3/23/2024

大秦野カントリークラブ を30年ぶりにラウンド

春になってきましたねー。
ソメイヨシノはまだですが、河津桜とか安行桜とか早めの時期に咲いてる種類はあるようです。


とても綺麗。
もうしばらくしたら、富士霊園の桜並木がすごいので楽しみです。


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強風が吹いた春分の日(西風が2時頃から北風に向きが変わったので、春一番ではなさそう)、このあいだ秦野カントリークラブを一緒にラウンドした大学の先輩のご夫婦と、今度は大秦野カントリークラブに行ってきました。

先輩は、お父様の代からここのメンバーです。

私は実は30年ほど前に連れて行ったもらったことがあるのですが、コースレイアウトがほとんど記憶にありません。
そのころは 27ホールあって、今は作り変えて18ホールになりPGMグループになりましたので、たとえ覚えていてもずいぶん変わってしまっていると思います。


コースのウエブサイトのコース図

距離はとても短いですが、狭くはありません。
200y以下のクラブ指定のホールがインコースに2つありましたので、数字よりは少しだけ長くなりますが、短いことに変わりはありません。


この日の風は結果的には5m/s〜7m/sくらいでしたので、なんとか計算してプレーできる範囲内で助かりました。
(天気予報では、10m/sくらいで時折20m/sの突風も吹くという予想でしたので。)

そして後半には、2ホールだけでしたが雨と、驚いたことに雹にも降られました。
地面はぬかるんでいませんでしたからそこも助かりました。


この日もインコースのスタートでした。
インコースは、こちらのトンネルを抜け、10番ティーまでカートで15分弱かかります。


カートが自動運転でノロノロと走るので時間がかかるんですよね。
キャディさんはキーを持っていてアクセル踏んでスピードアップしてくれますが、この日はセルフプレーでした。



10番ティーは全員のショット動画を撮りました。


狙いより少し右に行きはしましたが、まずまずのティーショットでした。
自分の順番が来る前にブンブン素振りとゾンビ立ちをしておいて、ドライバーは打つ前にはたいがい素振りをしません。草擦りが要りませんしね。

FWはわりと広かったです。
右サイドにあったはずのちょっと邪魔な木は伐採されたのでしょうか。



ホール右の斜面の方にきれいな白い花がついた木がありました。カートがこっち側を通るんですけど、先輩のボールを探しにこちらへ来ました。

2打目をしっかり乗せようとしたのですが、ハーフトップに入り左サイドのカラーをヒットして砲台を転げ落ちました。
この日はBグリーンでしたが、先輩によるとBグリーンの方が曲がりがきついホールが多くて難しいということでした。

クロ狙い2.3でピタッと寄せて...とか思ってもそうは上手くいきません。
3歩ほど残し、外してのボギースタート。


11番ホールはもんのすごい打ち下ろしのしかもセカンド位置がブラインドのホール。200y以下のクラブ指定のホールの一つです。コースの人が2打目地点の手前の尾根にいて、前の組をフェンスで守った待避地に待たせて打たせる指示をしていました。
どこを狙えば良いか教えてもらって、尾根を超えたので残り80yの僅かな平らになっているところに行ってくれました。
ピンは手前目、グリーン手前ギリギリにオンしまして、2パットのパー。


12番はコース内では一番長いパー3です。
Bグリーンは左手前です。


グリーン右サイドの奥目に乗りましたが、カップ手前から思いもよらぬ速さで通り過ぎて離れていき、残した2歩を外しまして3パット、ボギーに。


13番は短いパー4です。
2打目は70yくらいでしたが距離が全く合わずにショートしました。
寄せも今ひとつ寄らず、3歩を外してボギーに。


14番は打ち上げのパー3でグリーン面が見えません。
上手く打ったと思ったのですが、グリーンのほぼカラーまで行ったところでバウンド、しかし前へ行かずに砲台の坂を転がり戻って25y残します。
砲台グリーンの寄せ方で打って右奥目1歩につけてパー。


