7/19/2011

ホールインワンのバーディー


今週行われている第64回USジュニアー・アマチュア・トーナメントの初日に起きた事件らしいのですが、スロープレーのペナルティーに拠って、折角のホールインワンなのに 1打罰を受けてバーディーになるという珍事が記事になっていました。 ↓

Junior Am Notebook:  「Ace removed by slow play」


この事件の主人公は、コロラド州Long Treeの17歳のアマチュア・プレイヤー、コンナー・クライン(Connor Klein)くんです。 (http://www.connorklein.com/


画像をクリックで元サイトにリンクしてます。


記事によりますと、コンナーくん含めた3サムはラウンドの序盤ですでにスロープレーの警告を受けていたそうなんですね。

それで、コンナーくんがホールインワンを決めた5番ホール170yのパー3では、オフィシャルから警告に基づいた時間計測を受けまして、またまた遅かったのでしょう。
3人全員 1ストロークのペナルティーを受けました。

ラウンド後に、3人ともオフィシャルにappeal(控訴)をした結果、コンナーくんだけがペナルティーを受けることになったと書かれています。

どんなーだよ?(笑)


いやいや、マジで初日の5番ホールで2度目の警告とか。
どんだけ遅かったんでしょうか?


ジュニア・アマチュア・トーナメントの理事を務める、USGAのDavid Staeblerさんのコメントは、「(肩をすくめて)バーディーだよ。」ってことで、こんなの初めて見たよ。っておっしゃってるそうです。



コンナーくんご本人のHPには、4歳の時すでにパー3コースで+8オーバーでラウンドした、って書かれています。

ハイスクールでは2度もチャンピオンにもなっている強いアイスホッケーチームで7年間プレーし、過去5年間はキャプテンに選ばれているそうです。(小中高一貫の学校ですかね?)


非常に珍しいホールインワンですので、ご紹介してみました。(^^)



画像をクリックで元サイトにリンクしてます。


7/18/2011

ザ・ゴルフクラブ at ラ・クィンタ (旧 トリロジー)


先月、強風で断念したラウンドのクーポンを消化するべく、また早朝で行ってきました。
待望の初ラウンドになりますですね。

パームスプリングズで早朝6時のティータイムに合わせ、3時起床で3時半に友人宅で集合、乗り合わせて4人で向かいました。

道中の会話とか、楽しいんですよね。 みんなワクワク感いっぱいで。

日本のゴルフですとこれは普通の光景ですが、こちらではけっこう珍しいです。
(珍しい友人たちを持って幸せです。(笑))


アリゾナ州を中心に活躍なさっている、ゲーリー・パンクス氏の設計だそうです。

このコースは、2003-06年頃にタイガーやオメーラ、カプルスとかアニカが出場していたスキンズ・マッチに使用されてTVで見たことがあります。

以前は、Trilogy Golf Club at La Quintaっていう名前だったんですが、最近になって変更になりました。


The Golf Club at La Quinta
http://www.thegolfclubatlaquinta.com/


さすが別荘地パーム・スプリングズって言う感じの、景色が大変に綺麗なリゾート・コースです。

フェアウエーとグリーンには、ウインター・ライ・グラスが使われているらしいです。
ラフは非常に短く刈られていました。
その外にはブッシュで即アウト、と言う感じの作りで、深いラフや粘いラフからのショットというのは要求されません。


黒ティーより後ろに設置されています、スキンズ・ティーってのを使用するとプロのラウンドにも有効なチャンピオン・コースに変身って感じでしょうか?
(まぁ我々はあくまでも青ティーでラウンドしましたですが。(^^;)


画像をクリックで拡大します。


5番ホールのグリーン上です。
山の少し上にまだ沈もうとしている月が見えます。
ものすごく綺麗なコースですね。(^^)


機会があったら別記事にでもしてみようかとも思いますが、この日の私は、「いきなり普段のショットを失ったらどうやってラウンドするの?」みたいな状態に陥りまして、決して調子が良いとは言えないといいますか、むしろanxious(疑心暗鬼)な 状態のままでプレーしました。



まぁ、そんな訳でいつものようにコースの写真をいくつかご紹介していこうかと思います。


まずは、1番ホール 378yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


出だしから素晴らしい景観のホールですねー。(^^)
やや左ドッグレッグになっています。

まだ陽が低くて影がとーても長いんですが、本当に気持ちの良い朝です。(^^)

ティーショットはまずまずのフェアウエー左サイドでしたが、2打目3打目と謎のミスショット(トップしてないのに左方向に地を這うゴロ)を打ちました。
(朝、レンジが珍しく開いていたので9番アイアンを10球ほど打ちましたが、最初の8球は記憶にないほど酷いショットで、最後の1球も酷いショットでした。)

4打目にようやく、近頃練習していたフェースを開いて上げるショットで約45ヤードをグリーン・オンしてダボ・スタート。

大丈夫なんでしょうか。(^^;



