9/17/2021

Edel ゴルフのウエッジ3本を入手 (Edel Wedges Driver (V-Grind) Grind)

9/05/2021の日曜日のラウンド、いつもの友達たちといつもの日曜日早朝ラウンドに行ったのですが、友達の一人がホールインワンをしました。(^^)

Glen Ivy GC, 14th 215y par 3

この大きな池越えで、青ティーから 215yある難しいパー3 です。
写真は、グリーン後方の上空からティーに向かって撮っています。

ティーから見ていて、ボールが消えたような感じしていたのですがなにしろ215y先は良く見えませんで、グリーンに行ってカップを覗くまでドキドキでした。

本人は、グリーンに着いてからなぜか tip toes (つま先歩き)でカップに近付き(笑)、ボールを確認したあと2-3ホールの間しばらく膝がガクガクした、って言ってました。
すごいショットでした! (ちなみに私はこの日このホールはパーでした。)

グリーン脇に息子の小学校時代の先生のお母さんが住んでいる家があって、たぶん騒いでいた時にベランダにいらして挨拶したかもしれません。


---


さて、「誕生日にクラブ買ってもいいよ」ってことで、昨年は「Taylormade SIM Max-D ドライバー」を購入しました。
1年近く経ってようやくスペックが落ち着きまして、この頃は絶好調です。(^^)


ということで、今回は Edelウエッジの Driver Grind (新モデルでは V-Grind) のウエッジを、58°、54°、それと 50° と 3本購入いたしました。
いずれも旧モデルの中古品ですので、3本併せて $160程度で入手できました。(セルフ・バースデーギフト、イエーイ!)

フェースのグルーヴ溝は良い状態で残っているものがけっこうあって入手しやすいのですが、シャフトが自分に合うものを見つけるのはなかなか大変でした。
(新モデルを買えば、好きなシャフトにカスタムができますが、一本 $199もします。送料もかかりますし。)


8月にすでに購入していた、D-Grindの58°の Edelウエッジが本当にKIKUYU芝でお助けになってくれています。


こちらのウエッジが、いかに有効かにつきましては、こちら ↓ の記事にまとめております。



こういう背景がありまして、いままで使用頻度の高かった54°もハイバウンスのウエッジを導入したいと思いました。
せっかくですので、50°も揃えてウエッジ 3本を、Edelにしました。


こちらが、54°と58° の、V-Grind ソール。



54°はバンス角が 17°、58°はバンス角が 20° のハイバンスですが、写真で見ても分かりますとおり、ハイバウンスの部分は幅が狭いです。ソールの大部分は落として削られていますので、バンスが芝に引っかかってしまうのではないか?という部分はほぼ心配する必要がありません。むしろほとんどの芝の状況で抜けが良いと思います。



溝もウエッジの中古品にしては、とても良い状態です。
むしろ私が使ってすぐに傷だらけになろうかと思います。

この 2本は、D-Grindのダブルカットのソールの 58°と同様、KBSのウエッジフレックスのシャフトが入っています。


そしてこちらが 50°のウエッジです。50°の V-Grind のバンス角は、12°です。



こちらはバンス角が 12°な分、幅も少し広くなっているようです。


こちらの 50°は、54°、58° の 2本よりもフェースが使われていた感がありますが、50°ですのでバンカーで使われることがほとんどなかったのでしょう、傷が少ないですしグルーヴの痛みもあまりありません。これが一番安くてたったの $40でした。(送料込み)



この 50°が間に入って、良い繋ぎになったと思っています。


58°のウエッジは、バンス角 25°でダブルカットソールの D-Grindと、バンス角20°の V-Grindを芝に拠って使い分けていこうと思っています。 KIKUYU芝は断然 D-Grind。

ちょっとまだ、いろいろなコースの色々な場面で使ってみないと分かりませんので、しばらくは超過クラブで持って行っていろいろ試してみて決めていきたいと思います。


9/05/2021

Descent Angle (Landing Angle) について

明け方は朝もやがかかることが多いMile Square GCの 10番ホール・ティー。
パー5のホールです。


左右にフェアウエー・バンカーがあってドライバーの落としどころが幅15yぐらいしかないのでなかなかに難しいティーショットになります。特に朝一。
もやに隠れてバンカーが見えませんねー。


---

こちらの記事にありますドライバーの測定データ表は、ゴルフショップに置いてありますForesight GC Quad Launch Monitorで計測したものです。 

ここまで細かく正確なデータは 私の持っているmevoでは出ませんので、なかなか貴重です。


この記事を書いた時にはドライバーのスペックを模索していましたので、スピン量やLaunch Angleに注目して見ていましたが、

今頃になって「あれ?」と思う分析値がありました。
それが今回の、「Descent Angle」です。なんだろう、これ?

