3/21/2021

ラウンド動画を手軽に手間取らずに撮るために、プッシュカートにスマホをセットする治具を工作


ここ最近「ゴルフスイング ‐26 スイング動画 on the Course (ラウンド中)」とか、「ゴルフスイング ‐27 スイング動画 on the Course (ラウンド中)」というポストをしましたが、

これはスマホクリップを付けたアライメント・スティックを後方に挿して撮影していました。(三脚も用意してあるのですが、練習場はともかくラウンド中だと目立ちますのでこちらで。)



練習場でのスイングとコースでのスイングは結構違っていますので、ティーインググラウンドからの景色とか微妙な傾斜とかで、自分の体がどういった反応をしているかを観察することによって、ありがちなミスを減らして、練習場でやっているような打ち方に近づけるように (あるいは逆に練習場で出るような種類のミスを出さないように)、スイングはともかくセットアップだけでも改善していけたらなー、と思っています。


その点から言いますと、ティーアップもしていて、傾斜も比較的フラットな条件で打てるドライバーよりもむしろラウンド中の他の傾斜地からのショットや、グリーン周りのショートゲーム、その先にはグリーン上でのパッティングなども録画してみて自分で観察して見てみたいな、と思いました。

幸いに、近頃は新型コロナ禍下における運動不足対策もあって極力歩きのラウンドをしていますので、プッシュカートにスマホをセットできるようにすれば、けっこう目立たずに簡単に録画できるんじゃないの?って思いつきまして、さっそく工作してみました。


手押しのプッシュカートに、ボールを嵌めるホルダーがあったので、そこを利用して。

治具自体にも90度折れる機構が付いていますが、これだとボールの嵌め方で割合に角度は自由に設定できます。我ながら、これはグッドアイディア。(笑)



黒いスマホクリップは、ダイソーのミニ三脚付きのスマホクリップを使っています。
銀色のクリップを取り付けるスタンド部分も、ミニ三脚の足を分解して外したものです。
(米国のダイソーは、100円じゃなくて $1.50 もするのですが、それでもしめて $3.00 です。)


これ、実際にはカートにキャディバッグとクラブが乗りますので、使う時はカートが横向きが良いでしょうか。


これが実際に練習場で使用している様子です。
後ろがある程度広くて距離を取れないと画面に収まらないので、後ろが広くて邪魔にならない練習場で使おうと思います。
(画面を縦に使えば、もうちょっと近くから撮影できます。)


こちらが出っ張ってるクリップ部分を収納した感じの写真です。


まぁまぁ悪くない感じに収まりました。(^^)
このカートには、カップホルダーやら、目土用ボトルやら、スコアカードホルダーやら、ミニポケットやら、いろいろ装備されていてなかなかに快適です。


今度、コースをラウンド中のショットなどをこれで撮影しまして、ポストしていってみたいと思います。(^^)


* 追記: 8/31/2022

その後、プッシュカート畳んでトランクに積むときとか、カットにセットして動画撮るときに角度変えようと捩じったり、あれから何度も壊しまして代替わりを何度かし、現状はあらゆる関節を殺して直付けしたシンプル版のこちらになっています。↓


スマホは横設置しかできませんが、壊れなくなりました。(笑)
スマホホルダーを外して、デジカメやレンジファインダーをボール部分に接続して付けることもできます。(その用途はやったことありませんが。)


3/14/2021

ゴルフスイング ‐27 スイング動画 on the Course (ラウンド中)

 写真は、「ドス・ラゴス (ゴルフコース)でもご紹介しました 私の好きなコースの一つドス・ラゴスGCの 1番ホールです。



ここのティーショットはいつも一番難しいと感じています。
左サイドは川が走っていて絶壁になっていますし、右サイドには 18番との間の大きな池がありまして、写真で見るとほぼ中央左寄りにあります右傾斜に行ってしまうと確実に右の池に転がり落ちます。左側はこんもり写っていますブッシュから左はアウトです。仮にミスショットしますと、手前も池に入ってしまいます。

でも、景色も良いですしかなり良いホールだと思います。
左サイドには、崖が崩れている場所もありまして、右サイド寄りから行きたいところです。大きな池はあるんですが。(笑)


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さて、前回のスイング動画記事に引き続き、コースで打ったドライバー動画をメモしていきます。
こちらの動画は、新しく購入しました Project X Hand Crafted (HC) Loading Zone (LZ) Shaft で打っているものになります。(^^) 