続いてこちらは、右サイドからグリーンの後ろまでが池になっているパー3、6番ホール153yのグリーンです。

画像をクリックで拡大します。


この写真で右方向、池の向こうはクラブハウスになっています。

ここは軽いアゲンストの中6番アイアンで打ったティーショットがカップの後方2歩(約1m半)に付きました。(^^)
(あまり斜度のきつくはないものの)難しいダウンヒル・スライダーでしたが、フックラインだったのが幸いしまして、バーディーを取れました。

ちなみに写真に写っているボールはカップの手前サイドで、友人のボールです。(^^;



そしてこちらは9番ホール517yのパー5、左側が池になっている3打目のアプローチです。

画像をクリックで拡大します。


当たりが良くなかったドライバーの後、2打目も左の池に入れないように慎重にレイアップし、3打目には約145y残ってしまっていました。
左のバンカーのちょっと右にピンが見えますが、グリーンの左端から5yぐらいしか無い左いっぱいの位置で、グリーンをちょっとでも左に外すと急斜面を転がって池に落ちます。

右サイドの花道からドロー気味に行ってグリーンに転がり上げました。

首尾よく9歩(約6m半)についてくれて、このバーディー・パットは非常に惜しいところで入りませんでしたが、3打目は良いショットだったと思います。(^^)

本当は、ドライバーと2打目を頑張って距離を出して、もっと近くからウエッジでピンを狙いたいところですね。



後半に入りまして、ホールハンディキャップでは一番易しいはずのパー3、青ティーからでもわずか127yの11番ホールです。

「Little Devil」という名前が付いていました。

画像をクリックで拡大します。


なんか、短いけど間違って曲げるとえらい目に会いそうなハザードに取り囲まれていますね。
小悪魔たる由縁なのでしょうか。

この日のピン位置は、(拡大して見えますでしょうかね?)ど真ん中。

傾斜で右に流れることを期待しましてグリーンの左サイドに打って行きましたが、とても硬いはずのグリーンのほぼその場でストップ。 ピッチマークから2フィートぐらい右に転がっただけでした。(^^;

まぁでも、友人たちは文字通り小悪魔トラップに嵌って軒並みボギーにしちゃいましたですね。 みんなPWか9番アイアンくらいなのですけど。



後半もうひとつのパー3、17番は池越えの178yで、非常に難しいです。

画像をクリックで拡大します。


この日のピン位置は後ろ寄りで 185-190y程度も距離がありましたが、かえってその方が良いくらいです。
キャリーで170y出さないと池に捕まるからです。

自然と、大き目のクラブを持ち、(斜めになっていますから)距離が短くなるグリーン右サイド寄りに打っていくことになりますよね。


かくかくしかじかで私のティーショットはかなり右サイドの奥目にに落下、登りの21歩(約15m)を残しました。

比較的速いグリーンでしたので、登りのパットでありながらいつもの21歩見当で打って行ったのですが、mountain effect(山の効果)を入れきれず2歩(約1m半)ショート。

パー・パットをカップの手前の縁にショートして3パットしてしまいました。



さて、最後にご紹介いたしますのは、最終18番ホール 510yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。

ティーショットはご覧のような池越えになっています。
池の向こう、左サイドに見えていますバンカーまでが約230yなので、しっかり真っ直ぐ打てれば問題ないのですが、プレッシャーは多少かかりますね。

グリーンへは、大きく緩やかに左ドッグレッグになっています。

真っ直ぐに、目の前(池の手前)のひょろっと真っ直ぐ伸びた背の高い草の辺りを狙っていつものドロー・ボールで行くつもりで打ちましたが、思ったよりトゥ寄りで打ってしまい予定よりも強めにフックして左のバンカー方向に。

芯を外していましたので距離が死に、バンカー手前の斜面で止まってくれました。

そこからの3Wは非常に良い当たりが出てくれて、3打目は約90yの位置まで持って行きました。

・・・が、この日ショットが不安なままプレーしていたためもあり、ウエッジのショットは左に大きくズレ、グリーンにぎりぎり残る左サイドで15歩(約11m半)も残し、パーでした。

あとでリポートに出てきますが、この日は連続トリプルボギーもありました。

でも、いつ酷いショットが出るかの不安を抱えつつもなんとか安全目のストロークでプレーをこなし、楽しいラウンドにすることは出来たと思います。

景色が良く気持ちの良いコースで、早朝の酷暑になる前の時間にラウンドを終えました。(^^)
(この辺りは、日中100度F(38度C)を超えてすごいことになりますからね。)



7/14/2011

a. アイアンとウッドのスイングは同じか?


他には、

b. 素振りと実際にボールを打つときのスイングは同じか?

c. 練習場とコースで打つときのスイングは同じか?

っていう疑問もあります。(^^)



私の感覚では、

a. 同じ
b. 同じ(ただし本気の素振りの場合)
c. 同じのようだが違う

・・・と思っていますのですが、どうなんでしょう?



