7/11/2019

ルー・リッキオ (Dr. Lucius Riccio) の法則


この間参加しました、スクランブル・トーナメントのイベントで登場したボール発射マシン。



こういったイベントでエンターテインするのが目的の会社がやっていて、エアーを注入したキャノン砲でボールを打ち上げます。

私たちのグループは、420y先のグリーンに 3発中 2発着弾。 (笑)


しかしこれですね、写真の右手前に私が持っていますように、ゴルフボールに直進性を確保するための羽根が付いてます。
これがないと相当 (左右に40-60yブレる模様です) 曲がるんだそうでして。

ゴルフボールを真っすぐに飛ばすのって、難しい訳なんですね! (笑)


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先日ゴルフ仲間のお友達から、「スコア = 95 - パーオン数 x 2 」 なる公式を教わりました。

存じませんでしたが、これ、リッキオ博士の法則というそうですね。

High HDCP、Low HDCPのアマチュアからスクラッチプレイヤー、プロに至るまで、大体この公式に +/- 2打の範囲に収まるそうです。

なんかすごいな。



この方がルッキオ先生です。

写真はUSGAのサイトから。クリックでリンクしてます。


USGAのサイトに、「Lou Riccio’s Golf Laboratory」っていうコーナーを持っていらっしゃって、スロープレー撲滅のための研究成果などをレクチャーなさっています。


米国式には、

(Score) = 95 - GIR x2 となりましょうか。 GIR (Greens in Regulation)

ラウンドごとにほぼ +/- 2打の範囲に収まるそうですが、ここは統計的に、私自身の過去10年間の年間平均データを確認してみました。

西暦年     Ruccio値     スコア          差         補正値
2008         76.8         81.2         +4.4        +2.4
2009         79.0         81.4         +2.4        +0.4
2010         78.8         81.1         +2.3        +0.3
2011         79.4         80.7         +1.3        - 0.7
2012         79.3         80.5         +1.2        - 0.8
2013         83.0         84.9         +1.9        - 0.1
2014         85.4         83.7         - 1.7        - 3.7
2015         80.9         81.9         +1.0        - 2.0
2016         81.0         82.4         +1.4        - 0.6
2017         83.1         83.6         +0.5        - 1.5
2018         83.5         83.2         - 0.3        - 2.3

2008年はラウンドのデータ数が少ないのでちょっとパーオン数と実スコア平均がかけ離れていますが、概ね法則に当てはまっています。

また、私の個人的なデータ管理の特殊事情として、今まで全部グリーンにほぼ近いパターで寄せる位置のボールは便宜上パーオンとしてカウントして整理していましたことから、ルッキオ先生のデータに使うべきパーオン率よりもパーオン数が若干高めに出てしまう傾向にあります。
大体ラウンドに1回ある程度ですので、パーオン数からは 1を引く (つまり Riccio値からは 2 を引く) くらいの数値に補正できるかと思います。 とてもアバウトですが。


2012年と2013年の間に大きくギャップがありますが、これは 2013年に両肘を謎の故障(四十肩の一種でしょうか?椅子が原因と思っています。)をしまして、無理にゴルフを続けてスイングを壊してしまったことにあります。

2014年はショートゲームが良かったというよりも、あまりにパーオンしなくなったために寄せやすい場面が多かったのかなと思われます。



・・・で、思うことはですね、この公式が非常に良く当てはまっているということは、「ゴルフのスコアはショートゲームだ」あるいは「Putt for dough drive for show」というみんなが思っているセオリーはあまり正しくなく、「パーオンすることこそがゴルフスコアの決め手である」ってことになりますね。

ちょっと身も蓋もない感じがいたしますけど、明らかにデータ的には真実です。
うーん、考え直さないとなー・・・。


(Score) = 95 - GIR x2 の公式が表現していることを手短に解釈しますと、「パーオンすると2打スコアが良くなるよ。」ってことですもんね。


差が +2を上回る場合は、ショートゲームが良くなかったかもしくは大叩きホールがあった場合などで、差がマイナスだった場合は逆にショートゲームが運よくすごい良いのが多くてパットも良く入った、っていうケースが想定できますが、あくまでもラウンド毎のブレの範疇であって、年間平均にすればこういうケースは均されてくるものと思います。


私自身の感覚では、10年前はオーバースイングで振り回して飛んでいたけどスコアはけっこう崩すことも多くゴルフが粗かった。という感じなのですけれど、
・・・実はよく飛んだ分パーオン数も多かった。ってことになります。


意外に喜ばしい点としましては・・・、
数字の推移を見ますと、ショートゲームはおおむね微々たるものではありますが少しずつ上達してきている様子です。(^^)

パーオン数は少しだけ持ち直しつつありますが、ドライバーの飛距離とともに落ちてしまった感があります。
(そろそろ青のバックティーからのラウンドを、白のレギュラーティーにする時期かもしれませんですね。まぁそれはそれとして。)


・・・とうことはですよ、いかに方向性を犠牲にせずにドライバーの飛距離を伸ばすか、ってところが課題になってきますね。

ショートゲームをすごい頑張って引き出し増やしてスクランブルの成功率を向上させたところで、平均スコアであと 1打良くなれば御の字ってことです。

パーオンをラウンドで 1個増やせれば、2打減りますからね。


ゴルフは如何に飛ぶかだろ? (ただしペナルティーは打たないように。)
っていうのは、PGAのプロに限ったお話ではないようです。



6/19/2019

ゴルフクラブを海にぶん投げ…たことあります? (Lucas Bjerregaard)