別名 Landing Angle と呼ばれているデータです。こちらの名前でしたらイメージ湧きますね。

ドライバーの場合は、35°から40°ぐらいが良いとされています。
数字が低い方がフェアウエーに落ちてから転がる距離が長くなってくれますね。


こちらにTRACKMANが載せているPGAとLPGAのデータがあります。

PGA

TRACKMANでは、Land Angleと呼ばれているようです。
PGAの平均は 38°になっています。
Launch Angle、10.9°なんですね。 Attack Angleは -1.3°です。思っていたより低く出していって左右への散らばりをコントロールして打っているようです。

JBホームズとか Bubba Watsonは +3°から+5°のAttack Angleで打っていたと思います。


我々男性アマチュアが参考にすべきは、LPGAのデータの方かと思います。

LPGA

Descent Angleは平均で 37°になっています。
Launch Angleが 13.2°、そして Attack Angleは +3.0°です。
スピンレートが 2,611rpm。この辺が目標値になりますでしょうか。

私のデータは、Launch Angleが 16°~18°台、Descent Angleは大体 37°~43°程度になっていましてちょっと弾道が高すぎる模様です。
(今現在はドライバーのスペックが変わりまして、幸いにも少し弾道が低くなっています。だいぶ良くなってるはず。 データを取り直すのはなかなか難しいのですが。)


アイアンのデータを見ますと、PGA男子は6番アイアン以下は Descent Angleが50°を超えてくるのですね。
プロが打つとショートアイアンだと真上から落ちてくるようなイメージを持っていましたが、50°っていったら実際にはけっこう斜めに落ちてくるんですね。

ここでも参考にして目標にするのはLPGAの平均データの方でしょう。

Descent Angleは 私の持っているmevoでは測定できませんので、こちらの表をベースにして、Launch AngleとSpin Rateから推測をして使うことができますね。


一番大切なのは、ひとつ前の記事にも書きましたが 自分の「キャリーの飛距離」をきちんと把握すること、だと思います。その上でSpin RateとDescent Angleを意識しておけば、グリーン上でのボールの挙動の傾向も把握することができますね。



8/29/2021

飛距離の把握はキャリーで (バンカー越えなど) & 「ボーリング打法」

Mountain Meadows GC の13番ホール、213yのパー3 です。


このホール谷越えになっていて本当に難しいんですよね。
左から右へ斜めになっていますので、右打ちのゴルファーですと左は突き抜けて左のブッシュに突っ込んでしまいますし、右へフェードすると距離が足りなくて谷底に行きがちです。

微妙に向こうのグリーンの方が高い位置にあるように感じるのですが、ほぼレベルで同じ高さです。
この日もアゲンストの風が吹いていまして、ドライバーで打っていきました。

右のバンカーのちょい右に外して、ウエッジで上手いこと打って戻してきて 3歩のパーパットだったのですが、外れてボギーでした。


---


最近特にコースをラウンドするときに気を付けていることでして、スコアの改善にかなり貢献してくれています。


例えばアイアンでの Approach Shots (何度か書いていますが英語でのアプローチ・ショットはグリーンに乗せようとして打つショットで、日本でいうミドルの2打目、ミスった後の3打目など全般を指します。) は特に「in between clubs」感ってのはミスを誘発しやすいんですけど (いわゆる番手間の距離って言われているやつです)、それについてはブログの初期に 2回くらいポストをしていまして「in between clubs」は基本的には「ない」って考えてプレーしています。

私のアイアンの飛距離は、各番手がだいたい 10y前後の刻みですので、その半分はたったの 5y、ほんのちょっと芯を外れたりスイングのブレで 5yどころか10y以上は簡単にブレますし、もっというとカップの奥とか手前 5yに付いてくれるなら間違いなくグリーン上ってことですから、全然問題ありません。

大きい側のクラブを選んで変な風にインパクトで緩めてミスショットしたり、小さい方側のクラブを選んで変に力を入れて左へひっかけるくらいなら、5y長いか 5y短い方か決めてその距離でしっかり打った方が全然結果が良いからです。
番手を選んで、打つショットのスイング幅を 3/4とか決めたら、「in between clubs」感はもう頭から消してスムーズなインパクトを心掛けるに限ります。
そうでなくても人間は煩悩で色んなこと考えてミスしますのでね。


