2/22/2011

フィラデルフィア出身のかっこいいゴルファー


先週末の3連休の1日、うちの奥さんがお友達の家にワインを愉しみにお呼ばれしまして、運転手がてら家族で訪問させてもらったのですが、そこのお宅のご主人(も私の友人です)とゴルフの練習でもしてくれば?っていうありがたいお言葉をいただきまして、すぐ裏にあるコースにSuper Twilightで行って来ました。(^^)

Fullerton Golf Course

2時からで、4時半には終わって戻る予定でしたからまぁ、フロント9だけでした。
料金体系としては、ボールが見えなくなるまでラウンドしてもいいのですが。


このコースは距離は短いんですが非常にトリッキーな作りでして、OBも多くてアップダウンも大きく、スロープ・レートの114は何かの間違いなんじゃないかと思うくらい難しいコースです。 メンテナンスがあまり良くないというのも加味されまして、いつ行っても予約が一杯ってこともなく、“とにかく何でもいいからプレーしたい状況”の時には重宝するんです。(笑)


たった2つあるパー5は両方とも、私のようなドライバー暴れん坊くんには激ムズです。


こちらが、フロント9にある2番ホール、505yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


左側の木の生えているところはブッシュの茂った川です。
右側は、カート道の右側は全部OBです。

左側の川が、写真で見てとっていただけますかどうか、斜めに迫ってきて、フェアウエーはどんどん狭まっていくんです。
遠近法ばかりでは無いんですね。(笑)

私のドライバーがよく当たると、写真前方に写っています前の組の人達の10yぐらい後ろの位置まで行くんですが、その辺りのフェアウエーの幅は、せいぜい15-20yぐらいしかありません。
常にハゲハゲ状態でボールのよく転がるラフを入れても25yぐらいの幅に収めなけれなばりません。

(かと言って、ティーショットを180yぐらいで刻みますと、写真でフェアウエーが見えなくなっている辺りから左へ展開するレイアウトに合わせて高いブッシュ越えかもしくはフック・ショットで200y近く打たねばならず厄介なんです。)

左へ曲がった後、グリーンへはすぐに右へ曲がるようにして強烈に登っていくんですが、グリーンは坂の途中に棚のような感じにちょっと砲台で作られています。

ですから、仮にドライバーを左へ曲げてウォーターハザードに落とし、1ペナ払ってドロップして打つ場合、2打目には正確な曲がり幅のフックショットで距離を稼ぐか、100y程度の刻みを挟んで160近い強烈な打ち上げのサードショット(ペナ入れて4打目)を“スライス気味に”打つか、

なんか自分で書いててよく分かんなくなるぐらい難しい選択が待っています。(笑)


上空写真はこんな感じ。
意外にそんなに難しそうに見えないかなぁ? でもマジで狭いんですよ。

画像をクリックで拡大します。


この日はドライバーが冗談みたいに上手く行って、フェアウエーやや右サイド(っても狭くて右サイドも左サイドもあんまり変わりませんが。)に行ってくれましたので、2打目はU4で軽いフックを打ってグリーンまで約20-30yの右サイドに行きました。

距離的には、U2か3Wで届くかも知れない距離だったりしますが、右も左も危なっかしくてとてもグリーンを狙える状況にはなりません。


これ、コースを査定する人はもしかして、280yキャリーで飛ばしてフェアウエーが一番狭くなっているところを越したところにあるちょっと右に広くなってるエリアに、右側の木や斜面をもろともせず上を越して運べたりするんだろか?
でもね、仮にビッグドライブ1打でそこへ運べたとしても、2打目は右の木と斜面が塞いでいてグリーンへはスライスじゃないと狙っていけません。


バック9にある 12番のパー5は、こんど別の機会にご紹介しますが、ティーから180-220y地点までは左右の木の間10yぐらいのところを通っていかねばならず、そこから大きく左に80度でドッグレッグしていまして、ドライバーで行くにはかなりの曲がり幅のインテンショナル・ダック・フックを打たねばなりません。
真っ直ぐ220y以上行くと、コース右側の川に落ちてしまいます。

