3/08/2016

iPINGをエースパターでデータ採り直し


AdidasがTaylormadeを買収する話が出ていますねー。(@_@)!

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再度 iPINGのデータ採りです。

お友達の道具屋さん最近周りでやけに流行っているとおっしゃっていまして。(^^)


この間のデータはこちらです。(スペアのパターでやってみたせいかどうか分かりませんが、テンポとかちょっとデータが変でしたので。)
         ↓
進化していた iPING を久しぶりにやってみました。


過去 (2011年) の記事はこちらです。

iPING (パッティング・アプリ)
iPING 試してみました。
続・ iPING 試してみました。



設定は、スティンプメーターで 9.5フィートくらいのグリーン上で10フィートの距離を5回1セットでパットします。


2回やりましたデータがこちらです。(^^)


1回目



2回目



2度目のセッションの方がほんの少し安定していますね。

Closing Angle (一番開いた時と一番閉じた時の角度の差) は、どちらも平均値 6.5° となりました。
Strong Arc 寄りの Slight Arc に分類されました。

Impact Angle も最終ストロークは -2.3°、−0.0° とバラけていますが、どちらも平均値は-0.4° でした。若干のクローズ。

前回、テンポのデータが 1.6 と出ていておかしかったのですが、今回は両方とも5年前と同じ 2.2 になりました。ちょっと安心。


Lie Angle (ライ角) はインパクト時で 71.8°、71.2° ということで、どちらも 71° ちょっとという感じですね。

Shaft Lean は前回は若干のハンドファースト方向でしたが、今回は両方ともにわずかにハンドレイト方向でした。私の場合はボールをかなり左にセットしていますしね。(左足かかとの内側線上にボールの右端、くらいです。)
とはいえ、1°程度ですから前回も今回もほぼ真っ直ぐ立っている状態と解釈してよさそう。


やはり、エースパターの方が格段に安定する様子です。


パターに関しまして、ちょっと気になるスペックがありましたので、エースパターの方は最近ほんのり微調整をしました。

この件に関しましてはまた別記事をポストいたしますが、ライ角調整とかの思い切ったやつではなく、ほんのちょっとです。
背景となった実験を動画で見ていただこうと思っています。
(自分の理解でいいのかどうか、いまいっちょ確信できない部分も多少ありまして。)


この調整がコースでもすごく良い方向に出ることを大いに期待しています。(^^)



3/06/2016

ウエッジの距離のコントロール: 3x3システム (プラス 2x7システム)


アダム・スコットの2週連続優勝。
今季は長尺のアンカーリング・パッティング・スタイルを手放す形になっていましたが、乗り越えたどころか逆に何かを掴んだ感さえありますですね。

Aim Pointも取り入れたり、積極的に取り組む姿勢が伺われますね!


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6年以上も前に書いておりました「3x4システム by デーブ・ペルツ」という記事、当時は私の中では正直まるで消化できていませんでして、

一昨年の4月に「「えんやーとっと」のハーフショット 7時半」というエントリーと、続けて「コントロールショットの練習動画」というエントリーまできまして、ようやくスリークォーターショット9時と、ハーフショット7時半、そしてフルショット10時半のスイングのシステムが少しづつ消化できるようになって来ました。

一番大きかったのは、ゴルフ友達のひとりがレーザー式レンジ・ファインダーを私にくれたこと、です。(笑)


そもそも正確なコンタクトでアイアンやウエッジを打つ実力でもないと自覚し、アイアンショットに関しては基本的にはクラブを持ち替えてフルショットするだけ、たまにスリークォーターで打つのは ノックダウン・ショットを打つ時か、ファエウエーバンカーや傾斜のきついライからなどのフルショットでは安定しない状況からのショットくらい、というものすごくアバウトなゴルフでした。

100y以内のショットに関しては、3x4システム by デーブ・ペルツこそ頭には入っては居るものの、そもそものピンまでの残り距離がものすごくアバウト、むしろ遠くても100yの杭の近くからの方が距離が合って寄っちゃう!?という状態で、40-80yともなれば多少歩測も加えてみたりはするものの大概は目分量でウエッジを振ってはみるもののあとは運任せでボールに聞いてね、というゴルフだったと反省しています。



こんなごく普通のレーザー式レンジファインダーで、友人がもっと小型で高性能のやつを買ったので古い方をくれたのです。 eBayで売った方がいいんじゃないの?といいつつそれなりのお礼をしまして使い始めることにしました。
近頃の高低差まで出るような高性能版ではありませんが、距離は非常に正確です。
旗がリフレクターを付けてあるタイプですとかなり遠くてもさらに正確です。