15番は短いのですがFW真ん中のグリーン前に木が立っていて、運が良くないとというか8割型のティーショットがピンに対してスタイミーになります。
私は木の左からかわしてグリーン左サイドに乗せるつもりで打ちましたが木の方へ向かってしまい、でも幸いに木の上空の木の枝の間の隙間から抜けていってくれました。しかしほんのちょっとショートでエッジに止まってくれるかと思いきや一旦止まったかに見えたボールがコロコロと転がり戻り始め、砲台の寄せ23y位を残してしまいました。
砲台の寄せは頑張ったのですが約2歩を残し、これを外してしまってツーパットのボギーでした。


16番も短いパー4ですが、スタイミーで右ドッグレッグ、登っていくホールです。
セカンドショットがグリーンを右サイドに外してしまい、A、Bグリーンの間にあるバンカーに大目玉。ウエッジのフェースをうんと被せて脱出、グリーンの縁カラーの外縁まで行きました。パターでの寄せは悪くはなかったのですがカップの3歩手前ぐらいからグッと下っている事に気づけずスススーっとオーバーして、3歩ぐらい残りました。ラインが判っているはずの返しを外してスリーパット、ダブルボギーに。これはちょっと痛いです。


17番は右サイドは打ち下ろしの谷越えになっているパー4です。
ここは5番ウッドでティーショットしていきました。ホール右に落とさないようにFW左サイドいっぱいを狙って打ちました。
セカンドは打ち上げの距離が少し合わずに手前にショート。
これもいまいち寄せきれない状態が続き3歩残してパットを外してボギーに。


18番はとても短い後半唯一のパー5で、ティーショットはかなりの打ち下ろしです。
そこからは軽く登っていくレイアウトです。


あまり広くないフェアウエーが右ドッグレッグというか弧のようになって回り込んでいくホールで、左右がOBです。
ホールなりにフェードを打てるとよいのですが、私は持ち球ではありませんのでまっすぐ目に狙って、右サイドのカートのレールがある方へ打っていきました。
セカンドショットはハイブリッドで行こうかと思ったのですが風がまともに向かい風でしたので5Wで打ちまして、左Bグリーンの右のカラーの外2インチぐらいのところに乗りました。
18歩の下りのパットで距離を合わせないと下り坂でスルスル行ってしまうラインと思い14歩の位置に止めるようなつもりで12歩のストロークで打ちましたところ、手前部分はフラットに近かった様子で、さらに下りになる手前にショートして4歩も残してしまいました。
セカンドパットも外して3パットのパー。


前半のインコースは+7オーバー、42(20)というパット数の多い結果になりました。
パー35ですのでそれほど悪くないように見えてしまいますが、だいぶやられています。
後半は頑張りたいところ。


1番ホールへ向かう途中、梅でしょうかね?
濃いピンク色の綺麗な花でした。



1番ホールは大秦野CCにしては普通の距離のパー4です。
左サイドが谷になって食い込んでいるけどその向こうは広く使えます。


割合のびのびと打てます。
遠慮なくちょっとフック目のボールで。左から右のややアゲンストの風。

セカンドは風に戻される分も計算に入れて5Wで打ち上げていきました。
ピンに筋ったボールがまぐれで距離もぴったりでこの位置につけました。


グリーンの奥側から取った写真ですが、カップのやや左で手前の上り、2歩の距離でした。
この絶好のバーディパットはボール1個分右に狙うフックラインと読んで打ちましたら、右縁を通過して外れました。
これ入れないといつバーディパット入るんだろう?っていうチャンスを逃しました。


2番ホールはここでは一番長いパー4です。


この日はビュービュー風が吹いてめちゃ寒いかと思えば、陽が差してぽかぽか陽気になったり、雨がパラついたり、いきなり雹が降ってきたり、目まぐるしい天気で、風も前半ずっと西風だったのが後半の途中から北風に変わって冷え込んできたりで、脱いだり着たり脱いだり着たりしていました。