いやー、今年の US Openは見ごたえありましたねー。

ブルックス・ケプカの US Open 3連覇がかかってましたし(惜しかった!)、ローリー・マキロイはカナダ・オープンのぶっちぎり優勝で勢い付けて来てましたし、タイガーも一つ前のメジャー、マスターズを優勝して乗り込んできてましたし。
なにしろ あのペブルビーチでの開催ですし。(^^)




優勝したゲーリー・ウッドランドは最終日にこれまでにはできなかった3日目終わってリードした状態からクローズアウトする強さを見せて一皮むけた感がありますね。

写真はクリック先のサイトから


次のメジャー、 Royal Portrush Golf ClubでのThe Open (全英オープン) も楽しみです。


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そんな中、私がちょっと気になってしまったのがこちらの出来事です。



初日の 18番で 11を叩いてしまい、なんとドライバーを海に投げ込んでしまいました。

ルーカス・ビアーガード (Lucas Bjerregaard) というデンマークのプレイヤーです。
ヨーロッピアン・ツアーで 2勝を挙げているそうです。

今年の3月に、WGC-Dell Technologies マッチプレー選手権のクォーターファイナルでタイガーに勝ち、『子供のころから見ていた夢がかなった。』って言って感激していましたね。
(そのあとのセミファイナルでマット・クーチャーに敗れています。)

ケプカが優勝した今年の 5月末の PGA Championshipでは、3日目に 17番ホールでホールインワンを達成しています。


17番まで +3のスコアで来ていたのですが、この18番のティーショットをドライバーで左の海に。



続く打ち直しのショットも左の海に打ち込み、3度目のテーショットもドライバーで、今度は右の OBに。



それで ドライバーを海にぶん投げてしまったんですが、

...クラブを海に投げ込む機会ってそうそうないですよね?

池は結構あるかもしれないですね。普通はボールくらいにしておきます。
(そういえば、ローリー・マキロイがドラールで池にクラブをぶん投げたことありましたっけね。2015年か。)

この人が18番をプレーした時間帯は、夕方の満潮に近い状態だったんでしょうか。
ドライバーって、結構繰り返し微調整とかして、エース・ドライバーを持ってたりしないんでしょうか?
まぁこんだけ大事な場面で左に右に曲げちゃったらもう要らないのかもしれませんですが。


今大会では、昨年のマスターズチャンピオンのパトリック・リードも 2日目の 18番でフロップショットをミスしてしまい、ウエッジを腿で真っ二つに折っています。

https://www.golfdigest.com/story/us-open-2019-watch-patrick-reed-snap-a-wedge-over-his-knee-in-a-mesmerizing-burst-of-rage



最近でも印象に残ったのが、2016年ホンダクラシックの最終日、15番のPar 3で池に入れた後にボキッてやった、スマイリー・カウフマンです。

https://www.sbnation.com/golf/2016/2/28/11129950/honda-classic-smylie-kaufman-snaps-club-shane-lowry

「You F○○○ing idiot!!」って叫んで。

こういうときに、「スマイリー (Smylie)」なんて名前を親が付けちゃうと余計に印象に残ってしまいます。(笑)


私なんぞは、もっぱらお金を払ってゴルフをやってまして、プレーしててこんなに腹立つってことはありませんけれども、プロじゃなくてもクラブ投げたり叩きつけたりするゴルファーの方々はいらっしゃいますよね。


特にそういうのを批判したいわけでも何でもないのですが、このペブルビーチの US Open での 2件を見て思ったのは、このプロたちは案外冷静に計算しているんじゃないかな、ってことです。

ルーカス・ビアーガードも、もしかしたら『海に投げるチャンスは滅多にないぞ。』って頭の片隅で思ってたりしたかもしれません。
どうかすると、『みんな俺のこと覚えてくれるかもな。』とかも思ってたりして。

二人ともね、18番でしょう?
クラブ破損したり、無くなったりしても、補充できちゃうから支障ありませんよね。

私はこの際、“故意の”クラブの破損、紛失には大会中ずっと最後まで4日間補充をさせないルールを導入すべきと考えます。


そうやって見ると、放送禁止用語まで叫んじゃって、15番でやっちゃったスマイリー君なんかは、本当に頭に血が上っちゃった感じでむしろ好感持てますね。 普段がスマイリーだけに。



(ホントかよ? こんなこと書いちゃって良いの? (笑))





6/09/2019

アイアンセットのカーボンシャフトを検討するかも?


早朝、会社行く前にオフィス近くの市民ゴルフ場で 9ホールだけ歩いてラウンド。



っていうのを、バッグを担ぎで歩いて月に 2回くらいやるんですが、朝は気持ちが良いですね!
こういうときはコースには贅沢言わないで、近さと利便性をとって早起きして、朝の 9時前にはオフィスに着くようにしてます。


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これ、なんかのゴルフ雑誌で『カーボンシャフトは軽くなるということもあるものの、スチールシャフトと違ってへたり(金属疲労)が来ないのが利点だ。この頃は重くてしっかりしたカーボンシャフトもあるのでジャンボも試している。』とか読んで、もうかれこれ 20年ぐらい前から気になっているんですが (←気が長すぎ)、なんのきっかけもなくいよいよ気になってきました。(笑)

おそらくカーボンシャフトの出来はさらにさらに向上していて、すごく良いんじゃないかと思うんです。

とはいえ、スチールシャフトが折れた経験は 2度しかありませんで (一回はグリップの途中がスイング中に折れて右の中指を手酷く怪我をしましたが)、スチールシャフトがへたるほども練習するわけではないのでまぁ用は足りているのですが。