なんでもかんでも測るんじゃなくって、最初は隣のホールに行っちゃった時とか(笑)、カートのGPSでの距離表示とどのくらい整合性を見せるかとかパー3で試してみたり。


ところがですね、ある時点で「これは100y以内の距離に使うと一番使い手があるんじゃないか?」「3x4システム (私の場合にはウエッジ3本ですから3x3システムですが)のフィードバックに良いのでは?」と思うようになりまして。


そして、こちら ↓ の「コントロールショットの練習動画」というエントリーの追記に至ります。

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(4/26/2014 追記)

ウエッジのシャフトに、7:30、9:00、10:30、それぞれの飛距離を練習場とシミュレーターとで少し数打ってみまして、それっぽい数字を書き入れてみました。




左から、SW、GW、PWです。 (私のSWはロフト角が54度です。)

それぞれ、今までフルショットだと勘違いしていました実際には110-120%のMax飛距離は、左から80y、100y、110y くらいの感覚でしたので、大体良い数字になっていると思います。

端数が細かいのは、私が正確に打てるからでは決してなく、理想的なテークバックで安定して打てたときには この距離に近くいて欲しい、ぐらいの目安です。

とはいえ、我々人間のsubconsciousに理想を意識させておくことは間違いなくプラスに働くはずです。

(ちなみにルール的には適合しますので心配は要りません。)

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シャフトに書いてある数字はクラブが変わって若干変わっているのもありますが、今も書いています。  →  こちら

距離は、一般的なグリーンの状態でフラットをイメージ、ゴルフショップへ行ってフライトシミュレーターを使わせてもらいまして、安定した状態でいくつもボールを打って(私の場合は)多少のランも含めたトータルの距離で書いています。几帳面な方はキャリーの距離も抑えておくと良いと思います。
(本来のペルツのシステムはキャリーの距離だったと思います。)


そして一旦コースに出ますと、今度はレンジファインダーで得られる距離と、そこから高低差や芝のライの状態、風やグリーンの硬さ、速さ、受け具合、左足上がり下がりの傾斜など、足し引きをする見積もりによって打つクラブを選びます。

まー大抵の場合はチップする場所よりグリーンがせり上がって高い場合が多いですね。
それとグリーンがコンパクションの影響などでどのくらい止まりやすいか、のファクターが割と大きく関わってきます。
レンジファインダーで測った残りが52yだったとして、例えば「大体56-57y打てばちょうどいいかな?」となったら『54度のウエッジで9時』を選択する、って形になります。


このシステムを取り入れたことによる効果としては、まずいわゆる素ダボが大幅に減りました。
乗らず寄らず3パット、とか、乗らず乗らず寄らず入らず、とかのパターンでのダブルボギーがほとんど出なくなります。
(他のパターンのダボは出るんですよ?(笑) )

ラウンドに1回か2回あるかどうかではありますが、ティーショットをミスしたホールで2打目をレイアップしてからの3x3システムショットでパーセーブとか、パー5でのバーディーとかが決まることもあったりして、これはすごく嬉しいです。



それともう一つ。

7時半のテークバックで打つハーフショットはなかなか難しいのですが、9時のテークバックで打つスリークォーターショットは慣れてくると一番安定して打てます。
そこで私は、9時の飛距離を6番I〜9番Iのシャフトにも書いています。

2種類(9時、10時半)のスイングにアイアン4本とウエッジ3本で、2x7のシステムになりますね。
上手く使えば、方向性の良いとても有用な武器になります。(^^)



特に大切だなー、と感じますのは「フィードバック」です。

距離を測ってから、諸条件による見積もりをしグリーンのコンディションを考えてチップショットやピッチショットを打ち、次回の状況への精度向上に繋がるように経験値を上げていく、という手法は、ちょうどパッティングの際の歩測とストローク後のフィードバックと同じ感じです。


今後ともフィードバックをかけてブラッシュアップしていけたらなー、と思ったりしてます。

お奨めですよ!(まだ私は十分にはマスターしてませんけど!)



3/03/2016

進化していた iPING を久しぶりにやってみました。


お友達の道具屋さんイーデル・パターのフィッティングにいらしたところ、ストロークに合っておりませんので他のパターをお奨めします。と言われ、ライ角の合うパターを新しく購入なさってライ角調整もなさる予定で調子が良さそうだ。という記事を書かれていました。

フィッターさんのところで取ったデータと、iPINGのアプリで取ったデータがほぼ同じであったということも書かれていまして、懐かしいと同時に iPINGが進化していたことが判りました。
あれ、すごいアプリなんですよね。 状況の差によるストロークのほんの小さな変化が如実にデータに出ます。

私は過去に3つ記事を書いておりまして、いずれも2011年のものです。

iPING (パッティング・アプリ)
iPING 試してみました。
続・ iPING 試してみました。


随分と画面も変わっていました。

実のところ、iPINGというアプリではなくなっていまして、PINGのアプリの一部、Putting Practice with iPING Cradle という位置づけになっていました。