2打目は右から左のアゲンストでハイブリッドで打って行きましたが、その分奥目に乗ってしまいました。下りのスピードを読み違え、「え?」っいうくらいカップを過ぎた辺りから加速してしまってグリーンの外のカラーまで行ってしまいまして返しは7歩。これをよく読んで打ちましたがカップの1cm手前に覗き込んで止まって、3パットのボギーに。


3番ホールはやや打ち上げの短いパー3です。
両グリーンの手前にバンカーがガードしています。
左Bグリーンの左と奥は、すぐ近くがOBで転がり落ちます。短いとはいえ難しい。
唯一と言ってもいい安全地帯には、ABグリーンの間にバンカーの縁をキャリーで越えるクラブを選んで打っていくこと。奥は駄目です。そしてまともなアゲンストの風。
安全地帯からの寄せは上手くいきまして2歩につけました。
このパットをカップの左縁に惜しくも外しました、 ...が風か傾斜で戻ってカップイン。パーセーブしました。(でもこれはBグリーンのヤバさと風の強さを物語っているかと思います。)


4番は短くてやや登りのパー5です。HDCP1のホール。


ちょっと狭く感じますね。
ティーショットはFW右いっぱいを狙って、転がってセンターやや左に行きました。A、Bグリーンの両方の手前にバンカーがガードしています。2打目は3Wでグリーンに届いてしまう可能性がありました。
手前のバンカーに入っても良いので打っていこうということで、両グリーンの真ん中を狙って打っていきまして、ちょうど2つのバンカーの間を通り抜けて、Bグリーンの右サイドの奥目のカラーに乗りました。
(このホール、2打目は信号機が青になったら打つ仕組みになっていたのですが、前の組がグリーンを終えないうちに次のホールに向かってカートを先に送ってしまったそうで、実は打ち込んでしまいました。青になってから少し経ったタイミングで打ったのですが。次のホールで謝りに行きましたが、逆に謝られてしまいました。)

これで動揺したわけではないのですが、ファーストパットを軽くダフってしまい、4歩も残してしまいましてセカンドパットを外して、スリーパットのパー。
もう一体何をやっているのでしょう?


5番もちょっとタイトな感じがあるパー4です。
右サイドが崖で落ちていて、左サイドには傾斜が上がっていますがOB杭がわりと下の方に打たれています。FW左いっぱいに打っていきまして、セカンドはいい感じに打ったのですが少し右に逸れてしまい、これが砲台を右に転がって落ちまして、この寄せも3歩に寄せるのですが、カップインできずにボギーに。


6番は軽い打ち上げのパー3で、パーオンチャレンジなるイベントをやっていました。


1300円払っての参加賞のギフトがボールとかグラブとか色々ありました中でスヌーピーのトートバッグをもらい、パーオンすれば抽選くじを引くことができてさらに商品がもらえます。

左サイドにガードバンカーがありましたから、ピンのさらに右にエイミングしました。
ちょっと距離が残りましたがワンオンに成功。
くじはハズレくじの8等で、ゴルフ靴下ではなくてスヌーピーのハンカチにしました。
で、またまた3パットしてしまうのですが、これは入れにいってアグレッシブ過ぎました。


7番ホールもちょっとタイトです。


珍しくティーボックスの右端にティーアップして、左に張り出している木にギリギリぐらいの狙い目で、右の木の下の崖の方に行かないように慎重に打ちました。
こういうときにはゾンビ立ちが良いです。
セカンドはFW中央に立ちはだかる木があってピンにはスタイミーになりました。
こういうFWセンターに木があるレイアウトは何がしたいのかよく分かりません。短いホールを理不尽に難しくする意味ぐらいしかないと思うのですが。

130yのセカンドショットは木の左を低くハイブリッドで抜いていって、グリーンの左の方でピンよりも10yぐらい左に手前砲台の斜面にぶつけるように打っていきました。
良い感じで行きましたが、手前の砲台の芝に阻まれてグリーンにショートしました。
そこからの18yの寄せをカップの右1歩につけまして、パットも入れてパー・セーブ。


