私、二十数年もゴルフをしてきて長い間誤解をしておりました。
ハーフショットは左腕が時計の文字盤で9時の位置のテークバックで打つものだとばかり・・・ 勘違いしておりました。
*ちなみに、時計の文字盤を使った表現は「デジタル(digital)パット? アナログ(analog)?」という記事に使ったものをこちらに引用いたしますが、こうなっています。
打つ人の正面から見まして、テークバック方向が9時の方向、フォロースルーが3時の方向です。
ちなみにですが、英語では時計の針は「needle(針)」ではなく、「hand(手)」とか「arm(腕)」と表現されます。
ゴルフスイングで、腕の位置を3時とか10時とかで表現するのは、この辺りから考えても非常に英語として自然なことだったという訳ですね。(^^)
以前、「3x4システム by デーブ・ペルツ」という記事をご紹介いたしました。
100y以下の距離の打ち分けシステムです。
その名も「3x4システム」と言いまして、3種類の振り幅で、4本のウエッジを使って距離を打ち分ける方法です。
30yから110yまでをカバーしていますね。
49°のPW
55°のSW
60°のLW
64°のXW
の4本を使って、腕が
10:30
09:00
07:30
の3つのポジションのそれぞれで飛ぶ距離を把握し、3x4=12種類の距離を打ち分けるというシステムです。
でも、図の数字を見ますと、ダブっているところがあって、ほぼ10種類の距離の打ち分けになっていますね。
図をよく見ますと、55°のサンド・ウエッジだけがハイ・バウンスになっています。
64°のXWってウエッジも、なかなか使いこなしているアマチュアは少ないかな?って思います。
私はこれを、記事の中でこんな風に間違って認識していました。
私はこのシステムを、自分用にちょっとアレンジした形で実践しています。
ちょっと表にしてみました。
デーブ・ペルツの生徒さんたちのような正確なスイングを私の場合はしていませんので、68y、83yといった数字は出てきません。
10y刻みで、すごいアバウトな把握です。ダブってる数字もいくつもありますし。
現在の私はもう2年以上もロフトが58度のウエッジは使っておりません。
で、間違いと言いますのは1/1、3/4、1/2、1/4の割り振りです。
1/1がMaxのフルショット、というのは合っていますが、3/4(スリークォーター)ショットだと思っていたのが実はパワー100%のコントロールショットで、1/2(ハーフ)ショットだと思っていたのが実は3/4(スリークォーター)ショット、そして1/4(クォーター)ショット思っていたのが実は1/2(ハーフ)ショットだったのです。
正しく書き直しますと、こうなります。 ↓
距離は、現在のウエッジのアバウトの距離に直してありまして、そして私の1/2(ハーフ)ショットは正確ではありません。 練習が必要です。
デーブ・ペルツの、「Short Game Bible」という本にも書かれていますが、この1/2ハーフショットというのは、7時半のテークバックで打つショットで、生徒さんたちも、そしてプロでさえも、3種類の大きさのスイングの中で一番難しいのがこのショットだそうです。
特に男性はこのショットがあまり得意ではないと言うのは説明が難しい面白い現象だ、と書かれています。
中でも一番安定して決まった距離を打ちやすいのが、9時のテークバックで打つ 3/4(スリークォーター)ショットだそうです。
どのショットにも共通した安定した自分固有のリズムで、出来るだけ腕の力を使わず、リズムミカルに振ることで、距離の打ち分けが正確になっていくのだそうです。
9時のテークバックのショットは、プロなどは特に気持ちよく安定してコントロールするそうで、応用としてちょっと大き目の9時15分、とかも打てるようになって来るらしいです。
100%のフルショットが 10時半のテークバックのショットで、コイルアップしてフルパワーで打てる距離より約10yぐらい落とした距離になるのが通常だそうです。
私はこれを3/4だと勘違いしていまして、なんか90%ぐらいの距離出ちゃうんだよなー。って思ってました。(^^;
なんのこたぁない、これがフルショットだったのか!
これからは、心して10時半のテークバックを意識しまして、これをフルショットの距離とするように改めて練習して行こうと思っています。
そして、一番難しいという 7時半のテークバックで打つ 1/2(ハーフ)のショットを上手に打つコツがペルツの助言にあります。
とにかくリズムを大切にして、打ち急ぎ過ぎないようにリズミカルに打つように、腕の力を使わないように自分のタイミングを作って、たくさん打って体に覚えさせると良い。
スイングエイドなどを使って、とにかく毎日10回でもいいからこのスイングを練習するようにすると良い。
それからペルツは、生徒さんたちには、「Saaaawish,-Swish」というリズムで打つように指導しているそうです。
7時半の小さいテークバックで腕で打ちに行かずにリズミカルに打つコツのリズムです。
「Saaaawish」でテークバックまでを行って、「Swish」で打つんですが、これを日本語式にしますと、
「えんやぁー」でテークバックまでを行って、「とっと」で打つとちょうど良いことに気が付きました。(笑)
そういう訳で、「えんやーとっと」のハーフショットを出来るだけ 7時半っぽいテークバックで打つ練習をこれから取り入れて精進しようかと思う次第です。(^^)