10/31/2020

たまには雑談をup -3 (Taylormade Firesole Tungsten 4-iron M-70 Bubbleshaft Titanium)

このコース、久しぶりにラウンドしてきました。
爽快な打ち降ろしのティーショットが打てる18番ホールはものすごく気持ちが良いです。

豪快な200フィートの打ち降ろしで有名な 18番ホール。


こちらのコースはずっと以前にご紹介しております。

一時期、カリフォルニアの水不足とゴルフ人気の低迷で大打撃を受けてしまい、池も干上がったまま、バンカーにも砂が無くなり・・・っていう感じになっていたのと、グリーンフィーが割に合わず高い設定で・・・という感じで足が遠のいていました。

水不足はこの2-3年で解消し、今年に入ってのコロナウイルス特需であちらこちらのゴルフ場は満杯になり、こちらのグレン・アイビーも大幅にコースを改善していました。

バンカーには真っ白な砂が潤沢に入り、池の護岸はコンクリートできれいに仕上げられ、練習場にはソーラーパワー付きの屋根が設置され、といった具合です。

ゴルフ業界にとって喜ばしいことと思います。

ちょっと前のエントリーにも、”米国ゴルフ界は衰退気味でしたが、コロナウイルス禍下にあって好況を取り戻しつつあります。(^-^)” と書きましたが、まさにここもその一例です。


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さて、過去にも何度か雑談的なエントリーを書いていますが、今回も息抜き的に。


先だってお友だちのykさんのブログ、Linksloverに「イップス再発|若洲ゴルフリンクス」っていうエントリーで、久々にスイングの軽いイップスにかかってしまい、スイング始動が出来ず動けなくなったお話が書かれていました。
インパクトバッグを思い切り叩くことで解消なさったということで何よりでしたが、かくもゴルフというのは多分にメンタル面が強く作用するスポーツだというのは本当に実感いたします。


で、これまたゴルフのメンタル面で興味深かった友人のお話を。

もう 1年以上前になりますが、この友人が愛用していた 4番アイアンと 7番アイアンをなくしまして、使っていたのが 20年物の古いクラブでしたので、買い替えるか、ということになり、クラブ探しを手伝いました。

結局彼はテーラーメイドの M2 アイアンのセットの中古品を買いまして、それを使っていたのです。

しかし、一緒にラウンドするたびに、4番アイアンが上手く打てず、嘆いていました。
この友人は、フェアウエーウッドやハイブリッドは時々しか使わず、4番アイアンを打つのが好きなんですよね。

で、何度もがっくりしていたのを見ておりましたので、中古クラブの豊富なゴルフ屋さんに行くたびにチェックしたりしていましたのですが、何しろ年代物で見かけることがありませんでした。

ところがつい先日、eBayで都合よく状態の悪くない 4番アイアンがリストされているのを見つけまして、これは!と思い、本人に確認も入れず速攻でポチりました。

それがこちらの 4番アイアンです。↓



題記しておきました、Taylormade Firesole Tungsten 4-iron M-70 Bubbleshaft Titaniumというクラブです。


懐かしいですねー。
最大の特徴は、こちらの「バブルシャフト」です。



グリップのすぐ下の部分のシャフトがふっくらぷくっと膨らんでいるのが確認できますでしょうか?
このシャフト、当時すごく流行ったんですよねー。今にしてみるとちょっと謎ですが。(笑)


そして、低重心化を図って、ソールには比重がとても重いタングステンが埋め込まれています。



深いキャビティとか、確かによく設計されて技術を盛り込んで造られていたクラブでしたよね。懐かしいです。

こちらは、はるばるケンタッキーから送られてきました。(^-^)

良いクラブとは思いますが、いくらなんでも今どきのクラブの方が打ちやすいはず。

しかしこの友達は、めちゃくちゃ喜んでくれまして、オリジナルのまま残っていたグリップをゴルフショップに持って行って新しいものに付け替えて、ウキウキとこのクラブを使っています。

『もうほんとに全然違う!』とか言ってます。(笑)