スチールシャフトにも何種類かお気に入りとそうでもないのがあります。
一方のカーボンシャフトには選択肢が広くて種類も多く、どれを選べば良いか見当もつかず躊躇しています。 予算的な意味も含めまして。


画像はKBSのサイトからです。

現在のシャフトは、KBS Tour 90 C-Taper というもので、Siff ‐Flexですと重さが 102gとスペックに書かれています。


その前に使っていたのが、KBS Tour Smoke の Siff ‐Flexで重さが 120gでした。




画像は、TrueTemperのサイトからです。


そのまた前は Dynamic Gold の S300で、130g でした。
これはずーっと、ゴルフ始めてから 2012年までこのシャフトでした。

日本にいた時から、並行輸入品のクラブセットをプレーしていましたので、ずっとこれでした。


KBS Tour 90 C-Taper になった時に、ちょっと軽くしようかなー、と思いまして、Dynamic Gold 105 (当時はDyna Lightでしたかね?) の Stiff‐Flex 103gとか、NS Pro 950 とか試打したりしました。
130g  →  120g  →  102g って、だんだん軽くなって来てますね。


そこで今回気になっているのが、

画像はUST Mamiyaのサイトからです。


UST Mamiya の Recoil 110 か Recoil 95 っていうシャフトの、フレックスが F4 っていうシャフトです。
シャフト重量的には、それぞれ 107g、93g 前後っていう感じになりますでしょうか。


まだ 買っても試してもいない皮算用エントリーなので(笑)、レビューができませんのですが、何か月か経って忘れていなかったら実際にプレーしてみてレビューしたいと思います。



5/16/2019

PXG 0211 アイアンセットが新発売


家族であの有名なハリウッド・サインの後ろ側までハイキングに行ってきました。
途中にWisdom Treeっていう木が立ってるポイントがあってそちら経由でトレッキングしていったのですが、思いの外険しくて驚きました。



反対側からアプローチしますと、かろうじて車でも上がってこられる道がありまして緩やかにハイキングできるのですが、こちらはこちらで基本的には通行止めになっていまして、かなり回り道をして登ってくるハイキング道が推奨されてまして、なかなかややこしいのです。

険しい方から行って、帰りは反対側に降りて途中から Uber 拾って帰りました。
娘が足疲れちゃったので。(笑)

なかなか楽しい週末でした。


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これは良いの出ましたねー。
もちろん 6-12か月は様子見ますけど、買っちゃうかもなー。

こちらの写真はちょっと前にMy Golf Spyで紹介された時の。
クリックで記事にリンクしています。


PXGのサイトもリンクしておきますね。
スペックなど詳細が載っておりますので、リンク先でご確認ください。

INTRODUCING OUR NEW CAST PXG 0211 IRONS. THESE JUST MIGHT BE THE FINEST CAST IRONS EVER MADE.

https://www.pxg.com/en-us/clubs/irons/0211



テクノロジーが紹介されています。

業界最薄のフェース、HT1770のマレージング鋼製です。



画像をクリックでPXGの0211のページへ


1.5㎜で、1セント硬貨くらいの厚みだそうです。
ボールの打ち出しのコンディションに良い影響があるのと 、アイアンヘッドの肉を後ろに回せるということで深重心化して MOI の設計が最適化されている模様です。


COR2 テクノロジー は、中空にして中に特殊樹脂を詰めてダンパーにしているそうです。
鋳造クラブながら、薄フェースと相まって柔らかい打感を実現しています。

画像をクリックでPXGの0211のページへ


フェースの有効エリアが 15%拡大。
結果として、フェース全体の大きさはそのままに、打撃有効エリアを15%も拡大できたということです。

画像をクリックでPXGの0211のページへ


トゥ側のスコアライン入ってないところまで使って打つこともある私の場合には、ものすごく助かる機能です。(笑)


価格帯としては、1本 $195 ということなので、5I-PWの 6本で $1,200、『PRICED WITHIN REACH』と宣伝されています。



画像をリンクでPXG.comのサイトにリンクしています。


前の 0311 と比べると他社のアイアンセットに近い価格設定になっていますが、打感の良さや、打った時の易しさ、見た目のカッコよさは失わずに低コスト化を実現した、ってことなので期待できそうですね。


マジで良さそうですね、今度のクラブ。

正直言いまして、私は 0311の見た目がトライポフォビア気味で全く好きではありませんでしたので、今度の 0211の見た目はすごく良くなったと感じます。 個人的な好みの問題ですが。


Taylormadeの 790アイアンも中空で易しそうでカッコ良いんですけど、こっちの方がよりforgivingって感じしますねー。 でもあっちは Forgedだしなー。

両方とも魅力的だなー。(個人的感想)



4/27/2019

パターカバーを新調


いやー、オーガスタのマスターズ・ト-ナメントすごかったですねー。

タイガーの復活はじり貧気味のゴルフ界にとって嬉しいニュースになるんでしょうか。なって欲しいところですが、タイガーも43歳なんですね。

ちびっこの頃からTVにも出ていたりして有名でしたが、


この写真より少し小さい 3歳の頃に Executive Course (日本でいうショート・コースです。) の 9ホールをスコア 48で回ったって話があるのですが、そのコースをご紹介したエントリーをリンクしておきます。

  「Navy ゴルフコース (クルーザー・コース)

リンク先で読んでいただくとわかるのですが、70-100yが並んでいるパー3 コースではなく、パー31でトータル 2020yあって、池や谷なんかも配置されててなかなかタフなコースです。 3歳児で 48はまさに驚異的。