練習場とは違う打ち方をしていたり、ミスショットも含めてどういった状況でどんなボールが出たかを意識するだけでも、今後のラウンドで少し注意して打てるんじゃないか?と期待しています。
コースでも落ち着いて打てますように。

実は、前置きの写真にあります Dos Lagos GCの 1番ホールのティーショットが、朝一番でそれもまだ1番ホールで寒くて動きにくいのもあり、落としどころがあまり広くないこともあり、一番難しいと感じるティーショットだったりしますが、いきなり動画撮影っていうのもなかなかハードル感じるのもあり、動画を撮っていません。
この日は珍しく上手くいって右サイドのラフで収まってくれたのですけど、このホールのティーショットでどんな風にスイングがずれるのかチェックしてみたい気持ちはあります。



さて、こちらの 3つはWestridge GCで撮った動画になります。

この日は風が強い日でした。最大で30mphぐらいまで行く強風でした。初めの 5ホールくらいは雨も降っていましたこともあり、撮影していません。後半の方がホールデザインも水あり谷ありで凝った作りになっているので、私はバック9の方が好きです。
 

Westridge GCの  9番ホールです。打ち降ろしのパー4。


このホールはフェアウエーが左に傾いていますので、右の斜面狙いです。
ドロー系のボールであれば、右サイドのカート道でも大丈夫なくらいです。
そういう訳で右サイドの斜面に向かってドローを打ちたいスイングをしています。今やっていますスイングの場合はリストターンをしませんので、よほどトゥの先端で打ったりしない限りは大きなフックは出ません。肩が早く開いてしまって左に引っ張るケースはありますので、そこだけを注意して打っています。
打った後ボールを見ながら、飛んでいく軌道にぴったり合わせて微妙に持っているクラブや身体が動いているのが見て取れて、自分でも笑ってしまいます。


Westridge GCの  16番ホール。338yの短いパー4 ですが、グリーンが前後と右側ぐるりが池に囲まれていて、なるべく距離を出して2打目を短くしておきたいホールです。


カメラアングルが少し右後ろからになっています。
この日はかなり風が強くて、このホールは左から右へのアゲンストの風でした。
左のカート道ぎりぎりぐらいを目標に打っています。風で戻されるので、グリーン前の池までは私の飛距離では全然届かなくなります。
風がなければ 3Wで打つことも検討すべきホールですが、2打目が手前も奥も右もぐるーっと池に囲まれている半島グリーンですので、2打目に打つ距離をなるべく短くしたい状況なのです。
このティーショットはものすごく上手くいきました。
絶好の位置からの 2打目は体がウォーターハザードにびびってダフリ気味に左に逃げてしまったので台無しでしたが。(笑)


Westridge GCの  18番ホール、グリーン手前に池があるパー5。かなりの打ち降ろしで、狭くはないのですがなぜかとても苦手なホールです。


ひとつ前の17番は川を挟んで隣り合わせになっているので逆方向に登りっぱなしの長いパー4になっていまして、フェアウエーの幅もこの18番よりも狭いくらいなんですがティーショットでトラブルになる確率はずっと低いです。
やはり打ち下ろしている方が曲がりやすいのでしょうか。風の影響も受けやすいですけど、それ以上にスイングが開いたりクローズになってしまったりしやすいような気がしてなりません。
そういった気持ちがスイングに出ますね。ボールを真っすぐ出して置きに行くようなそぶりで打っています。正直、技術的にはそんなことできないのですが(笑)。
結果的には真っ直ぐ真ん中に出てくれましたが、この日の強い風で右に流されて、右のフェアウエーバンカーにギリギリ転がり込んでしまいました。
バンカーショットでレイアップして、3打目でグリーンを狙う組み立てに。
このホールは右の川に打ち込んだり、それを嫌がって左のブッシュに突っ込んだり、本当にトラブルが多いホールですので、このティーショットはバンカーにつかまりはしましたが個人的には満足でした。



コースは変わりまして、Costa Mesa CCの、Los Lagos コースです。 
アップダウンの大きいWestridge GCとは打って変わって、こちらは全体的にフラットで左右のOBもほとんどないムニシパルタイプのコースです。
ここはどのホールも伸び伸びとドライバーが打てますし、仮に隣のホールへ行ってもプレーできるケースも多いですしリラックスしてプレーできるコースです。