それで、最近 Lakewoood GCのクラブチャンピオンの Markさんに教えてもらって練習しているセットアップがあるのですが、ボールからおおよそ 15yくらい先にスパットを見つけて、そこにセットアップしてスパットに向けて打っていく方法です。
 
ピンじゃなくてスパットだけを目標にして打ちますと、選んだクラブと打ち方に集中して余計なことをしないで打てる実感があります。
もちろんピン付近のグリーンの状況などは事前に見ておいて、狙ったエイミングのスポットに持っていくための方向をもとに、スパットを決めます。
で、スイングするときにはスパットに意識を集中して打ちます。
ちょうどボーリングのボールを投げるときのように。  =>『ボーリング打法』

今までは、2-3m先にスパットを見つけてそこに構え、目標方向を前傾姿勢のまま見てエイミングをしていましたが、構えるためにこそ 2-3m先のスパットは使えますが、構える、打つ、という段階では、ピンとかの目標物ではなく約 15y先のスパットを使う方法に変えたところです。
今後の成果を見ていきたいと思います。



もうひとつ、いま心掛けて取り組んでいるのは、できるだけ余裕目のクラブを選択して、コントロールショットを多用して打っていくマネージメントです。

フルショットも以前の目一杯のショットではなくて 10時半のテークバックくらいなイメージのフルショット。 一番安定して打てるスリークォーター(3/4)・ショットもできるだけ多用します。
大き目のクラブでコントロールショットを使いますけど、あくまでも3/4の距離をしっかり打つとかのコントロールで、その延長線上に、8割とか9割とかの距離をしっかり打ってみよう、とかの応用技術が来るんだと考えています。
(大き目のクラブをもって軽く打つとか、小さ目を持って捕まり目に強めに打っていくとか、私の経験からはあんまりいい結果につながらない自覚があります。)

これ、自分のためにメモして書いています。
コースに出ると、いろいろと変なことをやらかしています。

---

そして題記の件ですが、クラブの飛距離は常に「キャリー」を考えるのが良いことに30年も経ってから気がつきました。(遅っ!)

近頃ようやくその部分をはっきりと意識して計測してプレーしていまして、例えば、「感じよく打てたのに手前のバンカーに捕まる」とかのケースはほぼ絶滅しました。(芯外して当たりが薄くなってショートしてバンカーとか、ダフってバンカーとかは別で、上手く打てたのにバンカーに捕まっちゃうやつの話をしています。)
もったいないんですよね。良いショットしたのにバンカーに捕まっちゃうの。

私もそうだったのですが、大体の人が自分のクラブのトータルの飛距離っていうのは意識にあって、ピンまでの残り距離でクラブ選択して打っていると思うんです。
今は、手前のバンカーの顎 (Lip) の頂点の距離を測定してそれをクリアできる「キャリーの距離」を打てるクラブを選択するようにしています。


完璧に感触よく打ったのにグリーン届かなくてバンカーに引っかかったりするのは、実は風で戻されたとか、感触は良かったけど芯外れてたとか、打つ場所の傾斜が把握しきれていなかったとか、っていう理由もありますが、実は意外と多いのが自分のクラブのキャリーの距離を把握していなくてトータル距離で旗だけみて打ってるっていう原因もかなりあると思われます。

しかもバンカーの顎はグリーン面よりちょっと高くなってる場合がすごく多いですし、グリーン自体もちょっと持ち上げてある場合が多いので、トータル距離だけで打つと本当によく捕まります。

考えてみますと、バンカー越えで際どいやつは大抵奥目のピンではなくて、手前から真ん中までにカップが切ってあるケースですので、おおよそですが、ピンの手前に8-10y、ピンの奥に20-25yぐらいのスペースがあります。もし奥にもバンカーがあったとしてもピンの後ろのグリーンにはスペースがあります。

ですので、ピンの奥5yぐらいを目安に、一番安全な距離を打とうとします。
そして、キャリーで確実にバンカーの顎をクリアする飛距離を優先します。
ちゃんと打てたとしたらカップを5yオーバーしますが、もし思ったより芝に食われたりしても結果的にカップに近づく方向ですし、場合によってはスピン量やグリーンの受け具合によっては大き目で狙ったはずが結果的にもっとカップに寄ってくれたりします。


で、こういうシチュエーションは、グリーン周りの100y以内でもっと重要でクリティカルになってきますので、まずはウエッジのキャリーをしっかりと把握することが肝要になってきます。