いやー、良かった、良かった。
みんな そういうクラブありますよね。


ついでに、Taylormadeのウエブサイトのこのページがめちゃくちゃカッコ良くてノスタルジー感じられますので、ご紹介しておきます。↓


テーラーメイドのアイアン・レガシー
36年間のアイアン・パフォーマンスの再定義  (<-- 是非ともクリックしてご覧ください)

クリックで当該ページにリンクしてます。


1980年のケン・ベンチュリ・デザインから始まってますから、けっこう歴史が若いですね。

逆にその前に全盛だったスポルディングとかマグレガーとか、パワービルトとか、めっきり聞かなくなっちゃいましたねー。まだ業界でクラブは出してはいますが。





10/25/2020

ゴルフスイング-24 左打ちドリル

こちらは、10年前に一度ご紹介しております Hidden Valley GC の 2番ホールをグリーンからティーに向かって振り向いた写真です。
ティーからずーっと上って打ち上げてこなければならない私にはなかなか 2オンできないホールですが、ティーショットはワイドオープンで、すごい好きなホールです。

この日はDRも2打目も上手く打てて乗ってくれました。

すごい綺麗なホールです。 難しいですけど。

この写真は明け方の早い時間で、ホールには影が落ちていて涼しげですが、この辺りは日中は40度近くに気温が上がります。

右側に写っていますグリーン左のガードバンカーは実は意外に深くて入れてしまうと厄介です。 狙いはグリーン右サイドの傾斜面。上手くいけば乗せてくれます。
...が! 2打目はいつもアップアップで打ってますから、たびたび左バンカーに捕まってしまいます。(笑)


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さて、今回は左打ちドリルです。
8月の初め頃以降ずっと取り組んでおります 山本道場ゴルフTVのレッスンで、出てきました。

ゲスト出演したすし石垣プロが (体のバランスのため?に) 左打ちを練習しているとかでシリーズで動画がアップされていました。

主旨としては、とてもやりにくい左でのスイングを行って、直後に右で打つと「なんて打ちやすいんだろう。」ってなる効果と、「左でのスイングは自然体で無理をしないので案外スムーズ」っていう効果とを狙ったドリルになる模様でした。


個人的に期待していますのは、ほとんど練習とかしたことない左打ちで今取り組んでいる魚突きドリル主体のスイングをやると、右打ちの悪癖が入らないサラの状態からスイングの動きを学べるのではないか?という点に期待して、左でボールがまともに打てるようになれば右のスイングにもフィードバックをかけられるのでは? という考えもありましてのトライです。


まずは練習場で撮ってみました。



これは 8番アイアンで打っています。
初めてにしては馬鹿に上手くいってしまって驚きました。(笑)
(1-2球目は体の陰に隠れてしまって弾道が見えにくいですね。 3球目のボールは若干左へ出て少し戻ってくる一番良いボールでした。)

この動画を撮る前に PWを何球か打ったのですが、短い方が腰をかがむ分量が大きいので合わせにくいですね。ボールは曲がりにくいし上がりやすいですが。

実際、ゴルフ初心者のときに勧められる 7番アイアンとか 8番アイアンくらいの長さの方が打ちやすいのだろうと思われます。

この時に思いましたのは、ボールのところに構えてセットして、そして動きが止まった状態からだと、ものすごくスイングの始動がスタートしにくいっていうことです。

それで自然発生的に、打つ前にボールの前方に 30-60cmくらいクラブヘッドを出してから、そこから飛球線に真っすぐテークバックして来て、そして切り返しからダウンスイングでは(ボールに向かわないで正面を向いたまま) インサイドアウトにクラブを左腰の方から斜め前の方向に「下から上」の魚突きドリルのイメージでの素振りをしています。

ボールに向かわないとインサイドから斜めに左の方に振り出している動きの魚突きスイングが、腰を折って傾けてボールに向かうと飛球線方向の動きになる、っていうイメージです。

いざボールにセットして動きを止めてしまうと左右が混乱して体が動かせなくなってしまいますので(笑)、縦ワッグルなどしつつ、動きを止めないようにしてスイング始動しています。
最初から軽いドローで打ててしまいますね。ちょっと驚きました。
もちろん 2球目の様にミスショットもたくさん出ますが。


