落下傘部隊が綺麗な間隔で舞い降りてきています。
7番ホール、パー3のティーから
6番ホール、パー5のティーから
富士の演習場が至近ですのでね、こういった光景にも出会います。
普段から、御殿場全体にドカーンという砲雷は響いてきます。
先週は暑かったですねー。
この写真は夕方4時ですが、このちょっと前には40°Cに達していました。
天気予報には、 36°Cとか出ていましたけどあれって百葉箱で温度測るんですよね。日よけが付いてて風通し良くしてあって、木造で地面から1.5mの高さにしてある箱。
アスファルト上とかだと間違いなくそれより暑いですね。4-5°Cは違うのでは?
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前置きはさておき、今回は米国から出張で来たゴルフ友達と話している中で気が付いたことを書き留めておきます。
この友達は私のグリーン周りがだいぶ改善したのを見ていまして(年単位で見てましたから) 、Edelのウエッジを使ってみたりしてくれています。
(ただし私が良いですよ、って言ったのは超ハイバンス(しかし幅狭)のウエッジ(D-GrindとV-Grind)でしたのですが、彼が気に入ったのはT-Grindのローバンスモデルだったようです。打ち方にもよりますし、見た目の好みもありますから、それはそれで良いと思います。)
グリーン周りで以前は確かVokeyの60°のウエッジを多用していたかと思いますが、どうもスピン量や弾道高さなど縦距離が安定しないということで、近頃は改善するためにPWまたはAWを多用していてだいぶ良くなってきているが、どうもトップやダフりが結構出てしまう、っていうことでした。
確かにPWとかAWの方が、ボール側から見たフェース面積が大きいですから安定して寄せが打てると思います。
その時に昔話をしたのですが、そもそもピッチ・ショットを打つ道具だったピッチングウエッジは、ロフト角が50°前後だったんですよね。今どきの45-46°っていうのは9番アイアンのロフトでした。
ところが70年代終盤にゴルフ業界に進出したマルマンが80年ごろにSPSS理論っていうのを掲げて、すべてのクラブで6:4の位置に重心が来てしかも低重心で打ちやすいアイアンっていうのを発売しまして、「打ちやすいので」っていうことでロフトを立てて「この7番アイアンは飛ぶ」っていうのを売りにして大ヒットしたんですよね。ストロングロフトの走りでした。
そういう訳で各メーカーともにストロングロフトのアイアンっていうのを出していきまして、一般的な56°のサンドウエッジと、45°、46°のピッチングウエッジの間がパカーンと10°も空いてしまいまして、そこを埋めるためにギャップウエッジっていうものが必要になっちゃったんですよね。各社アプローチウエッジとか、ユーティリティウエッジとか、いろんな名前が残っています。どれもだいたい50°前後になりますね。
...ということはですよ、この GW(またはAW, UW)っていうのが、実は昔でいうピッチングウエッジのロフトになっている訳です。
ですからグリーン周りのピッチショットとかピッチ&ランとかチップ&ランなんかは、50-52°くらいのロフトのアプローチウエッジで打つのが自然なことだと思うのです。
もっというと、5yくらいキャリーしてあとはランを使ってグリーン上が長く使えるときに転がしてクラブを変えて距離のコントロールをして寄せていくショットに「12の法則」っていうのがありますが、現代では「11の法則」と呼ばれていたりします。
そうしないとロフト角の変化で番手ズレしていて、計算の帳尻が合わなくなっているからです。
もう一つ、今のAWが昔のPWですから、今のPWっていうのはアイアンセットに入っていて云わば10番アイアンぐらいの立ち位置のクラブだと思うんですね。フルショットで100-120yを打つ、っていう。あるいは昔の9番アイアンよろしくグリーン周りの至近からの転がしの寄せに使うっていうクラブになってると思ったりします。
そこまでは昔話で良いとして、この友達が使っているアプローチウエッジはテイラーメードのアイアンセットP790にセットものとして入っていたAWなんです。
そうしますと、アイアンセットに入っている10番PWもそうですけど、クラブの造りがアイアンっぽいんですよね。ちょっとヘッドかもしくはシャフトが軽いっていうか、長さもフローしていたりとか、スイングバランスがセットで揃えてあったりとか。
私の感覚では 50-52°のAWは、SWやLWと同じウエッジのシリーズで振った感じとか重量感とかクラブの長さとか、揃っている方が使いやすいと思うんです。
振り子のイメージでピッチ&ランやチップ&ランを打っているゴルファーなら、クラブ長は同じの方が同じテンポで安定して打てますから、できるだけ同じ長さが良いと思います。
*振り子のテンポは腕の長さで決まります。
ついでに重さとかスイングバランスもウエッジ3本でだいたい揃えてあった方が良いと思います。
このウエッジ3本のスペックが揃っていますと、ボールがすっ飛ぶほどのトップや、ザックリするほどのダフりの手痛いミスは、ウエッジ3本を同じフィーリングに揃えていた方がミスが出にくいと思っています。