もう一つ、マスターズ観てて気になったのはこちらです。


TV画面を撮ってキャプチャーした写真ですが、アダムスコットの持っているパター、以前ご紹介しました Directed Force パターです。

こちらも以前のエントリーをリンクしておきます。

   「PRESS GRIPS (プレス・グリップ)

私自身は内容的にはグリップのみを取り上げて体験していますけれども、このパターは “ライ角バランス” というテクノロジーをもとに作られている、優れもののパターです。

画像をクリックで、directedforce.com へ。


いわゆるフェースバランスのパターっていうのは、シャフトで支えてバランスさせるとパターフェースが真上に向いてヘッドがバランスするように作られていますが、それだと、構えた姿勢でグリップを握らずにゆるんゆるんにセットした状態で左右に振るとパターヘッドがグルングルン暴れちゃうんですね。

このパターは、ライ角でバランスした状態で左右にストロークするように揺さぶった時に、パターが自重でパターフェースがカップの方を向いたままバランスして安定してくれます。

このパターは、EdelやOdyssayの出したトゥが上向いてバランスするパターよりもさらに理に適っていると感じます。

リンク先のビデオをぜひともご覧になってみてくださいね。


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さて、そんなこんだ言いつつ、今回買いましたパターカバーはこちらです。




キャメロンのオリジナルのパターカバーはちゃんと保存して持っているのですが、代わりに付けて使っていたパターカバーが痛んじゃって駄目になってしまったので、またもやサードパーティーのパターカバーを購入して付けることに。


こちらは、PRG Golfという、ゴルフ・アクセサリーばかり扱っている会社のオリジナルデザインです。

PRG Golf
https://www.prg-golf.com/


私が選んだのは、カリフォルニア州の州動物グリズリーと州の形があしらってあります、Californiaデザインです。


こちらの画像をクリックしていただくと、いろいろなデザインが載っているページにリンクしてありますので、ご覧になってみてください。



なかなか個性的な面白いデザインが多くて、商品もこの会社のは手作り感があって良いと思います。

こういうの買うとモチベーション上がりますね!

パターを手に取るのが毎回楽しみです。(ちょっと大げさか?)



4/11/2019

ゴルフ用スティックにスマホをマウントするためのクリップ



マスターズ・ウイークですねー。(^^)

これ、ご覧になりましたでしょうか?



リッキー・ファウラーが J. トーマスのボールを飛び越えてカップインさせたんですが、いにしえの大昔はこういうルールでゴルフしていたんですよね。

ビリヤードさながらに、相手のボールがブロックしているときは飛び越えてカップに入れないとならないっていう...

で、その後、赤い毛糸でボールをマークしてボールをどけてから打つようになったらしいです。

まぁ、その昔はグリーンの芝も長くって、パカーンと打っていた頃のお話らしいので、ウエッジのようなクラブ (ニブリックとか) でやってたんじゃないかと思いますです。


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表題のまんまなんですが、スマホ用のクリップを買いました。
eBayで $6 いくらかだったでしょうか。(こういう安くて品質とかある程度どうでもよいものはよくeBayで購入します。)



ゴルフスイング練習用のスティックは持っていませんでしたので、園芸用の黄色いやつを $1.20とかで購入しました。


一応、Amazonで購入できるリンクとかも貼っときます。↓

クリックでアマゾンの購入ページに飛びます。

日本のアマゾンにもきっともっと良いのがあろうかと思います。


ゴルフバッグに入れてみました。


スマホでスイングの動画撮影とか、いままでは三脚持っててそれでやってたんですが、この方が手軽ですね。
ワンタッチでクリップを外してキャディーバッグのポケットに入れておくつもりです。


クラブのシャフトにつけても良いので、必ずしもスティックは必要ないのですが、撮影の他にもう一つ試したいことがあったんですよね。


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以前から色々と種類はあるのですが、自立するパターってのがありまして。

こちらのパターは、アーニー・エルスが実際に全英オープンでプレーするときに使ったということで、ちょっと話題になっていました。

クリックでその時の記事にリンクしてます。

クリックでその時の記事にリンクしてます。


グリップがとても軽くなっていて、ハンマーバランスになっているとかも自立パターの効果なのかも知れませんですが、もう一つは、練習時にパターを目標に合わせて構えてセットして、本当にそれが自分の思った方向に向けてセットできているかどうかを『自分で』確かめることができる、っていう点はけっこう大きい利点なんじゃないかと思ったりします。

クリックで記事にリンクしています。

今年の1月の記事ですが、元メジャーリーガーのジョン・スモルツ投手も練習に使っている模様。

新しい種類の自立パターが出たんですよね。
今まであったものより、パターヘッドとかのスタイルがオーソドックス寄りになってます。


すごい興味深々でいたのですが、いまいっちょヘッド形状が好きじゃなかったりとか、普段グリップ内にカウンターウエイト入れて重くしていることもあったりとかで、買わずにいました。

で、まぁ、代替え案として、こんなの考えていたんです。



パターを構えて目標に合わせてセットアップしたら、そばに置いておいたスティックを持ってきて、パターを支えて自分で立たせます。

そして自分は手を放して、パターヘッドのセットされた向きを確認する、と。

写真は軽いフックラインですね。
これ、けっこう良いんじゃないでしょうか?  (笑)




4/02/2019

シャフトフレックスの怪 ー 本当に合うフレックスは? (Driver)


