12/16/2011

続・ iPING 試してみました。


iPING 試してみました。 」という記事の続編ということで。


もうちょっとスピードの速いグリーンで試してみたいということで、行ってみました。

ここのグリーンは、前回よりは速いですが、普通のスピードのグリーンということで、最初の4回は少しだけ下りのストレートラインにボールを置きまして、速いグリーンという設定で測定してみました。



iPhoneがグリップのすぐ下の位置にくっ付いているのが見えますでしょうかね? (^^)
そんなに違和感無いでしょう?

この写真は、5つ目と6つ目のデータの録っている時の位置で、ほぼ平らのほぼストレートのラインに構えて打っています。


余談ですが、ご覧のように私はボールをかなり左足寄りに置いてセットしてパッティング・ストロークしています。



なにはともあれ、データの方を。


session
Stroke Arc
Impact Angle
Tempo
Consistency
1
8.2
-1.7
2.1/1
6.5
2
8.1
-1.3
2.2/1
0.3
3
8.1
-1.6
2.1/1
0.8
4
8.7
-1.7
2.2/1
0.9
5
10.5
-2.5
2.2/1
10.2
6
10.5
-1.6
2.1/1
3.6
7
8.3
-1.2
2.2/1
11.9
8
8.8
0.1
2.3/1
5.6





P1
10.7
-0.6
2.2/1
6.5
P2
11.3
-1.0
2.2/1
3.1
P3
12.9
-3.1
2.2/1
6.1
P4
12.2
-0.6
2.2/1
2.6


それぞれ、5つのボールを打った平均値です。
そしてその5つのバラつき具合が、Consistencyに数字で出てきます。


下の欄の、P1~P4は前回の記事の時に遅いグリーンで録ったデータです。


やはりストローク幅が小さくなる分だけ、ストローク・タイプのアークの数値も若干は小さくなりました。
依然としてStrong Arcタイプには違いないのですが。


セッション1~4は、少しだけ下りの速いラインです。
( 2~4のConsistencyが非常に良い数字になっていますが、たぶん何かのまぐれです。)


セッション5、6は、ラインを変えてほぼフラットのほぼストレートのラインを選んでストロークしてみました。
ストロークが大きくなっていることが見て取れます。

Consistency的には、私のストロークは本来この辺りの数字が妥当なところだろうと思います。



それから、それぞれ 1セッションづつしか行なっていませんが、セッション7 と 8 のデータはそれぞれ、気持ち下りになるスライス・ライン、気持ち下りになるフック・ラインを選んでパットしてみました。


わずか10フィート (約3m) のパットですが、如実にデータに出るものですねー。 ちょっと感心しました。

セッション7 のスライス・ラインのデータは、平均値には出て来ませんが、1回1回のストロークを見てみますと、インパクト・アングルがすごく大きくバラついていまして、Consistencyの値が過去最大に悪くなっています。

ほんの少しとは言え、人類には決められない(笑) スライス・ラインのダウンヒル・スライダーですから、私にとっては非常に uncomfortable (気持ちの良くない) なストロークなのです。(^^;


反対に、フック・ラインの方は同様の軽いダウンヒル・スライダーにも関わらず、なかなかにcomfortable (心地よく) にストロークしているように感じました。 数字にも出ていますね。

さらに面白いことに、インパクト・アングルが初めて僅かにオープンになっています。

フック・ラインですから、subconscious (無意識) が何をしようとしているか明らかですね。
構えのラインの膨らませが足りないことを補おうとしているようです。

テンポの数字も、これだけが僅かに大きくなっているのはフォワード・ストロークのスピードがほんの僅かに上がっているということで、好きなフック・ラインで気持ちが打ちに行っている現れじゃないかな、と思ったりしました。


何れにしても、サイド・ラインというのは、ストロークがブレてしまいやすい条件下にあるかも知れません。


前回の記事で、総じてヨーロッパのプロの方がテンポの数値が大きめだったことを思い出しました。

コース・コンディションの差なのだろうかと想像いたしますが、割合に“ストローク”して (“ヒット”して) 打っていく感じでパッティング・ストロークをする傾向にあるのではないでしょうかね。



この測定器、思ったより細かく正確に測定が出るもののような気がしてきました。(^^)


あともう一つ、ちょっと思ったのですが、

今回はストロークをスムーズに行うことを第一に考えてストロークしていました。

でも実際のところ、カップ・インすることに注力してパットしてデータを録った方が、よりsubconsciousの影響を色濃く反映したデータが出てフィードバックのためになるように思いました。


楽しいですねー。

パター・タイプに拠るストロークの自然な変化とか、いろいろ試してみたくなって来ました。

(基本的には、まっすぐの10フィートのラインをしっかり安定して打つために用意されてるみたいですけど、無理やり応用して色々試してみたくなって来ました。(笑))


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追記: 書き忘れていたこと2つ。

先週、iPINGアプリに対戦ゲーム機能が追加されました。
(使う人いるんだろうか?)

