Boulder City GC の7番ホールです。昨年クリスマスイブのときのラウンドの写真です。
ネバダ州とアリゾナ州の州境になっているコロラド川を堰き止めて作られた巨大な Hoover Damのある、ネバダ州のBoulder Cityに小旅行に行って、初心者の息子を連れて近くのパブリックコースでラウンドしてきました。
少し傾いていますがコース全体に平らで、木もまばらな感じ、ウォーターハザードがいくつかあるくらいで、伸び伸びラウンドできるゴルフ場でした。
珍しく南カリフォルニアが12/24−25と雨模様だったのですが、ネバダ州はパラついたくらいでぜんぜん大丈夫でした。それもあって遠征したのですが。
こういうKIKUYU芝でないゴルフ場で、グリーンのコンパクションといいますか、チップショットが最初のバウンスをしてからのボールの挙動と転がりがイメージと合うコースでのラウンドは良いスコア出ますね。 この日は 38 36でした。
逆に短くて易しいコースでも、グリーンがカチカチで止まらなかったりすると寄せワンが拾えなくなってスコア崩したりします。
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昨年は一段階ステップアップしたといってよいくらいのスコアの改善を果たし、昨年の振り返りのデータ分析をして念頭に書きました記事 (-->「2021年の成績と、2022年の数値目標」) に、主に改善した点を4つ挙げました。
2. ドライバーの長尺化で、スイングが安定し、打球の散らばりが減ったこと。
3. ハイバンス (しかし有効バンス幅は狭い) のウエッジを購入して洋芝に対応したこと。
という以上の 4点が主体です。
今年ここからさらに、 猛練習とか、ウエイトで筋肉増強とかではなくて、ゲームマネージメントの工夫とかで考えたらどこを削れるだろうか? というのが今回のメモの主旨です。
分析の中で、スコアに一番貢献したのが、実は (パーオン率) + (ボギーオン率) の合計で、昨年は、15.91/18ホールまで来ていました。
今年は 17/18にできるだけ近づけたいと思います。
これは一重に、ダボ以上の大叩きホールを如何に減らすか、という取り組みに他なりません。
それで、お友だちの syoballさんからいろいろとヒントをいただいているアドバイスを、私なりの解釈で「どう実践していくか」ということを踏まえてまとめておきたいと思います。
そのまま、今年取組む課題となります。
以下、今年のダボ以上削減の取り組み 4点。
1. 1DKJ (一打献上)するときに、乾坤一擲(けんこんいってき) のショットを心掛ける
この 1DKJ という教えは本当に至極名言です。
(時にsyoballさん、これって一打献上でしたっけ?一打計上でしたっけ?)
ちょっとミスショットが出た結果、次打が困難な状況に陥った時、無理をせずに 1打を献上して大叩きを防ぐ、という言葉です。
例えばこれは、木の中にボールが行ってしまった時に一番安全なルートで横に出す、とか、そういう場面ですね。
ただ、私の解釈ではこの 1DKJ は軽い気持ちで横にポンっと打ってしまってはいけない状況、なのです。
ただの安全策では、1DKJ のはずが、2DKJ、3DKJになってしまいがち。
横に出すだけのはずがフェアウエーに行かず、ダフったり、また木にあてたり、まだラフだったり、もしくはフェアウエー反対側の木の方まで行っちゃったり。
例えば、グリーンの前に池があるパー5の 2打目を池の前に刻んで 3打目勝負とかの場面でもそうです。グリーンに打つわけではないから適当な短いクラブでポーンと打って刻んでおく、ではだめだと思うのです。
間違いなく良いライのしかも、しかも得意距離を残す。
木の中から横に出す場合、どこに、どの距離で、どんな弾道でどのライにボールを運べば、次のショットでグリーンを狙う確率が上がるか。
時には、少々の危険度も含めて考慮して次打の好条件が引き出せるのかもしれない。
そういう熟慮をしたショット選択をして、クラブを選び、グリーンを狙う時以上に考えに考え抜いたショットを打つべきだと思うのです。
ただでさえミスでピンチを迎えた場面、条件の悪い、ライも悪いであろう場所に来てしまっているわけですから。
木から横の方に、ちょんっと出そうとして、枝に当ててしまったり、悪いライにダフってフェアウエーまで届かず、とか、結局 2-3DKJしてしまった経験、誰しも少なくないはずです。
しかも気分も落ちてますしね。