8番はティーショットがもんのすごい打ち下ろしになっているパー5です。


狭く見えますねー。
パー5ですから、フェアウエー手前の方の広くなっているエリアに180yぐらいでレイアップしていくのが安全性は高いです。
しかし風が北風に変わっていてもろにフォローですからDRで打っていきました。この時点でDRの調子は良かったので。
こういうホールでは、目線を下げないようにはるか海の向こうに見える大島の方を見るぐらいの感じで、目標に向かってスパットを決めたらそのスパットに向かってセットアップして構えて目標を見ずにスイング開始します。
危ないところでしたが、左サイドのラフの根本が見えている木の辺りのラフに少し入ったところでした。

軽い上りに転じるセカンドショットを3Wで打っていきまして、A、Bグリーンの間に行きました。その位置から15y程度の寄せでしたが慎重にクロ狙い2.3で打って、あわやチップインイーグル?!っていうチップショットになりまして返しを慎重に沈めてバーディ。


9番ホールはティーからクラブハウスに向かって登っていくパー4です。
DRのティーショットは今日一の感触でFWセンターに行ってくれました。
8番の逆向きで9番は向かい風になりますことを考慮して5Wでのセカンドショット、グリーンの手前サイドから12歩の距離、2パットのパーで終了しました。


後半のアウトコースは、38(18)となりまして、トータルが 42(20)  38(18) = 80(38) (ただしパー35 36=71)でした。


スコアカードです。



カラーからのものも少し外からの分も入れてしまっていますが、パット数38は強烈に多いです。
3パットが前半3つ、後半3つの計6回出ていますので、グリーン上が大苦戦でした。

ドライバーはほとんどどのホールでも、自分の番での素振りをしませんでした。
今回載せた動画も3つとも素振りをしていません。
あれだけティーアップしていますと、草擦りの予行演習の意味はあまりありませんですから、これでよいかと思っています。


前半に叩いてしまうことが多いこのところの現象に、なにか手を打つ必要があると思うのですが、改善する方法論をまだ思いつきません。

なにかよいアイディアがありましたら教えてください。



2/29/2024

大藏ゴルフセンターで練習、「本気のリハーサル・ストローク」

先週末は雨続きの天候で、しかも当日もみぞれ模様の冷たい雨と余計に寒く感じる風で体感が氷点下、特に数日間降り続いた雨で地面はべちゃべちゃになっているうえに凍っていると思われますので、入っていたラウンド予定をキャンセルしました。


32°Fが 0°Cですので、Feels like 31°はすごく冷たいです。

そういう訳で雨続きの週末の合間にちょっと晴れた土曜日の午前中に練習場へ。


ーーー


お友だちのさすらいさんブログ記事に練習メニューのことを載せていらっしゃいましたので、自分の練習も振り返ってみました。

場所は、娘の学校へ送り迎えに行ったついでの大蔵ゴルフセンターです。


朝の8時半過ぎ、まだ気温が低い中で練習開始、これはラウンドの1番ティーでのティーショットよろしく、シミュレーションに好都合です。

ある程度体をほぐすように動かした後(柔軟体操ほど丁寧に何かやることはしていません)、とにかく一発ドライバーを打ちます。

そのショットがこちらです。


1.目標方向を見ながらティーアップする位置の手前に立って、3-4回ブンブンと凝り固まった体をほぐす感じで魚突きイメージの「運動」素振りを繰り返し、
(この時は全然ボールのティアップ高さには合わせていませんで、ぶん、ぶんと。。)

2.ボールをティーアップする予定位置の少し手前で、素振りというよりは「ボールなしで本気のリハーサルストローク」を、ワッグルも本番さながらにルーティン通りに行って「打ち」ます。打ってないけど。

3.ティーアップして後方からみてもう一度目標方向とスパットを再確認し、2.で行ったストロークとなるべく同じになるように心がけ、ルーティンとリチュアル(過去記事)を守るようにして、あとはフェースにちゃんと当たることだけ願ってリピート!