それと、ストロークを感知して測定がなされた時、「ping!」っていう、A-1を打った時の音が出ます。(^^)





12/07/2011

iPING 試してみました。


すげー!
ブレイキング大ニュース到来です。

http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111208&content_id=26127586&vkey=news_mlb&c_id=mlb


アルバート・プーホルズ (とC.J. ウイルソンが)今日、我がエンジェルズに加わりましたよ。(^^)



ちょっと工作。(笑)


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もう半年も前になってしまって恐縮ですが、iPING (パッティング・アプリ) という記事をご記憶でしょうか?

画像をクリックでPINGの当該ページにリンクしてます。


ようやく私もBlackberryの2年契約を終え iPhoneを入手しましたので、さっそくiPINGをダウンロードし、試してみました。(^^)

まったくもって気の長く遅いupdate情報で申し訳ありません。(^^;



iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationをパターのグリップのすぐ下に取り付け、パッティング・ストロークを記録・分析するアプリケーションです。

1. ストローク・タイプ、  2. インパクト・アングル、  3. テンポ

の3種類のデータを、iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationに内蔵されている「加速度計」と「ジャイロスコープ」を利用して測定し、表示してくれます。


まだ1度だけ練習グリーンに持ち込んで 5つのボールをパットするセッションを4回、データとして採ってみただけですので、使いこなしているとまでは言えませんが非常に興味深い測定器でした。


これね、iPINGというアプリケーション自体は無料なのですが、

iPhoneをパターのシャフトに取り付ける「クレードル」というただのケースが最寄りのゴルフショップで$29.99もしました。



(しっかり固定さえ出来ればガムテープでもなんでも良さそうです。ただ、ゆらゆらしては駄目です。がっちりしっかりと。
わざとずらしてみたりしたのですが、パター・フェース面に完全に垂直にセットしなくてもデータはさほど変わりませんでした。)


箱から取り出して・・・、



何の変哲もありません。 単純明快。
右下の穴はカメラ用かな?

(・・・さすると、今思うにiPhoneを逆さまに突っ込むのか。私、お尻から突っ込んで使ってしまいました。 ・・・でも影響なさそうです。)


こんな感じ。



これをシャフトにバチッと嵌めて、1セッションに5ストロークをパッティングするだけです。



気になりますのはこれを取り付けた場合の重さの影響ですが、やってみた感じではやはり影響はありますねぇ。
iPhone本体重量が 130-140g ありますですからね。

ただまぁ、私の場合は普段のパターに110gのカウンターウエイトを仕込んでおりますので、普段のパットが出来ないほどには大きな違和感は感じませんでした。

ボールをヒットした瞬間に、シャフトのしなり方が多少違うのを感じます。
カウンター・ウエイトと違って、シャフト内に収まっていなくて重いものが外付けでくっ付いていますから。


このアプリは、基本的には10フィート(約3m)のパットをして測定するようにセットされています。

ですから、ストロークもさほど大きくありませんですし、測定には苦労はしないと思います。(^^)



真ん中の数字「0」が「5」になるまでストロークをして、測定終了です。

ボールは5個用意した方がいいですね。

いちいちカップまでボールを取りに行って5回打ってもアプリの方は待機して待っていてくれますが、リズムよく続けて 5ストロークした方が良さそうです。


測定のトリガーはよく判りませんが、パッティング・ストロークを動きで拾っている様子ですので、ボールをたぐり寄せたりとかパターを多少動かしても測定を起動しないようです。

また、誤って起動したとしても、ストローク1個づつを録り直すことも出来ます。



こうして採ったデータを、プロのデータ等と比較できるわけですね。


(ここからは「続きを読む>>」にします。(^^;)


12/05/2011

ラウンド記録 (アナハイム・ヒルズの2)