18ホールのラウンドでもバック 9の 9ホールのプレーでも、いつも夜明けの時間にコースに行ってスタートします。

Dos Lagos GCのプラクティス・グリーンから


朝焼けがとても綺麗なんですよね。
練習グリーン上に写っているのはいつも一緒にラウンドする友だちのフランシスコとパトリックです。


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My Golf Spy.comの Lab (研究所) シリーズ好きなんですが、ちょっと前にこんなのがありました。

MYGOLFSPY LABS: SHAFT FLEX SHOCKER! – {ARE YOU PLAYING THE WRONG FLEX?}



非常に興味深い実験で、Callaway RAZR Fitのドライバーヘッドに、UST Mamiya製のシャフトを R-レギュラーと、S-スティッフと、X-エクストラスティッフと3種類のフレックスを用意し、打ち比べてみたデータです。

シャフトは上の写真のように黒くしてあって、プリントなどは一切ついていません。

3本のシャフトの、長さ、重さ、トルク、キックポイントなど、フレックス以外は全部同じになっています。
(これがすごいですよね。 同じブランドのシャフトでも、硬さを上げるとトルクが小さくなってしかも重くなっているのが普通ですよね。 UST Mamiyaの技術力で用意してもらったのでしょうか。)

これをブラインド・テストで 3人のテスターが試打をしてデータを取ります。

結果としましては、詳しくはリンク先の方で見ていただきたいのですが、結論的には「人それぞれ」っていう結果になってます。

一番ヘッドスピードの速い人が柔らかい R-レギュラー・シャフトが一番バラツキが少なくて距離も出ていたり、3人の中で一番ヘッドスピードの遅い人が X-エクストラスティッフ・シャフトが一番飛んで曲がらない結果とか。


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私自身は、この結果にそんなに驚かなかったといいますか、逆に「そういうものなんだよね。」ってことで納得して安心できたといいますか、そんな感じです。

ちょっと前に、「テーラーメード M4 ドライバー D-Type」っていうエントリーを書いていますが、このM4の前のドライバーには、X-StiffのAldila RIP' D 65・2.8・Tour - X が挿さっています。

このエントリーです。
Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X (ドライバー用のニューシャフト)

M4を導入する前の、M1のドライバーの頃からヘッドスピードは 90mph程度しかないにもかかわらず X-Stiffのシャフトを好んで使っていました。

なんていうか、タイミングが合うというか、バラツキがより小さい範囲に収まる感じがしていました。 弾きも良くて振った感覚が気持ち良いですし。
同じシャフトで、S-Stiffのシャフトも買って、(R-シャフトは別の種類のオリジナルに付いてくるシャフトですがこれも打ってみてます。) 両方ともドライビングレンジで打ってみて、さらにコースに持って行ってラウンドで使ってみて、そのうえで選んでみたら、X-Stiff が一番良かったんですよね。 Aldila 限定かも知れませんけれども。


で、あまりに気に入っているAldila RIP' D 65・2.8・Tour - X は 45 1/4 インチ合わせになっていまして、そのまま残しておきたいものの、44 3/4 インチ合わせを試してみたかったということで、Aldila RIP Alpha 60 X を挿れることにしました。


Aldila RIP Alpha のスペックは、こちらです。

クリックでAldilaのウエブページにリンクしてます。


以前、「Aldila RIP Alpha ドライバーシャフト」といエントリーを書いた頃は、もう少しヘッドスピードもあってパワーも多少ありましたので、あの頃は Aldila RIP Alpha の 70 S-stiffを挿れていたのですが、今回は、Aldila RIP Alpha の 60 X-stiff にしました。

重さ 66g、トルク 2.7 ですので、現在一番気に入っている、重さ 65g、トルク 2.8 のほぼほぼ Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X と似通った感覚で、すでにすごく気に入っています。
44 3/4 インチ合わせに切っていますので、65gくらいになっているかもしれません。(^^)


おそらくですね、重ささえ近ければ、そしてトルクやキックポイントがスイングに合うならば、R-シャフトでもすごく気に入るシャフトもあるんじゃないかとは思うんですよね。

ただ、こうなって来ますと、セオリーもなにもなくなってきてしまい、人それぞれ、シャフトそれぞれ、ってことになっちゃいまして、合うシャフトを見つけるのが至難の業になってきてしまいます。

「Enzo Tour Zone 6 Driver Shaft」なんてエントリーも書きましたが、調子こいて買ってみた XX-stiff はちょっと私には合いませんでしたし、なかなか難しいです。

とりあえず Aldila RIP Alpha 60 X がとても調子よいので、嬉しい限りです。
 Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X の方も 44 3/4 インチ合わせに切ってしまおうかと思案中です。

(今のところ、安定性はともかく自分比で最大飛距離はこっちの 45 1/4 インチで出ているんですよね。 これが悩みどころ。 まぁ、大差ないっちゃ大差ないんです。(笑))



3/21/2019

ゴルフボール(弾道)への風の影響 (with Beaufort Scale)


久々に風の強い日にラウンドをしました。


後方の雲も流れていますし、椰子の木も葉っぱがたなびいています。
この日は、17mph 〜 21mph のかなり強い風が止まずに吹いていました。

写っているのは、友達のジョージ、マイクとトニーです。(^^)
後方に写っている頭が雪で白くなっている山はクカモンガ・ピークです。


ここ最近のラウンドではあまり強風のコンディションでのラウンドはしていませんでした。
いつも朝早いラウンドが多いので、いつも風が強いコースに行った時でもそんなに強い風は吹いていないケースが多いんですよね。

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そんなに強くない場合でも、風の影響は少なからず受けます。
そういう場合は大抵、グリーンへのショットがショートして「あれ?」っていう時に、芯を外してストロークしているかもしくは風の影響を受けていることに気が付く感じでしょうか?