まずはアプリを立ち上げ、 iPhoneを壁などの垂直面に押し当てて、キャリブレーションをします。

そして、「Ping!」って音とともにボールをストロークします。


いまだに iPhone 4Sを使っていることもありまして、PINGから当時出ていたクレードルも健在ですので、カーペット練習場にて10フィート相当の距離を10ストロークしましてデータを取ってみました。



実際には、グリーン上で10フィートの距離をパットするのですが、このカーペット練習場は私が普段ラウンドしますスティンプメーターで 9.5フィートくらいのグリーンと比較しますと 30%ぐらい速いスピードですので、13フィート、カーペットのタイルで6枚半を設定しまして、10ストロークしてみた訳です。



出てきた私のデータがこちらです。(^^)
(えーっとまぁ、定時の夕方4時はだいぶ過ぎてますのでオフィスでちょっと遊んでもまぁ良しとしといて下さい。(^^;)



過去の記事の数値とさほど変わっておりませんですね。

Closing Angleというのが、一番開いた時と一番閉じた時の角度の差でして、私のストロークは 8.9° 平均6.6° ですので、「Strong Arc」「Slight Arc」と診断されます。Strong Arc 寄りの数字です。
PINGに因りますと、L字パターが一番合います。45度くらいのアンサーでも可です。という推奨です。

6.6° となっているのが、Consistency (安定度) のデータと思われます。(かな?)
私のHDCPのパッティングの腕前としては、まぁまぁと言ったところの数値でしょうか。
これはどうやら8.9が最終ストロークのデータで、6.6度が平均値ですね。
consistencyは、棒グラフの凸凹に現れていると考えて良さそうです。(以前はconsistencyって項目があったのですが。おそらくPatting HDCPというAppのメニューの方にあるのかも知れません。)

Impact Angle -0.4° というのは、ボールを打った瞬間のフェースの角度で、マイナスはクローズ側に0.4度閉じているという意味です。 この数値はプロでも 0° ではありませんで、+でもーでも良いから毎ストローク同じ数字になることが望ましいそうです。

5年間でテンポがちょっと速くなっていたところだけが、過去の数値と変わっていた部分です。 以前は2.2くらいでしたので、これはちょっと早過ぎのような気も。
デジタルパットに慣れて、あまり目で視認しなくてもよくなったので早くなったのか、もしくは (こっちの方が怪しいと睨んでますが) ドライバーのスイングのテンポを短くしたことでパターもテンポが短くなったの“かも”しれません。
(そうだとすると、自分的には軽く衝撃かも。)


さて、そして下2つが以前のiPINGには出なかった (と記憶してます) データです。

Lie Angle (ライ角) は18.3° となっています。 インパクト時の鉛直に対しての数値なので、パターのライ角でいうところでは 71.7° になります。
上の写真には出ていませんが、セットアップ時のライ角も記録されていまして、そちらは 17.1° となっていました。 72.9° 相当ですね。

最後に Shaft Lean というのはシャフトの傾きで、インパクト時で -0.3°、これはハンドファースト方向にわずか 0.3° 傾いてますよ、という意味です。
同様に、セットアップ時の傾きも記録されていまして、私は -2.4° でした。
まぁ、これはほぼ垂直と言ってもいい範囲ではないでしょうか。


私のパターのスペックは、ロフト4°、ライ角71°、シャフト長(パター長)が35インチとなっています。
大体ストロークに合っているんじゃないでしょうか。
データを取る度に、例えば実際のグリーンでストロークしたりですとか、出てくるデータは若干違ってきますので、おおよその部分で合っていれば大丈夫だろうと考えます。

ヘッドのウエイトも変更して少し重くしていますが、それ以上に利いているカウンター・ウエイトが入っていますので私には先代同様とても使いやすいパターです。(^^)



このアプリは本当にすぐれものです。

例えば測定にはまっすぐのラインを打つように推奨されていますけれど、敢えてグリーンのフックラインの部分でデータを取りますと、以前「ダウンヒル・スライダー」という記事に書きました、「subconcious (潜在意識) が足りない読みを補おうとして勝手にパターヘッドをオープンにしてインパクトする」なんていう様子が数字に出て来ます。
本人は真っ直ぐ打っているつもりなのに勝手にフェースが開くんです。 これはもちろん結果にとっては良い方に出る動きです。


iPhone 6 以降用のクレードルが販売されていないところが玉に瑕なのですが (PINGのHPを見ましたら売っていました! 以前のようにゴルフショップには出回っていないのですが)道具屋さんのブログでクレードルの代替品を自作でDIYする方法が紹介されています。

是非お試しになってみてください。(^^)


しかしPINGでクレードルを販売しなくなったのはもったいないですねー。


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追記 (3/08/2016) :  追加データを今度はエースパターで採りました。

                iPINGをエースパターでデータ採り直し