一つ前のCT-30の練習の記事で、自分では全く同じに振っているつもりが、セットアップの違いだけでシャローに払い打つようなスイングになっている、という経験をしました。

subconscious(潜在意識)がconscious(自分の意識)の外で体の動きをコントロールしてしまうんですね。

池があると、ピンにデッドに狙ったはずが自然と池を避けてしまったり、ダウンヒルスライダーで制御したはずだったのに強く打ちすぎてしまったりする現象が一例です。

もうひとつには、先だって、ドライバーを振るときの感覚を記事に書きました折に、「0088 弓形スイングとルーク・ドナルド 」 (by ゴルファーに愛を!)というテニスコーチをなさっている方のブログ記事を引用させていただいたのですが、そのブログの別の記事に、

0220  アイアンとウッド、同じに打っては同じに打てない」という記事がありまして、いちいちなるほどなー、と思わせられることの多いこのブログでそう言っているからには、違う打ち方をしているのだろうか?

という疑問が湧いたのです。


ウッドとアイアンは機能が違うのだから、同じスイングで同じように打てるわけがない。

・・・と言われてしまうと、「そうかな。」という気がしてきます。

自分では全く同じ感覚で振っていますが、自然に変わるものなのかも知れないなぁ、と、今回の払い打ちの経験をきっかけに疑問が湧いたのです。



スイング動画関係の記事は今までに30ほどもアップしていますので、ちょっと見てみることにしました。


例えばこちらの記事の、この動画 ↓ ではショートアイアンを何種類か打っています。



またはこちらの記事では、実際にコースでラウンド中に撮ってもらった、いろんな場面での動画がいくつかあります。( ↓ こちらはそのひとつ。)



それと比較しまして、つい最近の記事にアップしました3WとDRのスイング動画 がこちらにあります。

3Wのスイング


撮影時期が、一昨々年と一昨年、それからつい最近とズレておりますため、私のスイング自体が経年変化して変わっている可能性もありますが、本人から見ますと、それほど違ったメカニズムのスイングを使っているようには見えません・・・。


ただ、「0220アイアンとウッド、同じに打っては同じに打てない」という記事に書かれている内容で、「ん?これはもしかして?」と思う部分がありました。

もしもアイアンとウッドを本当に同じスイングで済ませたいのなら、アイアンをグリップエンドから約10センチ短く持たなければならない。あるいはウッドのバランスがF-2程度のとてつもなく重いものを使う。そうすればアイアンとウッドを同じスイングで打って同じ打球が打てる。

私のドライバーや3W、およびユーティリティーは、F-2までは当然行きませんが、自分の持てる(というかあまり持ってません)パワーに比して非常に重く調整してあります。

どう見ても一般的にはオーバースペックで超低トルクのRIPアルファ70S(74g)のシャフトのドライバーしかり、同じアルディラのNV75Xにさらに鉛テープを6-8インチほども巻いたシャフトの3Wもしかり(NV85Xだったのを軽くして重くして調整しました。)、それにスチールシャフト(DGのS300)でしかもヘッドに入るカートリッジを交換して前後2箇所で7gも重く調整したユーティリティー2本とかもそうなんですが、なんでそんなものが打ちやすく感じるのか自分でもよく分かっていなかったのですが、

ウッド&ユーティリティーを、アイアンと同じスイングで打とうとした結果、なるべく同じスイング(少なくとも近いスイング)で打とうとして調整した結果がそうなった、・・・と考えますとつじつまがあってきます。


ちなみにアイアンセットの方には、ごく普通のDGのR300のシャフトが入っています。
(ロフトは結構寝ていて、ライ角は身長に対してはややアップライトです。)


これは非常に興味深い事実であるなぁ、と思いました。

試しに友人に聞いてみますと、「ドライバーと他のクラブはスイングを変えている。」 もしくは「違うスイングをしている。」 という返事が返ってきました。
(私にはちょっと予想外でした。)



私の場合ドライバーは、左曲がりなゴルファーであるにもかかわらずドロー・バイアスのヘッドを愛用しています。

コンポジットのヘッドで、重心距離が昔のパーシモン並に短い(29mm前後の)モデルを選んでおりまして、さらにドローバイアスを選んだ方が重心距離が短く設定されるからです。
(現在主流の、重心距離が38-40mmとかのドライバーを打ちますと、もっと大きくフックしてしまい易くなってしまうのです。 FT-3のフェードバイアスは、打ちにくくはありませんがやはりなぜかフック度合いが強くなってしまいます。)

なんでそんな滅多にない設定のドライバーを使わざるを得ず、友人たちのようにニューモデルを使っていけないのか疑問ではあったのですが、どうやらアイアンと同じスイングで済まそうとしたところに原因があるような気がしてきました。



・・・と、いうことで、b.およびc.に関しましては、また別の機会に。(^^;