という手順でまずは最初の一発を。

この日のショットはたまたまベストに近い出来でした。景色の向きも良かったかと思います。ほぼストレートの強いて言えば若干フェード気味でしたでしょうか? (しかし本人としては軽いドローを打ったつもりでした。)
実際のコースでティーインググラウンドが右を向いていたりしてズレていると上手くいかない要因になりがちです。

それがゆえなのですが、朝イチのドライバーの時はスパットを見て構えたら、スタンスした状態では目標方向は一切見ないまま打つことがほとんどです。
今回もそうしているようです。


ルーティンリチュアルはショットの安定性に置いて非常に重要なのですが、日本ではあまり区別して認識をされていません。


ルーティンというのはショットを行う準備の手順のことでして、これを一定にするとショットの安定に良い影響をしてくれます。

しかしながらルーティンの方は、時としてより入念に行ったり、フィーリングをつかむために回数を増やしたり、減らしたり、草擦りの状態でちょっと位置の修正を入れたり、ある程度の自由度をもって調整しても大丈夫です。

これに対してリチュアルの方は、全く変えない方がベターです。
同じようにストローク前に行う小さい動作ですが、これを一定させることでいつも同じ動きを行うことにつながり、起きてしまうミスを減らすことができます。


私の場合のルーティンは、風向きやティーとフェアウエーの高低差を考慮して、ボールの後ろから狙うべきターゲットを確認し、スパットを見つけ、ターゲット方向を見ながら左から回り込むようにボールに近づき、スパットに対して両足を揃えた状態でスタンス位置のボールからの距離を決め、足位置をやや開いてスタンスを決め、・・・ぐらいのところまでがルーティンになります。主に意識的に行う動作です。

そしてリチュアルは、足位置をやや開いてスタンスを決めつつ、セットアップ位置からクラブを縦ワッグルしてその間に左手のグリップを2度3度と握りなおし、クラブヘッドを右に少し振りつつボールの少し右の位置にヘッド一つ分離してセット、最後に左腰を少しクローズ側に締めて、飛球線方向に真っ直ぐなワッグルを2回、・・・というところまでがストロークに入る前のリチュアルになります。主に無意識に行っている動作がリチュアルに含まれます。


私の場合は(おそらくほかの方もそうですが)ルーティンとリチュアルの間にどちらともいえるような動作が混ざり合っている部分があるようです。

スタンスを決める動作は意識的ですが、その間に2度3度握りなおしている左グリップは無意識です。
ほぼリチュアルに入ったストローク直前の無意識の動作中に、意識的に真っ直ぐ引くワッグルを2度入れています。
以前はオーバーラップした部分がごくわずかで、ルーティンとリチュアルが順番になっているイメージでした。

しばらくは今のコンディションで続けていこうと思っています。


ドライバー1発を打った後、私はたいがい1/2ショットから打ち始めます。


最初にレーザー距離計を取り出して目標までの距離を測ります。
目標方向を意識しながら、ボールの手前で草擦りの素振りをします。練習場でも必ずやるようにしています。回数は2回が多いですが、1回の時も3回以上の時もあります。フィーリングが良い状態でリハーサルを終えます。

実際にボールを打つ段階では、後ろから見てターゲット方向を確認し、スパットを見つけてそこに合わせて構えるようにしています。
スタンスした状態で縦ワッグルをしながらもう一度目標を確認し、草擦りの素振りで得たソールのリアクションの感覚が消えないうちに1/2ショットの決まったテークバックの大きさで打ちます。そのため真っ直ぐ引くためのワッグルは入れません。

実測した距離は30yと書かれた目標のサインまで36yでした。しかし2階席からですのでその分差し引きます。
58°のウエッジで、キャリー27yを打てばちょうどいいかな?と予想しました。

実際に打ってみまして、若干左にズレましたが36yの距離にあるサインの左ピンハイぐらいに着弾しました。思っていたよりキャリーが出たな、という印象の距離感でした。


1球1球、狙って打つ目標を変えて、必要に応じてクラブを変えながらしばらく1/2ショットと3/4ショットを確認練習しました。もちろん草擦りは毎回やります。
リズムとテンポさえ整えば、この二つの種類のショットは練習場のようなライの良いコンディションから大きなミスをすることはそうそうありません。