風のせいで大きくオーバーしちゃったよ! ...っていうケースはあまり発生しません。

10mphの向かい風で約 10y 戻されるってことはあるのですが、追い風だとその半分の 5yくらいしか助けてくれないからなんですよね。



こちらに大体の目安が書かれています。

How To Calculate Distance In The Wind」 by Golf‐Monthly.com

Calculating distance in the wind – HeadwindA great rule to use is to add 1% for every 1mph of headwind. So the following distances would change like this:
100-yard shot into a 5mph wind = 105 yards
200-yard shot into a 5mph wind = 210 yards
100-yard shot into a 10mph wind = 110 yards
200-yard shot into a 10mph wind = 220 yards
100-yard shot into a 20mph wind = 120 yards
200-yard shot into a 20mph wind = 240 yards
100-yard shot into a 30mph wind = 130 yards
200-yard shot into a 30mph wind = 260 yards

Calculating distance in the wind – DownwindWhen playing downwind use 0.5% instead, so judging your distance in the wind would look a bit like this:
100-yard shot with a 5mph tailwind = 98 yards
200-yard shot with a 5mph tailwind = 195 yards
100-yard shot with a 10mph tailwind = 95 yards
200-yard shot with a 10mph tailwind = 190 yards
100-yard shot with a 20mph tailwind = 90 yards
200-yard shot with a 20mph tailwind = 180 yards
100-yard shot with a 30mph tailwind = 85 yards
200-yard shot with a 30mph tailwind = 170 yards
Read more at https://www.golf-monthly.co.uk/tips/golf-swing/how-to-calculate-distance-in-the-wind-108215#kJRCFmBWUPX1LJL8.99


向かい風では大体 1mph あたり 1% 程度の飛距離が落ち、追い風ではその半分の 0.5%くらい飛距離が増える、という略式の目安が書かれています。


しかしこのサイトでの説明は「目安」としては良いのですが、実は物理計算的にはどうもちょっと様子が違うようなのです。

もちろん打ったボールにはスピンがかかっていまして、いろいろな条件で風の影響は変化してしまいますし、風自体も息継ぎをしていることが多くていつも一定して吹いているわけではありません。

ですから物理計算上の挙動もそれはそれとして把握しておいて、参考または目安にする程度にとどまります。 しかしながら、知っておくことは大切だと思います。


弊ブログの右上の方のサイドバーのリンク、デジタルパット師匠方々の中に、「パット・エイミング教本」の著者、細貝さんのパットのお悩み解決広場というウエブサイトがあります。
細貝さんとはブログなどでやり取りさせていただいておりまして、今までいろいろなことを教えていただいて来ているのですが、その細貝さんが「ゴルフボール弾道シミュレーター」なるものを 約 8年も前にお作りになりました。

細貝さんのホームページに掲載されていますので、参考になさってください。

パットのお悩み解決広場
(「パット・エイミング教本」細貝さんのHPです)


ゴルフボール弾道シミュレーター

細貝さんのサイトの方で大きく拡大した表をご覧になってください。


リンクで飛んで細貝さんのサイトの方で読んでいただきたいのですが、とても興味深いことが書かれています。

一部抜粋してご紹介しておきますね。


まずシミュレーターの計算値と実測されたデータの実測値には、クラブ毎に違った傾向で多少の誤差が出ているということは踏まえてください、と説明されています。

● アゲンストでの飛距離の減少は思っていたよりも大きい。それに比べるとフォローで増加する飛距離は意外にもかなり少ない。横風により左右に流される幅はフォローで増加する距離と同程度か、むしろ少ない場合が多い。

(無風では106ヤード飛ぶ女子プロのPWが、風速10mの風の中だと、向い風で27ヤード短くなり、真横には13ヤード流されるのが、追い風の場合には、なんとわずか6ヤードしか長くならない!)

● 風による変動距離の「向い風:横風:追い風」の概略の比率は、2:1:1であり、どの番手のクラブのショットでも、男子プロと女子プロでも、どの風速でも、この比率はほぼ同じ。

● 意外にも、200ヤード飛ばすFウッドのショットでも100ヤードそこそこのPWのショットでも、ほとんど同じ「流れ幅」となる! 

(横方向の流れ幅だけでなく、風に押されたり戻されたりする縦方向の変動距離についてもショットの長短には無関係。例えば、5m/秒の向い風に対しUTで打つと25ヤード短くなる人は、同じ5mの向い風に対して9番アイアンのショットでも25ヤード短くなる!)

● 男子プロの方が女子プロよりも風の影響を大きく受ける。
『風によりボールが影響される距離は、飛距離には無関係で、そのプレーヤーの打球の到達高度に比例する』


○ 「この風速だったら、5mの曲がり」
ゴルフ週刊誌の記事で岡本綾子プロの話として、「私達プロは経験から、このくらいの風だったら5m曲がるな、といった感覚を持っています....」といった内容が載っていました。経験則として「(番手に関係なく)風速だけで曲がり幅は決まってしまう」という法則を体得しているのではないかと思われます。

ちなみに、風の強さを言葉で表現すると、私の感覚では次のような分類となります。
風速5m: 「強風だな」と感じ始める程度の強い風
風速7.5m: 「相当強い」と感じ始める強風
風速10m: かなり前傾しないと歩けない感じがするほどの風で、グリーンではアドレスしたボールが動くのではないかと心配になり始める。これ以上吹いたらゴルフにならないと多くの人が感じ始める風速。


上の Golf‐Monthly.com が書いている目安は飛距離に対して%で比例して増減していますが、これに対して細貝さんのシミュレーションによりますと、『飛距離には無関係でそのプレイヤーの打球の到達高度に比例する』ってことになっています。

実感としましては、「大体この風だと 1クラブ」とかプレー中にやっているわけですから細貝さんの計算の方が「うんうん」って頷けるんじゃないでしょうか?