かと言って、200yで刻もうにも真っ直ぐのボールでは10y幅ですから危ないのです。
フックで打つ必要があります。

激ムズです。
スロープ114は無いよ、と思います。(笑)



そしてこちらが、続く3番ホールのパー4、354yです。

画像をクリックで拡大します。


ご覧のとおりの打ち下ろしですが、真っ直ぐ230yも行くと横切っている幅広の川に落ちてしまいます。

ちょうど前の組が写っている辺りに白黒縞模様の目標杭が立っていて、ティーショットはそこをピンフラッグに見立てて打ちます。

ちょっと右寄りに行きますとつま先上がりのライになって、しかも川越えをフェード気味に行かなくてはならないので困難。
左寄りは、左のブッシュがせり出していますからちょっと厄介。

ティショットが上手く行っても、距離的には2打目が140-160yになります。
1打目を安全目に行っちゃうと、180-200y残って、川越えの簡単ではないアプローチになりますね。
写真のバンカーの上がグリーンです。 グリーンのすぐ右はOBです。

私の2打目はベストポジションからなのにグリーン右に外してあわやOB。
グリーン右の傾斜をコロコロ下り右のカート道まで行きましたが運良く縁石で助かり、40yぐらいカート道を戻ったところでボールがストップ。
カート道の後ろ側の僅かなスペースにドロップして、3打目はグリーン面が見えないバンカー越えの打ち上げアプローチでした。

しつこいですけど、このコース易しくない、って。(笑)


さて、ところで表題の件ですが、この日一緒に回ることになった内の一人が、このマイクさんです。



元々はフィラデルフィアから数年前に来た人で、ロジャー・クリーブランドの故郷ハンチントン・ビーチにお住まいだそうです。

で、このマイクさんの使うカラミティ・ジェーン型?のパターが、ものすごく良く入るんです。(^^)
こういうの使ってパットがボコボコ入るのって、ものすごくカッコイイですよね。

なんでも87年頃にたったの$4で手に入れたそうなんですが、それ以来大事に大事に使っている、ってことでした。
確かにウエッジはミスショットに頭に来て放り投げたりしてましたが(笑)、パターはすごく大切に扱ってました。
グリップも革巻きの古いグリップのまんまなんです。


あんまりよく入るんで、9番ホール終わった後に頼んで撮影させてもらいました。

ご本人も、とてもナイスガイでした。

フィリーズ・ベストっていうフィラデルフィア風サンドイッチ店の話とかもしたんですが、フィラデルフィアで食べると全然味が違うんだそうですね。

フィラデルフィア風サンドイッチってのは、牛肉のステーキにした細切れとフィラデルフィア風チーズが溶けて絡んでいるサンドイッチで、野菜類は全然入っていません。
でも、すごく美味しい(と思っていた)んですよ。


もっと全然美味しいのかー。 うーん、一回食べに行ってみたいぞな。


2/17/2011

ショートパットをオートマチックに決める


タイガーのスイング、この月曜日あたりからだいぶ戻ったらしいですね。



ベテランのジョン・クックがそう言ってるらしいです。

“[Tiger] now really has a great understanding. As of Monday, it finally clicked to him … where the face of the club needs to be at certain points, which really sounded to me like kind of old school Butch [Harmon] but with a better face angle on his backswing, which means, wow, that’s something really good.”
(「タイガーはようやく今ものすごくよく理解できたんだ。 月曜日にね、ついにビビッと来たんだよ。...クラブフェースがどの位置でどこを向くべきか、とかボクにとってはかつてのブッチ・ハーモンの古臭い言い方に聞こえるけどね、もっといいフェースの角度でバックスイングしている、ってことは、わぉ、すっげーイイ!ってことなんだよ。 」)


「click(クリック)」 って表現が使われていますが、何かがきっかけでバチっと切り替わったように上手くいく感じを表します。 あの、指パッチン鳴らす感じです。


3個前の記事とはぜんぜん違うこと書いてますが、ご容赦を。(^^;



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2つ前の記事で、ドバイの話題がありましたが・・・

これ、ドバイにあるモール内に出来た、かつてのNBAスーパー・スター、シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダン(←かなりのゴルフ好き)のStatue(彫像)らしいんですけれども。