Costa Mesa CC, Los Lagosの 8番ホール。


...とか言いながら、このホールのティーショットはこのラウンド中で唯一、大きく方向が狂ってトラブルになりました。(笑)
肩の開きが早くなって、左サイドの木の方向に突っ込んでいきました。
このコースの中ではフェアウエーが一番狭くて打ち下ろしています。2打目は打ち上げになるレイアウトで、距離は 304yしかない短いパー4です。
ティーインググラウンドのすぐ前にある池を超えて200y打っておけば 100yも残りませんので、本来はフェアウエーウッドとかアイアンで打っていくべきホールですね。
打ったあと、ボールの行方を確認するべく腰を折って木の中の方向を目で追っています。

運よく右に跳ねてくれました。100yぐらいしか行っていない位置ではありましたが。(笑)
登りの210y、3Wで打って行ってグリーン手前のカラーまで持っていけて事なきを得ました。とはいえボギーにしてしまいましたが。


Costa Mesa CC, Los Lagosの 12番、357yのパー4です。


動画の初めのところで袖がブルブル揺れていますけど、この日も風が結構ありました。25mphくらい。木が揺れていないのでそう見えませんが。
まだドライバーをインテンショナルに低く打つ技術がないので、普通に打ちました。
でも動画を見ますと、ボールに「低く行ってね。」ってお願いするかのようなフォロースルーになっていますね。気持ちが体の動きに出るのでしょうか。


Costa Mesa CC, Los Lagosの 16番、412yのパー4。 フラットなので、私の飛距離ではけっこう長いと感じるパー4です。


ほぼ真っ直ぐですが微妙に右ドッグしているホールですので、ティーショットが右に行かないように気を付けて打ちました。風も終盤は少し弱まってはきましたが、左から右でした。
右足が早めに動いて、「右行かない。」って感じで打っているように見えます。もちろんプレー中は無意識の動きです。
距離的にはそこそこ行ってくれまして、残りは170y程度でした。
こういうホールが上手く 2オンできると、ショットの調子が良いなぁと感じます。



最後に冒頭に1番ホールの写真をご紹介しました Dos Lagos GC でのショットです。

ここ、Dos Lagos GCの12番ホールのティーは、私が最も好きな場所です。548yのパー5。


右にも 2ホール、左にも 2ホール、合計 5ホール分の幅いっぱいに、どこに打っても大丈夫なのです。やや左に小さな木とその右下に小さなバンカーが見えていますが、それだけが唯一の障害物です。(で、このバンカーは磁石の様にボールを吸い寄せます。(笑))

このショットは、切り返しからアウトサイドインに下りてきてしまいつつでも開かずにスイングしたためカットには入らず左へドカンとズレた方向へ飛んでしまいました。
でも件の磁石バンカーを左に避け、13番ホールとの間のカード道に行きまして、結果的には距離的にも 2打目の打ちやすさ的にも上出来なショットになりました。
精神を解き放って結果を気にせずに振り切ることだけ、っていう打ち方ができる良いホールです。

このホールのティーショット、いつも「今度来るときはハッピーギルモア式で助走付けて打つ練習といて試したいなぁ。」って思います。(結局練習してませんが。(笑))
 

 Dos Lagos GC の 13番ホール、468yの長いパー4です。
しかも 2打目は右側が池越えになっているグリーンへ打っていかねばなりません。


でもたいていの週末、青ティーは 428yのティー位置になっています。
それでも私には長いホールですので、もし当たりが悪かった場合は池越えということもあり 3オン狙いに切り替えます。

このティーショットは、どヒールで打ってしまいました。
しかし振り切っていたのと、若干の軽い打ち下ろしになっている分だけ飛距離は助かりました。そして運良くTwisted Faceの機能に助けられてギア効果で戻ってきてくれまして、左サイドのカート道に向かったため、おそらく10−20y程も距離的に助かったのではないかと思われます。
2打目は178y残っていて、ハイブリッドで池越えを打っていきました。これは上手く行ってグリーン奥のカラーに。(^^)

スイング的には、動画を観察してみますとダウンスイングで手元が浮いてしまって遠くを振ってしまって大きく芯を外れてヒールに当たってしまったようです。
狙っている方向は元々左サイドのフェアウエーバンカー方向ですので、さほど池を避ける動きが出てしまったわけでもないと思うのですが。



自分のスイングを動画にとってこうして自分で見てみますと、現実に正対しなければなりませんが(笑)、練習して向上していくには必要なことと実感します。


今度は、どうにかしてセカンドショットやグリーン周りのショートゲームなんかも撮影できればなー、と思ったりしています。



2/27/2021

ドライバー用 Project X Hand Crafted (HC) Loading Zone (LZ) Shaft

ちらの写真は Green River Golf Club  の7番ホールのパー5です。528y。
左右ともに曲げすぎてしまうとアウトです。
右に弓型にドッグレッグしていくホールですので、右に行きやすいですから要注意です。特にこの日は 28mphの強い風が吹いていまして、このホールは右から左気味のアゲンストでした。