ごく稀にコースでシャンクが出たりすることはあります。そもそもは傾斜に対処しきれていないケースだと思っていますがもしかすると距離感に気を取られてしまい手が動いてしまうときもあるかも知れません。できるだけ手は使わず、膝で調子を取って打つように心がけています。


そしてフルショットに切り替えます。
私はたいてい9番アイアンか8番アイアンぐらいから始めます。
(このショットが個人的には鬼門で、ショートアイアンで110y-125yくらいの距離を打つだけなのにプレー間隔が空いているとダフったり、引っかけたり、ミスが良く出ます。
テンポが悪くなるのかなと思います。)
ここが個人的には一番の課題です。前傾の姿勢、ボールとの距離をインパクトまでは一定に保つ意識が必要な気がしています。

ラウンド前の練習でしたら、9番を2-3球打つだけですが、練習場では1球ずつ順番にクラブを変えて打っていきます。8,7,6番と上げていくよりはむしろ、3Wや4Uなど織り交ぜながら、全部のクラブを打っていきます。
どのクラブも同じ感覚で打っていますのでスイング的には変わらないのですが、セットアップが少しずつ違いますのでそこの確認になります。あとは練習していない間のゴルフの体の動かし方の感覚を取り戻す感じで打ちます。

個人的に、平らでライの良い状況からは、5Wや3Wは打ちやすいです。


こちらは、6番アイアンのフルショットを打っている動画です。


後ろから見て目標を確認し、ボールの手前に構えて本気のリハーサルストロークで草擦りの素振りをします。
なるべくボールに構えた時と同じストロークができるように心がけます。

この動画では草擦りの素振りの1回目にバランスを崩してフォロースルーで右足が前に出ています。
自分的には悪いことではないような気がしています。本気のリハーサルストロークをしていますので。

ルーティンとリチュアルは、ドライバーを打つ時とほとんど同じに行っています。
実際にボールを打つ前に後ろから目標を確認し、スパットを決めて見失わないようにしてスタンスを取っています。
スタンスをとりつつ縦ワッグルをして左のグリップを2-3回握り直す、この辺りは無意識の動きでして変更が利きません。

DRの時と一点だけ違うのは、ピンに近い目標に向かって打つショットの時はスタンスしてから首を傾けて一応目標方向の確認をしている点があります。


こうしてみますと、私の場合はテークバックの始動以降、つまりスイング中ならびにストロークに関しては、何も注意事項がないことに気がつきました。

最重要は、「本気のリハーサル・ストローク」を欠かさないこと、草擦りでソールからレスポンスをもらうこと、いざボールに向かって要らんことをしないこと、リズムとテンポを保つこと、かなと思っています。



2/21/2024

秦野カントリークラブ

このところ毎回ゴルフラウンドの途中で半袖になってプレーしてますが、今年の冬はあんまり寒くないですね。

近所の神社の梅も満開に近いです。


10種類の梅が植えられているそうですので、楽しみにしようと思います。


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伊勢原カントリークラブほどではありませんでしたが、ここもかなりのアップダウンですごかったです。私が好きではないフェアウエーの真ん中に木、っていうレイアウトもそこそこあって。

この間知り合ったばかりの御殿場東名GCの研修会の方お二人と、大学の先輩を誘いまして、行ってきました。
4人とも初めてラウンドするコースです。みんなPGMメンバーなのに。



コースのウエブサイトのコース図

アップダウンの見えない平面図で見るだけでも、左下の3番ホールなんて「何が起きてるの?」っていう感じで想像できますねー。

練習グリーンは激重の8フィートぐらいでしたが、コースのグリーンは 9フィートちょっと超えてる感じの速さでした。


クラブハウス前から見下ろした絵がこんな感じです。眼下のホールは1番ホールですね。



さてその1番ホール、ティーから見るとこんな感じです。


まずはあまり高低差を使わないでデザインしたホールです。左はOBでアウト、右も木より右はOBです。ティーインググラウンドが人工芝貼ってありますね。
もちろん右の斜面の土手狙いで打っていきました。前の組を見ていたので、斜面からはボールがフェアウエーまで落ちてくるなー、とは予想していました。
無難に2オン2パットでパー。


