1/24/2009

ドロップイン・ウエイトシステム


近所のゴルフ屋さんでふと試してみたんですが、これはちょっとすごいです。(^^)

あんまりすごいので、先々週フィッティングしたばっかりでまだ私の使用データも全然出てない前からご紹介しちゃいます。
今後スコアに繋がるかどうかは私次第なのですが(^^;、きっとラウンドデータにも年間平均すれば効果が現れてくると思います。(^^)



要するにグリップエンドでカウンターバランスを取るというもので、カスタム・フィッティングしてもらうようになっています。

この感覚は言葉で表現するのが難しいんですが、
私の「へぼストロークに拠る前後左右のズレ」が大幅に縮小され、しかもゆっくりした球足のボールが粘り強く伸びていく感じで転がってくれます。

しかもこれは練習器具ではありませんで、ルール適合ですのでそのままゲームでも使用できます。
言うなれば宇宙兵器です。(笑)


これが装着したところ。



BCG 11って書いてありますね。110gあります。
1-11まで約15g-110gのウエイト・バリエーションがあるんです。
新ラインナップで、14(たぶん約140g)っていうウエイトも加わったようです。



開発元のウエブサイトを見てみましょう。
Balance Certified Golf: Sink More Putts


「元NASAのエンジニア達が開発した」って書くと、胡散臭い「殿様のアイデア」型のアイテムかTVインフォマーシャルのトンデモ・アイテムを連想させてしまいますが(ホントは超優秀なNASAのエンジニアの方々、失礼なこと書いてごめんなさい。m(__)m)、とにかく実際に体験して感じてみますと、説明は要らないくらいです。


動画の中でスコット・ホークが説明していますように、

まず重さが加わることによって、誰にでも散発的に起こってしまう打ち急ぎなどを防ぎ、(速いグリーンに対応した)グリップをスムーズにゆっくり動かす動作を助けてくれる。そしてなによりもパターフェースの動きをより強く感じることが出来るようになる。
ゆっくりした動きで打てる上に、フェースを感じながら、しかもボールを打つ感覚(打感)をもっと感じられるから、より安定したストロークが出来るんだ。
ということなんです。

「パター変えたときだけは良く入る」って言うのとは明らかに違う効果があるのを、自分の体が感じます。

距離感も変わりません。
((私の場合は)ちょっとリストを入れて打つ距離(15m以上)のロングパットになると、すこーし距離感がズレましたが、逆にその距離も振り子ストローク式でこなすように直すちょうど良い機会かも知れません。)


これを書くにあたって、日本語サイトも検索してみましたら、ありました、ありました。
私が訳して説明するよりも詳しく書かれています。

プロ-バランス・ウエイトシステム

さよなら サヨナラ
って。(笑)



[Pro-Balance System]って呼んでるみたいです。
説明の方は、詳しすぎてちょっと分かりにくいかも知れないですね。(笑)

でもこのページは一般消費者(ユーザー/ゴルファー)じゃなくって、業者さん向けに用意されてるみたいです。
データも詳しく並べてあって、親切丁寧に書かれています。

(そういう訳で、フィッティング用のキットはユーザーには(最終的には)関係ありません。
説明の無い「パワーリング」もフィッティング用で、実際には使用されません。)

なんか良さそうだ。って感じしてきましたでしょうか?(^^)



ところでですね、この開発元のBalance Certified Golf Inc.って言う会社、すごいんですよ。

オンライン・ショップのページに商品一覧があります。

その中に、The Shaft Stabilizer(シャフト・スタビライザー)っていう商品があるんですが、これがまた一部で話題沸騰中みたいなんです。

記事を書こうと思って日本語のページを調べてて分かったんですが。



あの有名なフリーのクラブアナリスト、マーク金井さんが近頃はまっていらっしゃると言うことで、今月3本も記事が上がっていました。
GDOブログの記事、読んでご覧になってみてください。

非常識な飛び道具!?
生キャラメルの魔力!?

シャフト・スタビライザーは、マーク金井さんのアナライズ神田スタジオで買えるそうです。

値段も、開発元のBalance Certified Golfのとほぼ同じくらい、輸入手数料・送料・関税なんか含めて考えますと、ちょっと無いぐらい良心的な価格設定ですね。(^^)

このシャフト・スタビライザーもオーダーしてみました。
来週くらいには届くと思いますので、なんどか試打をしてみて、また記事にしてご報告しようと思います。(^^;


実はパターの方のドロップイン・ウエイトもそうなんですが、後から違うウエートに取り替えたり、取り外したり、自由に出来るんですよね。

フィッティングしてもらうのは、重さがが色々揃っている中から選ぶためだけであって、取り付け取り外しはすごい簡単なんです。
後から取り外して止めちゃうことも出来るし、ゴルフコースやその日の調子によって重さを変えたりも出来ます。
ですから、試して後悔するってこともあり得ません。



