗いかな。
ちょっと実際の距離より遠く見えましたね。

バンカーの間に見える花道のところは、(というかグリーン内の手前の部分で折れ曲がっているんですが、) ボールがつつーっと手前に転がりでてしまう急斜面になっていました。

ホール名の由来は、グリーンの奥、ピン・フラッグの後ろに見えます三角形のコブというか、盛り上がりの形から来ているようです。



そして、最後になりますが、美しい最終18番ホール(Bear Trap)は、非常に難しい431yのパー4です。
レイアウトと、ティーからの写真をご覧下さい。


画像をクリックで拡大します。


これは、ニクラス得意のレイアウトと言ってもいいんじゃないでしょうか?
名前も「ベアー・トラップ」ですし。

確か石岡カントリーにもこんな感じのホールがありましたよね。
もう少し短かったかな?


ここは、自分の飛距離に合わせてAimingする(狙う)方向を変えて行かなくちゃならないわけですけど、なにしろ430yもありますから2オンで行くには私としてはドライバーを強振せざるを得ない状況です。

・・・でも、それは危険すぎますので、「ここは3オンできればよろしいよ。」と自分に言い聞かせながら(実際、一緒に行った友人には、写真撮りながら「ここはもうパー5じゃね?」と話していました。)、クラブハウスの左端ぐらいに照準して、スイング!

これがほんの少し右に出まして、そこからドローで戻って来て、今日一番距離の出たドライバーになりました。(^^)
危ないとこでしたが、ベスト・ポジションです。

残り175yぐらいでしたので、セカンドも思い切ってユーティリティーの4番でドローボールを打って攻めに行きました。

グリーンの奥寄り、9番グリーンとつながっている方にオンできまして、下りの16歩(約11m)はこの日最後のバーディー・トライ。

・・・は外れて(^^;、2歩(約1m半)もオーバーするピンチでしたが、この返しをなんとかねじ込んでパーで上がりました。


んー、全般に渡って絶好調だったんですが、スコアの方は、またしてもジャックにしてやられた感じです・・・。(^^;


5/18/2010

PGAウエスト (ジャック・ニクラス・トーナメント・コース) -1


日曜日、前から念願だったPGA WESTのジャック・ニクラス・トーナメント・コースに行ってきました。

PGAウエストは、パーム・スプリングス・リゾートにあって、ここの他にもグレッグ・ノーマン、トム・ワイスコフ、ニクラスの各プライベート・コース、それに、ピート・ダイ設計のTPCスタジアム・コースと、6コースに分かれていまして、まだ念願叶う、というところまではいっていませんが、嬉しいには違いありません。

パーム・スプリングスは片道2時間のドライブでやや遠いだけでなく、夏場は灼熱地獄の砂漠ですから良いシーズンが短いんですよね。
(それと、まともに払うと$高いです。)


朝3時半に起き4時前に家を出て、制限速度+4マイルぐらいでオートクルーズ、6時にはコースに到着です。
ものすごく気持ちのいいレンジでボールを20球ほど打って、6時半のティー・タイム。

画像をクリックで拡大します。


ただのレンジになんというアンジュレーション。(T_T) (感激)


2サムで乗用カートでしたから、スイスイですね。
10時10分にはラウンドを終え、名残惜しい道中ドライブ・スルーでオーダーしたタコスを食べながらまた2時間ちょっと(帰りの方がすこしトラフィックがあります)の運転、12時半までにはうちに着いていました。
(それから子供達を地元でこぢんまりと開催されていたクラシック・カーのショーに連れて行って、それからグローブを買って公園に行ってラジオで野球中継を聞きながらキャッチボール。 それから日系スーパーに週末の買い物に行って、夜は流石にバタン・キューでした。(^^;)



これが、クラブハウスのエントランスです。(^^)

画像をクリックで拡大します。


左側の写真の人物は、トム・ワイスコフですね。


PGA WEST
http://www.pgawest.com/


PGA WEST (Jack Nicklaus Tournament Course)
http://www.pgawest.com/club/scripts/library/view_document.asp?GRP=13092&NS=PG&APP=80&DN=NICKTOURN



私が一番行きたかったのは、ジャック・ニクラス・プライベート・コースの方でして、当日の朝までこっちだと思い込んでいました。(^^;
(予約取る人の苦労も察しなさい、って思いますので、不満はありません。 どっちにしてもいいコースですし。(^^))

ジャック・ニクラス・プライベート・コースは、ボブ・ホープ・クラッシックが行われるコースで、あのディビッド・デュバルが最終日59を出して逆転優勝したコースです。


それで、前日までウエブサイトでコース図をみて、Pro Tip (ホールのアドバイス)を読みながら、あれこれあれこれ妄想していたコースとは違うコースをラウンドすることになり(笑)、朝の待ち合わせも違う駐車場で待っていたりして、やや朝っぱらからドタバタでしたが、カートには3Dビデオでのコース紹介付きのGPSが付いていますし、ヤーデージブックも買えますし、はやる気持ちを整えつつ、レンジではウエッジを十数球とドライバーを5発ほど打って出陣しました。

(そうなんです。 プラクティス・グリーンが見当たりませんでした。 後で聞いたら、ドライビング・レンジの向こう側にあったらしいです。 スタート近くに無いのはちょっと珍しいですね。 ・・・よね?)