それと、打球の到達高度っていうのは、その人によって固有に違うものの、逆にその人で見た場合には、PWも 9I も、5I も、3Wも、DRも、大体同じ高さに上がるように作られています。

風による変動距離の「向い風:横風:追い風」の概略の比率は、2:1:1っていうのも、ラウンドして経験している実感とよく合致しています。


これはもう是非とも頭に入れておくべきじゃないでしょうか。


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さて、風のボールの飛距離に対する影響を頭に入れておくとして、ここで肝心になってきますのは風の強さのジャッジです。
細貝さんが風速 5m/s、7.5m/s、10m/sについて説明してくださっていますが、かなりの強風です。


ここはボート乗りのみなさんが活用なさっている、ビューフォート・スケールを参考にして風の強さを見る目安も覚えておきましょう。

Judging Wind Speed Using the Beaufort Scale


0:  1 mph 以下は、穏やか。 煙がほぼ真っすぐ上がる。
1:  1 ~ 3 mphが、軽いエアー。 煙はたなびくが、蔓などは動かない。
2:  4 ~ 7 mphが、軽い風。 顔に風を感じるし、葉っぱが揺れる。
3:  8 ~ 12 mphが、優しい風。 葉っぱや小枝が揺れる。旗も。
4:  13 ~ 18 mphが、中度の風。葉っぱや塵、紙などが舞い上がる。枝も揺れる。
5:  19 ~ 24 mphが、フレッシュな風。 小さな木が揺れだす。
6:  25 ~ 31 mphが、強い風。 小さな木が揺れだす。
   (この辺からはゴルフにならなくなってきます。)
7:  32 ~ 38 mphが、中度の疾風。大きな枝も動き出し、電線が音を立てる。
8:  39 ~ 46 mphが、フレッシュな疾風。木の枝が折れる。


日本語になっているビューフォート・スケールのページも貼っておきます。

風速の目安 (by GPV 気象予報)


mph (マイル・パー・アワー) と、m/s (秒速m) の換算は、大体  1 mph = 0.45 m/s になります。
換算の方は、 ↓  こちらのリンクで。

mph to m/s 換算


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以上を踏まえまして、さらに風の強い日にはドライバーの弾道を低く打つ工夫をしたり、ノックダウン・ショット (←過去記事) を使ったりして、風の影響をなるべく小さく抑える工夫もしたいと思います。

それと他にも、風がある日のゴルフ というエントリーに書きましたような方法で、自分の周りの風を芝を取って投げ上げたりしてみるだけではなく、「上空の」風の流れを把握しておくことも非常に有効だと思います。(←これ、けっこうやっておくの忘れちゃうんですが。)


3/16/2019

Enzo Tour Zone 6 Driver Shaft


ポピーの季節です。

こちらはゴルフ場での写真ですが、ランカスターの方まで行きますと山々がポピーでオレンジ色に染まるすごいところがあります。

Hidden Valleyの15番の横のポピー

写っている友人は、接写で可愛いポピーの花を撮っています。

山全体のある高さ周辺が一面オレンジ色になっている景色はけっこう壮観です。
この写真は約 1週間前ですが、ちょうど今頃から2週間くらいが満開です。


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年初に、ドライバーを買った記事を書きました。 (買ったのは昨年末ですが。)

ここ 2年半ほど愛用しておりますAldila RIP' D 65・2.8・Tour - X のシャフトに非常に満足しているにも関わらず、興味本位でまたシャフトを購入してしまいました。

今まで使っていたM1ドライバーのシャフトをM4に使ってしまいましたので、スペアを買っておこうかなー、と思ったら、違うやつに目が行っちゃいまして。


こちらです。



Enzo Tour Zone 6 というシャフトで、2010−2012年頃に出回ってたみたいですね。
検索したのですが、あまりスペックとかの情報が見つかりません。
ということで、すごく手頃な値段で入手いたしました。


やっと見つけた今でも購入できそうなサイトのスペックのページのリンクはこちらです。

→ Enzo Zone Tour 6 …by victorycustomgolf.com

FlexARSX
ModelTZ6ATZ6RTZ6STZ6X
Weight (g)67686869
Torque (degrees)3.03.02.92.8
Launch AngleMid-LowMid-LowMid-LowMid-Low
Butt OD0.6250.6250.6250.625
Butt Freq228238248258
PTS3.253.253.253.25
SpinMid-LowMid-LowLowLow
Tip0.3350.3350.3350.335
Length (in)46464646

購入したのは、XX−Stiffのシャフトなので、ここにはスペックが載っていませんが、だいたいTZ6X (X-Stiff) に近い数値でしょうか。



ロゴ部分の写真はこんな感じですが、...RもXも何も書いていませんねー。


アダプターは、M3、M4用のものをつけてもらいました。



で、これにヘッドを装着しますと、


おー、良い感じです。
10.5度のヘッドで、ボールは十分すぎるほど上がってくれますので 1.5度ロフトが立つアダプターの「Lower」の位置にセット。

長さは標準の 45 1/4インチくらいになっていました。
(もしかすると後で 1/2 インチ短く調整してもらうかもしれません。)


ヘッドをソールして上からシャフトを見ますと、ロゴの部分が右へ回って、こんな位置に来てしまいます。



このシャフトの謳い文句といたしましては、「フィラメント・ワインディングの技術を使った特殊製法でシャフトを成型しているため、このシャフトにはいわゆるスパインがありません。」とのことなので、どの位置にセットしても安定して性能が出せるということだそうです。

なので、位置は気にする必要がありません。(^^) 

スペックからしますと、低−中弾道で、トルクが2.7−2.8くらいで小さく、重さが69g程度ということで、Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X とほとんど同じですから、気に入るんじゃないかと思っていますが、どうなることでしょう?