さらにですね、Balance Certified Golf Inc.って言う会社には、
Frequency Filtered putter shaftって言う商品もあります。




これは、パッティング時のシャフトのフィーリングを繊細に感じさせるためのシャフトです。
プロフォース・シャフトを出しているUST(United Sports Technologies)社のブランドで販売していますが、開発はこのBalance Certified Golfです。
(日本ではプロフォース・シャフトの販売はマミヤ・オーピー社になってるんですかね。)

PING社には、WRX(ワークス)って言う部門があって、ツアー用のクラブを専門にカスタムフィットしたりしているのはご存知の方もいらっしゃると思うのですが、このFrequency Filtered putter shaftは、ツアーモデルのパターに採用されていたりします。

今のところまだプロ専用です。


では、続報もお楽しみに!(^^;



***

追記:

シャフト・スタビライザー(続報1)をアップしました。
シャフト・スタビライザー(続報2)もアップしました。
シャフト・スタビライザー(続報3)もアップしました。

1/23/2009

スイングの軌道


「ダフる」という記事で、「当たりが薄い/厚い」という表現を私はいまいち理解できていない、ということに気が付きましたので、グーグル検索して調べてみました。

golfreak銀さんに教えていただいたとおりで、いろいろな表現がいろいろな人によって微妙に違ったニュアンスで使用されているようでした。
でも、一番一般的だったのは、golfreak銀さんが教えてくださった用法でした。(^^)



まとめますと、「当たりが薄い」の方は、いろいろな使い方をされているんですが、総合的にみまして、

1. そう悪いショットではないが、芯を外れて打っている。(打点が下方にズレているとは限らない場合も含む。)

2. 多くの場合、トップ気味にフェースの下の方で打っている。

3. その結果、DRやFW、2I、3Iなどの長いクラブでは飛距離が落ちやや力の無いボールになる一方、短い方のアイアンやウエッジでは、フェースの下の方で打っているため弾道が低く出てしまい、飛び過ぎるミスになる。

ということのようです。


他方、「当たりが厚い」の方は(golfreak銀さんも使わないとおっしゃっていますが)あまり使われていないようです。

「ゴルフ」と「当たりが厚い」の2つをキーワードとして検索した結果は、非常にわずかな使用数でした。
しかも、(ゴルフがキーワードにもかかわらず)そのほとんどがテニスに関する記述でありました。
(ちなみにテニスでは、重いボールを打ち出すストロークを表現して使われているようです。)


稀に、少しダフリ気味の打球を「当たりが厚い」と表現する人も中には居るようですが、一般的では無さそうでした。
強いて言うとすれば、「よく捉まった球」と同義語、と言うことになりそうです。


英語の、thin / thickという概念とはどうも違っているようです。
ただし遠くはなれて居るわけでも無いようです。(^^)


↑ の「当たりが薄い」方の、3. で書きましたように、打つクラブに拠ってボールを捉える感覚は実は少し異なっているようです。
(私はどのクラブも同じスイングで打っているつもりなのですが、取るスタンスやボールの位置、クラブの機能によって、ボールとクラブフェースの関係は異なってくるのでしょう。)



と、いうことで本題です。
(前置きが長くてすみません。(^^;)


ボールをダウンブローに打つ、という言い方があります。
実は、「ダウンブロー」は厳密に言いますと和製英語(つまり日本語)です。

英語では、“descending blow(ディセンディング・ブロー)”
もしくは “downward blow(ダウンワード・ブロー)”と言います。
“blow”はボクシングのボディー・ブローのブローと同じ、「打撃」と言う意味です。

前についている単語は両方とも、「下方へ向かう」という意味です。


私のイメージしますダウンブローは、ボールを自分の右寄りに置いて、ダウンワードの軌道の中でボールを捉えるもので、特にスイングを変えて打つものではありません。
(あくまでも私の勝手なイメージの中でのお話です。)


とても正確な軌道とはいえませんが、イメージを図にしてみました。
画像をクリックで拡大します。


ここで何が言いたいのかといいますと、
ダウンブローにボールを捉えると、ボールがクラブフェースを転がり上がってスピンをかける結果になりボールが上がってくれるので、結果的にクラブフェースの上下のブレに対して寛容になってくれる、ということなんです。

