「iPING 試してみました。 」という記事の続編ということで。
もうちょっとスピードの速いグリーンで試してみたいということで、行ってみました。
ここのグリーンは、前回よりは速いですが、普通のスピードのグリーンということで、最初の4回は少しだけ下りのストレートラインにボールを置きまして、速いグリーンという設定で測定してみました。
iPhoneがグリップのすぐ下の位置にくっ付いているのが見えますでしょうかね? (^^)
そんなに違和感無いでしょう?
この写真は、5つ目と6つ目のデータの録っている時の位置で、ほぼ平らのほぼストレートのラインに構えて打っています。
余談ですが、ご覧のように私はボールをかなり左足寄りに置いてセットしてパッティング・ストロークしています。
なにはともあれ、データの方を。
session
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Stroke Arc
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Impact Angle
|
Tempo
|
Consistency
|
1
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8.2
|
-1.7
|
2.1/1
|
6.5
|
2
|
8.1
|
-1.3
|
2.2/1
|
0.3
|
3
|
8.1
|
-1.6
|
2.1/1
|
0.8
|
4
|
8.7
|
-1.7
|
2.2/1
|
0.9
|
5
|
10.5
|
-2.5
|
2.2/1
|
10.2
|
6
|
10.5
|
-1.6
|
2.1/1
|
3.6
|
7
|
8.3
|
-1.2
|
2.2/1
|
11.9
|
8
|
8.8
|
0.1
|
2.3/1
|
5.6
|
P1
|
10.7
|
-0.6
|
2.2/1
|
6.5
|
P2
|
11.3
|
-1.0
|
2.2/1
|
3.1
|
P3
|
12.9
|
-3.1
|
2.2/1
|
6.1
|
P4
|
12.2
|
-0.6
|
2.2/1
|
2.6
|
それぞれ、5つのボールを打った平均値です。
そしてその5つのバラつき具合が、Consistencyに数字で出てきます。
下の欄の、P1~P4は前回の記事の時に遅いグリーンで録ったデータです。
やはりストローク幅が小さくなる分だけ、ストローク・タイプのアークの数値も若干は小さくなりました。
依然としてStrong Arcタイプには違いないのですが。
セッション1~4は、少しだけ下りの速いラインです。
( 2~4のConsistencyが非常に良い数字になっていますが、たぶん何かのまぐれです。)
セッション5、6は、ラインを変えてほぼフラットのほぼストレートのラインを選んでストロークしてみました。
ストロークが大きくなっていることが見て取れます。
Consistency的には、私のストロークは本来この辺りの数字が妥当なところだろうと思います。
それから、それぞれ 1セッションづつしか行なっていませんが、セッション7 と 8 のデータはそれぞれ、気持ち下りになるスライス・ライン、気持ち下りになるフック・ラインを選んでパットしてみました。
わずか10フィート (約3m) のパットですが、如実にデータに出るものですねー。 ちょっと感心しました。
セッション7 のスライス・ラインのデータは、平均値には出て来ませんが、1回1回のストロークを見てみますと、インパクト・アングルがすごく大きくバラついていまして、Consistencyの値が過去最大に悪くなっています。
ほんの少しとは言え、人類には決められない(笑) スライス・ラインのダウンヒル・スライダーですから、私にとっては非常に uncomfortable (気持ちの良くない) なストロークなのです。(^^;
反対に、フック・ラインの方は同様の軽いダウンヒル・スライダーにも関わらず、なかなかにcomfortable (心地よく) にストロークしているように感じました。 数字にも出ていますね。
さらに面白いことに、インパクト・アングルが初めて僅かにオープンになっています。
フック・ラインですから、subconscious (無意識) が何をしようとしているか明らかですね。
構えのラインの膨らませが足りないことを補おうとしているようです。
テンポの数字も、これだけが僅かに大きくなっているのはフォワード・ストロークのスピードがほんの僅かに上がっているということで、好きなフック・ラインで気持ちが打ちに行っている現れじゃないかな、と思ったりしました。
何れにしても、サイド・ラインというのは、ストロークがブレてしまいやすい条件下にあるかも知れません。
前回の記事で、総じてヨーロッパのプロの方がテンポの数値が大きめだったことを思い出しました。
コース・コンディションの差なのだろうかと想像いたしますが、割合に“ストローク”して (“ヒット”して) 打っていく感じでパッティング・ストロークをする傾向にあるのではないでしょうかね。
この測定器、思ったより細かく正確に測定が出るもののような気がしてきました。(^^)
あともう一つ、ちょっと思ったのですが、
今回はストロークをスムーズに行うことを第一に考えてストロークしていました。
でも実際のところ、カップ・インすることに注力してパットしてデータを録った方が、よりsubconsciousの影響を色濃く反映したデータが出てフィードバックのためになるように思いました。
楽しいですねー。
パター・タイプに拠るストロークの自然な変化とか、いろいろ試してみたくなって来ました。
(基本的には、まっすぐの10フィートのラインをしっかり安定して打つために用意されてるみたいですけど、無理やり応用して色々試してみたくなって来ました。(笑))
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追記: 書き忘れていたこと2つ。
先週、iPINGアプリに対戦ゲーム機能が追加されました。
(使う人いるんだろうか?)
それと、ストロークを感知して測定がなされた時、「ping!」っていう、A-1を打った時の音が出ます。(^^)