この素振りがとても自分のイメージにフィットしましたので、右打ちでボールを打つ前の素振りにそのまま取り入れることにしました。

こちらの動画は左打ちから 1週間後ですが、右打ちでも例の素振りを取り入れてみました。

同じ 8番アイアンの右打ち。



動かしにくい左打ちで、なんとかスムーズに動くための動きを右側にも取り入れたので、結果的に悪癖を減らしてよりスムーズに打てるようになってくるような感じがしました。

こうしてみますと、直したいところは見えてきますのですが、打っていた時の本人の感覚としては、かなり左打ちのスイングに影響された感覚がありました。

「打つ前にボールの前方に 30-60cmくらいクラブヘッドを出してから、そこから飛球線に真っすぐテークバックして来て、そして切り返しからダウンスイングではインサイドアウトにクラブを右腰の方から斜め前の方向に「下から上」の魚突きドリルのイメージ」で素振り。

この調子で練習していって、打ち慣れてくると良くなってきそうな感じがします。
良い練習法のように思います。



10/17/2020

スプーン (3W) のシャフトを新調 (ついでにヘッドも)

 個人的にうれしいニュースです。

青ティーから出も450yを超す 1番ホール。


こちらのモレノ・バレー・ランチ (ゴルフコース)は、以前ご紹介しておりますが、5年前に経営難でクローズしていました。ラウンド記録は7年前でした。

池の護岸が板で仕切られているのでお分かりになるかと思いますが、ピート・ダイ設計の綺麗だけどタフなコースです。
5年前のクローズ直前にもたまたまプレーしに行ったのですが、フェアウエーもティインググラウンドも草ぼうぼうで、すごい状態でした。そのすぐ後にクローズされてしまって...

この近隣では、他にもピート・ダイ設計のコースでも、ジャック・ニクラス設計のコースでも、グレッグ・ノーマン設計のコースでもクローズになってしまった例があります。
なかなかに厳しいです。

そんな中、このコースはランチョ・デル・ソル GCと名前を変えて復活してくれました。
リ・オープンは、まだ約2か月前だそうでした。

とても美しいコースです。

米国ゴルフ界は衰退気味でしたが、コロナウイルス禍下にあって好況を取り戻しつつあります。(^-^)


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MIYAZAKI B. ASHA 4X ドライバー・シャフト」っていうエントリーで、ドライバーのシャフトをアイアンに合わせて 5-10g程度軽量化する計画をしました。

3Wも、これに合わせて 5-10g程度軽くしようかという試みです。


Taylormade SIM Max-D ドライバー」というエントリーで並べましたドライバー用シャフトのうち、使用中の Aldila RIP Alpha  60  X-Stiff はエースドライバー用に残しまして、残りの中から 3W用に短くカットすると、ちょうど 10g弱程度の軽量化になりますので、これで行ってみようかと。



一番左が、現行の Aldila NV 75-X です。 すごいお気に入り。X-Stiffなので、78gぐらいあります。

真ん中のが、元々 SLDRドライバーについてきた純正のモトーレ Speeder 67 のシャフトで X-Stiffです。

一番右は、68gの Aldila RIP' D 65・2.8・Tour X-Stiff です。 元お気に入りだったドライバー用のシャフト。


それで、ついでに思いましたのが、3Wのヘッドの方もずいぶん年季が入ってきて、下手が地面から天ぷら打ったりとかもしてしまうので、プレーには支障がないもののだいぶ傷んできているなぁ、ということで。

eBayで程度の良いヘッドを入手することにしました。

どうせなら、ということで同じヘッドではなくTP仕様だった 14度のヘッドを購入してみました。



写真の角度の関係上、ちょっと分かりにくいのですが、形状はほとんど一緒です。



左のTPの方がほんの若干だけ洋ナシ型がヒール側にスリムです。
こうやって違う角度で見ちゃうと感じつかめません。すみません。





程度の良い個体が、比較的安価に入手できました。

こうやってみましても、形状の違いはほとんど分かりませんですね。

いままでの 15度は、Straightポジションか若干 Lowerのポジションで使っていましたので、こんどの 14度の場合は、1度 Higher側にセットして使ってみようかと思っています。