画面右寄りのずっと後方の方に見える針の様にそそり立っているサイプレスの木をターゲットに構えて打ちました。
真っ直ぐ目標に向かって飛んでくれまして、ちょっと上がり過ぎたこともあり、この友達のショットよりも約30y手前の位置からセカンドショットでした。 パー5ですから、2打目をどこに持っていくかが重要ですね。

このホールはここGreen River GCで一番景色の良いホールだと個人的に思っています。(^^)


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さて、またまたシャフトを購入してしまいました。

つい昨年の 11月に「Project X HZRDUS Smoke Black 60 6.5ドライバー・シャフト」っていうポストをしていまして、このシャフトを気に入っていたのですが、ドライバーに関してはどうしても飛距離を最適化したスペックにしたいという気持ちがあることと、それとある程度いろいろなシャフトを試してみたい気持ちもありまして、手を広げてしまいます。

2つ前に上げていましたポスト (「Taylormade M4 Type-D ドライバーの調整」) で、M4 Type-Dを友だちのために調整した際に、FujikuraのAtmos Red 5 っていうシャフトを試してみたら、案外この軽さだと安定性を落とさずにスイングスピードを少し上げられるのかも?っていう感触を得ましたので、61gよりもさらに少々軽くして 55g前後のシャフトも試してみたくなった訳なのです。


それで購入してみましたのが、題記のProject X Hand Crafted (HC) Loading Zone (LZ) の白です。



フレックスは、S-Flex相当の、6.0にしました。 56gって書いてありますね。
サンディエゴにいる True Temper社のクラフトマン 5人が、ハンドクラフトで手巻きしているシャフトだそうです。(なんかすごいなぁ。)


こちらのレビューを読みますと、もうなんか俄然欲しくなってきます。(笑)

Project X LZ Shaft Review  - Plugged In Golf



今までドライバーの左右へのばらける度合いを抑えたくて、Flexに関わらず低トルクのシャフトを求めて来ていましたが、ここにきて SIM Max-Dのヘッドのおかげか、スイング改良が効いてきたのか、両方かとは思いますがドライバーがあまり曲がらなくなってきた関係で、トルクを使って飛ばせるシャフトも検討に入れるべきと思えるようになってきました。

この場合、スイングのタイミングに合わせて反応してくれるシャフトが前提になるかな?とは思います。本当のところはよく分かりませんが。

上にありますリンクしたレビューのサイトにあります写真を見ていただきますと、カーボン繊維が斜めに走っている編み目の部分がありますが、ここを触るとシャフトに凹凸があるのが分かります。
この部分を Loading Zoneと呼んでいて、しなり戻しのエンジン部分になっているそうです。(シャフト中ほどの若干グリップ寄りの辺りです。)


このシリーズのスペックがこちらのサイトに出ておりますので、リンクを置いておきます。


スペック


Project X HZRDUS Smoke Black 60 6.5 よりも 5g軽いので、とりあえず最初は 1/2 インチ長いままでコースで使って行って、それから長さを合わせるかどうか決めようと思っています。

ドライバーの長さとしては、60度法とかでちゃんと測ってみていませんので実はよく分からないのですが、以前のAldila RIP Alpha 60X や Kurokage TiNi 60Xなどのグリップエンドからスリーブ先までの長さが 43 1/2 インチでして、Project X HZRDUS Smoke Black 60 6.5 が 44インチ、そして今回の Project X LZ White 6.0 が 44 1/2 インチです。 
(おそらくですが、ヘッドを付けるとそれぞれ 44 1/2、45、45 1/2 インチになるものと思います。) 
 
これまではことごとくトルクが 3.0を切る低トルクシャフトを好んで選んでいて (これは大昔に低トルクで出てきて人気になったHarrisonのシャフト以来の傾向で)、ボールが左右へばらけるのを抑えようとしていました。
昨年の 8月以来スイングに取り組んできまして、今回 4.4っていうトルクのシャフトが打てるようになってきたのかもしれません。


Project X HZRDUS Smoke Black 60 6.5 と並べてみますと、↓ こんな感じです。 




半インチの差ですから、約1.27㎝ぐらいの差です。5g軽い分、振った感じのMOI的なものは近いんじゃないかと期待して、良い感じで打てればなー、と思っています。


また、コースに行ってラウンドで使ったら、感想をメモしてみたいと思います。

練習場で打ってみた感じでは、ものすごく良い感じです。(^^)