こちらは River View GCという河川敷のコースです。
市街地にあって距離が短くて、一見東京の赤羽GCみたいな感じですが、実はほぼ干上がっている川床と堤防上側の土地との高低差が 7-8mもあって、その高低差をラウンド中に24回も降りたり登ったりするレイアウトで、山岳コースよりもアップダウン的にはキツいです。(笑)
このホールは、15番のパー5かな。
右下へ打ち降ろしていって川床へ降り、2打目を川床を川沿いに進んでいって、グリーンはまたティーと同じ高さに打ち上げながら今度は左へ戻ってくる、みたいなレイアウトです。
結果的に、グリーン面が見えない打ち上げのグリーンに打って行くホールが半分ぐらいあって、表面上コース的には簡単なコースだという評価になっていますが...、私は正直ちょっと苦手にしています。
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「ハイブリッドの 4番でバンプ & ランをこれから練習」という記事と「Jigger的にミドルアイアンを使う取り組み-2」という記事の続編です。
チッピングエリアに行きまして、どんな具合か転がしてみました。
もちろん、前記事に貼っておきましたいくつかの動画を見て、使う状況とか、打ち方とか、セットアップとか、そういうのを参考にしました。
何本か撮ったのですが、アングル失敗してピンも転がっていくボールも自分の体に隠れちゃったりしていてボツ。 とりあえず残したのは、この動画だけ。↓
状況としては、芝が短くてタイトな花道タイプの位置から軽い登りのライで、グリーンの外が10歩、グリーンの淵からカップまでが 16歩、トータル 26歩の距離の寄せです。
この状況は、普段でしたらD-Chopで打って行くケースと思います。
もう少し芝が長めなら、54°か 58°で10歩を越えていって、グリーン内にワンバウンド目を入れるチップショットも検討します。10+16 なら、グリーン上の部分が十分に余裕ありますので。
でも、この状況は芝がタイトに薄くバンスが弾かれる可能性もあるライですし、もしウエッジをリーディングエッジから入れたなら刺さってしまう可能性も大の状況です。簡単そうに見えてパーセーブしなければならない状況にも思えてしまいますが、「ダフリやトップを避けること」が第一目標のショット選択をするべき状況とという想定です。
(実際このライは、冬芝ではありませんから58°で打てないことはありません。タイトではあります。)
動画を見ていただきますと分かりますが、この場合はもうほとんど最初から転がっていくイメージです。ハイブリッドの 4番はロフトも立っていて22°ですし。
パターで打つテキサスウエッジは、グリーンの外が 2-3歩ぐらいじゃないと距離感出すのキビシいかな?っていう、このグリーンの外側10歩の状況からの「ハイブリッドの4番でバンプ&ラン」は有効なような感じがいたします。カップを脅かす、っていうほどには、いきなりですし精度が出ませんので、もうちょっと練習が必要ですが。 今の感じで、まぁ上手く行って 1クラブ以内か、大体 1ピン以内に安全に持っていける感じではあります。(1ピン(約2.4m)は簡単に入るパットではありませんが、十分に入れるチャンスもあります。)
基本的に、転がっていくボールっていうのはピンに当たって入ったりする確率もありますし、振り幅が小さいということは大事故や大怪我が起きにくいということですので、ディフェンシブなプレーとしてかなり有能だということは念頭に置いておきたいと思います。
今回の動画のような「PWのD-Chopでいくかなー」という状況ではなく、もっと斜面がきついとか、芝がめちゃくちゃ薄いとか、ウエッジ類や 8鉄転がしでは寄せにくいような状況の時に、このUTの転がしアプローチ、4RR-Chip を使いたいと思っています。