2番ホールはそのまま同じ方向に移動していきます。


少し右ドッグレッグでスタイミーになっていて、ティーショットの置きどころが難しいです。
セカンドショットをショートしまして、寄せにいったサードショットがグリーンを少しオーバーのミスをしまして。4回打ってなんとか寄せて、ボギー。

行ってみて判ったのですが、このホールのグリーンは4段グリーンになっていました。グリーンに乗ってたら乗ってたで難しかったかもしれません。


さて例の3番ホール。


小さく見えているフェアウエーへ220yぐらい打っていってバンカー手前に止めるけど、右に急角度のドッグレッグのコーナーを曲がれるように190yは距離出しておきたいっていうティーショット。そこから90度どころか110度ぐらい右へ曲がっていきます。
なんとか上手く2オンして、2パットでパー。


4番はやや打ち下ろしで池越えのパー3、青ティーからは164y。すぐ後ろがOBですから慎重に距離を合わせたクラブ選択で...とおもいきや、ヒールで酷いショットの低いスライスを打ちまして。グリーン右手前の木の裏から頑張って寄せてパー取ろうとしましたが、5歩に寄せたのが精一杯で入らず、ボギー。


5番ホールは真っ直ぐ打ち下ろしていって最後ちょっと右に曲がるパー4です。
右はOBですが左はワンペナでしたので、左サイドにエイミングしてティーショット。
このホールはセカンドをけっこうチャンスの6歩ぐらいにつけたんですけど入らず、パー。


6番ホールはパー5でした。


左ドッグレッグで、右は即OBです。真っ直ぐ突き抜けちゃってもOB。狭いですけど、左の傾斜の上をドロー気味に行くくらいの感じです。左も上の方行っちゃうとOBです。

1打目上手く打ちまして、上りになっている2打目も無難に5Wでつなぎまして、3打目です。


65yぐらいの登りでした。
動画のショットは自分では完璧に打ったと思ったのですが、グリーンから溢れていました。
ちょっと長かったのかな。必死に寄せて、ワンパットでパーセーブ。


7番は奇妙な池越えのパー3で、90yと短いのですが右ドッグレッグしていて(パー3なのに?)、後ろのティーだとえらい難しいことに。
この日はティーインググラウンドが修理中で、前の方のティーから80yのホールでした。元々90yですけど。
ビシッと寄せないと、とか余計なこと考えちゃうからシャンク気味に入りまして。
たまたまピンが左サイドでしたので運良く池も右OBも避けてくれました。
アプローチがダフり気味に噛んで入ってしまい、ショートして4歩も残して入らずボギー。
80yで4回かかるのかー。むむー、下手。


8番は右ドッグレッグのパー5です。530yですからまぁまぁの距離です。
3オンしたのですが、ここで痛恨の3パットをしてしまいました。ボギー。


9番ホールは左ドッグレッグのパー4です。382yありましたので長いセカンドが残りまして、左手前のバンカーに入れない安全サイドの右に外しました。ピシッと寄せないといけないポジションでしたが、さほど難しくはないはずの寄せが高く上がりすぎてしまい4歩もショートして寄せワンならず、ボギー。この寄せは下手でした。


前半は、上がりの3連続ボギーが響いてしまい、41 (17) となりました。
ちょっと寄せきれない、入らない、っていう感じになってしまった前半でした。



さて、後半に入っての10番は池越えのパー3です。146y。
池とグリーン周りに3つあるバンカーを避けたいところです。
スタンスの取り方がズレていたようで、右のバンカーのさらに右に外しました。
寄せはかなり上手く打ったのですが、3歩を残し、これが入らずにボギー。


