Golf Digest誌に時々レッスン記事を書いている、Peter Sandersというティーチング・プロの方法をご紹介します。
記事の内容は、webでも読めます。こちらです。↓
The Real Measure Of Driving Accuracy
Golf Magazine誌掲載時には、「ではどう打ったらよい位置にドライバーが打てるのか」というフォローアップ記事も一緒になって掲載されていました。こちらです。↓
Hit more fairways with one simple change
要旨はですね、ツアーで用いられるDriving Accuracyというスタッツ(統計数字)は、ファーストカットの問題なくグリーンに打てるラフも、深いラフでどうにもグリーンには打てないようなラフも、林の中に打ち込んだショットも、OBも、フェアウエーをミスした、と言う風にカウントされてしまうので、我々アマチュゴルファーにはもう少し違った自己評価/分析が必要だ、という内容です。
自分のティーショットの結果を、以下の5段階で評価します。
(私は便宜上勝手に、DAP(Driving Accuracy Point)と呼ぶことにしました。)
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「0」ポイント: Light Rough
フェアウエーまたは軽いラフのいい位置にあって、次のショットを目的の位置(パー4では主にグリーン)に運べるチャンスが十分にある状態。
「1」ポイント: Heavy Rough
深いラフとか、グリーンまで非常に遠いラフとか、グリーンに運ぶには、相当いいショットを打たなければならない状態。木やバンカーが関わってくるような場合も含みます。
「2」ポイント: No Shot
木の後ろとか、フェアウエーバンカーのあご近くとか、深いラフでグリーンまで届かない距離残しとか、グリーンに乗せるチャンスがほとんど無いケース。横に出すとか、刻むとかのショットが必要とされる状況です。
「3」ポイント: Penalty
アンプレアブルとか、ウォーターハザード、もしくはラテラルハザードなど、1ペナを払ってボールをドロップしなければならない状態です。
「4」ポイント: Out of Bounds or Lost Ball
OBまたはロストボール。打ち直ししなければならない状態。
パー3を除く14ホールにおいて、以上の5段階のDAPを各ホールでスコアカードに記入します。
アイアンでティーショットした場合でも同様です。
(すみません、間違っていましたので追記します。元記事のPeter Sandersさんの記入例↓には、ティーショットにFWを使った場合はFWと記入されていますね。 私自身は、その必要は無いと感じました。FWであろうがアイアンであろうが、次打の状況(言い換えればスコア)に与える影響には変わり無いと思います。)
(さらに訂正。(^^; Uスケさんから正しいご指摘をいただきました。FWはFiarway Hitとなっていますのでいわゆる和製英語のフェアウエイキープのことでした。もちろん0点でカウントです。)
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記入した14ホールのDAP(ドライビング・アキュラシー・ポイント)を合計し、2で割った数字が、あなたのDAPスコアになります。
表しているのは、ティーショットの出来不出来によって失った打数です。
DAPスコアには、ハンディキャップとの対照表が作ってありまして、これがガイドラインとなるアベレージです。
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このガイドライン以上のDAPスコアを獲得してしまったら、その日のラウンドは、under perform (poor play)してしまったということになります。
このホールはドライバーを使うべきでは無かったな、とか、このホールではいつもポイントが多いな、とか、分析して反省できるわけですね。
次回に活かさないと。(^^;