池の前に刻むときも、あれ?ってなって行き過ぎて左足下がりのライを残してしまったり、予定外に得意距離”じゃない”距離を残してしまったり、逆に思ったより距離を残して150-160yも打たなければならなくなったりしてしまった経験、あると思います。
最悪、次の 3打目で池ポチャまでありえます。
できるだけライの良い、比較的平らで、得意距離に近い場所を選定してそこへ全力で持っていく。
1DKJ (一打献上)するときには、かならず乾坤一擲(けんこんいってき) のショットを考えて考えて、次のショットをなるべく良い条件で迎え、どうやったら 「1打のみ」の献上になるのか全力で考えて最大限の努力をしたいと思います。 --> 1DKJ-KKIT
という訳で、 syoballさんの 1DKJ関連の記事のリンクをいくつか貼っておきます。「1DKJについて」
2. バンカー越えのアプローチショットで、絶対にバンカーに入れない
これも典型的なダボ以上を打ってしまうパターンです。
再びsyoballさんのブログから
①TSでOB打たない②セカンドで池入れない③3オン3パットしない---④3打目でGBに入れない
これはね、もっともな倉本会長のご指摘ではあるのですが、現実問題としては ①~③が確実にできるのはすでにダボを滅多に打たない人だと思ったりします。
ということで、 syoballさんオリジナルの、④がここでの対象です。
これにつきましては私も過去に記事を書いていまして、それがこちらです。
特にバンカー越えに着目しています。
要点をまとめますと、各ウエッジやアイアンの、基準の打ち方の飛距離を、”キャリー”で把握をして、バンカーの淵の上端までの距離を計測して、確実にその距離をキャリーで超えるクラブと打ち方を選択する、という単純な対策です。
しかしながらこの対策が私にはものすごく効果的でした。昨年の後半は、バンカー手前からグリーンに打ってむざむざバンカーに入れる、というショットはほとんどやっていないと思います。
今年もこれを心して徹底します。
3. グリーン周りのショートゲームで往復ビンタを避ける
これはザックリでショートの往往ビンタも含めてですね。
チップショットのミスはあるとは思うのですが、たとえミスしてもグリーン上には残る可能性の高い危険性の少ないショットを常に選択するとか、往復の復の方のチップショットをOKに寄せられるように考えて往の方のミスの度合いを軽減する、っていうことは頭に置くべきだと思うのです。
「ミスの最小化」を最重要と考えた打ち方をする、という方針を、「100y 以内のアプローチのシンプル化とマッピング」にも書きました。
ダフりとトップを最大限避ける、もし起きても大怪我しない、という観点でプレーをしていけば、往復ビンタは大幅に防ぐことができると思っています。
4. バンカーから大ホームラン
これはトラブりますねー。 大体において、次打がもっと難しい状況に陥りがちです。
私はバンカーが、大の苦手ではないですが、あまり得意ではありません。普段、なるべく入れないようにマネージメントしてプレーしています。
最近は、砂があまり入っていない硬いバンカーのコースも増えていて、この発生頻度を落としたいものです。
これはまだ対策できてないのですが、いろいろなバンカーショットの打ち方の中で、あまりヘッドスピードを上げないで打つタイプのバンカーショットを学ぶ機会がありまして、今年はこの打ち方をメインにアレンジをして、バンカー対策していってみようと考えています。(昨年末にイケそうな感触を得ています。)
あまり振り上げない、あまりヘッドスピードを出さない打ち方であれば、仮にホームランしてもそこまで飛ばないで外野フライでアウト、ぐらいの範囲に収まってくれるのではないか?と期待しています。
5. 素ダボは起きる
いわゆるパー4での 3オン 3パット、パー3での 2オン 3パットですが、これはどうしても起きてしまうと思います。
俗にいうボギーオンの状況で、最低でも24フィート(約7m)以内、できれば 8フィート(1ピン)以内には寄せたいところです。30y以内は、できれば 1クラブ(約1m)以内に付けたいですね。グリーンの傾斜やボールのライによっては近くても難しい状況はあるわけですが。
これに関しては、3パット撲滅の鍵 (「ザ・ゴールデン・8」) のパッティングの方で頑張るくらいで、ボギーオンの時は特に 3パットをしないように気を付けてプレーする、くらいしか対策できないと思います。
まだほかにも出てきたら、追記していこうと思います。