ここは、4年以上前の独立記念日の午後に、2連荘の2つ目のコースとしてラウンドして以来でした。
ランチョ・サン・ホアキン (ゴルフコース)
つい最近、お友達になっていただいたサムさんとご一緒してのラウンドです。
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こちらがサムさん。RBZがよく飛びます。(^^)
私のとんでもない早朝にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
ムニシパルの、比較的ハザード類も少なくて距離も短めな、易しいコースです。
一つだけ厄介なのは、私がここ苦手にしているゴワゴワして硬いKIKUYU芝のラフとグリーン周りがクラブ・フェースを掴んでしまって思うように抜けない、ってところぐらいでしょうか。
典型的なLA周辺の古いコースで、William Bell氏の設計です。
Rancho Sun Juaquin GC
http://rsj.americangolf.com/
コース全体にフラットなコースです。
当時はブログを始めたばっかりで、記録も写真も少ないですしあまり記憶にも残っていませんでしたけど、午前中 90叩きのラウンドの後に連荘で行ったラウンドで、いきなり調子良くなったラウンドだったようです。
今回は、すごく叩いたんですよ。
ボールも1個で済んじゃいましたし、大きなハザード・トラブルもなくって罰打もなく、バンカーからもHRとかなくて、とてもトラブルのないラウンドだったのですがスコアは多かったんですよね。
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ラウンド記録です。
青ティーのコースレート/スロープは69.7/125、パーは36・36=72です。
1 5 △ 0 ① (12) (30)
2 3 △ / U3A (Sx)
3 4 △ 0 U3A (Sx)
4 4 △ 0 2A (31)
5 5 △ 0 U18S-1A- (3パット)
6 4 △ 0 U17A-1B-① (3パット)
7 4 △ 0 3- (18)
8 3 +3 / U13S-2A-1- (Sx, 4パット)
9 4 △ 0 U5AL-2- (3パット)
10 4 △ 2 4- (30)
11 4 △ 1 7S (24)
12 5 - 0 © (22)
13 3 △ / U15S-2A- (3パット)
14 4 △ 0 5A (30)
15 3 - / ② (26)
16 4 △ 2 D4A (78y)
17 4 - 0 U10A
18 5 - 0 ③ (20)
47(22)・41(15)= 88(37)
47(22)・41(15)= 88(37)
「こういう日もあるさ。」で済ませても良いのですが (←良いのか?)、せっかくですので考察してみます。
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まず、3パットがいつになく多いですね。そして、シヨートパットを沢山外しています。
でもそれは結果です。
どうして3パットが多かったかといいますと、はっきりはよく判りません。
強いて挙げますと、グリーンが思ったほど曲がらなかったこと、雰囲気で感じるスピードよりも重くて遅い場面が多かったことなど、ぐらいなものです。
アンジュレーションもキツくありませんし、速いグリーンでもなかったのですが、リズムが全く噛み合いませんでした。
ショートパットも、どれも入ってもおかしくないパットがカップに嫌われた感じでどうにも改善のしようが思いつかないと言いますか・・・。
次にやはりパーオン数が少ないです。
この距離のこの易しさのレイアウトのコースであれば、平均の8.15/18よりも多めの9-11ホールでパーオンしたいところですが、5ホールしかパーオンしていません。(うち2パットでパー取ったのが1つだけ。)
この日は、パットだけでなくセカンドショットもことごとくショート目でした。
もちろん打ち損じも多々ありますが、そこはまぁいつも普段から打ち損じを重ねつつも帳尻をあわせてプレーしているので、予定の範囲内です。
ではなにが違ったかといいますと、どうも芝に対応しきれておらずにすべてのショットで芝に負けていたのか、もしくは体のキレ的にこの日は腰が回っておらずに飛距離を落としていたか、その両方かな?と思われます。
ドライバーも酷いOBは免れたものの、心なしかよく飛んだ良いショットがほとんどなく無難な当たりが多かったように思いますので、芝だけのせいではなかろうと感じる次第です。
そして、今回のラウンドで一番に感じる不調だった原因はこちらです。
以前の、「ザ・ゴールデン8」という記事に書きましたいわゆるスコアにとってのクリティカル・ゾーンでの敗北、そしてそれはKIKUYU芝の影響が微妙に出ていた、という考察です。
久々ですので、あらためて図をリンクしてみます。
95%以上カップインする2フィート(約60cm)から、平均で25%がカップインする10フィート(約3m)までの、このゾーンが、
アプローチショット、パッティングを含めて一番に重要な「スコアリングの良し悪し」に大きく影響するゴールデン・ゾーンなのです。
カップから6フィートに寄ったボールは、PGAのプロの平均値でも50%しかカップインしません。
赤線のアベレージのアマチュアでは、なんと25%しかカップインしていません。
そしてこの日の私のチップショットは、酷いミスは(1回ありましたが) 殆ど無く、どれもこれも今いっちょ寄らない、6-12フィート(1.8m-3.6m) ぐらい残るチップショットが多発していました。
(逆に、4フィート(1.2m)以内に寄っていれば、アベレージ・プレイヤーでも60%以上の高い確率でカップイン出来ます。 3フィート(90cm)であれば80%ぐらい入ります。)
上手く寄ったのは12番のチップぐらい、上手くカップインしてくれたのは18番のパットぐらい、ということで、スコアに大きく影響するアップ&ダウン(寄せワン)の成功率がズタボロでした。
しかもチップショットはどれも3歩、3歩、2歩、3歩、5歩、4歩、0歩、5歩、4歩、2歩、3歩と、カップイン率の低いゾーンに集中していました。
これを外し続けたためにパーではなくボギー街道が続き、ショートパットのリズムが悪くなりファーストパットが長いケースのホールでも2パット目の2歩とか1歩を外しまくる、という感じになっていました。
リズムだけではなく、2パット目のショートパットこそは確実に決めていきたいパットであるにもかかわらず、ラインの読みやすい返しが残るのではなく、ファーストパットをショートしたためにセカンドパットもラインが未知になる、という悪循環も併発していました。
こういったショートパットに自信が持てない日は、特に意識してファーストパットをストロークして、できるだけ“返し”のパットが残るように、そしてなるべく短い距離が残るように攻めるようにしないと、漫然とスコアを増やしてしまうことになるのだなぁ、と痛感しました。
調子が出なくても崩さないゴルフ、というのを今年は頑張っているつもりですので、今回のラウンドは良いきっかけになったかも知れません。
(そうは上手く狸の皮算用が上手く行きますかどうかは、また別の問題ですが。)