11番は358yのパー4です。グリーンが難しいとコースガイドに書かれています。


電線に当たったら打ち直しなんだよねー、とか思いながらティーショットを打ちました。
バーディチャンスについたのですが、パットは入らず、パー。


12番ホールは、すごい打ち下ろしですが446yあるパー4です。
すごく狭く見えます。


左OB、右ワンペナですので、やや右にエイミングしました。
狭く感じはしますが、446yもあるとドライバーを打っていかざるを得ません。
右サイドを狙ったのですが、ボールは左いっぱいに行きました。グリーンを狙えず、レイアップするしかありませんでした。3打目勝負で打ったショットはショートしてまだ乗らず。4打目の寄せをしっかり、と思っていたのですがなぜか距離感が全然合わないショットになって、寄らず入らずで2パット、本日初のダブルボギーでした。


13番は左サイドがOBのパー4です。
ティーが右を向いていて、ホールはやや左に曲がっていますので、ティーショットは要注意です。しかもフェアウエーが2つあって真ん中が一本ラフになっている珍しいホールでした。
右のフェアウエーが少し低いので、真ん中のラフの部分は右に傾いていますから、あんまり行きたくないです。上手く左のフェアウエーに行ってくれて、2打目をグリーンに乗せましたが、とても良かったファーストパットが通り過ぎて2歩ぐらい行ってしまい、この返しを外して痛恨の3パットでボギー。


14番はすごい打ち下ろしていて狭いパー5です。618yあります。


ティーから見ても狭いです。
その上、フェアウエーが途中で切れて、220yぐらいからガクンと下がり、左足下がりのきつい斜面がラフになっていて、下の方に2つ目のフェアウエーがあります。
比較的平らなフェアウエーであっても左足下がりになります。
安全サイドにグリーン外してもよいか、って思って打ったものが乗りまして。
超ロングパットだったのですが運良く2パットで収まりました。


15番は真っ直ぐのパー4ではありますが、左右がOBで、一番ドライバーが行きそうな距離のところがくびれていて落とし所が狭くなっています。
ここは左サイドの傾斜を保険にして打っていって上手く運べました。2パットでパー。


16番に来て、このスクリーンのコース図の一箇所に目が止まりました。


なんかフェアウエーの左端に赤い鳥居が描かれているよ?

ちょうどドライバーが届く距離くらいの位置でしたので、写真を取りに行きました。


フェアウエーからだとお尻向きですね。

さらにズーム。


左サイドのラフに回り込んだ格好です。
小さなお賽銭箱までありました。セカンド打って乗ったら小銭を少し入れよう、って思いまして、首尾よくグリーンに乗ったのでお礼に行って写真撮って手を合わせて。
好きな6歩でバーディチャンスでしたけどねー。パットを外してパーでした。


17番は132yのパー3です。
2グリーンだったのをワングリーンに作り変えてくっつけた大きなグリーン、ロングパットになりますと難しいです。
私のショットはだいぶ右にそれたのですが、左サイドにキックしてグリーンに乗りました。
上って下りでしたので慎重にラグパットを打って2パットでおさめてパー。


18番は520yの右ドッグレッグのパー5で、左右がOBになっています。
ティーショットは絶好の位置のフェアウエー。2打目以降はグリーンに向かって登っていくのですが左足上がりのライから、傾斜で重心が後ろへ下がってしまい、トップしてチョロ、80yぐらいしか進まず。3打目は気を取り直してフェアウエーにレイアップ。...というかまだ届かない距離でした。4打目勝負で寄せたい気持ちです。ピンがグリーンの奥の方で、突っ込んで打っていくのはちょっと難しいのかなー、と思いつつ気持ち的には突っ込んで打っていきました。
それでも足らずに手前に4歩残しました。
このパーセーブは入れたかったのですけどねー。外してボギーでした。


後半は 41 (19) で、トータルが 41 (17)、41 (19) = 82 (36) となりました。
ちょっとパット数が多いよなぁ。(アプローチがいまいちってことです。)


スコアカードです。



写真ではそこまでには見えませんですが、かなり登ったり下ったりしています。
下から車で上がってきて、コースまで来る道がものすごい登っていましたから、スタート前から予想はしていましたが。