・・・これは酷い。(笑)

どこかで我がレイカーズのレジェンド、アービン・“マジック”・ジョンソンと混ざっちゃったんですかね?
32は無いよなぁ。

シカゴ・カブス伝説の殿堂入り2塁手、ライン・サンバーグの息子さんがちっちゃい時オールスターのベンチに来ていて、胸に下げていた「背番号23」をあしらったペンダントを見たレポーターに、「お父さんの番号だね。」って言われて、『違うよ、マイケル・ジョーダンだよ。』って答えたぐらいなんですけどね。

そもそもボールはそんな持ち方してドリブルしちゃ反則だろ?!みたいな。


上のリンクの記事にも、この間の「幻のコースで55百万ドル」の記事にリンクしてありますね。
ドバイで起きた間違いはこれだけじゃないよ。ってキャプションが付いて。(笑)


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ここから本題です。(^^;


今このダスティン・ホフマンみたいな顔したおっさんが、いいこと教えてくれた!
(本当はGolf Magazine誌のトップ100ティーチャーに選ばれているKeith Lyfordというティーチング・プロです。)

・・・と思いましたので、ご紹介します。



まぁ、このゴルフマガジン誌の、「Make short putts automatic」というビデオを見ていただければ、ふむふむ、って判りますので私が書き加えることはなんにも無いんですが、なにはともあれ、画像かその下のURLをクリックして出てくる動画をご覧下さい。


要するに、ショートパットを外してしまう原因はボールを打つ直前後にフェースをあらぬ方向に向けてしまうから外れるのよ、ってことですね。

これを矯正し、カップにねじ込む意識を持って真っ直ぐストロークするイメージ作りに、このカップの上をストロークするドリルが非常に効果的だ、というレッスンです。


これはですね、実践してみますと思っていたよりずっと良いです。
イメージが物凄くシンプルになりますし、“カップの中”と仲良しになれるような錯覚があります。(笑)


なんだか知らないけど、とってもお薦めです。(^^)



2/14/2011

ボールと話そう (双眼ビジョン)


今日は St. ヴァレンタインズ・デイですね。(^^)

こちらは、むしろ男性から女性に薔薇贈ったりする感じなので日本のバレンタイン・デーとはずいぶん様相が違います。
別名、Loved one's Dayって言われていまして、まぁ子供とか友達とか家族とか、カードを贈り合ったりするのが学校でも主です。

我が家の場合には、うちの奥さんの誕生日が昨日でしたので、家族で食事に行き、プレゼントは奥さん向けのアクセサリーとか靴とかで、私は日本式にチョコを貰いました。(^^)


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こちらはとても興味深く、参考になるレッスンです。(たぶん。)
Bob Ackermanさんというレッスン・プロのワンポイント・アドバイスです。



「keep your eye on the ball(ボールから目を離さないように)」とはよく言われますが、これは本当は「両目をボールから離さないように」とアドバイスされるべきなのです。
双眼ビジョンと呼ばれます。


片方の目を、もしくは両方の目をボールから離してしまいますと、体がバランスを取り動くべき場所に動く能力を混乱させてしまいます。


・・・というような説明がされています。


瞳孔からの視界をまっすぐにボールに向けて、では打ってみましょう。

とか言って、ボカスカとボールを打っていますが、この撮影場所は一体どこなのでしょうか?(笑)

周りの建物はクラブハウスには見えませんし、コンクリートの駐車場みたいなところにマットを置いて居ますが、周りには雪が残っています。

なんかかろうじて練習場に向かって打っているような気配はしますが、おっさんが打つたんびに「おいおい、だいじょうぶかよ?!」って思ってしまって。(笑)


まるでボールと会話をしているかのような感じで、両方の目でボールを見て打つのです。

・・・というところが一番肝心な部分のようですね。


私自身はいままでほぼ左目でボールを見ていましたが、この binocular vision (双眼ビジョン)、ちょっと意識して取り組んでみようかと思っています。


かつての桑田投手みたいにボールに話しかけると、よりしっかり意識出来るかも知れませんね。(←ほんとかよ?)