先週、タイガーの独占インタビューをESPNラジオでやっていて、本人の口から「ものすごく良い手応えがある。」と聞いていたのですが、本当に優勝しましたですね。

来季の本格復活に向けて楽しみになってきました。


インタビューの中でひとつすごく興味深かったのは、タイガーのフィストパンプ&雄叫びについてです。

タイガーによると、本人的には「まったく記憶にない。」そうなんですね。
「自然なリアクションで出てしまうもので、本人も覚えていないんだ。」と。

「ハッキリ覚えているのは、ボールが吸い込まれたカップとグリーン、それから青い空かな。」
「あとで録画で見て、自分でもなんか可笑しい気がするぐらいなんだよ。」


こういう話、タイガーからはなかなか聞けないので、興味深いインタビューでした。


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さて、45マイル/h (約20m/s) はあろうかという強風の中、ラウンドをしてきました。

以前ご紹介しております、アナハイム・ヒルズです。

このところの強風では、停電になってしまう区画が出たりしてニュースになっていました。
多くのゴルフコースや動物園などでは敷地内の木が倒されてしまったりして危ないので伐採したり、対応に大わらわでした。


そんな中、ゴルフやる奴居んのかよ?みたいな条件下でのラウンドです。(笑)

外したパットが風で20cmも戻ってカップインするの、初めてみました。(@_@)!


遠方から友人が来てくれてのラウンドですから、延期って訳には行きません。
(・・・っていうか、何であろうが私はラウンドしたいんですから。(笑))


Anaheim Hills Golf Course
http://www.playanaheimgolf.com/golf/anaheimhills_course/


アップダウンがすごくて殆ど全てのショットが傾斜地から打つような感じで、普段でも狭めで難しい印象のコースですが、この風では大変です。

約6ヶ月前に、フロント9とバック9を入れ替えたのだそうでした。

早朝で寒くて体が堅いのに左右が危ない打ち下ろしのスタートホールは厳しかったですから、これは良い変更と思いました。
(まぁ、この日の場合は大して影響ないといえばなかったか。(^^;)


今回、私らしからぬ自体ながら、スコア記録がありません。
分かっているのは50・49 = 99の大叩き ( とはいえ、このくらいのスコ アは予想されるコンディションでしたが。) だったことだけです。
パット数も分からないのですが、3パットが8回はあったと思いますので、40-42パットぐらいでしたでしょうか。

一応SCGAにスコアをポストはしますが、私のスコアデータ整理には入れません。
(上達振りとかとは関係なくなってきますので。)


まぁ、ちょっとゴルフにならないかも知れないけど楽しいから行っちゃおうか?っていうラウンドです。



いやー、叩いちゃったですけど、楽しかったです。

フラットで無風の条件でドライバーを普通に280yは飛ばす友人(アルハンブラトランプ・ナショナルでも一緒にラウンドした友人です。)が一緒だったんですが、

その彼のドライブが、風の影響で360y飛んでいたり、しっかり打ったボールが170yしか飛んでいなかったり、

はたまた、パットはフォローとかアゲンストの風を読みながら打たないといけなかったり、冒頭に書きましたように、別な友人のパットが外れた後、20cmも風で戻って来てカップインしたりと、希少な経験が出来ました。(^^)

パットした直後にビュビューっと突風がボールを押してグリーンの外まで行っちゃったり、すごい状態で、とてもスコア付けて居られなかったんですよね。(^^;



写真は、かろうじて2枚だけ取りました。


6番ホール (旧15番ホール) は、豪快な打ち下ろしの366yです。右には池。

画像をクリックで拡大します。


この爽快な打ち下ろしに、やや右から左ながらグリーンに向かってすごいフォローの強風。

私のドライブもかなり上手く打てて、普段では経験できない飛びで残りは約70yでしたが、例の友人のボールはなんとグリーンエッジまで行きました。
ほんの2ヤード左に行っていたらグリーンに転がり乗っていたことでしょう。 すごいです。(^^)



もう1枚の写真は18番のパー4、419yです。

画像をクリックで拡大します。


狭く見えますが、打ってみると ・・・やっぱり狭いです。(笑)

しかも長いです。
でもってこの日はやや右から左の強風の向かい風で、その上ご覧の通り強烈に登ってます。

良いボールを打ったんですが、右のバンカーにわずかにかかりました。
アゴが高く、SWで出すだけにしました。 ・・・はずのボールが、コース左はじ寄りの木の近くまで流されてしまう始末でした。


3打目は枝の下を抜いて120yぐらい、グリーンそばまで6番Iで 低く打ちました。
そこからの寄せが上手くスピンが効いてOKに付き、それでもボギーがやっとでしたです。

この日はパー4つだったかな。

トリプルも随分打ちましたです。 3パットで輪をかけちゃいますし。
(ちなみにパッティングは悪くなかったんですよー。 ひとホールで、50cmを外して2m行っちゃったのがありましたが。(笑))


なにはともあれとりあえず完走、とても楽しくラウンドいたしました!(^^)