楽しみです。



3/09/2019

シエラ・スター GC (Heaven & Hell Golf Tour の片方。)


ゴルフはしていないのですが、フロリダのドラールへディナーに行きましたおり、通りかかりでトランプ・ナショナル GC ドラールの入り口の写真を撮ってみました。



トランプ・ナショナルになったのは 2012年に経営難だったのを買い取られてからですが、2006年まではドラール・オープンが開催されていたトーナメント・コースです。

敷地内には、5つのコースがあります。


Y字の道路の真ん中にある時計台。

いつかここでもラウンドできたら良いなぁ。


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一つ前の記事でご紹介しました、ファーネス・クリークGCとセットでツアーにしてプレーしてきたコースもご紹介しておきます。

こちらは、カリフォルニア州で一番標高が高いコースで 7,897〜8,050フィート (約2,400m) の高さに位置しています。 マンモス・レイクスというところにありまして、デス・バレーのファーネス・クリークからは車で約 3時間半かかります。

場所が場所だけに、高い木に囲まれた林間コースで冬場は雪で埋もれてクローズドになってしまいます。


Sierra Star Golf Course
https://www.mammothmountain.com/summer/golf/sierra-star-golf/sierra-star-golf-course


日本でも菅平のゴルフ場なんかがそうですが、標高が高くて空気が薄いためにボールがすごく飛びますね。ここも約 2クラブは余計に飛んじゃう感じでした。米国では初体験。



前回の記事と同じ写真ですが、上の方に写っているのがシエラ・スターのスコアカードです。

この、カリフォルニア州で一番標高の高いコースと、世界で一番標高の低いファーネス・クリークをいっぺんにプレーするツアーを知っている人たちの間では、Heaven & Hell Tour (天国と地獄ツアー) と呼ばれています。

通常は、スエラ・スターがクローズになっていなくて、しかもファーネス・クリークの気温がなるべく低くプレーできる期間を狙いまして、春先の早い時期とか、晩秋の雪が降る前の時期とかにツアーを企てます。

しかし我々には正木式冷却法がありますので、真夏の7月にツアーを敢行。(^^)


気温の問題だけではなく、距離的にもデス・バレーまで 6時間半、さらにマンモス・レイクスまで3時間半かかります。
こんなツアーは相当にクレージーなゴルフ友達でないと付き合ってくれません。
この時一緒に行った友達は私のところから 1時間半離れたサンディエゴに住んでいる友達ですので、向かう途中の合流地点付近のレンタカー屋さんで待ち合わせ、レンタカー屋さんに自分たちの車は預かってもらってレンタカーで向かいました。
持つべきものはクレイジーな友達です。(笑)

たてた日程は、早朝から一気にマンモス・レイクスに向かいシエラ・スターをラウンド、その後デス・バレーに向かい、道中に時間があればもう 9ホールプレーしようと。
一泊したあと、ファーネス・クリークを早朝からプレーし、終わったら少しデス・バレー国立公園内を観光し、そこからラスベガスへ向かってもう1ラウンドして、帰ってこようというものです。
(ラスベガスでは、2年前までプライベート・コースでパブリックに開放してみたものの、2019年からはまたプライベート・コースに戻す予定だというスパニッシュ・トレイルズCCというコースをラウンドしました。ラッキーでした。)



それでは、何枚か写真をご紹介していきます。

こちらはコースの入口のアプローチ・ロード付近の写真です。


木彫りの熊がクリークで釣りをしながらお出迎えです。
この辺はマジでグリズリーがいますので洒落になりません。


こちらがクラブハウスです。


シエラ・スターのロゴが壁に取り付けてあります。
ちょっと山小屋的な質素な感じ。
その割には、グリーンフィーが $150 もしました。
オンシーズンですからねー。

真夏でしたが、流石に標高が 8,000フィートもありますと涼しいです。


1番ホールからコースはすごいタイトでした。


向こう側は少し開けていたのかな。
ジョージのうつフェードは見事でした。


こんな感じで、コースの周りはどの木も背が高いです。


このティーの左側には、ログ・ハウス的なコテージが建っていました。
泊りがけでくるお客さん用でしょうかね?
ゴルフだけではないアクティビティーもある様子ですので、それ用かな。


池もありました。


友人がパッティングしていますが、この日のグリーンはものすごく遅かったです。
スティンプで 7フィートぐらいしかなかったのではないでしょうか?

7歩のストロークで転がすと、やっと 5歩行くか行かないかぐらい。
グリーン上はあまり楽しくありません...。


山も見えて景色も悪くはないのですが、あんまり良いコースではないかなー。


思ったよりもアップダウンを感じさせないレイアウトでした。
なだらかな台地的な感じ。

2クラブぐらい余計に飛ぶのですけど、それにしては伸び伸びと振っていけない全体にタイトな造りです。

飛びすぎる飛距離を楽しみつつも苦しみつつ、長時間運転直後のラウンドを楽しみました。