図中の青い線がダウンブローのクラブフェースのボールに対する軌道のイメージで、赤い線が軌道の最下点でボールを捉えようとしたスイング軌道を表わしています。


青い線の方は、ボールの赤道か下手するとそれよりも上に入っても、ボールが地面と接している「c点」で支えられて、地面とクラブフェースの面でV字に挟まれるためボールはフェース面に駆け上がってくれます。
結果、上下のブレ幅にして、図の「a」の幅であれば、弾道の高さやスピン量の違いこそあれども、そこそこ悪くないショットになってくれます。

一方の赤い線の方の軌道では、そこそこナイスショットになってくれる幅はおおよそ図の「b」の範囲で、これより上は「scull shot」、下は「fat shot」になってしまいます。


・・・と、まぁ手前勝手なイメージで解釈しておりまして(^^;、どちらかといいますと「スピンをかけるため」と言うよりは「ブレの許容範囲を拡げる為」に、ダウンブローを心がけている、というのが私の思っているところです。


「スコアラインの下から2本目で打て」、なんていう高度な教えを唱えているプロもいらっしゃいますが(例えば高松志門プロとか。この方の感性のゴルフ、ゆるゆるグリップ、私はとても好きですが。)、私には到底そこまでの技術力がありません。(^^;

ああ、ごめんなさい。(笑)


1/20/2009

再告知です。


!!!!!?


ちょっと事態が思ったよりもずっと身近で、みんなで気をつけた方がいいかも知れませんので、再告知します。

「あなたのDRは大丈夫??」の記事に付け加えまして、


ノリさんから貴重なご報告を頂き、そしてまた私の方でも驚異的な検索結果を得ました。

「あなたのDRは大丈夫??」コメント欄


まずはみなさんも、十分にご注意なさって下さい。
そして、ことに備えてのデータ収集・整理が必要かと思います。
聴覚検査も念のために録って置かれるとよいかも知れません。


今のところ、私にはどうするのが一番良いのか正直よく判りませんが・・・、
少なくとも注意を払い、お気をつけ下さい。


私のところのような、極小アクセスしかないブログで告知しても効果薄ですが、黙っているよりはマシかと思いまして、せめてお友達登録なさっている方々には注意していただきたく、再告知いたします次第です。




***

以下、具体的なやり取りです。



---

今日こちらはキング牧師の日です。

うひゃー、ノリさんのコメントは深いですねー。
とか思って検索してみたら!!

なんとなんと!、
この法政大学の研究結果には、ドライバーの打球音には4,000Hz付近に大きな1次ピークと、6,000Hz付近に2次ピークがあるって書いてあるじゃないですか!!


ちなみに人間の聴覚と音の周波数の関係は、
ここにある記述に拠りますと、耳で受信可能なのは20Hzから20,000Hz、「最も敏感になる周波数としては、3000~4000Hz」で、低い周波数になるほど聴覚では受音しにくくなる傾向にあり、そして年齢が上がると特に高周波の帯域〔高い音〕が聞こえにくくなってきます。
となっています。

ピアノの周波数は30~4000Hz、トランペットは190~990Hz、人間の声は85~1100Hz(つまり会話には全く支障が無いのですね)、イルカは7000~120,000Hzの発信音が出せる、そうです。


真面目なお話、ドライバーの打球音による被害の可能性が高いかも知れません・・・。


全然シャレになりません・・・・。

ちょっと背筋に冷たいものを感じてしまいました・・・。
ノリさん、ごめんなさい。


この記事、私のブログなんかじゃなくて、もっと広く読まれているブログに掲載してもらった方がいいのかも・・・。


ここ(
人間の耳に合わせた国際基準)のグラフを見ましても、4,000Hz&120dBという騒音は、全然シャレになっていませんです・・・。

画像をクリックで元ページにリンクしてます。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年01月20日(火) 10:19



おはようございます最初にこの記事読んだ時は、
「そんなことってあるのかな~?」でした。
ところがです、思い出しました、自分のこと。
毎年の健康診断に聴覚検査があるんです。
何年前からかは調べなければ分かりませんが、
左耳の4000Hzの欄に「所見あり」が続いています。
心当たりがあったんです。それは携帯ラジオ!
仕事柄制約を受けませんので昼間はつけっ放しです、十年以上ですね。それも左耳だけで。
てっきりその為の結果と思いラジオは止めていました。
もしこれがチタンドライバー使用はじめと符合したら・・・クラブメーカーはPL法か何かの対象にならないのでしょうか?
ラジオを止めても聴力検査の結果は同じですね。
不自由はまったくありませんけれど。
あのインパクト時のノイズ?は意図的に替えられるんでしょうね。
「飛んだ!」と思わせる錯覚?を意図に音を決めているとしたら・・・
何かユーザーを小馬鹿にしていると思っちゃいますね。


Posted by:ノリさん at 2009年01月20日(火) 06:14