コース図
ジャック・ニクラス・トーナメント・コース・レイアウト図


この日に向けて私は準備を重ね(←またちょっと大げさです。(^^;)、ちょっと調子を上げていったんですよ。
いっつもニクラス・デザインのコースにはやられていますので。(笑)

しかし! そんな私の技術はまだまだ全然未熟でした。

美しくて溜息の出る、そして写真には表現しにくいコースのダイナミズムに圧倒されざるを得ないコースでは、・・・全然通用しない!
(楽しかったんですけどね。(^^))



まずはその象徴的な写真を。

13番ホール(Images)の378ヤード、パー4の3打目です。
ドライバーはまずまずで、ピンまで残りは約140y。 グリーンに向かって登っていますので、少し大きめのクラブを選んだつもりでで打ったアプローチのセカンドショットはわずかに右手前にショートして、コロコロコロコロ転がり戻ってしまい、こうなりました。↓

画像をクリックで拡大します。


ピンは、ちょうど写真では右はじの位置に切れてしまって写っていません。

54度のウエッジで、(あまり慣れない)フェースを開いたピッチショットを打とうとしている私の身長の、1.5倍位の高さはありますでしょうかね?
わずかでもグリーンを外すと、こうなっちゃうんですよ。(^^;



私の目線からの写真は、こうなります。↓

画像をクリックで拡大します。


一応、旗の頭が見えますね。
ご覧のとおり、比較対象物が無いと、写真ではダイナミズムが出ないんですよね。(すくなくとも私のカメラ知識ではムリです(^^;。)

でもね、写っている椰子の木がグリーンのすぐ向こうだってことを考慮してみていただくと、私の身長の1.5倍はありそうな落差を想像していただけるかも知れません。

一つ前の写真と同じ位置なんですよ、これ。 そう見えませんけど。
ボールの傍を横切る椰子の影とか、同じでしょ?


打った結果はこれ↓でして、かろうじて命拾い。(ホッ。)

画像をクリックで拡大します。


急いで登ってますねー。(笑)
ここから転がり始めたら、さっきより後ろに行っちゃう。
(結果的に4打目はパターでいけましたが、ちゃーんとD-Chop用のクラブも持ってます。(^^))



この写真も、綺麗ですし、恐ろしくて(笑)、ため息が出ます。↓
2番ホール(Top Gun)、398yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


グリーン奥、遠い方に乗っているボールが私ので、写っているのは友人です。
カートをグリーン脇まで運んでグリーンへ向かう途中に撮りました。

後ろの山々も綺麗でしょう? 空の青に映えて。(^^

それにしても、なんというアンジュレーション。(溜め息)
(手前に写っているカートのタイヤ跡は、我々ではありません。(x_x))

これはちょっとした段を降りる下りの18歩(約12m半)のパットで、恐る恐る
12歩ぐらいの強さで打ったら、1歩半(約1m)ほどオーバーしました。まずまずです。



次の写真も、綺麗で、恐ろしくて(笑)、ため息が出ますよ。

コースで一番距離が短い5番ホール(Wishbone)、320yのパー4のグリーン上で撮った写真です。

コース図もご覧ください。


グリーン手前に、グリーンよりも大きい巨大なバンカーがあり、フェアウエーにも細長いバンカーが斜めに横切ってますね。

考えた末、右側のエリアへドライバーを打っていきました。
ピンが手前ギリギリに切ってありましてね、わずか70yのアプローチとは言え、大胆に攻めるのはリスクが高すぎる・・・。
大きめに打つしかありませんよね。(^^;

画像をクリックで拡大します。


写真は、ホールを振り返る方向に撮っています。
私のボールは、写真手前に写っている方で、奥に10歩(約7m)の位置でした。

これね、なにげに写っている綺麗な写真ですけど、もしグリーンを手前にショートしてバンカーに入りますと、背の高さの3倍はあろうかというとてつもない落差のバンカーショットになっちゃうんです。(x_x)

写真でバンカーの左側に写っている段差と、その左の椰子の木の高さを見比べていただくと、少し感じがつかめるんじゃないかと思いますが、グリーン際が一番段差が大きくなってますからね。


友人はそのバンカーから、(信じられないことに)ご覧の位置にリカバリーしてきました。
友人なんか、段差に隠れちゃって写ってませんからね。(笑)
凄いショットでしたわ。(^^)



この日は、ドライバーも、3Wもユーティリティーもアイアンも、かなり好調でした。
パターもプラクティス・グリーンをミスしたせいで最初3ホールくらい戸惑いましたが、まずまず悪くありません。


(予想通りでしょうか?(笑)
長くなってしまいましたのでその2 に続きます。(^^;)